読者の皆様のおかげで、毎日仕事から帰って執筆という日々を楽しく過ごせました。本当にありがとうございました。
……あっ、今回は番外編なので時系列はあんまり関係ないですが、本編完結後の少し後くらいですかね。
CP9司令補佐官ポーラ・チェルシーの朝は早い。彼女は早朝に目を覚ますと、洗面所などで身だしなみを整えたあと朝食の用意に取り掛かる。
彼女はスパンダムの家の家事を一手に任されており、スパンダムを心の底から敬愛する彼女にとっては非常にやりがいのある仕事といえる。
……実際のところは、任されたというよりは勝手にやってるうちに定着したというのが正しいのだが……そもそも、チェルシーは勝手にスパンダムの家に引っ越してきて住み着いている状態である。
尤も、いまとなってはリリスも似たように勝手に住み着いている上、最近ではタマもちょくちょく泊りに来ているので、勝手に住み着いているのはチェルシーに限った話ではない。もちろん、家主であるスパンダムはたいして気にしておらず、己にとって有益な相手なら余っている部屋は好きに使えばいいというようなスタンスだ。
スパンダムはコーヒーを好むため、朝食もコーヒーと共に食べることを想定して作る。まずは、前日に仕込んで冷蔵庫で低温長時間発酵させていたパン生地を取り出し、常温に戻したあとで整形してオーブンに入れる。
パンを焼いている間に材料を用意して下ごしらえも済ませてしまうが、すぐに調理には取り掛からない。いま作り出すと、スパンダムが朝食を食べる時間に冷めてしまうのでタイミングが重要だ。
スパンダムは時間にはかなり正確でありいつも決まった時間に起床するので、長い付き合いのチェルシーにとってはどのタイミングで調理を始めればいいかは簡単に分かる。
下ごしらえを終えたあとはコーヒーの準備である。まずはコーヒー豆を選ぶ。焙煎しておいた何種類もの豆から、いくつかを選びブレンドする。
朝食に合わせるコーヒーなので後味がスッキリしたものを選択し、豆を挽く。スパンダムは濃い目の味わいを好むので、挽き方はやや細挽きになるようにコーヒーミルを調整する。どのぐらい細挽きにするかは、その日によって違いチェルシーの経験が生かされる場面だ。
そうして、コーヒーを淹れる準備が整えば、手早く調理を開始する。自家製ハムを数枚カットし、スクランブルエッグを添え、ミニサラダと焼きたてのパンを用意すれば完成だ。
スパンダムはシンプルな朝食が好みなので、具材の数はこのぐらいが理想である。そうして、朝食の用意が出来て、コーヒーの用意ができるタイミングで、スパンダムが姿を現す。
「おはようございます、隊長!」
「ああ、おはよう。ポチ、コーヒーを頼む」
「はい!」
軽く挨拶を交わしたあとで、コーヒーをスパンダムの前に置き、続けて朝食をテーブルに並べていく。そして自分の分の朝食も用意、飲み物としてカフェオレも用意して、スパンダムの向かいの席に座る。
すると、それを待っていたかのようにスパンダムが朝食を食べ始めた。
「……今日のパンはいい出来だな」
「少し小麦粉を変えてみたんですが、いかがですか?」
「いい味だ。俺としては好みの味だな」
スパンダムはいまのように、チェルシーの料理を簡潔に褒めてくれることが多い。そしてそれはチェルシーにとってとても嬉しい言葉であり、彼女の後ろ髪がブンブンと左右に揺れていたのは言うまでもない。
朝食を食べ終えて食器の片づけを終えると、出勤の時間になる。現在この家にもうひとり住み着いているリリスは、起きる時間はまちまちなのであり、今日はどうやら遅くなりそうだったのでリリスの分の朝食は用意して冷蔵庫に入れておく。
居住区画から職場である司法の塔までの歩きながら、スパンダムと軽く雑談を行うこの通勤時間はチェルシーにとって非常に幸せな時間だ。
