彼女が麦わらの一味に加わるまでの話   作:スカイロブスター

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佐藤東沙さん、ちくわぶさん、シャバノフさん、NoSTRa!さん、誤字報告ありがとうございます。

なんとか年内にアラバスタ編を終わらせたい……


114:アルバーナ決戦~魔人の逆襲~

 バロックワークスの上級幹部達と麦わらの一味がわちゃわちゃやっている頃、砂の魔人は悠然と首都の大通りを進んでいく。

 

 国王軍は潜入したバロックワークス工作員の狩り出しを行いながらも、クロコダイルの侵入を迎え撃っていた。

 怒れる国王軍将兵が十重二十重に襲い掛かるも、砂の魔人は羽虫を払うように打ち倒し、薙ぎ払っていく。

 

 周辺被害を無視した火砲の直射も、銃身が焼き付くほどの弾幕射撃も、必死の切り込み突撃も、スナスナの実の能力者“サー”・クロコダイルにかすり傷一つ付けられない。

 築き上げたバリケードは魔人の歩みを妨げられず、決死の守備兵達は魔人の進みを止められない。

 

 砂塵が天を覆って作り出した薄闇の中、クロコダイルは葉巻を燻らせる。

 どいつもこいつも国のため国のためと喚き、絶対に勝てねェ相手へ遮二無二に挑んでくる。愛国心という病に冒された発狂者共。

 

「くだらねえ」

 クロコダイルは吐き捨てる。

 

 この世界において、国家の正統性など世界政府に金を納められるかどうかに過ぎない。歴史がある? だからどうした。天上金を払えず世界政府に加盟できなければ、どれほど長い歴史を持っていようとも、何の権利も認められない。非加盟国の国民は家畜以下の存在でしかない。

 

 世界政府加盟国で在り続けるために戦うなら、悲惨な非加盟国に落ちぶれないために抗うなら、何かしらの利害や打算や損得勘定に基づくなら、クロコダイルはまだ理解できる。合理的だし、論理的だから。

 

 しかし、アラバスタ王国人達は違う。歴史あるアラバスタ王国の国体を守ろうと、脈々と血を繋いできた自分達の王家を護ろうと血を流している。

 軍人も民も、愛国心と忠誠心のために、命を差し出している。

 

「くだらねえ」

 葉巻の灰を落とし、クロコダイルは王宮前広場に到達する。

 

 魔人が通り抜けてきた大通りは、王国兵達の死傷者で埋め尽くされていた。

 それでも、王国軍は諦めない。国を荒らし、王家を貶めた巨悪を討ち取るべく続々と集結してくる。

 

「俺が引き起こしたことではあるが……面倒極まるな」

 自嘲気味に喉を鳴らし、クロコダイルは広大な王宮前広場を進んでいく。

 国王軍の将兵を蹴散らしながら。将兵の死傷者を踏み越えながら。海を割るように広場の国王軍を真っ二つに割り、広場をまっすぐに渡っていく。

 

 これほどまでに圧倒的な力の差を見せられては、さしもの王国兵も二の足を踏む。

 何より、

「者ども、下がれっ!!」

 指揮官がこれ以上の犠牲に耐えられなかった。

 

 王宮正面。正門に通じる長階段の下。

 護衛隊隊長代理を担うチャカと国王軍護衛隊の最精鋭ツメゲリ部隊の四人が、魔人に立ち塞がる。

 

「我が国に仇なす邪悪め」

 チャカは佩刀を抜き、ツメゲリ部隊の勇士達も武器を構えた。

「一つだけ答えよ。国王様をどうしたっ!!」

 

 クロコダイルは葉巻を吹かし、せせら笑う。

「もう殺した、と言ったら?」

 

 瞬間、国王軍が沸騰する。将兵の顔から恐れや怯みが払拭され、再び戦意と闘志に満ちる。ツメゲリ部隊の四人は噛みしめた歯が今にも砕けそうだ。

「……我、アラバスタの守護神ジャッカル! 王家の敵を討ち滅ぼす者なり……ッ!!」

 チャカは名乗りを口にしながら、ゾオン系悪魔の実イヌイヌの実モデル・ジャッカルの力を発動。犬頭の獣人と化す。

「貴様の首をねじ切ってくれるっ!!」

 

