寝て起きたらスーパーアースの草原でした   作:扶桑畝傍

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第17話 本日の移動方法

 

さて

 

「ねぇ、キイ、この人、臭い。」

「同意。」

「ぁ~・・・どうすっか。」

 

先の密偵君だ

どうやら『精神魔法』で

漏らしたので臭うのだ

 

街までの行程は歩きで3日かかり

バイクだと4人は無理だ

かと言って『同じ空間に居て欲しくは無い』

 

誰のせい?はいはい俺のせいですね

 

「牽引して行く何かか、

 ひとっ飛びして一気に行くか・・・。」

「とぶ?」

「とべるの?」

「ん?

 そう言えば、空に脅威は?」

「私は知らない。」

「噂なら。」

「もしかしてこんなヤツ?」

 

スマホでドラゴン(翼竜タイプ)を見せる

 

「たぶん、見た事ない、

 噂だけ、だから。」

「そっか。」

「ごめん。」

「別に悪かねぇよ、

 噂でも情報の一つだ。」

「えへへ///」

(あれ?なんでだろ?

 ミャンを可愛いって思っちゃう)

「ん?」

「ミミ?」

(ちょっ!?コテンって

 首を傾げないでっ!?

 可愛い過ぎだから///)

 

「だ、大丈夫か?ミミ?」

「なんか、こわい。」

「はっ!?私は一体・・・。」

(な、何かに目覚めそうな気がした!!)

 

ざっくり換算

歩く速度を時速8kmとして

一日12時間歩ける程度と仮定

んで3日だから・・・

 

「ざっくり300km弱かそれ以下か。」

「きろ?」

「さんびゃく?」

 

『錬成・川崎/ユーロコプター BK117』

 

「「なにこれ?」」

「さくっと空で行きます。」

(彼はクロノスに時を止めて貰えばいいだろ)

〈さらっと投げつけないでよ!!〉

「え?ダメ?」

〈せめて臭いを何とかしてよ!!〉

「あ、そっか、

 ミミ、あの『魔法』よろしく。」

「そうだ、アレがあった。」

「アレ?」

 

『悪!臭!消!断!』

 

「うし、臭い消えた!!」

「おぉ~、コレがエルフの

 『消臭魔法』」

「なにそれ?」

「え?

 エルフの噂、

 『お風呂入らない』

 だから、臭いを消す魔法作ったって。」

「普通にお風呂入るよ!!

 何処からそんな噂出たのっ!?」

「吟遊詩人。」

「教えて、

 『メテオストライク』でぶっ潰すから。」

「『大洪水』の前

 今は、わからない。」

「そんな~。」

 

「ミャン。」

「キイ?」

 

俺にも教えてくれるか?容姿とか

 

「キイ、めっ、こわい。」

ブハッ

「ちょっ、ミミ?

 なんで鼻血出してんだよ。」

「が。」

「が?」

「か゛わ゛い゛す゛き゛ぃ。」

「うわっ。」

「・・・ミャン、

 大人しくミミに喰われててくれ。」

「ちょっ。」

「ほれ、さっさとコイツをギルドに連れてって

 『国をゆする材料』にして貰うんだから。」

なんかブツブツ言って固まってる

「さわりたくない。」

「後ろで固定しとくから大丈夫だろ。」

「だと良いけど。」

 

「ミミ、(*´Д`)ハァハァしてないで

 さっさと乗れ。」

「う゛ぁ゛~い゛。」

仕方なく鼻に布を細くして詰めて置く

「隣座って寝てろ。」

「ぞ~する。」

這うように副操縦席に座るミミ

「これでいいの?」

ミャンは後ろの客室座席に座らせる

「あぁ、このベルトでこうする。」

カチリ

「おぉ。」

「アレは。」

 

搬送用ストレッチャーにしっかり固定して

『麻酔薬』で眠らせた

 

「飛ぶぞ~。」

甲高いタービン音は更に鋭さを増し

飛翔を始める

 

「ローテイト、だっけ?」

 

この世界での錬成メリットは

『自身が操縦した事が無くても

 普通に操縦出来るように

 直接頭に叩き込まれるのだ』

 

「まぁ、デメリットは

 『変な頭痛がするんだけどな』」

 

〔錬成し過ぎないでね?

 魂が壊れるからね?〕

 

と、お叱りを喰らった

 

マジか・・・

 

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