「そういえば、小麦粉を新しく取り寄せる際にパスタも取り寄せたんですが、お昼にいかがでしょう?」
「悪くないな。今日は……カルボナーラにしてくれ」
「はい!」
司法の塔にも食堂はあるのだが、スパンダムの食事に関してはチェルシーが3食とも作っている。こうして朝の通勤中に、チェルシーが食材や料理の提案をすればスパンダムは「なんでもいい」と言ったりせず、希望を伝えてくれるのでチェルシーとしては非常にやりやすい。
嬉しそうに後ろ髪を振りながらチェルシーは、司法の塔に着くまでの間スパンダムとの会話を心から楽しんだ。
司法の塔について長官室に着くと、まずスパンダムが始めるのは書類仕事だ。エニエスロビーの長であり、CPの実質的なトップでもあるスパンダムの仕事は非常に多く、当然ながら補佐を務めるチェルシーの仕事も多い。
スパンダムが凄まじい速度で処理する書類を、種類ごとに振り分けて部署に届けたり、必要な手配を行ったりと、その仕事は多岐に渡るのだが、チェルシーは慣れたものである。
ちなみに、異常と言っていいレベルであるスパンダムの書類処理速度についていけるのは、CP内でもチェルシーぐらいである。
「それじゃあ、こちらの書類は各部署に届けておきますね」
「ああ、頼む」
ある程度書類が進むと、チェルシーは各部署に書類を届けてから、長官室の隣にある補佐官室に移動する。尤も補佐官室と名は付いているが、実質キッチンの様な部屋であり、リリスの協力を得てチェルシー専用に改装しているのでかなり凝った料理でもここで作ることができるだけの設備はある。
スパンダムは書類仕事が終わると、新聞を読みながらコーヒーを飲むのが日課なので、コーヒーを用意する。今回は書類仕事のあとなのでリラックスできるように、香りの良い豆を選んで準備しておく。
「ポチ、コーヒーを頼む」
「はい!」
この言葉は書類仕事が終わったという合図でもあるので、チェルシーはコーヒーをスパンダムのデスクに置き、処理の終わった書類を回収する。
部署などに持っていく必要のある書類ではなく、送付する書類ばかりだったので、それぞれ封筒に入れて郵送物を纏めている箱に入れる。
「チェルシー、私もコーヒーを貰っていいかしら?」
「はい。他にも飲む人は居ますか?」
カリファを始めとして、長官室に集まっているCP9メンバーに尋ねると全員の手が上がったので、全員分のコーヒーを用意して運ぶ。
もちろん自分用のカフェオレも用意し、スパンダムのデスクと隣接しているチェルシー用のデスクの椅子に座って飲む。
今日は他に急ぐ仕事もないので、午後までは暇な時間が続くため、CP9メンバーたちと他愛のない雑談をしつつ過ごす。
そして、ある程度昼が近づいたタイミングで立ち上がりつつ、CP9メンバーに声をかける。
「カルボナーラの予定ですが?」
その一言を聞いて、何人かの手が上がる。チェルシーがスパンダムの昼食を作ることは全員が知っており、CP9メンバーたちの中では、献立を聞いて同じものを希望するなら手を上げる。食堂に行ったり、買い物に行ったりするのであれば手を上げないという暗黙のルールがある。
「俺は買いに出るつもりだが?」
「……なら、ついでに豆を買ってきてくれ、少量でいい」
「ああ、ハットリ用のだな。わかった」
CP9メンバーたちは基本的になんだかんだで仲がいいので、買い物に行く者は宣言してついでに買って来てほしいものがあれば頼むという流れがある。
今回はフィズが買い物に出るとのことで、ルッチがハットリのおやつを頼んでいた。
