とある軍人は世界最強   作:湯タンポ

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好きな女(男)のタイプは何ですか!?因みに私はケツと胸とタッパの大きくて、マキマさんみたいな人がタイプです!

どうも湯タンポです。待たせたな!(待ってない)

なんか色々あってひと月経ったけど、不定期更新って書いてあるから良いよね、ハム太郎!

最近艦これとチェンソーマンにめっちゃハマりました。
この話もKICK BACK聴きながら作ってました。


さて、そんな事はさておき、今回は私…もとい龍驤くんの異常さが分かる話となっております。

女性の権利ガーと喚き散らすような方は今すぐ逃げましょう☆


それではどうぞ。


彼女が犬になった日

 

 

 

 

 

 

家を出た私は、夜道をフラフラと歩いていた。

 

 

 

……最近妙に感情が昂る。特にあの女……山本真奈美とか言う女と、龍驤様が一緒にいると、腸が煮えくり返りそうになる。

 

何故だろう?感情を殺す訓練など、暗殺者時代のあの組織にいた頃に嫌という程叩き込まれているはずなのに……。

 

 

私は自分の気持ちを制御出来ない事に戸惑っていた。

 

こんな事は今まで無かったのに……。私は、自分が自分じゃないような感覚を覚えていた。

 

はて?私は……天城兼定はこんなにも感情を高ぶらせる人間だっただろうか?

 

私はそんな事を考えながら、夜空を見上げていた。

 

 

 

 

 

「……………………会いたいです、龍驤様。」

 

私の口から自然と言葉が漏れた。その時だ。

 

Prrrrrrr

 

私の携帯が鳴り響いた。

 

画面を見ると龍驤様と出ている。

 

私は一瞬躊躇ったが電話に出た。

 

「はい、もしもし。」

『……兼定、今どこにいる。』

「…外を……歩いていました。」

『そうか。すぐに戻って来い、話がある。』

「……はい、分かりました。すぐに向かいます。」

『早くしろよ。』

 

それだけ言って電話を切る龍驤様。……何なのだろう?一体?私には見当もつかなかった。

 

…いや、本当は分かっている、それから目を背けているだけだ。

 

だが、ここで戻らない訳にはいかない。

私は急いで屋敷に戻る事にした。

 

 

 

 

 

 

 

 

屋敷に戻ると、いつもの部屋で龍驤様が座って待っていた。

そして、私の気配を感じるとこちらを見て口を開いた。

 

「来たか、兼定。そこに座れ。」

「……はい。」

 

私は言われるまま座った。すると、龍驤様がじっと見つめて来た。

私はその視線に耐え切れず目を逸らしてしまう。

 

「どうした?」

「いえ……」

「何かあったのか?」

「いえ……」

「ではなんだ?」

「……申し訳ございません。」

「謝る必要はない。俺はお前の主だぞ。言いたい事があるなら言え。命令だ。」

 

主の命令に逆らう事は許されない。私は恐る恐る言葉を紡いだ。

 

「……その、山本さんと龍驤様が交際されると言うのは本当ですか?」

 

「ああ、本当だ。」

 

やはり……。私は心の中で落胆する。そして次の瞬間には、自分でも驚く程の大声が出てしまった。

 

「どうして!?どうしてなんですか!!私がいるではありませんか!何故あんな女の所に行かれるんですか!」

 

私は叫ぶように言った後、ハッとした。

 

……私はそんな風に思っていたのか。ようやく理解した。

 

しかし、私は龍驤様の女など高尚な物では無い、ただの道具だ。

 

龍驤様に恋慕するなど言語道断、不敬極まりない。

私は冷静さを取り戻す為、深呼吸をした。

 

「申し訳ございません。龍驤様の前で取り乱す等、あってはならぬ事でした。」

 

そして私は頭を床に擦り付ける勢いで謝罪をする。

そんな事をしても全く意味は無いが、それでも構わないと思った。

しかし、いつまで経っても何も起こらない。

不思議に思い顔を上げると、目の前に拳が迫っていた。

 

ガツンッ

 

私の頭に衝撃が走る。

一瞬何が起こったのか分からなかったが、徐々に痛みが広がってきた。

 

「……お前は先程何をしたか分かっているのか?」

 

続けて龍驤様の声が聞こえてくる。殴られたようだ。

 

「……申し訳ございません。」

 

私はただ謝罪することしか出来なかった。

 

「何故あのような態度を取った。」

 

再び問われる質問。当然答えなければならない。

 

「……申し訳ございません、私にも分かりません。」

 

正直な気持ちを吐露する。自分で自分が分からないなどという事が本当にあるとは思わなかった。

 

