彼女が麦わらの一味に加わるまでの話   作:スカイロブスター

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佐藤東沙さん、烏瑠さん、誤字報告ありがとうございます。

空の民とシャンドラの民の背中の羽は飾りじゃないとのことで、修正しました。
本編に変化はありません(2/26)


128:第1空島人、発見!

 麦わらの一味とロビンは大冒険の真っ只中だ。

 ウソップは危うく雲の底を抜けて落下死し掛けたり、雲海に潜む巨大海棲生物が襲ってきたり、ズボンの中へ“空魚”に入り込まれたり。そんな空魚を調べてみたり、食べてみたり。

 

 雲の上を駆ける謎の襲撃者が他所の海賊船を沈め、メリー号に襲い掛かってきたり。

 『空の騎士』を自称する甲冑姿の老人ガン・フォールとビミョーなペガサスになれる不思議鳥ピエールが助けてくれたり。

 

 空の騎士ガン・フォールは語る。

 雲下の青海と積帝雲中層の白海と積帝雲上層の白々海について。ゲリラと空魚の危険。1ホイッスル500万エクストルで護衛する。ただし、1ホイッスルは無料サービス。

 

 いろいろ謎が増えたが、ナミが聞き逃せなかったことはただ一つ。

 空島に至るルートは別にあること。

「やっぱりノックアップストリームは正規ルートじゃなかったんじゃないっ!」

 

 とはいえ、正規ルートも安全ではなく、犠牲無くして進めないものらしい。その意味では全員が辿り着くか死ぬかというノックアップストリームの方が、上手くいけば犠牲を出さずに済むとのこと。

 

 空の騎士ガンフォールはしみじみと語り、ビミョーなペガサスに跨って空へ去っていった。

 

「色々教えてはくれたけれど、肝心なことは何も分からずじまいね」

「だな。どうやって上へ行くのか分からねェままだ」

「とりあえず船を進めてみよう。何かしら見つかるかもしれねェ」

 ロビンが鼻息をつき、サンジがぼやき、ゾロがとりあえず行動を提案する。

 

「あそこ、なんか滝みたいな雲があるぞ」

 双眼鏡を覗いていたチョッパーが水平線の先に何やら見つけ、ルフィは頷いて皆へ言った。

「よーし、それじゃあ、あそこに行ってみっか」

 

 そういうことになった。

 

 

 

 遮蔽物のない環境では、音や臭いは非常に遠くまで届く。

 エッグヘッド製多機能ヘルメットとツギハギ・トビウオライダーのセンサー系が微かな戦闘騒音――ゲリラ戦士ワイパーが海賊船を沈めた音色を拾う。

 

 ふむ。ベアトリーゼは思案する。

 ゲリラが入管ババアのいる正規ルートで白海に来ているわけがない。よって、白海と白々海を往来するルートがあると見ていいだろう。

 

 たしか、原作だと正規ルートで入国料を納めても、ハメられてアッパーヤード送りにされるはずだから、ゲリラの秘密ルートでスカイピアへ入っても大差あるまい。

 

 まあ、どんなルートを通っても、雷野郎の心網(マントラ)に捕捉されるけども。

 見聞色の覇気を掻い潜ることも出来なくはないけど、面倒臭ェし。

 使っちゃえ。

 

 というわけで、ベアトリーゼは見聞色の覇気を広域展開。白々海へ戻っていくワイパーを捕捉し、ゆっくりと追跡していく。

 

 目下のところ、今一番気にするべきは……いまいち調子の上がらないトビウオライダーだ。

「調子が良くないな。水質の違いかしら。それとも、ノックアップストリームの衝撃でイカレたか? 立往生は勘弁してよ、トビウオちゃん」

 

 マシンの動きは芳しくないものの、ぽかぽか陽気が心地良い。

 高度8000メートル強。エベレスト山頂より高いとは思えない好環境だ。雲が保温しているのかもしれない。酸素は薄いが……いや、酸素マスクを必要としない辺り十分な濃度だった。

 

