彼女が麦わらの一味に加わるまでの話   作:スカイロブスター

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佐藤東沙さん、誤字報告ありがとうございます。


45:特派員到来

 野蛮人に唆されて延々と叫び続けた結果。ウタは喉を痛め、熱を出して寝込んでしまった。

 

 ベアトリーゼはゴードンからがっつり叱り飛ばされた末、寝込んでいるウタの傍らで看病しつつ、黒い手帳の読解を進めていく。

 時折、ベアトリーゼは囁くような小さな声で鼻歌を口ずさむ。それはいつもの『酔いどれ水夫』だったり、『ビンクスの酒』だったり。それと、ウタが寝息を立てていることを確認したうえで前世の覚えている曲を口ずさむ。

 

 通しできちんと歌えるものは意外と少ない。うろ覚えで特定のメロディとフレーズしか分からないものや、有名なサビの前後しか分からないものの方が多い。

 不思議なもので、有名アーティストのヒットソングより、他メディアと関わった曲の方がよく覚えている。CMソング。スーパーで流れていた宣伝ソング。コンビニの有線。映画の主題歌。ゲームのテーマソング。アニメやドラマのOPやED曲にそれらの劇判曲。

 

 そして、ベアトリーゼがCMで覚えた『この素晴らしき世界』を歌い終えた時。

 不意に膝を突かれる。

 

「今の、もう一回、歌って」

 いつの間にか目を覚ましていたウタが、ベッド脇に座るベアトリーゼの膝を突き、かすれ声でアンコールを要求。

 

 ベアトリーゼはウタのおでこに触れて熱の具合を確認。平熱よりちょい高いようだ。

「子守唄代わりに繰り返してあげるから、お眠り」

 ウタの頬を優しく撫でてから、ベアトリーゼは『この素晴らしき世界』を再び歌い始める。

 別段上手くはないけれど、なぜか酷く心を打つ歌を聞きながら、ウタは睡魔に誘われて眠りに落ちていく。

 

       ○

 

 翌日。

 熱が下がり喉も癒えたウタは、ゴードン特製のスープと粥で病み上がりの身体をいたわる。

 優しい朝食を終え、ゴードンとベアトリーゼに言った。

「あのね、レッスンや勉強を再開する前にしたいことがあるの」

 そして――

 

 

 昼のエレジアに鎮魂歌が響く。

 熱が下がり、喉が癒えたウタが最初に求めたことは、“歌手として”エレジアの亡き人々と向き合うことだった。

 ウタはいつものカジュアルな装いではなく喪服染みた黒いドレスをまとい、廃墟の広場に立つ。立ち会うゴードンも黒い正装を着こみ、ベアトリーゼも市街の廃墟から拝借してきた黒いドレスを着て居住まいを正している。

 

 ウタは広場の中央で大きく深呼吸した後、全身全霊で鎮魂歌を紡ぎ、編んでいく。

 

 無伴奏で歌われた鎮魂歌は技術的なものはもちろんのこと、作曲者が曲に込めた思いや願いを深く理解し、自身の心情と思いを込めて楽譜の一音、歌詞の一節に至るまで歌われていた。加えて、死者への哀悼、冥福の祈願、贖罪と魂の救済、涙の果てからの再起、全てが見事なまでに“表現”されていた。

 音楽家として耳の肥えたゴードンをして、滂沱の涙を堪えられないほどに。

 

 哀切に満ちながらも希望が込められた絶唱は、歌姫の双眸から流れる滴で終わりを迎える。

 

「ブラボ―――ッ!!」

 鎮魂歌に対し、この称賛が正しいか分からない。それでも、ゴードンは讃えずにいられなかった。滅びし国の代表者として、称賛と感謝を“表現”せずにいられなかった。

 

 相伴していたベアトリーゼは涙こそ流していなかったものの、背筋が震え、全身が粟立つ感覚に襲われていた。ウタの絶唱に感受性が強く刺激され、共感反応したらしい。

 

