1年ズでホラー映画の話   作:4R1ES

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アニメで「ミミズ人間4」を語る悠仁君を見て、久々に書きたくなりました。
ホラー映画のネタバレを含みます。



#2 1年ズでおすすめホラー映画の話

 

 

 

 

 

■ホラー映画の不思議

悠仁「この前、人形系のホラー見てたんだけどさ」

順平「うん」

悠仁「前半は呪いの人形が徐々に大きくなったり、怪奇現象を起こしたりして、やべー雰囲気だったの」

伏黒「パターンとしては定番だな」

悠仁「確かに。で、後半になって、呪いの人形が『人間が入れる』くらいのサイズにまで成長する」

釘崎「あるある」

悠仁「動きも超スムーズになって、『まるで人間が入っているかのような……!』とか言って、ちょっと笑いそうになってた」

釘崎「誰が?」

悠仁「俺」

伏黒「お前かよ」

悠仁「そしたら……入ってたんだよね。人間が」

順平「え? 怖……」

釘崎「呪術の基にされてたとか、そういう……?」

悠仁「いや、復讐に燃える普通のおじさんだった」

順平「普通ではないかな」

伏黒「前半の『徐々に大きくなる』設定、何だったんだよ」

悠仁「それな」

ホラー映画、たまに前半と後半で脚本の先生が変わったのかと思う時ある。

それも含めて好き。

 

「恐怖人形」(2019年)

ツッコミどころは多々あったが、テンポがよくて面白かった気がする。

こんなん笑うやろって意味でも面白かった。

ストーリについては、大事な話を聞き逃したのかもしれない。

 

 

 

■虎杖悠仁

釘崎「ホラー映画の登場人物って、危機管理能力が低くない? あと、ハプニングにしろ何にしろタイミング良すぎ」

悠仁「そう思ったあなたに! こちら!」

伏黒「テンション高いな」

 

「キャビン」(2012年)

 

順平「危機感の欠如。それも仕方のない事なんだよね」

悠仁「脚本通りに……()()()()ように仕組んでる奴らがいる」

 

ストーリーは大学の友達グループで山奥の別荘に行く定番! 何も起こらない訳がない!

同時進行で怪しい人達のストーリーも進む。

グループを監視し、タイミング良く“仕掛け”を動かして何かのシナリオ通りになるよう誘導する謎の組織だ。

ホラー映画の制作陣気取りか? 被害が出ていては笑えない。

学生たちが遭遇する恐怖と、それらを謎の組織が仕組んでいるという恐怖。

抗う学生たちを映画でも見ている気分で観察し、盛り上がる奴ら。

両者の温度差が凄まじい。

彼らは助かるのか? 組織の目的は?

……画面の向こうの出来事だと思うなよ。

 

悠仁「基本のストーリーは定番をおさえている感じだし、初心者にもわかりやすいよな」

順平「グロ描写が大丈夫ならね。血祭りあるし」

悠仁「それもそうか……。じゃあ、怪物系のスプラッタホラーが好きな人にもおすすめってことで!」

 

 

 

■伏黒恵

「残穢-住んではいけない部屋-」(2015年)

伏黒「人が住む土地には前の住人がいて、その住人の前にも、前の住人がいる」

悠仁「規模は小さいけど、学校とかと同じで土地に呪いが集まると?」

伏黒「ああ。住人の中には無念の死を遂げた者もいるだろうからな」

順平「前の前の住人となると、地元の人でも知らなかったりするんじゃない?」

釘崎「それは土地柄でしょ。でも残穢ってことは……」

伏黒「穢れによって、災いが連鎖する」

 

心霊記事のライターのもとには、全国の人々から心霊体験を綴った手紙が無数に届く。

ある学生が住むマンションの一室でも心霊現象が起こるのだと、ライターのもとに手紙が寄せられた。

事故物件かと調べたが、そのマンションで事件や事故は起こっていない。

しかし、過去に同じマンションの別の階、別の列の部屋でも、その学生の部屋と同じ心霊現象が起こっていたとわかった。

部屋の位置には何の関連性もないのに、同じ現象が起こる。

不思議に思っていたところで、学生の前の住人の消息がわかる。

()()()()()()心霊現象に悩まされていたらしい前住人は……引っ越し先の部屋で自殺した。

「このマンションでは」事件も事故も起こっていない。

では、マンションが建つ以前は? ここには何があったのか?

さらにその前は?

土地の歴史を辿ることで、その土地にまつわる穢れに触れていく。

 

伏黒「ミステリー系だし、日本ホラーらしい雰囲気も楽しめるだろ」

順平「過去の住人の不可思議な言動の理由がわかる事で、秘められた狂気を知る感じがいいよね」

伏黒君は実話系の本を読むことが多いらしいので、がっつり幽霊や怪物に襲われるのより、こういうのが好きそう。

 

 

 

■釘崎野薔薇

「ハッピー・デス・デイ」(2017年)

釘崎「性格の悪いヒロインが、誕生日の夜に殺されるわ」

悠仁「最初からクライマックス!」

伏黒「オチ言うなよ」

悠仁「映画終了じゃん」

釘崎「まだよ。殺されたと思ったら、誕生日の朝に目覚めるの」

順平「タイムリープだね」

 

ヒロインは周囲の恨みを買いすぎていて、犯人の候補が絞り込めない。

しかし、一日を何度も繰り返すうちに、今まで見えていなかった……見ようとしなかった自分と周囲の人々のことが見えてくる。

犯人はわからない。だが、何度も殺された事で、ヒロインは自分の生き方を見つめ直すようになる。

 

順平「殺人鬼は出てくるけど、死に戻りだからホラー感は薄いかもね」

釘崎「自分が殺されて、自分で犯人捜しをするサスペンスとしても楽しめると思うわ」

 

 

 

■吉野順平

「ホステル」(2005年)

釘崎「ホステルって宿泊施設のことよね? 共用スペースと相部屋が多いっていう」

悠仁「じゃあ、そのホステルで何か起こるってことか。内容は?」

順平「殺人クラブの被害者視点」

伏黒「スプラッタ確定だな」

 

バックパッカーの青年たちは、旅先で知り合った人物に勧められて、ある街を訪れる。

この街の女性たちは、美人で積極的。

聞いていた通り、ホステルに到着してすぐに地元の女性たちと出会いがあった。

観光を楽しんだ翌日。青年たちの内、最近知り合った一人の姿がない。

ホステルに泊まっていた他の客の中にも、連絡の取れない者がいるという。

不自然に思いながらも、共通の知り合いもいないため深入りできずにいた。

そんな彼らの知らない場所で行われるのは、ホステル宿泊者たちのオークション。

競り落とした者は、好きに殺していい。

まだ、何も知らない宿泊者たち。……すぐに「自分の番」が来る。

捕まり、拘束された状態から逃げ延びるのは困難だが、殺人クラブの会員たちも殺しのプロではない。

諦めずに隙をつくことができれば、あるいは……。

 

順平「警察も奴らの味方。街ぐるみで行われている殺人クラブの手から逃れることはできるのか……」

悠仁「なんかグロそう」

順平「グロシーンは拷問系だから、残酷だと思う」

悠仁「まじか」

伏黒「心霊スポットとかにも言えることだが、あれだな……『知らない場所には行くな』」

釘崎「教訓が出たわね」

 

 

 

 

 

 




ジャンルの違う映画を4つ(5つ)挙げてみました。
4つは年一ぐらいで見ているお気に入りです。
ホラー映画好き、増えてくれ!
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