 チャカが吶喊し、雄叫びと共にツメゲリ部隊が続く。

「くだらねェ」

 クロコダイルは葉巻を投げ捨て、スナスナの実の力を発動させる。

「畜生風情が、人間如きが、自然に勝てる訳ねェだろう」

 

      〇

 

 海軍本部曹長の眼鏡っ娘剣士たしぎは困惑していた。

 

 麦わらの一味を追って首都アルバーナ近郊に達した時、どこからともなく女の声が聞こえ、地平線の先に王女を映した蜃気楼が揺らいでいた。

 いったい何がと困惑しているところへ、王女が語りだす。

 それはアラバスタを襲った国難の真実であり、アラバスタを狙った陰謀の告発だった。

 

「王下七武海のクロコダイルが……っ!?」

 たしぎは驚愕する。

 

 世界政府に従う王下七武海が世界政府加盟国のアラバスタを謀り、簒奪を企てていた。想像すらしていなかった大事態に、たしぎは頭を抱えたくなった。

 部隊の完全指揮権すら手に余るというのに、加えてこの事態だ。このままアルバーナに赴いたなら、木っ端海賊の捕縛どころではない。“海軍として”世界政府を欺き、加盟国を害したクロコダイルとその手下共を逮捕ないし討伐しなくてはならない。

 

 無理だ。

 たしぎは剣の腕を評価され、歳若くして下士官の最上位階級に抜擢されている。だが、その実は親方付きの見習い同然。海軍体術“六式”すらまだ修得していない。当然、覇気も使えない。ロギア系能力者のクロコダイルと戦っても、手傷すら与えられず命を落とすだろう。

 しかも、部隊全員を巻き込んで。

 

 今、たしぎはスモーカー隷下全将兵の命を預かっている。彼らも生かすも死なせるもたしぎの考えと決定次第。

 スモーカーが全責任を負うと言ったから兵を死傷させても自分に非はない、なんて言い張れるほど、たしぎは図々しくも太々しくもない。

 

 でも、どうすれば良いの? ここでどう立ち回ることが正解なの? 預かった将兵を死傷させず……それでいて海軍の、私自身の正義に恥じない行動は何?

 

 まるで分らない。

 たしぎは戦闘力という評価項目を除けば、あらゆる点で経験も軍人教育も足りてない。海賊や悪漢相手の殺し合いは経験している。率いた部下が戦いの中に斃れたこともある。死していく戦友を看取り、戦傷で志半ばに軍を去る戦友の背を見送ったこともある。

 

 だけど……勝てぬ相手と分かっていて、戦えば死ぬと分かっていて、挑めと命じることが軍人として正しい決断なのか。

 経験も教育も不足しているたしぎには分からない。

 

 だから、気の利く古参軍曹達が目配せし合い、最先任の軍曹がたしぎに“助言”した。

「曹長。征くしかありません」

 

 たしぎが眼鏡の奥で思わず目を見開く。

「それは……わかってるんですか? 相手は――」

 

「曹長。アラバスタ王国の内戦なら、内政不干渉を理由に手を出さない選択肢もありました。あるいは、世界政府に加盟しているということで国王軍に加わることも出来たでしょう。ですが、今我々が耳にしたアラバスタ王女の告発が事実ならば、今まさに海賊が“事件”を起こしています。しかも、政府に服する王下七武海が、です」

 軍曹はたしぎを諭すように語る。否。精確には周囲の兵士達に語り掛けている。

 

 自分達は王下七武海という化物と戦うしかないのだと。ロギア系能力者という魔人に挑まねばならないのだと。

「我々は海兵です、曹長。正義の二文字を背負っている以上、眼前の悪を野放しにすることは出来ません。御決断ください」

 