 凄まじいな。ベアトリーゼは思う。苦悩が芸術家を育てると言ったのは誰だったか。眼前の少女は成長どころか化けたと言うべきだろう。

 

 ウタは目元を拭い、憚ることなく大泣きするゴードンと鳥肌の浮いた小麦肌を擦るベアトリーゼへ向き合い、宣言する。

「私、歌い続ける。これからも、世界一の歌手を目指す。エレジアのことで人から後ろ指を指されても、非難されても、私は歌い続ける。一人でも私の歌で幸せになってくれる人がいる限り、私は歌うことを絶対にやめない」

 

「~~~~っ!」ゴードンは何度も何度も頷き、泣きっぱなしでもはや言葉にならない。

「良いと思う」ベアトリーゼは胸を持ち上げるように腕を組み「強くあろう」

 

「アンタを感動させて泣かす約束、まだ終わってないからねっ!」

 ウタに指差し宣言され、ベアトリーゼは面倒臭そうに眉を大きく下げた。

「まだ続けるのか……」

「当たり前よっ!」

 ウタは花が咲いたような笑顔を浮かべた。

 

 

 

 

 で。

 

 

 

 

 懐かれた。

 ウタは一日一回の歌唱挑戦に加え、ベアトリーゼの市街パルクールや機甲術モドキの鍛錬にも付き合うようになった。

 何より、赤ずきんちゃんの如き質問攻めが始まった。

 ベアトリーゼの故郷のこと、これまで旅して見聞きした島や国のこと等々。エレジアの外のことに、世界のことに強い関心をぶつけ、5W1H、特に『なぜ』と『どうして』を投げてくる。

 

 考古学者の親友がベアトリーゼをビーゼと呼ぶ、という話をしたら、ウタは物凄い勢いで食いついた。

「私もアンタのことビーゼって呼ぶっ!! 良いでしょっ! ダメって言っても呼ぶからねっ!」

「まあ、別に構わんけども」

 飼い猫の如く懐いてきたウタに戸惑いつつも、ベアトリーゼは良い気晴らしを得ていた。

 

 まだ全てを解読し終えたわけではないが、解読が進んだ手帳の前半部分だけでも、ベアトリーゼの物憂げな顔を険しく歪めるような代物だったから。

 

       ○

 

 把握した内容はとある一族の調査記録。それと記述者の名前。

 調査記録の対象は世界貴族始まりの19王家、その分家筋に当たるフランマリオン一族。

 そして、手帳の記述者は本名不明で“ウィーゼル”と自称していた。

 

 

 

 ”ウィーゼル”はかく語りき。

 フランマリオンの復讐と狂気の物語を。

 

 謎多き『失われた100年』の後、ネフェルタリ王を除く19人の王が一族を連れて赤い土の頂へ去った。

 残された空位の玉座がどうなったか。

 

 たとえば、ドレスローザ王国のドンキホーテ王はリク家に王位を禅譲して去った。

 しかし、フランマリオンの宗家筋に当たる王家は、後継を定めずに聖地へ発った。

 

 その結果、残された重臣や大貴族などの有力者による王位継承戦争が始まり、フランマリオン家はこの抗争によって一族を根絶やしにされたという。

 王の側妃となっていたニノンという女性を除いて。

 

 フランマリオン家最後の一人となったニノン側妃は王の子を産み、あらゆる手を尽くして天竜人フランマリオン家を興すことに成功。

 分家フランマリオン家を興した後、ニノン妃は我が子へ徹底的に叩き込んだ。

 一族を根絶やしにした王国の貴族や軍閥へ復讐し、後継者を定めず継承戦争を招いた宗家に報復することを。

 言い換えるなら、ニノン妃は子々孫々を憎悪と怨恨の鎖で縛りつけたのだ。

 

 “ウィーゼル”はこの狂気こそがフランマリオン家の原点であり、極めて異質かつ異様な一族にならしめた最大の要因と記している。

 そして、“ウィーゼル”の指摘を裏付けるように、フランマリオン家は一族の復讐を果たして宗家を圧倒する権勢を手に入れた後、狂気から解放されるどころか、狂気の深淵により深く沈んでいったようだ。

