あ゛~
「「眠い。」」
「右に同じ。」
俺達は先の商人の護衛を引き継ぎつつ
この町の井戸掘りをこなさなければならなくなった
商談相手は取引時間を
月が真上に来る時とかほざきやがった
〈あの~〉
「うぉ、クロノス、どしたの?」
〈もしかしたら忘れてないかな~って〉
「ん?もしかして
クロノスの力で
一眠りぐらい何とかなるのか?」
〈へ?そうなの?〉
「おいおい、
まぁ、指定空間ぐらい
時間の流れを遅くか早く出来ないか?」
〈どぅなんだろ、
神様は良いよって言うかな?〉
「あ、そうだな。」
〔神様~〕
「あり?」
〈返事、来ないね?〉
〔ごめんごめん、
『片付けに手間取ってさ』
んで?〕
「お、来た来た。」
〔指定空間範囲なら
時間の流れを変えても大丈夫かな?〕
〔んん?どう使うの?〕
〔寝不足解消〕
〔ぁ~・・・それなら良いけど
時間を決めてね?じゃないと
その流れに『世界の流れが引っ張られるから』〕
〔それ、大丈夫って言わなくねぇか?〕
〔とも言う〕
「なんかダメそう。」
〈そ、そうなんだ〉
〔まぁ、5~6時間なら修正範囲内だから
出来なくはないけど
日数を開けて使ってね?〕
〔ちょっとまって?出来るの?〕
〔出来ないとは言わないけど
『世界の一年を修正する時に』
ちょっとズレるぐらいだから
ひと眠りする分には出来るよ?〕
〔助かる、
ちょっと厄介事でな、
その商談が夜中なんだよ〕
〔へ~、見てても?〕
〔そっちの仕事が大丈夫なら良いんじゃね?〕
〔録画しとく~ww〕
〔げっ、下手こけねぇじゃねぇか〕
〔そんじゃ、『時間だけは』気を付けてね?
絶対守ってよ?〕
〔う~ぃ〕
「って事で、
俺と、ミミと、スピネルミャンの
3人が入れる空間を頼めるか?」
〈3人?〉
「あぁ、店主の時間を基準にして
『店主の一分』を
『俺達の5時間』に引き延ばして欲しい。」
〈それって、店主さん大丈夫かな?〉
「気配的に(サーモグラフィーでも見てるけどさ)
近場に『人耳』は居ないから大丈夫だと思いたい。」
〈まぁ、それはそうだよね、
寝ている間が一番無防備だし
咄嗟に動けないからね〉
「あぁ、その分の警戒も頼めるか?」
〈まかせて!
やっとキミの役に立てる!!〉
▽
「って事で、店主さん、ちょっと離れます。」
「い、いきなりなにを言ってるんだ?」
「用を足すだけです、流石に、ね?」
「そ、そうだね、オデも用を足して来るよ。」
「そうですか。」
▽
「キイ?どうしたの?」
「あぁ、クロノスにお願いしたら、
『時間調整』してくれるそうでな?
5時間ぐらい寝れるそうだ。」
「ごじかん?」
「ねぇ?今、クロノスって言った?」
「あれ?時間の概念は?」
「「ない。」」
「あちゃ~・・・。」
〈ど、どうしよ?〉
(いいや、引き伸ばしちゃって?)
〈いいの?〉
(5時間経ったら強制的に
起こしてくれて構わないから)
〈わ、わかった、やるよぉっ!!〉
▽
「へ?」
「魔力、すごい。」
「コレがクロノスの『時間調整』だ、
今から仮眠する、
流石に眠たいまま戦闘は勘弁だ。」
「「確かに。」」
「くぁっ・・・すまん、寝る。」
「はやっ!?もう寝ちゃったっ!!」
「・・・ねる?」
「しかないね?」
(って、こうして寝るの初めてだ)
(ねぇ?)
(スピネルミャン?)
(ミャンでいい)
(わかった)
(キイ、好き?)
(・・・うん)
(じゃぁ、第二婦人予約)
(えぇっ!?)
(だめ?)
(ま、まだそうゆう関係じゃ///)
(・・・私、人耳だけど
『混ざり物』なの)
「え?」
そう言って帽子を外した
「片耳の獣耳。」
「そ、はーふ。」
「私と。」
「おなじ。」
「そぅ、そうかぁ~。」
「だから、子供も出来にくい
女として、幸せになれない。」
「それは。」
「でも、キイなら、きっと。」
「根拠は?」
「『膨大過ぎる魔力』と
『優しい』」
「そうだね、キイ、
ホント優しいし、
私が苦手や嫌な事絶対して来ないし!」
「あと。」
「ん?」
「ゴハンおいしい///」
「あはは!確かに!」
「お前ら、寝ろって言ったろ。」
「「聞いてた?」」
「・・・まだ先の事だ。」
「「なにが?」」
何処か安心できる場所を見つけたらそこで、な
二人して抱き着いて来た
「おぃっ。」
「キイ///」
「きょうは、ここまで///」
「・・・はいよ。」
(いいな~)
〔クロノスも子供欲しいの?〕
(ちょっ!?神様っ!?)
〔ね~ね~?〕
(・・・過ぎた思いです)
〔色々準備が必要だけど〕
(はい?)
〔クロノスの思い、
叶えられるように色々やって見るよ
地球の神様も協力してくれるって〕
(・・・あり、がとう、ございます)
〔君はホント泣き虫だね〕
(こればっかりはなおしません)
〔ふふっ、
こうして『他の精霊も神』も
離せる相手なら良かったんだけどね〕
(神様)
〔あ、ごめん
『舐めた口聞いて来るヤツ居るから』
シメテ来るね〕
(お気よ付けて)
〔りょ~かい〕