戸山香澄は沙綾と昴と一緒に休みの日に東北新幹線や特急に乗ってみちのくの旅に出かけてた。
「はぁーっ、気持ちいいわ。」
「本当ね、香澄ちゃん。」
「そう言えば、おたえは。」
「ああ、昴と一緒に田沢湖と五能線巡りへ行くって。」
「うんうん、まさに青春だよね。」
「愛が深まったのかな。」
「そうよ。」
そして、香澄達は松島を見物した後鳴子温泉に泊まることにした。
「いいよね、みちのくの旅は。」
「ホントね。」
「おたえは2人きりの時間が欲しいのよ。」
「そうよね。」
一方、たえと昴は五能線に乗って路線めぐりをしていた。近年人気なのだ。
「うわぁ、昴海が見えるよ。」
「たえ、本当だ。」
「たざわと五能線の旅、2人で行くと何か楽しいみたいね。」
「うん。」
そして、2人は陸奥鶴田駅に下車して富士見湖パークへやって来た。
「あのね、私が行きたかったのはここなの。」
「ああ、子の橋か。」
「ええ。」
「鶴の舞橋か。」
「一度は昴と歩きたかったのよ。」
「それで、香澄達に内緒にしたって訳か。」
龍吾とたえは、鶴の舞橋を二人で歩きました。
盛岡駅
「香澄ーっ!お待たせ。」
「おたえも昴くんも来たのね。」
「うん。」
「どうだった鳴子温泉。」
「すっごく気持ちよかったよ。」
「香澄、つるつるすべすべになったのか。」
「もう、昴くんのエッチ。」
「アハハ。」
アナウンスが流れた。
まもなくー、上野行「やまびこ50号」が発車しますお乗りの方はお急ぎください。
「あっ、もう発車だって。」
「急ごう。」
「早く。」
プァーン!
香澄とたえと昴たちが乗った「やまびこ50号」は盛岡駅を発車した。
「楽しかったね、みちのくの旅。」
「うん、湯けむりの旅もよかったよ。」
「うん、私は鳴子温泉と松島も楽しかったよ。」
「香澄、俺とたえで特急「たざわ」と五能線に乗ったんだぞ。」
「五能線、結構人気なの。」
「うん、鶴の舞橋と車窓も楽しんだんだぞ。」
「へぇー、そうなのおたえ。」
「ああ、別行動もいいかなって。」
「うん。」
東北新幹線は昭和57年に開業し当時は大宮から盛岡まで結んでた、昭和60年には東京の上野までも伸ばし、上野から盛岡まで延長された、盛岡からの連絡特急は青森までは「はつかり」盛岡から田沢湖線経由の秋田まで行く特急「たざわ」の連絡しているのだ、香澄とたえと昴が乗った「やまびこ50号」は盛岡を12時13分に発車し、古川、大宮、終着上野には15時34分に着く。
「香澄、どこ行くの。」
「トイレ。」
と、その時、香澄の悲鳴が聞こえた!。
「キャーッ!。」
「どうしたの香澄ちゃん。」
「と、トイレで人が死んでいるのよ。」
「本当か、香澄。」
そして、事件が起きたのだ。
「やまびこ50号」は大宮駅に15時13分に到着した、1人の乗客が大宮で下車した。この人が犯人か?
ところが、みちのく新幹線やまびこで殺人が起きる。