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昼食を食べ終えたあとは、午後からは特に任務等がない場合は鍛錬を行うことが多い。スパンダムの予定が空いている場合は、CP9メンバー全員対スパンダムという形で最初に模擬戦を行う。
もちろんスパンダムはかなり手加減しているが、それでも未だに全員がかりでもまともに一撃を当てたこともない。
「ルッチ、動きが直線的だ。フェイントを入れろ。ジャブラ、体幹をフェイクでズラしても視線の動きが分かりやすすぎる。カク、そこは多少の反撃を覚悟でもう一歩踏み込め……フィズ、いまの動きはいい。死角を上手く狙えている」
「振り返りもせずにあっさり防いでおいて、よく言うぜ……」
戦闘力上位であるルッチ、ジャブラ、カク、フィズの4人が連携して攻め、他のメンバーがサポートに回る形で攻め立てる。スパンダムが訓練のため動かず防御に徹しているが、どの攻撃もあっさりと捌かれる。
とはいえ、CP9メンバーたちもその程度は分かっている。あくまでこの攻撃は本命を生かすためのものだ。
チェルシーを除いた全員で戦い、なんとかスパンダムに微かでも隙を作り、そこをチェルシーが攻める作戦だ。力を溜め、覇気を研ぎ澄ましつつチェルシーは攻撃のチャンスを見極める。
ほんの僅かゼロコンマ数秒の隙を見逃さないために……そして、しばらくタイミングを伺っていたチェルシーは覇王色の覇気をコントロールして見聞殺しを使い、スッと気配と音を消してスパンダムの死角に回り込み、渾身の拳を放つ。
「……動きは悪くないが、見聞殺しを使うならもっと前からやっておくべきだ。これから死角から攻めますと教えているようなものだぞ」
「でしょうね――あっ!?」
「そして防がれることも想定済みで、本命は嵐脚。発想はいいが、攻撃の入りの気配を完全には消せてないな」
全力の拳を囮にして、本命は高速の嵐脚……だったが、スパンダムにはそれもお見通しで、振り返らないままで簡単に防がれてしまった。
渾身の攻めを捌かれて本来はショックを受ける場面ではあるが、チェルシーとしてはスパンダムの凄さを再確認できるのは嬉しさしかないので、心は歓喜に包まれていた。
とはいえ、さすがに訓練中に表情を緩めたりはしないが、後ろ髪は小さく左右に揺れていた。
模擬戦が終わるとそれぞれに改善点や課題などをスパンダムが伝え、そこからはそれぞれ個人や少数で鍛錬を行う。
その際にチェルシーはスパンダムに付いて一緒に鍛錬を行うことが多い。既に世界最強と誰もが認めるほどの力を持ちながらも、スパンダムはストイックに己を鍛え続ける。肉体改造もそうだが、技術の習得にも余念がない。
魚人空手や魚人柔術を始めとした武術や気功術などもそうだが、基本的に徒手空拳での戦闘スタイルではあるが武器も一通り扱えるように鍛錬をしている。
「……少し休憩するか」
「はい。ドリンクを持ってきますね」
「ああ」
休憩する時はこうしてスパンダムが提案して休憩するのだが……長い付き合いのチェルシーは気付いている。スパンダム自身はこの程度の鍛錬では欠片も疲弊しない。
スパンダムが休憩と口にするのは、圧倒的格上であるスパンダムの訓練に付き合っているチェルシーに疲労の色が見えた時だ。
「やっぱり隊長は優しいなぁ」とそんなことを考えつつ、チェルシーは上機嫌でドリンクを用意してスパンダムに差し出した。
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スパンダムは時間に正確な人間であり、理由がない限り仕事は定時でキッチリ終わらせる。もちろん急な任務等が入って残業をすることもたまにはあるが、よほどのことが無い限りは定時に上がる。