 

 曰く――天竜人は神である。絶対的権力者であることの言葉遊びではなく、真に神の如く人間を超越した存在に昇華し、進化し、発展せねばならない。

 この星の神たるに相応しき真の超人類(ウーバーメンシュ)に至るべし。

 

「まさかワンピ世界でトランスヒューマニズムと御対面するとは」

 呆れ気味に呟き、ベアトリーゼはかつてニコ・ロビンと交わした会話を思い出す。

「フランマリオンの眠り姫……ひょっとして奴隷に産ませた子を“出荷”して非加盟国を弄ぶことも、これが目的か。蟲毒の壺みたいに戦乱や動乱を用いて超人を創出すると? いや違うな。フランマリオンの目的は天竜人、もっと言えば自分達の超人化であって、下々民から超人を選び出すことじゃない。となると」

 

 実験。

 そう、非加盟国を利用して“何か”を実験していると考えるべきだ。

 

 解読した内容を記したノートを突きつつ、ベアトリーゼは暗紫色の瞳に蔑みを込める。

「ただでさえ強烈な優生選民思想を持っているところへ、トランスヒューマニズムを追加(トッピング)とか、イカレてるわ」

 手帳の内容が全て正しいとするなら、フランマリオンはこの世界にある超人化ガジェット――悪魔の実を用いずにトランスヒューマンへ至る手法を模索しているようだ。

 

 科学的手法による人間の改造や強制進化を試みている?

 ベガパンクが血統因子を発見したことが数十年前であることを考慮するなら、それ以前の数百年はいったいどんな馬鹿げた手法を試していたのか。想像するにもおぞましい。

 

 気が滅入ったベアトリーゼは深々と溜息をこぼしつつ、別の疑問を思う。

「それにしても……この“ウィーゼル”って奴は何者だ? どうやってこんな情報を掴んだ? 『失われた100年』ほどでは無いにしろ、これも秘匿された歴史の類だろ」

 疑問に答える者はいない。

 

      ○

 

 解読作業が本格的に進展し始めて以来、ベアトリーゼの表情は険しい。物憂げな面差しはいつも眉間に皺を刻み、暗紫色の瞳にも翳が絶えない。

 ベアトリーゼのオフィスと化した王宮図書室にやってきて、ウタは黒い手帳に興味を示す。

「手帳の解読が進むにつれて酷い顔するようになったけど、いったい何が書いてあるの?」

 ベアトリーゼは首を横に振った。

「ウタちゃんにはまだ早い」

 

「また子ども扱い」ぴこん! と勢いよく立つウサミミ髪。

「そうじゃない」

 ウタが唇を尖らせると、ベアトリーゼは真顔で告げる。

「これは人間の醜悪さと邪悪さの記録だ。多感なウタちゃんには悪影響しかないよ」

 

「……そんなに酷いことが書いてあるの?」

「具体的なことは避けるけど、まあ、吐き気を催すような人体実験とか悪意に塗れた社会実験とか、そういうことがたらふく書いてある」

 ベアトリーゼはおずおずと尋ねたウタへ手帳を突きながら答えた。

「それは……最悪だね」ウタは綺麗な顔を歪める。

 

「だろう? ウタちゃんみたく素直な子がこの手帳を読んだら、間違いなく人間不信と社会に対する敵意に染まるね」

 ふ、と息を吐いてベアトリーゼはカップを口に運ぶ。珈琲がやけに苦く感じる。

「ビーゼはそんなもの読んで平気なの?」と案じるウタ。

 ベアトリーゼは控えめに微笑み、アンニュイ顔を作る。

「おぞましい内容に触れたからって人間に絶望したり、世界に憤怒したりしないよ。私はそこまで青くない」

 

「私より少し年上なだけじゃん」

 ウタの指摘に、ベアトリーゼはニヤリと笑う。

「どうかな。中身はもうババアかも」

 からかわれたと感じたのか、ウタはぷくりと頬を膨らませる。

 