 たしぎは『退路を断たれた』とは感じなかった。ただ背中を押してくれた、と感謝する。

 居住まいを正し、たしぎは姿勢を正した全員を見回し、声を張った。

「総員傾注ッ! 我々はこれより背信の王下七武海クロコダイルを逮捕、あるいは討伐に向かいますっ!」

 

 海兵達は敬礼で応じる。一糸乱れぬ所作だった。

 たしぎは頷き、命令を下す。

「私が先頭に立ちますっ! 総員、続いてくださいっ!!」

 

      〇

 

「お早いお着きで」

 ミス・オールサンデーことニコ・ロビンが、王宮の正門庭園でクロコダイルを迎えた。

 猿轡を嚙まされたアラバスタ王コブラが、傍らに座らされている。

 

 クロコダイルはロビンが自分より先に到着していたことに片眉を上げつつ、顎を小さく振って猿轡を外すよう命じる。

 ロビンは首肯し、コブラの猿轡を外した。

 

「――クロコダイル」

 軽傷と渇きで体力を失っていたものの、コブラの眼光に衰えはない。

「チャカ達に……私の将兵達に何をした」

 

「お前の兵隊共は昼寝中だ。半数くらいは永遠に目を覚まさねェがな。まぁ……それでも、俺が想定していたよりは犠牲が少ねェ。お前の娘にしてやられたからな」

 クロコダイルは固く閉ざされた正門を一瞥し、自嘲的な冷笑を返す。

「惰弱な小娘と侮っていたらこのざまだ。土壇場も土壇場で全部ひっくり返されちまった。まったく、おかげでこんな品のねェ真似をしなきゃならねェ」

 

「今の貴様に出来ることはこの国から逃げ出すことくらいだろう。己の愚かさを噛みしめながらな。私を人質にとろうと、腹いせに私の首を獲ろうと、貴様の敗北は覆らん」

 仇敵に生死を握られているにもかかわらず、コブラは微塵も臆することなく毒舌を吐いてのける。

 

 国王に罵られたクロコダイルは小気味よさそうに喉を鳴らし、

「嗤える冗談だ。思っていたよりユーモアのある男だな、ミスター・コブラ。だが、俺が聞きたいのはユーモアじゃねェ」

 じろりと王を睨み据え、問う。

「プルトンはどこにある?」

 

「!!」コブラは目を見開き、慄然として「貴様……ッ! なぜその名を……ッ!!」

 王の反応にクロコダイルは追い求める古代兵器の実在を確信し、満足げに頷いた。

 

「ボス」

 ロビンが口を開き、庭園の一角を指差す。

 と、地面が盛り上がり、ミス・メリークリスマスとミスター・4のペアが穴から出てきて、気を失っているビビを地面に置いた。

 

「ビビッ! 貴様ら、娘に何をしたっ!!」

 沸騰したように吠えるコブラに、ミス・メリークリスマスが苛立って怒鳴り返す。

「デケェ声出すんじゃねえよ、腰に響くんだよっ! 気ィ失ってるだけだっ!」

 

「王女の確保と連行、御苦労。野良犬も始末したのか?」

 心が欠片もこもってない労いを口にし、クロコダイルは質す。横目にロビンの様子を窺えば、ロビンはポーカーフェイスを微塵も崩していない。

 

「血浴の始末どころじゃねェよ、ボスっ! バケモンが生き返ってまっすぐこっちに向かってるっ! 麦わらの一味のガキ共もおっつけ、ここにやってくる。もうめちゃくちゃだよっ!」

 怒涛の勢いでまくし立てるミス・メリークリスマスに、クロコダイルは眉間に皺を刻む。

「……ミスター・1とミス・ダブルフィンガー、ボン・クレーは?」

 

「あのバケモンが暴れて滅茶苦茶んなってはぐれちまったよっ! 多分、ここへ向かってるだろうさっ!」

「……テメェらは本当に失望させてくれるな。ビビを始末しろと命じりゃしくじり、野良犬を始末しろと命じりゃ、化物がどうのこうのと逃げてくる」

 クロコダイルは殺意がこもった眼光をミスター・4とミス・メリークリスマスへ放ち、命じる。

「ミスター・4、ミス・メリークリスマス。他の役立たず共と合流して、今度こそ野良犬を始末してこい。それと、麦わらの一味の残党共もな。これが最後のチャンスだ。これにしくじったら、テメェら全員を生きたまま干物にしてやる」