 幻想的で美しい世界を堪能しつつ、ベアトリーゼは見聞色の覇気を用いてワイパーを追跡し、秘密ルートへ向けてトビウオライダーを進める。

 多眼式ヘルメットの中で『酔いどれ水夫』の口笛を吹きながら。

 

 完全に観光気分。

 急傾斜の雲塊の間を通る、山奥の渓流みたいなルートを見つけるまでは。

 

「哨戒無し、罠無し。物資不足か人手不足か。あるいは両方か」

 原作において、ワイパーがアッパーヤード奪還の決戦に動員した戦力は、たった数十名。

 民族の未来を賭けた決戦に投じられた戦力が、だ(まあ、エネルの側も100名足らずだが、選民思想のエネルは衆を用いることを好まない)。

 

 ワイパーが投入兵力を精鋭だけに絞ったという見方も出来るが、単純に常備戦力として保持しえる人的限界と見た場合、コミュニティ全体の人口はおそらく1000人に届かない。とっくに民族として純血性を保持できないレベルだ。

 

 極めて排他的で外部の人間を排除しているようだが、血が濃くなると滅ぶから、地上からやってきた連中やスカイピアの連中の血を取り込んでいるはず。

 

 当然ながら、物資不足が原因の餓死や病死も恒常的の可能性が高い。ひょっとしたら、アラバスタで見た難民達や白骨海域の蛮族共よりも生活が苦しい可能性まである。

 

 そんな困窮が400年に渡って続いてきた。加えてスカイピア側からの迫害や弾圧もあっただろう。故郷を暴力で奪われて以来、ずっと。

 

 スカイピアに対する恨みが概念化されるには十分な時間だ。ワンピースが冒険活劇物語でなければ、和解など絶対に不可能だっただろう。

 

 ベアトリーゼはトビウオライダーをトライアルバイクのように扱い、秘密ルートの急流を遡上していく。

 化物トビウオの大きな図体で渓流染みたルートを昇る苦行に難儀しつつ、タイトな潜水服の中を汗塗れにしながら急流を昇りきり、白々海に到達。

 

 へとへとに疲弊したフルサイボーグ化トビウオライダーの背でヘルメットを脱ぎ、水筒のぬるい水を呷って。

 

 ベアトリーゼは見た。

 地上より色味が濃く感じる蒼穹。手を伸ばせば届きそうな巨雲の山々。潮のように波打つ純白の海。

 そして、雄大で豊富な緑を湛えた島。

 

 空島スカイピア。

 失われし頭蓋骨(ジャヤ)の半分、伝説の黄金郷にして悲劇の舞台アッパーヤードだ。

 

 白海の光景を凌ぐ幻想的美景をしばし堪能した後、ベアトリーゼは行李からスケッチブックを取り出し、簡単な写景図と見聞色の覇気で捉えた鳥瞰図を描いていく。

 

「ふむ。エンジェル島が見えないな。ジャヤ島を挟んで反対側の辺りか?」

 一通りスケッチと現在地の推察を終えたところで、ぐぅ、と腹が鳴る。

「腹減ったな」

 

 ここ数日、超絶料理人サンジの飯ばかり喰っていた身としては、粗末な携帯口糧は避けたいところだ。

 

「ん?」

 見聞色の覇気がアッパーヤードの近海で立ち往生しているスクーターのような、ジェットスキーのような小型短艇(ウェイバー)を捕捉。

 

 原作でナミが現地人から借りたウェイバーを乗り回し、アッパーヤードに辿り着いていたが……乗っているのは、蜜柑色の髪の美少女ではなく粗末な恰好のチンチクリンだ。

 

「第一空島人、発見!」

 正確にはワイパーに続いて2人目だが、まあ、細かいことはどうでもよろしい。

 ベアトリーゼはスケッチブックを行李へ片付け、『These days are old』のイントロを口ずさみながらツギハギトビウオライダーを発進させた。

 

      ○

 

 9歳のシャンディア人少女アイサは、生得的に見聞色の覇気(スカイピア人は心網(マントラ)と呼ぶ)を使いこなせるので、危険な空の民や獣や空魚の目を避け、アッパーヤードに近づくことはそう難しいことではなかった。