基本的には部下に残業もさせない。スパンダム曰く「残業しなければ片付かないのであれば、仕事を割り振った上司のミスだ」とのことで、エニエスロビーに勤める者たちもスパンダムと同じように基本的に定時上がりである。
スパンダムが司令長官となる前は、勤務時間も割と曖昧で無給だったオイモとカーシーを含め、サービス残業などといったものも横行していたが、着任して数年で駆逐された。
「さて、ポチ。帰るぞ」
「はい!」
仕事が終わった後のスパンダムの行動はまちまちではある。部下を飲みにつれて行ったりすることもあるが、一番多いのはチェルシーと共に買い物をして帰るパターンだ。
ここで買うのは夕食の材料であり、スパンダムとふたりで買い物ができる時間は、チェルシーにとってとても幸せなものであるのは言うまでもなく、後ろ髪も大きく揺れていた。
「おっ、長官にチェルシーさん。今日はいい白身魚があるけど、どうだい?」
「確かに、いいですね……ムニエルとかにするのが良さそうです」
「ムニエルか、悪くないな。夕食はそれにするか」
「はい! それじゃあ、この魚と……付け合わせ用に……」
ふたりがこうして買い物に訪れるのは定番であり、エニエスロビー内で店舗などが並ぶエリアの人たちにとってもよく見る光景だ。
そもそもとして、長官であるスパンダムはエニエスロビー内を視察して、修繕や要望を聞くことも多いので、エニエスロビーに勤める者でスパンダムの顔を知らないものは存在しない。必然的に、いつもスパンダムに付き従っているチェルシーの顔を知らない者も居ない。
家に戻って、夕食の準備をしていると来客があった。
「お邪魔しま~す」
「タマさん、いらっしゃい。夕食はムニエルの予定ですが?」
「あっ、じゃあ、大丈夫なら私も食べたいな~魚好きだし」
「そうなんですか?」
「猫ですから……にゃんにゃん」
どこか胡散臭い笑顔でおどけるタマに苦笑しつつ、チェルシーは多目に買っておいた魚を使ってタマの分も作り始める。
タマは気まぐれにふらっと訪れる。チェルシーにとって好みも気も合う相手であり、非常に仲よくしている。
しばらくすると地下で研究をしていたリリスも現れ、4人で夕食を食べることになった。
「……そういえば、リリスちゃん。あの訓練用具、うちにもうちょっと回して欲しいな~」
「ちゃん付けは止めてほしいんじゃが……まぁ、いくつか余りがあるから好きに持っていけばいい。新しいのを作るのは手間じゃから、嫌じゃ……パンダが作れというなら作るがな」
例によってスパンダム以外は勝手に住み着いているだけではあるのだが、スパンダム本人はまったく気にしない。
当たり前のようにいるリリスやタマに関しても、空いている部屋を好きに使わせている。
夕食を食べ、風呂に入ったあとで、日によってはスパンダムは晩酌を行う。不定期ではあるが、翌日が休みの日は確実に晩酌を行う。
この晩酌にリリスやタマが付き合うかはその時々である。リリスはほぼ酒を飲まず、タマは気まぐれという理由もあるが……それ以上にスパンダムの邪魔をしないようにという気遣いもある。
基本的にスパンダムは静かに酒を楽しむ飲み方を好み、晩酌の時間を邪魔されることを嫌う。それを知っているふたりは、スパンダム側から声をかけてくる場合を除き参加せずに自室や研究室に戻る。リリスに関しては、時折愚痴るために同席したりして、アイアンクローを喰らっているが……。
スパンダムが飲むのはほぼ確実にウィスキーであり、スパンダムにしては珍しくかなり細かな拘りがある。肉体を改造している影響もあって、スパンダムはアルコールで酔うことは無いため量を飲んだりはせず、ゆっくりと純粋に味を楽しむ飲み方をする。
チェルシーはスパンダムが晩酌の準備を始めると、つまみの用意を始める。スパンダムの好みや飲み方に合わせたつまみを何種類か作った後で、自分用にカクテルを用意する。