 

 爬虫類のような目で睨み据えられ、ミスター・4とミス・メリークリスマスは震えあがることしか出来ない。もし了承以外の回答をしようものなら、眼前の隻腕海賊は今すぐ自分達を抹殺するだろうという確信ゆえに。

 

「わ、分かったよ。ボス」生唾を呑み込み、ミス・メリークリスマスがおずおずと「ただ、バケモンはどうすんだい? このままだとアレが来ちまう」

「国王軍を始末してくれる分には問題ねェ。それに……手はある。お前らはさっさと行け」

 話は終わりだというように、クロコダイルはミスター・4とミス・メリークリスマスから目線を切り、ニコ・ロビンへ告げる。

「ミス・ウェンズデーを起こせ。父子最後の面会だ。言葉くらいは交わさせてやらねェとな」

 

 悪趣味ね、と呟いてロビンは気を失っているビビを目覚めさせた。

「ン……」

「おはよう、御姫様」

 

「え……」ビビは目をぱちくりさせ、眼前の女がロビンだと認識した瞬間。驚いた猫のように身を弾ませて後ずさる。次いで、クロコダイルの姿に気づいて身を強張らせ、目覚めた場所が王宮であることに驚き、そして――

「パパッ!?」

 囚われた父の姿を認め、悲鳴を上げた。

 

 コブラは娘の無事に刹那だけ表情を緩め、すぐさま慙愧に耐えぬと表情を曇らせた。

「すまん、ビビ。お前が命懸けで反乱軍を止めたというのに……っ!」

 

「パパ……」

 ビビは詫びる父の姿に下唇を噛み、クロコダイルへ殺意を露わにする。

「よくも父をっ!」

 

 クロコダイルは煩わしげに小さく溜息を吐き、コブラへ向き直った。

「繰り返すぞ、王よ。プルトンはどこだ?」

 

「ぷるとん?」

 怪訝顔を作るビビへ聞かせるように、クロコダイルは言葉を編む。

「一発放てば、島一つを跡形なく消し飛ばす。世界最悪の古代兵器。この国のどこかに眠っているはずだ。そいつがあれば、この地に最高の軍事国家を築くことが出来る。世界政府すら手出しの出来ない理想郷をな」

 

「古代、兵器……? そんなものがこの国に……?」

 戸惑いを覚えた王女が真偽を求めるように父へ目を向けるも、父は苦い顔をしたままだ。

「どこでその名を聞いたか知らんが……その在処は私にも分からんし、この国のどこかにそんなものが実在するかどうかすら、定かではない」

 

「その可能性もあるとは思っていた。確かに……存在すら疑わしい代物であることは、俺も承知済みだ」

 アラバスタ王の見解に微苦笑を返し、大海賊は正門へ顔を向けた。

「ところで、今、再び国王軍が群がり始めている王宮前広場だがな。本来の計画だと国王軍と反乱軍が衝突しているところへ、砲弾を撃ち込む予定だった」

 

「な――」「正気か、貴様っ!!」

 王女が顔から血の気を引かせ、国王が眉目を吊り上げる。父子の反応をせせら笑い、悪漢は楽しげに言葉を続ける。

「直径5キロ圏を更地に変えられる砲弾だ。出来れば、国王軍と反乱軍をまとめて一掃したかったが……とりあえず国王軍さえ消しちまえば、あとは素人に毛が生えた烏合の衆だ。やりようはいくらでもある」

 

「どうして……っ!」

 ビビの握りしめた拳から血が滲み始めていた。

「この国が、この国の人達があんたに何をしたっていうのっ!」

 血を吐くようなビビの訴えも、クロコダイルは歯牙にもかけず、王へ尋ねる。

「質問を変えよう、ミスター・コブラ。王家が秘匿するポーネグリフはどこだ?」

 ロビンの目が鋭く細められた。

 

