寝て起きたらスーパーアースの草原でした   作:扶桑畝傍

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第15話 寝不足は最大の敵

あ゛~

 

「「眠い。」」

「右に同じ。」

 

俺達は先の商人の護衛を引き継ぎつつ

この町の井戸掘りをこなさなければならなくなった

 

商談相手は取引時間を

月が真上に来る時とかほざきやがった

 

〈あの~〉

「うぉ、クロノス、どしたの?」

〈もしかしたら忘れてないかな~って〉

「ん?もしかして

 クロノスの力で

 一眠りぐらい何とかなるのか?」

〈へ?そうなの?〉

「おいおい、

 まぁ、指定空間ぐらい

 時間の流れを遅くか早く出来ないか?」

〈どぅなんだろ、

 神様は良いよって言うかな?〉

「あ、そうだな。」

 

〔神様~〕

 

 

「あり?」

〈返事、来ないね?〉

〔ごめんごめん、

 『片付けに手間取ってさ』

 んで?〕

「お、来た来た。」

〔指定空間範囲なら

 時間の流れを変えても大丈夫かな?〕

〔んん?どう使うの?〕

〔寝不足解消〕

〔ぁ~・・・それなら良いけど

 時間を決めてね?じゃないと

 その流れに『世界の流れが引っ張られるから』〕

〔それ、大丈夫って言わなくねぇか?〕

〔とも言う〕

「なんかダメそう。」

〈そ、そうなんだ〉

〔まぁ、5~6時間なら修正範囲内だから

 出来なくはないけど

 日数を開けて使ってね?〕

〔ちょっとまって?出来るの?〕

〔出来ないとは言わないけど

 『世界の一年を修正する時に』

 ちょっとズレるぐらいだから

 ひと眠りする分には出来るよ?〕

〔助かる、

 ちょっと厄介事でな、

 その商談が夜中なんだよ〕

〔へ~、見てても?〕

〔そっちの仕事が大丈夫なら良いんじゃね?〕

〔録画しとく~ww〕

〔げっ、下手こけねぇじゃねぇか〕

〔そんじゃ、『時間だけは』気を付けてね?

 絶対守ってよ?〕

〔う~ぃ〕

「って事で、

 俺と、ミミと、スピネルミャンの

 3人が入れる空間を頼めるか?」

〈3人?〉

「あぁ、店主の時間を基準にして

 『店主の一分』を

 『俺達の5時間』に引き延ばして欲しい。」

〈それって、店主さん大丈夫かな?〉

「気配的に(サーモグラフィーでも見てるけどさ)

 近場に『人耳』は居ないから大丈夫だと思いたい。」

〈まぁ、それはそうだよね、

 寝ている間が一番無防備だし

 咄嗟に動けないからね〉

「あぁ、その分の警戒も頼めるか?」

〈まかせて!

 やっとキミの役に立てる!!〉

「って事で、店主さん、ちょっと離れます。」

「い、いきなりなにを言ってるんだ?」

「用を足すだけです、流石に、ね?」

「そ、そうだね、オデも用を足して来るよ。」

「そうですか。」

「キイ?どうしたの?」

「あぁ、クロノスにお願いしたら、

 『時間調整』してくれるそうでな?

 5時間ぐらい寝れるそうだ。」

「ごじかん?」

「ねぇ?今、クロノスって言った?」

 

「あれ?時間の概念は?」

「「ない。」」

「あちゃ~・・・。」

〈ど、どうしよ?〉

(いいや、引き伸ばしちゃって?)

〈いいの?〉

(5時間経ったら強制的に

 起こしてくれて構わないから)

〈わ、わかった、やるよぉっ!!〉

 

 

「へ?」

「魔力、すごい。」

「コレがクロノスの『時間調整』だ、

 今から仮眠する、

 流石に眠たいまま戦闘は勘弁だ。」

「「確かに。」」

「くぁっ・・・すまん、寝る。」

「はやっ!?もう寝ちゃったっ!!」

「・・・ねる?」

「しかないね?」

 

(って、こうして寝るの初めてだ)

(ねぇ?)

(スピネルミャン?)

(ミャンでいい)

(わかった)

(キイ、好き?)

(・・・うん)

(じゃぁ、第二婦人予約)

(えぇっ!?)

(だめ?)

(ま、まだそうゆう関係じゃ///)

(・・・私、人耳だけど

 『混ざり物』なの)

「え?」

 

そう言って帽子を外した

 

「片耳の獣耳。」

「そ、はーふ。」

「私と。」

「おなじ。」

「そぅ、そうかぁ~。」

「だから、子供も出来にくい

 女として、幸せになれない。」

「それは。」

「でも、キイなら、きっと。」

「根拠は?」

「『膨大過ぎる魔力』と

 『優しい』」

「そうだね、キイ、

 ホント優しいし、

 私が苦手や嫌な事絶対して来ないし!」

「あと。」

「ん?」

「ゴハンおいしい///」

「あはは!確かに!」

「お前ら、寝ろって言ったろ。」

 

「「聞いてた?」」

「・・・まだ先の事だ。」

「「なにが?」」

 

何処か安心できる場所を見つけたらそこで、な

 

二人して抱き着いて来た

「おぃっ。」

「キイ///」

「きょうは、ここまで///」

「・・・はいよ。」

 

(いいな~)

〔クロノスも子供欲しいの?〕

(ちょっ!?神様っ!?)

〔ね~ね~?〕

(・・・過ぎた思いです)

〔色々準備が必要だけど〕

(はい?)

〔クロノスの思い、

 叶えられるように色々やって見るよ

 地球の神様も協力してくれるって〕

(・・・あり、がとう、ございます)

〔君はホント泣き虫だね〕

(こればっかりはなおしません)

〔ふふっ、

 こうして『他の精霊も神』も

 離せる相手なら良かったんだけどね〕

(神様)

〔あ、ごめん

 『舐めた口聞いて来るヤツ居るから』

 シメテ来るね〕

(お気よ付けて)

〔りょ~かい〕

 

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