本来ならスパンダムと同じくウィスキーを飲みたいところだが、子供舌のチェルシーはどうにもウィスキーの味が苦手で、無理して飲んでもスパンダムにはバレバレなので、諦めて甘いカクテルを飲む。
スパンダムの晩酌の際に、チェルシーは必ずソファーに座っているスパンダムの隣に座る。本来チェルシーは、スパンダムの傍に控えてさえいればいいので、場所や席に拘りはなく、食事などの際にも隣や対面でなければだめというようなことは無い。
だが、この晩酌の際だけは必ず隣に座る。理由としては単純で、そこに座っているとチェルシーにとって幸せな出来事が起こるからである。
晩酌をしている時のスパンダムは基本的に上機嫌であり、隣にチェルシーが座っていると時折手を伸ばして頭を撫でることがある。
そう、チェルシーが晩酌の際にスパンダムの隣に座るのは、頭を撫でて欲しいからと、そういう理由だった。
「ポチ、明日の休暇だが、久しぶりに釣りにでも行くか」
「はい! 時期的にはセント・ポプラがいいかもしれませんね」
「ああ、そうだな。確かにこの時期は、プッチよりセント・ポプラの方が旬の魚が美味いな」
「釣った魚を食べるとなると、魚料理が続いてしまうので、ハムかなにか肉系も持っていくのがいいかもしれません」
「確かにな……まぁ、セント・ポプラの店で食事してもいいが、鶏肉の美味い店があっただろう」
「前に行ったお店ですね。確か……」
他愛のない雑談を交わしながらゆっくりと流れるようなこの時間が、チェルシーはすごく好きだった。そして、いつものことではあるが、スパンダムはチェルシーも同行するものとして予定を立てる。
もちろんチェルシーは待機を命じられない限りスパンダムに付いていくので、結果としては変わらないのだが……やはり、傍にいることを許されているように感じられるのはとても幸せだった。
CP5時代にその圧倒的な力に焦がれ、傍に仕えるようになってその人柄にも惚れ込み、いまもこうして近くに居たいと願った漆黒の太陽の傍にいることを許されている。
チェルシーが日々こなしている仕事の量は膨大ではあるが、彼女はそれを苦に感じたことは一度もない。というか、チェルシーにとってスパンダムのために働くことはご褒美のようなものなので、彼女にしてみれば毎日ほとんどの時間は好きなことだけをしていればいいので、もの凄く充実していた。
そんなことを考えていると、スパンダムはウィスキーを飲み終わり片づけを始めたので、チェルシーも食器などを片付ける。
スパンダムはあまり夜更かしをすることは無い。時間にキッチリしているからか……それとも、自分が寝なければチェルシーが寝ないからかは、分からない。
ただ、眠る前に一言、その日の締めくくるとなる言葉を口にする。
「それじゃ、おやすみ、ポチ」
「はい。おやすみなさい、隊長」
今日も幸せいっぱいの一日だったと、チェルシーは心からの笑顔を浮かべて言葉を返した。
スパンダム:愛犬家のパンダ。なんだかんだで、ポチのことはかなり可愛がっている。エニエスロビーの改修の際に、ついでに家も少し大きくしたのだが……部屋が余り気味だったので、タマにも部屋をやった。
ポチ:いつも幸せいっぱいの忠犬。スパンダムに仕えている時間は、好きなことをしている時間なので、ストレスとかも全然なくて肉体改造も関係なく肌もツヤツヤである。後ろ髪の尻尾は、いつも大体左右に揺れている。
リリス:すっかり住み着いている。前日の研究で何時まで起きていたかによって、朝起きてくる時間が違う。寝不足は思考が鈍るので、睡眠時間はキッチリとる。
タマ:気まぐれに来ており、パンダから空いてる部屋を使っていいと許可が貰えたので、泊まることも増えた。
CP9メンバー:仲良し