忙しかったもので、中途半端ですが載っけて自分のやる気に繋げます。
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「まさか董卓さんが……」
「仕方あるまい。朝廷内部が腐っていたのも事実だ。」
もうこの話も何回目になるだろうか?これを伝えられたのは半月程前、董卓殿帝である霊帝を殺害し、その妹である献帝を帝とし、自身は相国となり朝廷の掃除を行っていることを我等は軍議の中で聞いた。その時の栄華殿といったら卒倒し倒れた。あの時は冷や冷やしたものだ。
「それはそうですが……あそこまでする人とは思えませんの……」
まぁそうだな。賄いを贈ったものは全て死刑などとよく考えたものだ。今では禁中の廊下は血で染まっているなどと噂されている。その噂は嘘か信かはわからないが死者がでていることは間違いではないようだった。
「それは私も同意だ。しかしそこまでのことをせざる得ない状態だったのだろう。ここは彼女の覚悟を尊重しようではないか。」
私からしても彼女が行っていることは間違っていないと感じている。ソレスタルビーイングよりも強引だとは思うがな……
「……これ以上言っても仕方ありませんね。すみませんグラハムさん。」
「いや構わんさ。仲間の愚痴を聞くのは年長者の役目だとも。」
と言い食事に手を付けようとするが
「何よ!あんたら仲良さそうに喋っちゃって!ちぃたちをほおっておくなんて、良い度胸してるじゃない!」
「ほうだ~ほうだ~」
「…………」
と文句を言うのは数え役満姉妹の長女と次女の天和と地和。
三女の人和は普通にお茶を飲んでいるのだが。
「私もグラハムといちゃいちゃする~~」
「そう……って違うでしょ姉さん!」
「?」
「はぁ……」
お、人和の顔がすこし歪んだな。流石に構うか
「そうだな。そろそろそちらの予算の話も始めなくてはならんな。栄華殿」
「はい、こちらが今回の働きの給金になります。そしてこちらは今後の予算になります。」
そう本来の目的はこれが本来の目的。ただ昼飯食べに来たわけではない。
給金の入った袋は上の姉ではなく、一番下の人和に手渡される。それにたいしては姉たちはなにも言わない。
「はい。確かに受け取りました。今月の仕事はいつも通りで良いですか?」
「はい。構いません。兵の慰安、兵の募集がこちらから依頼している仕事です。成果もしっかりと出ているようですし、金庫番としても喜んでお金を出せますわ。」
「ならもっ……」
「姉さん……わかりました。では今月もよろしくお願いします。」
「えぇお願いしますわ。」
と仕事モードの二人の会話が終わる。
「お~~」
と、天和が手をたたく。
「見世物じゃないのでしてよ。
それではグラハムさん、私はこれから別の用件があるので失礼しますわ。」
と言い私に昼飯の代金を手渡す。
「そうか。代金は……私がもつと言っても聞かぬな。ありがたく頂戴する。」
「えぇそれでは皆さんごきげんよう。」
といい店から出た。
「……ねぇねぇグラハム?」
「何かな地和?」
「あんたら家族?」
「いや違う。私はこことは違う世界から来たのだからな。
だがここの店主からも言われたの同じことを言われたのだ……」
「髪の色も少し褪せた綺麗な金色だし、同じ碧の目出し外見はそこそこ似てるよねー」
「それに、男性嫌いで二番目に有名な人なのに青の御遣い様とはよく歩いているって城下では噂ですよ。」
なんとそこまでの噂になっているとは。少し気をつけなくてはな……
人和が言う男性嫌いの一位は荀彧殿だろうな。
最近は私に対する暴言や悪戯は減ったが、やたらと仕事の質の高さを求めてくるようになった。華琳殿の親衛隊を決めるための鍛練や兵の選考をしているのだが。練度が足りない兵はご丁寧にも多くの竹簡と共に突き返されさらに上を掲示される。もう慣れたものだ……
「何あんた……そんなやりきった顔して気持ち悪いわよ。」
「いや、何でもない。
よしならば我々もするべきことをするか。それではこれからの君たち三人の方針についての話し合いと要望の確認だが……方針は歌で大陸を取るということで構わないな。」
「うん。そうだね。」
「勿論よ!」
「以上同文。」
「それで真っ先の要望が事務所の改築だな。それは今もらった給金で足りるか?」
「少し足りないわね。建てた後の安定まで考えるとまだ二月は必要かしら?」
「えぇーーもうあんなところで寝泊まりしたくないよーーー」
今彼女らは事務所というには名ばかりの建物に住んでいる。が、ある程度知名度も上がったこともあり事務所の改築を求めてきたのだ。新築と言わなかっただけまだ気を遣ってはいるのだろう。
「まぁそれは長い目で見よう。今この街でも兵にも人気は高いのだ。直ぐに稼げるようになるとも。
よしならばこれでこの話は終わりだ。後はゆっくりと昼食を食べるといい。」
といい立ち上がる。
「あれ?あんたはもう良いの?」
「少し依頼があってな。」
「今日は私達で仕事は終わりじゃなかったの?
ぶぅーーもっと手伝わせてあげようと思ったのに。」
「ははは、それはまた今度にしよう。」
「それで急な依頼の内容はなんなんです?」
「我が友の友人を探しにな……」
といい店主に金を渡すのであった。
「全然見つからないよ……」
「仕方あるまい。何も証言もないまましらみ潰しで回っているのだ。」
「でも~……」
と、我が友というのは季衣である。
どうやら前回の黄巾の戦いで戦果を挙げその報酬として自分の友を城に召し抱えるということにしたらしい。友のために……なんと素晴らしく純情なことだ。
そして手紙を送ったはいいものの、いつまでたってもこない。確認の手紙も送ったがもうでていて帰ってきてもいないらしい。それで今日は城下で働いているのではという予想のもとこの昼下がりに探しに来ている。
特徴は、
季衣と同じほどの身長
碧の髪
料理が得意で
熊を素手で倒す(季衣も倒せるらしい)
うむ良くわからんが、飯屋を巡りそれに私が付いていき空回りを阻止することでも見つけやすくはなるだろう。
そして田舎からの出ということで外郭から順に回り始めたのだが……
「全然見つからないよ~~」
もう城下町の中心部を残す形となった。2時間は回ったな。
「まぁ仕方あるまい。もしかすると市場で働いているやも知れんが今から巡るとなるとそれ以降の仕事にも影響が出るだろう。」
「うぅ……もうどこ行ってるのさぁ」
顔を見ればそこには少し疲れと焦りが混ざったような表情をしていた。こうなっては冷静な判断も出来ないだろう。
「ふぅ疲れも出てきたな。次行く店で腹ごなしをするか。季衣殿お腹はすいて……いるようだな。」
食事の話をしたら小さな身体からお腹が鳴る音が聞こえた。
「えへへ……」
「それでは行くとするか。」
「うん。兄ちゃん!」