 と、不意にベアトリーゼが窓の外へ顔を向け、目を鋭く細めた。

「どうしたの?」

 訝るウタへ、ベアトリーゼは窓の外を見たまま応じた。

「なんか面倒臭そうなのが来たっぽい」

 

 

 

 

 燦々と陽光降り注ぐエレジア港に現れたそいつは、大きなシャチに乗っていた。

 そいつはすらりとした潜水服を着こみ、鞍を装着したシャチに跨っている。シャチはシャチで鞍と手綱に加え、背中と横腹に大きなバックパックをまとっていた。

 

 海底都市(ラプチャー)小さな妹(リトルシスター)を守る大きな姉(ビッグシスター)みたいな装いのそいつは、金魚鉢型ヘルメットを外してエレジア島を見つめ、ニヤリと笑う。

 

「趣のある街だっ! スクープの予感がするぞっ!」

 世界経済新聞の特派員コヨミは懐の防水パウチからカメラを取り出し、街をパチリと撮影。

 

 カメラをパウチに戻し、コヨミはヘルメットを被り直して手綱を振るう。

「ハイヨー、チャベスっ! スクープを獲りに行こうっ!」

 シャチはひと鳴きし、港の桟橋へ向かって泳ぎ始めた。

 

       ○

 

 ゴードンは困惑していた。

 この島に生まれ育って長いが、細身の潜水服をまとい、シャチの背に乗った来島者など見たことも聞いたこともない。

 

 桟橋に上ってきた金魚鉢頭はゴードンに気付き、ヘルメットを脱いだ。ウタより少しばかり年上だろう乙女が人懐っこい笑顔を向けてきた。

「世界経済新聞の特派員コヨミですっ!」

 

「私はこの島の元国王ゴードンだ」

 いろいろ察しがついたゴードンは顔を曇らせた。

「世経の記者さんか」

 

「はいっ! エレジア滅亡について調査と取材に来ましたっ! ゴードンさん、是非とも取材させてくださいっ!!」

「取材は断る。お帰り頂きたい」

 元気溌剌に答える様は好ましい。が、ゴードンは件の特集記事に振り回されたせいか、塩対応を返す。

 

「門前払いっ! だけど、挫けませんっ! さあ、取材させてくださいっ! さあ、さあ、さあっ!!」

 も、コヨミがぐいぐいとゴードンへ詰め寄っていく。押しが強い。

「参ったな。言葉が通じない」とげんなり顔をこさえるゴードン。

 

「取材させてあげなよ、ゴードン」

 そこへ紅白二色頭の小娘ウタが御登場。仁王(ガイナ)立ちしながら、ウタはコヨミへ挑むように宣告する。

「私達に隠すことなんて何もないわ。全部明かして晒して、そこから私はスタートするんだから」

 

「おお!」コヨミは喜色を浮かべ「話が見えませんけれど、何やらビッグニュースになりそうな予感ですっ! 私は特派員のコヨミと申します。貴女のお名前は?」

 

「私はウタ」

 ウタはドラムロールが聞こえてきそうな仁王立ちをしたまま、名乗った。

「世界最高の歌姫になる女よっ!!」

 

「ぉおおおおおっ! 何か分かりませんけど、全然分かりませんけど、貴女からはスクープな感じがしますよっ!!」

 昂奮したコヨミがバシャバシャとカメラでウタを撮影し、ウタはウタでまんざらでもない様子。

 

 これから起こるだろう面倒を思い、ゴードンは顔を覆った。

 

      ○

 

 コヨミは港傍の廃墟で潜水服からタンクトップとハーフデニムに着替え、

「血浴のベアトリーゼッ! 賞金復活のお尋ね者がこんなところにいたなんてっ! スクープですよこれは大スクープですっ!」

 王宮で早々にベアトリーゼと遭遇し、鼻息を荒くしてパシャパシャと撮影する。

 