 

 だから度々、シャンディア――空の民がゲリラと呼ぶ旧ジャヤ島部族が暮らす雲隠れ村の共有資産であるウェイバーを引っ張り出しては、アッパーヤード沿岸へ忍び寄り、空の世界ではどんな金品よりも価値がある『(ヴァース)』を盗んでいた。

 

 この日も、『土』を採りに行こうとして、村の共有資産であるウェイバーを勝手に乗り回していたのだが――

 

「なんでだよぉ。どうして動かないんだよぉ」

 危険なアッパーヤードの近海で立ち往生中のアイサは、半ベソ顔でうんともすんとも言わないウェイバーの機関部――風貝と舵が組み込まれた推進機関部をべちべちと叩く。

 

 9歳のアイサはウェイバーを乗り回すことが出来ても、メカニカルなことはさっぱり分からない。

 

 どうしよう。アイサは小さな手で涙が溢れだしそうな目元を拭う。

 このままじゃ村へ帰れない。アッパーヤードに行こうとしたことやウェイバーを壊したことがバレたら、お母さんや村の大人達に怒られちゃう。

 

 空の民や怖い空魚に襲われたりする可能性より、お母さんや大人に叱られることが不安なアイサちゃん。9歳だからね。仕方ないね。

 

「!」

 生得的に備えた心網(マントラ)がこちらに近づいてくる“変なの”を捉え、アイサは慌ててウェイバーの船底に伏せた。ウェイバー自体が隠れてないんだから、身を隠しても無意味だが、9歳児は真剣だ。

 

 そっとウェイバーの舷側から頭を出し、心網ではなく肉眼で“変なの”を見る。

 

 全身をぴったりと覆う赤黒の着衣に、目がいくつもある兜で頭をすっぽり覆った女が、ツギハギされたデカい魚に跨ってこっちにやってくる。背中に羽がないから、空の民ではないようだ。ひょっとしたら青海人だろうか。でも、船以外のものに乗った青海人なんて見たことも聞いたこともない。

 

 なんだあれ。

 得体のしれない手合いに、アイサが不安と好奇心が入り混じった眼差しを向けていると、“変なの”はアイサが隠れるウェイバーから数メートルほど離れたところで止まり、目がいくつもある兜のバイザーを開けて声を掛けてきた。

 

「やぁ。こんにちは」

 小麦肌と暗紫色の瞳が印象的なアンニュイ顔の若い女だ。腰の装具ベルトには二本のナイフ、後ろ腰には刀剣の鞘を二本下げている。武器を持った見知らぬ相手に気を許すほど、アイサは能天気ではない。

 

 怯える子供特有の警戒心を隠さず、アイサは恐る恐る返す。

「お前、何者だ。青海人か?」

 

「青海人ってのは何か知らないけど……まぁ、地上からやってきたモンだよ」

 女は飄々と答えながら、装具ベルトの防水パウチを開けた。包み紙を一つ開いて小粒の塊を口へ放る。もう一つ包み紙を取り出してアイサに示す。

「アメちゃん、食べる?」

 

「……あたいはそんなもので騙されないぞ!」アイサは包み紙を凝視しつつも警戒心を解かない。なかなかヒネた子供である。

 

「そっか」女はあっさり飴をパウチに戻す。

 あ、とアイサが思わず残念そうな声を漏らせば、女はにんまりと微笑み、再び飴を取り出してアイサへ放る。

 

 アイサはむぐぐと恥ずかしげに唸りつつ、受け取った飴を口に放る。甘い!