      〇

 

 勤め人は辛い。

 それは御上であろうと、ブラック企業であろうと、裏社会の犯罪組織であろうと変わらない。

 醜悪な無貌の怪物が首都南門前で、国王軍南ブロック担当部隊の銃砲弾幕射撃を浴びている中、

 

「よーやく見つけたぜ。全身刃物野郎」

「テメェに構ってる暇はねェんだがな」

 首都のとある通り。餓えた狼みたいな目つきのゾロと遭遇してしまい、“殺し屋”ダズ・ボーネズは溜息を吐く。

 

「俺を“ひっぱたいた”デカブツじゃねェが……代わりにボコらせてもらうぜ、オカマ野郎」

「あんたと遊んでる場合じゃなーいのよぉーう!」

 首都の別の街区。怒り狂った猟犬みたいな顔つきのサンジと出くわしてしまい、“荒野”のベンサムは苛立たしげに怒鳴る。

 

「こっちもお仕事なの。恨まないでちょうだいね」

 首都の裏道。“毒蜘蛛”ザラはこの小娘相手に時間を潰し、“血浴”の始末は他の面々に任せようと考えた、が。

「舐めんじゃないわよ、“地味”能力者っ!」

 長棍を構える生意気な小娘をきっちり始末することにした。

 

“町落とし”ドロフィーと“キャッチャー殺し”ベーブは実のところ、ズラかろうとしていた。

 もう付き合いきれない。

 

 冷静に考えれば、事は既に露見しているのだ。世界政府はクロコダイル討伐に動くだろう。砂漠の国でスナスナの実の能力者を倒せるほどの戦力を投入するはずだ。

それに、古代兵器とやらを確保したところで、それは何百年も秘匿されていたもの。新品のようにすぐさま稼働するのか怪しい。整備やらなんやらしている間に攻め込まれたらおしまいではないか。

 

 というわけで、暗澹たる未来から逃れるべく、ドロフィーとベーブは逃亡を図ったのだが。

「見つけたぞ、ペンギンババアにデカブツバッターッ!」

「お前ら、今度はきっちりぶっ飛ばすからなっ!」

 首都西門付近の工事現場。長っ鼻小僧と毛深大男が意気軒昂に吠える。

 

「ペンギンじゃねェっ! モグラだ、このバッ! バッ!!」

「ふぉ~~ふぉ~~ふぉ~~」

「何笑ってんだ、このウスノロッ!!」

 ドロフィーは相棒を引っぱたきながら決意した。ズラかるにせよ、なんにせよ、このクソガキ共はここでぶち殺すと。

 

 かくして麦わらの一味とバロックワークス上級幹部達の個別マッチが始まった。

 

       〇

 

 ベアトリーゼはチョッパーの栄養剤と点滴のおかげで、見聞色の覇気を広げるくらいには回復できていた。

 首都南門付近でバケモノと国王軍将兵が交戦中で、アルバーナ前面ではコーザが重傷を押して反乱軍の一部を率い、首都へ進入を試みている。どうやら国王軍に助力しようとしているらしい。首都内では麦わらの一味とバロックワークスが原作同様の個別戦をしているようだ。そして、王宮では王家父子とワニ公とロビンがやり取りしている、と。

 

「……ふむ。となると、異物の私は同じく異物を排除するとしますか」

 カルーの背で揺られながら、ベアトリーゼは王宮前広場に臨む大時計塔を見上げた。

「あれを利用させてもらおうかな」

 




Tips

ワニさんの野望。
 原作では、砂漠の国という地の利と、プルトンという超兵器を背景に、政府の干渉を許さない独立勢力を築くことが目的。と語っていた。
 なぜ軍事国家の建設を目指したのか、は不明。

ベアトリーゼ。
 点滴で軽く復活は砂ぼうずオマージュ。

麦わらの一味とバロックワークス上級幹部の皆さん。
 原作通りに個別対戦展開へ。
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