彼女が麦わらの一味に加わるまでの話 作:スカイロブスター
あとがき部分の書き忘れ修正。本編に修正なし(8/25)
鷹の目ジュラキュール・ミホークが去った後、海上レストラン『バラティエ』の命運を賭した戦いが始まる。
ナミ達を乗せたゴーイングメリー号は、バラティエの戦うコックさん達+麦わら小僧VSクリーク海賊艦隊残余の戦場から距離を取り、世界最強の剣士に斬られたゾロの手当てに奔走していた。
「信じられない……っ! ぎりぎり骨へ届かないように斬ってる……っ!」
手当てを進めていたナミが吃驚を上げる。
ゾロの厚い胸板に走る傷は派手だが、胸骨や肋骨を傷つけないギリギリの深さだった。むろん、胸筋やら何やらが斬られているため、断じて軽傷とは呼べない。それに、骨の間を抜けて心臓に届く寸前だった刺し傷はかなりヤバい。
「ナミの兄貴ィ、ゾロの兄貴は助かりますよねっ!?」「ゾロの兄貴を助けてくだせェ、ナミの兄貴ィッ!!」
「だから、なんで私が兄貴なのよっ!?」
ヨサクとジョニーの懇願に怒声を返しつつ、ナミは拙い手つきでゾロの傷を縫い合わせていく。
「ああ、もう。私は航海士で船医じゃないのにっ!」
ナミは冷汗塗れの顔を上げ、治療に手を貸さず戦いを注視しているウソップへ怒鳴った。
「ウソップッ! 何をぼうっとつっ立ってんのよっ! 手を貸してっ!」
だが、ウソップはナミに応じず、瞬きを忘れて戦いを見つめていた。
シロップ村の戦いが初陣だったウソップにとって、バラティエの戦いは鮮烈に過ぎたのだ。
本職の武闘派海賊であるクリーク一味の海賊達は、つい先ほどまで死にかけていたとは思えぬほどの強さを発揮し、バラティエ名物戦うコックさん達を圧倒している。
が、そんなクリーク一味の海賊達を――
「にゅ―――――ッ! 俺の仲間達に手を出すんじゃあねェっ! たこ焼きパンチッ!!」
傷ついたコック達を守るタコの魚人はっちゃんが、その圧倒的膂力を発揮し、海賊達を片っ端からぶちのめし、ノックアウトしていく。
「コックを舐めるんじゃねェ。オロすぞ、テメェら……っ!」
軽佻浮薄な女好きと思っていたサンジが、凄まじい足技を次々と繰り出し、海賊達を蹴り飛ばし、打ち倒していく。
そして何より、
「ゴムゴムのぉ~~大鎌っ!」「ゴムゴムのぉ~~鞭っ!」「ゴムゴムのぉ~~
ルフィが凄まじかった。
悪魔の実を食してゴム人間となったルフィは、ゴムボールのように巨船の残骸の間を飛び回り、手足をゴム紐のように伸ばして海賊達をぶっ飛ばし、蹴散らしていく。銃弾を浴びせられても、自らをゴム風船のように膨らませ、弾丸の運動エネルギーを相殺してしまう。
東の海の覇者“
戦場を縦横無尽に動き回り、身体を自由自在に駆使し、強敵を翻弄して戦う様は、どこか楽しげですらある。
「すげェ……」
ウソップの口から感嘆が漏れた。
シロップ村でクロを打ち負かしたことから、ルフィが凄く強いことは知っていた。だが、自分の認識はまだ足りなかった。
ルフィは“とんでもなく”強ェ……っ!