 自然と表情が緩むアイサに、女はアンニュイな微笑みを返す。

「私はベアトリーゼ。お嬢ちゃんのお名前は?」

「……アイサ」渋々名乗るアイサ。アメちゃんを楽しむ口元は緩んだままだが。

 

「私は(ダイアル)をいろいろ買付けに来た行商人みたいなもんでもあるんだけど、アイサちゃんは貝が購入できるところ知ってる?」

「アイサちゃんとか言うな」

 馴れ馴れしい呼び方に不満を表明しつつ、アイサはベアトリーゼを胡散臭そうに見据える。

「青海人が貝なんて手に入れてどうするのさ」

 

「そりゃ自分で使ったり、売ったりするんだよ。風貝と熱貝はこいつを改造するのに使うかな」

 ベアトリーゼは自身の跨る魚をぺちぺちと叩く。

 

「改造? 魚を? ? ? ?」意味が分からない。

「詳しい話をしても良いけど」

 きょとんとするアイサへ微苦笑を返しながら、ベアトリーゼは不意に顔を白い海原へ向けた。

 

 刹那。

 海面から飛び出した空魚が、ベアトリーゼとアイサへ襲い掛かる。

 

「うわぁああっ!?」

「昼飯確保っ!」

 波で激しく揺さぶられるウェイバーの上で、アイサが吃驚混じりの悲鳴を上げる中、ベアトリーゼは巨魚から軽やかに飛び上がり、巨大空魚の頭を“吹き飛ばし”た。

 

 空魚の巨躯が白い水面に叩きつけられ、水飛沫ならぬ雲飛沫を巻き上げる。横たわる巨大空魚の屍の上に降り立ったベアトリーゼが、唖然としているアイサへ提案した。

「落ち着いて話せるところに行かない? 出来れば、こいつを料理できるところが良い。どう?」

 

 驚愕に固まっているアイサは、こくこくと頷くことしかできない。

 

     ○

 

 麦わらの一味がエンジェル島に辿り着き、コニス・パガヤ父子と交流している頃(ナミはウェイバーで遊んでいるうちに禁断の聖地アッパーヤードへ接近していた)。

 

 ベアトリーゼはアイサのウェイバーと仕留めた空魚を牽引し、岩礁ならぬ雲礁に隠された小さな入り江へ進入。トビウオライダーを停め、仕留めた巨大空魚を担いでアイサと共に雲隠れの村へ向かい――

 

 西部劇のインディアン居留地染みた村の入り口で、武装した連中に囲まれていた。

 

「こりゃまた熱烈な歓迎だ」

 巨大空魚を脇に下ろし、ベアトリーゼは気だるげに両手を上げてぼやく。

 

「勝手にしゃべるなっ!」と槍を構える若い男が警告を発する。

「アイサッ! お前、また勝手にウェイバーを持ち出して……挙句、青海人を村に連れてくるなんてどういうつもりだっ!」

「うひぃっ!?」

 大人達に叱り飛ばされ、アイサは思わずベアトリーゼの陰へ逃げ込む。

 

「青海人を村に連れて来ただと……っ!?」

 顔に刺青を入れた強面の勇壮な男――戦士ワイパーがやってくると、場の空気が一気に緊迫したものになる。

 

「ひぃっ!? ワイパーッ!?」

 アイサが怯え、ベアトリーゼの背後で縮こまる。

 

「やれやれ。まるで怯えた猫の群れだな」

 ベアトリーゼは小さく溜息を吐き、パウチからモックタウンで仕入れた“取引”用の品の一つを取り出し、ワイパーへ放る。

「あんたらと争う気はない。証としてそれをやるよ」

 

 ワイパーは投げ渡されたものを開き、眉目を険しく歪めた。

 カボチャの種。

 英雄ノーランドがシャンディアへもたらした恵の一つ。

 

「――貴様。何者だ」

 ワイパーにドスの利いた低い声で質され、ベアトリーゼはアンニュイ顔で微笑むだけ。

 

     ○

 

 麦わらの一味とロビンがスカイピア警察ホワイトベレーなる変態集団と遭遇していた頃。

 

 ベアトリーゼは得物を装具ベルトごと女戦士(ラキという名前の美人さんだ)に預けさせられ、身体検査を受けた後に酋長のテントへ連行された。狼の頭みたいな被り物をした老人と対峙するように敷物へ座らされる。

 

 シャンディアの酋長と名乗る老人が問う。

「青海人の娘。お主は何者か」

 

 ベアトリーゼは酋長のテント内を物珍しそうに見回してから、薄く笑う。

「何者か……哲学的な問いだ。地上では荒事で生活(たっき)を立ててる。ワル相手にタタキをしたり、雇われでドンパチチャンバラをしたり」

 