私のそんな言葉を聞いた龍驤様は溜息をつきながらこう仰られた。

 

「……いいか?今のお前は犬畜生にも劣る愚か者だ。飼い犬が敵意を持って主に吠える事など許されん。」

 

それは余りにも厳しい言葉だった。

 

「……はい、仰る通りです。」

 

私は自分の行いを悔やみながらそう答えるしかなかった。

だが龍驤様の口撃はまだ終わらなかった。

 

「そして、主が他所の女と仲良くしているのが気に食わないなどとほざく駄犬は、首輪を付けて檻に入れておくべきだ。」

 

私は返す言葉が無かった。……全く持ってその通りだ。

 

「……はい、その通りです。」

 

「……やはり拾い犬にはまだまだ躾が足りなかったようだ。骨の髄まで躾てやろう。」

 

そう言うと龍驤様は私の方へと近付いて来る。

 

そして私の首に首輪を括り付けた。

 

「これで名実共に犬になった訳だが……気分はどうだ?」

 

そう問われた私は素直な感想を口にした。

「はい、大変良い気分です。ありがとうございます。」

 

そう言って頭を下げると、龍驤様は再びため息をつく。

そして、私を見下ろしながらこう言われた。

 

「……兼定、俺は家族や友人を大切にする、一般的な感性を持ち合わせているつもりだ、無論 愛玩動物でもな。

 

……だが、俺は逆らわれるのが何よりも嫌いだ。だからお前は俺の道具である事を自覚しろ。分かったな?」

 

「はい、畏まりました。」

 

私は自分の失態を思い返して恥じ入りながらそう答えた。

 

「……もう行ってもいいぞ。」

「はい、失礼致します。」

 

私はそのまま部屋を出た。

 

屋敷を出ると、私は自分のした事の重大さに今更気付いた。

 

なんて事だ、あの方の私への評価を下げてしまったかもしれない。いや、確実に下がっただろう。

 

 

しかし、私はそれを上回る程の喜びで胸が一杯だった。

 

私を龍驤様の犬にして頂いたのだ。

これ以上の幸福があるだろうか? 私はこの幸せが少しでも長く続くよう、祈りを込めて空を見上げた。

 

 

ああ、やはりこんな事を思う私は壊れているのだろう。

 

だがそれで構わない、龍驤様にとって意味のある何かになれたのだ。

 

それだけで私は満足だ。……そうだ、明日山本さんに会いに行ってお詫びをしよう。

私の全てをかけて謝らなければ。

そんな決意をしながら私は帰路についた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オマケ

 

 

 

「……ええ〜と、これはどうしたらいいんですかね?」

 

そう呟く真奈美の前には、綺麗な土下座を決める天城兼定の姿があった。

 

「……先日は申し訳ございませんでしたっ!!」

「あ、はい、別に良いんですけど……。」

 

真奈美は戸惑いながらも、とりあえず返事をする。

 

「いえ!そんな訳にはいきません!」

「いや、本当に大丈夫ですよ?寧ろ私の方こそ……」

「貴方に非は一切ありません。全ては私が未熟であるが故の過ちです。」

 

兼定は頑として譲らない。

 

「そ、そうですか。……じゃ、これからは気をつけて下さいね(?)」

「はい、肝に命じておきます。」

「はい、ではこの話は終わりということで。」

「はい、誠に申し訳ございません。」

「……う、うん。」

「……やはりまだ謝罪が足りませんでしたでしょうか?」

「違います違います!」

「誠に申し訳……」

「違いますって!」

 

 

こんなやり取りが1時間ほど続いたとか。

 





オマケのオマケ

天城兼定 身長170cm 体重56キロ B 100 W 47 H 78 年齢 十代後半

頭のネジがぶっ飛んでるわんちゃん。

一年前までとある暗殺組織に属していたが、龍驤への暗殺を行おうとしたが、敢え無く返り討ちに会い、この度名実共に犬になった。

因みに戦闘力は、ヒューマンバグ大学さんのCODE-Lの死龍と張り合えるくらい。


ついでに言うと、最後の方にちらっと出てきた山本一佐は、戦略自衛隊員候補 徽章 というものを持っており、これは自衛隊のあらゆる分野(陸海空問わず)において精通していると言う証で、取得率0.1%の超難関徽章である。これについてはまたいずれ詳しく語ります。

つまり山本一佐の戦闘力はと言うと、ガチの軍人なので当然高い、しかもその中でもとりわけ強い。比較で言うと、またまたバグ大様の、和中の兄貴や小林の兄貴と戦ってどっちが勝つかわからんレベル。

それではさよならピン ピン ピストル バッキュン♡(つちのこさんごめんなさい)
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