「良いですね、あの子」
「ぅおっ!?」
突如、隣から声がして、ウソップがビビりまくった吃驚を上げる。
いつの間にか潜水服女がゴーイングメリー号に乗船し、戦場を撮影していた。
「お、お前は鷹の目の仲間の―――」
「え? 違います違います。私は世界経済新聞特派員のコヨミです。別件の取材のため、ミホークさんに同道していただけで、仲間ではありません」
いくらか年上の女記者はウソップに人懐っこい笑みを向け、再びカメラを構える。
「麦わらの子、良いですね。悪魔の実の能力者は大概が予測不能な戦い方をしますけれど、あの自由気ままにのびのびと戦う姿は、見ていて楽しくなってきます」
「楽しくって……あれは“殺し合い”だぞ」
ウソップが健康的常識から嫌悪感を示すも、コヨミは微笑みを返すだけ。レンズをクリークに向け、つまらなそうに鼻を鳴らした。
「5000人も従えて食わせてきた力は認めますが……それだけですね。あの人、海賊より会社でも経営してた方が良かったのでは?」
恐ろしい武器を幾つも振るうクリークをざっくり切って捨てるコヨミに、ウソップは目を真ん丸に見開き、まじまじと女記者を見つめた。
「あんた、いったい何者なんだよ」
コヨミはニッと白い歯を見せる。
「世界経済新聞の記者です」
そして―――
「ゴムゴムのぉ――――大鎚ぃっ!!」
螺旋回転と速度をたっぷり乗せ、ルフィはがっちり掴んだクリークを頭から残骸のマストに叩きつけた。
大型榴弾が炸裂したかのような轟音が海面を揺らし、クリークの“悪あがき”が終わりを迎える。
毒ガスすら含めた多種多様な武器、頑強な鎧、尊大傲慢ながら強固な意志、クリークはその全てをルフィに真正面から打ち破られ、白目を剥いて昏倒した。
もっとも、正面突破に拘ったルフィもあちこち傷だらけ。海に落ちた際、悪魔の実の能力者特有の脱力反応も手伝って完全に意識を飛ばしてしまう。サンジが慌てて海中に飛び込み、ルフィを拾い上げた。
「勝敗が決しましたね」
コヨミは予想通りと言いたげな声音で言い、カメラを下げつつ、バラティエに引き上げられるルフィを見つめた。
「逸材の予感がしますが……紙面に載るにはまだ早いかなぁ」
〇
戦いの後の後始末。
バラティエのヒレ――展張式テラスでコック達が後始末や手当てを進める中、ルフィが大イビキを掻いていた。
コック達は誰も彼も傷を負っていたが、死人も手足を無くすような者も出なかったためか、勝ち戦に笑顔を浮かべ、自分の活躍ぶりを誇張気味に自慢し合っている。大活躍だったハチは皆から感謝と称賛を寄せられ、照れ臭そうに笑っていた。
サンジは仲間達の無事を密かに喜びつつも、守り抜いたとはいえズタボロになったバラティエを見回し、渋面を浮かべる。
こりゃ修理代がかさみそうだ。それに、この騒ぎ。客が戻るまで時間が掛かるかもしれねェ。しばらくは閑古鳥が鳴くかもな。
サンジは副料理長として経営面のことに気を揉むも、隣でグースカと盛大にイビキを掻く雑用係を一瞥し、悩むことが馬鹿馬鹿しくなった。
「暢気な野郎だ。あれだけの大立ち回りをして死にかけたってのに」
ルフィを横目にしながら煙草に火を点し、サンジは紫煙を燻らせる。
「こいつも、こいつの仲間の緑頭も、どうかしてるぜ。命あっての物種だろうに」
「信念で腹ァ括った奴らは、皆“こう”だ」
傍らにやってきたゼフが立派な口髭を弄りつつ、じろりとサンジを見た。
「それに、雑用をどうこう言える身か? チビナス。この店を守るって啖呵を切った時のテメェは、雑用に負けず劣らずの様だったじゃねェか」
「そりゃあ……テンションが上がってバカ言っただけだ。蒸し返すんじゃねェよ、クソジジイ」
サンジはどこか気恥ずかしそうに顔を背け、仰々しいほど白煙を吐く。
「口の減らねェチビナスめ」ゼフは口端を上げて「しっかり手当てしとけよ。明日にゃあ通常営業だ」
「このザマで店を開く気かよ」
「抜けたこと言ってんじゃねェ。腹減って飯が食いたくて仕方ねェ奴に料理を出す。俺はそのためにこの店を開いたんだ。店がぶっ壊れたくらいで休まねェよ」
ゼフは不敵に笑って店内へ戻っていく。
サンジはゼフの背中を見送り、どこか嬉しそうに口元を和らげた。