「海賊ではないのか?」

「違うよ。ただまあ、白海には海賊と一緒に来たけど、はぐれちゃった。彼らは今頃空島を観光か冒険してるんじゃないかな」

「物見遊山で来た、と」酋長は眉根を寄せて皺を歪める。

 

「ああ。私は観光より(ダイアル)の調達が主だけどね」

 物憂げに答え、ベアトリーゼは説明する。

「貝は地上にも少なからず流通してるんだよ。それも結構な額でね。それとまぁ、入り江に停めたアレを改造するためにも必要なんだ」

 

 酋長は戦士達から、この青海人の娘が見たこともない怪魚に乗ってやってきたと聞いていた。魚に騎乗すること自体、理解に難いというのに、魚を改造するとはなんぞや。

 

 困惑顔の酋長へ、ベアトリーゼが微苦笑を返す。

「地上にはそういう技術があるんだよ」

 

 酋長はコホンと咳をし、気を取り直して「貝の調達ならば、空の民達に縁を求めるが常。なぜ、我らと縁を持った」

「漂流中の幼子を見つけたら、普通は助けるでしょ」ベアトリーゼは気だるげに「それとも、空じゃ見殺しにするのが常識なの?」

 

 毒を浴びせられ、酋長は眉間に深い皺を刻み、苦い顔で答えた。

「そんなことはない。だが……色々あるのだ。この空の世界にはな」

 

「だろうね」

 ベアトリーゼは酋長のテントの外でこちらを睨んでいるワイパー達を一瞥し、薄く口端を歪める。

「察しがつくよ。敵がいて、長いこと追い詰められてるんだろう? 恨み辛みが積もり過ぎてもう解決の術もない。そんなところか?」

 

「……青海人の娘。お主はこの空の世界についてどれほど知っておる?」

 正鵠を射られた酋長がわずかに動揺を滲ませるも、ベアトリーゼはつまらなそうに鼻を鳴らすだけ。

「何も知らないさ。空島のことはほとんど知られていないんだから。実際、世間一般では空島の存在は御伽噺だよ。せいぜい、貝の存在とハイウエスト航路くらいだ」

 

 穴だらけの原作知識からスカイピアやシャンディアのことは多少知っているが、知識を明かしても得することがないのだから、明かす必要はない。原作で明かされていない秘密が分かるなら話も変わるが……スカイピアもシャンディアも史観がさっぱり分からんので何とも。

 

「そうか」酋長はベアトリーゼを見つめた後、しばし考え込み「……少し長くなるが、我らとこのスカイピアの関わりについて、話しておこう」

 

「拝聴しよう。ただその前に」

 ベアトリーゼは眉を大きく下げて腹を撫でた。引き締まった腹がぐぅと鳴く。

「何か食べるものくれない? 腹ペコだ」

 

 酋長は目を瞬かせ、顔に刻まれた皺を和ませる。

「そうだな。長話の前に、我らの子を助けてもらった礼に昼食を馳走しよう」




Tips
麦わらの一味
 空島到達後、概ね原作通りに過ごしている。
 ロビンだけコニスの様子をじっと観察中。

These days are old
 スプーキー・ルーベンの曲。テレビ番組『笑ってこらえて』の『ダーツの旅』のテーマソングに用いられている。

ガン・フォール
 空の騎士。実は元スカイピアの王(神様)。シャンディアと和解を試みた融和派で、エネルに王の座を奪われた今も、空の民から慕われている。

コニス
 空の民。美少女。異邦の海賊にやたら親切。

ワイパー
 ゲリラの中でも最強硬派の超武闘派。それでも、『エンジェル島を焼き討ち』とか考えない辺り、一線を越えない良識を備えているのかもしれない。

アイサ
 生まれながらに見聞色の覇気を使う9歳児。2年後の新世界編では、髪を伸ばして美少女に激変している。

酋長
 シャンディアの酋長。強硬派ではないが、融和派でもないようで、立ち位置が見えない。
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