「こりゃ賑やかになりそうだ」

 気だるげにぼやき、ベアトリーゼは鼻息をついて、

「おい、ブンヤ。私のことを記事に書いても構わないけど、一つだけ守れ」

 告げた。冷酷な殺意を隠すことなく。

「私がこの島で何をしていたかは、決して調べるな。ウタちゃんやゴードンさんにも尋ねるな。知ろうとするな。違えば容赦しない」

 

「こわっ! 本気ですねっ!? 流石は血浴っ! そこらの海賊よりダンチにヤベーですっ!」

 身を震わせるコヨミに、ウタが不満顔で尋ねる。

「ねえ、さっきからビーゼのことを物騒に呼んでるけど、なんなの?」

 

「え?」

「え?」

 戸惑うコヨミと訝るウタ。

 

 ベアトリーゼは疎ましげに前髪を掻き上げ、はぁと大きく溜息をこぼす。

「教えてやって」

「それでは遠慮なく」

 コヨミはコホンと咳をし、ウタへ演技がかった調子で説明する。

 

「ウタさん。ここにおわしますベアトリーゼさんは、西の海で『悪魔の子』ニコ・ロビンと組んで、海賊やギャングを標的に数多くの殺傷沙汰と強奪事件を起こし、時に海軍や賞金稼ぎも蹴散らしてきた凶悪犯なのですっ! ついた二つ名は『血浴』っ! 賞金5200万ベリーッ!」

 ででーんと口で効果音を告げながらベアトリーゼを示し、

 

「数年前、“マーケット”沖にて単独で海軍本部大将と本部中将の精鋭部隊と交戦の末に逮捕されるも、護送船を海難事故に見せかけて沈め、逃走っ! 長く消息不明でしたが、本年数カ月前にあの“英雄”ガープと交戦し、生存が発覚ッ! 再び賞金が懸けられましたっ! その額なんと――」

 コヨミはばばーんとベアトリーゼを両手で示す。

「2億5千万ベリーッ!!」

 

「に、2億5千万っ!?」と目を剥くウタ。

「やっす。それぽっちかよ」と不満げなベアトリーゼ。

 

「いやいやいや、ベアトリーゼさん、今日び海賊以外で億越えの賞金首は稀ですよ」

「全然知らなかった……」

 コヨミの解説にウタが唖然とする中、ベアトリーゼはどうでも良さそうに耳元を掻く。

「そりゃ自慢するようなことでも無いし、悪さを吹聴するような趣味もないからね」

「悪党は自慢したり吹聴したりしますけどね。特に海賊とか」とコヨミ。

 

「ともかく、だ」

 ベアトリーゼは強引に話を打ち切り、コヨミとウタへ物憂げ顔を向けた。

「取材をする方も受ける方も腹を括るんだね。あんた達2人が思っている以上にこれは危ういよ」

 

「「?」」

 歳若い二人は野蛮人の言葉を理解できず、小首を傾げた。




Tips
『この素晴らしき世界』
 サッチモことルイ・アームストロングの名曲。原題は『What a Wonderful World』
 色んなCMに使われているから、誰しも一度は聞いたことがあるはず。
 歌詞は書いてないから楽曲コードは不要だと思う。

”ウィーゼル”
 素性はまだ秘密。
 銃夢:LOに登場したスーパーハッカーのコードネームが由来。

ニノン側妃
 元ネタは銃夢:火星戦記に登場した孤児の少女ニノン。
 原作では悲しい最期を迎える。

コヨミ
 オリキャラの新聞記者。
 元ネタは銃夢に登場する少女コヨミ……だが、当キャラには原作要素が欠片もない。原作ファンの方申し訳ない。
 シャチの名前は、原作コヨミの愛犬の名前。

シャチで海を渡る。
 銃夢の作者、木城ゆきと氏による海洋ファンタジー『水中騎士』に登場する設定。

潜水服
 上記『水中騎士』の潜水服は重甲冑を兼ねていたけれど、本作のコヨミが着こんでいるものは海底SF『バイオショック2』に出てくるビッグシスターがモデル。

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