バラティエが戦いの後始末を進める傍ら。ゴーイングメリー号では、船医でもないのにゾロの大怪我の手当てを担ったナミが、くたくたに疲れ切っていた。
そして、瀕死の大怪我を負った当人は、甲板に寝かされたままグースカと高イビキを上げている。ちなみに、ぎゃーぎゃー騒ぎ続けたヨサク&ジョニーも喚き疲れて寝ていた。
「どいつもこいつも……」
ナミが疲れ顔に微苦笑を浮かべたところへ、ウソップが盆を持って船楼から出てきた。盆に載るマグカップは“3つ”。
「ナミ。お疲れさん」
「ありがと」ナミがカップを受け取り、
「それと、あんたにも」
「お気遣いに甘えさせていただきます」
しれっと居残った潜水服姿の女記者コヨミも、ウソップからカップを受け取った。
「……あんた、世経の記者なんだって?」
温かい御茶でひと心地つけてから、ナミがコヨミへ鋭い眼差しを向けた。
「鷹の目と一緒にカームベルトを越えてくるなんて、どんなスクープを追ってるの?」
「そうですねぇ……」
コヨミはもったいぶった調子で応じつつ、御茶を飲む。
「今宵一晩、この船に泊めてくれるなら、まあ、少しくらい明かしても良いです」
「構わないわよ」ナミは橙色の瞳を細め「相応のお代は貰うけど」
「ナミ。勝手に決めちまって良いのか?」
バラティエの方は酷い有様だから、泊まることは無理だろう。ただ、この船にも
そんなウソップの懸念に、ナミは小さく肩を竦めた。
「船長も副船長も寝込んでるんだから、航海士の私が判断を下すしかないでしょ。大丈夫、責任を負うわ」
「若いのに、しっかりしてますね」
コヨミは感嘆をこぼし、うんと小さく頷く。
「お金の持ち合わせは多くありませんが、職業柄、情報をたくさん持っています。お代はそれで如何です?」
「それで良いわ」
ナミは『宿泊代以上に情報を引き出してやろう』と不敵な微笑を返した。
ウソップは思う。ナミが頼もしすぎる。
〇
月が星々を引きつれて黄昏の空に浮かび、残照を浴びた波間がキラキラと煌めく。
コヨミはナミと交渉の末、ゴーイングメリー号に一晩泊まることに。この際、
「フィルムを現像したいんで、空いてる部屋を貸して貰いますねー」
愛鯱チャベスの背から荷物を降ろし、ゴーイングメリー号の船倉へ向かった。
まぁコヨミはともかく。ナミはちらりと主室の一角を窺う。目を覚ましたゾロがチビチビと酒を舐めている。
「あんたね、ついさっきまで瀕死だったって分かってんの?」
「酒は百薬の長っていうだろ? これもチリョーだ、チリョー」
ナミにジト目で睥睨されつつ、ゾロはグラスを見つめて独りごちる。
「……東の海で負けたのは、これで2度目だ」
「そうなの?」
「アラワサゴでモモンガ女にやられた。一瞬で蹴り飛ばされて、相手にもされなかった」
「あんた、ベアトリーゼとやり合って生き残ったのっ!? 凄いじゃないっ!」
ナミは橙色の瞳を驚愕に染めた。
「どういう誉め言葉だよ」
ゾロが不満そうに顔をしかめ、酒を口に運ぶ。
「飯を貰ってきたぜ」
ヨサク&ジョニーと共に、ウソップが大きな料理皿を抱えてバラティエから帰ってきた。
「ルフィの奴、さっきまでピクリともしなかったのに、飯の臭いを嗅いだら一瞬で起きやがったよ。サンジと一緒にこっちに来るってさ」
直後。
「めっしめしーっ! 腹減ったぞー、飯食わせろーぃっ!!」
「お前、自分が重傷者だって忘れてねェか?」
体中に大中小様々な絆創膏を貼られたルフィが、主室のドアを蹴り破らんばかりの勢いで入室し、続いて入室したサンジが呆れ顔を作る。
「おや。良い匂いですね。私も御相伴に与れます?」
続いて、船倉から上がってきたコヨミが主室に姿を見せた。潜水服姿ではなく、キャミソールとホットパンツ、サンダルとラフすぎる格好で。
「っ!? ナミさん以外にも素敵なレディがっ!? ……僕はサンジ、貴女と出会うためにこの船に導かれてきました」
即応してチャラいセリフを並べるサンジを余所に、コヨミを知らないルフィがきょとんとして、コヨミを指差す。
「誰だ、こいつ」
「これは失礼しました。私、世界経済新聞の特派員コヨミと申します。麦わら一味航海士のナミさんの許可を得て、この船で一晩過ごさせていただきます」
「そっか。ナミが良いって言ったなら構わねーぞ。俺はモンキー・D・ルフィッ! この船の船長で、海賊王になる男だっ! よろしくなっ!」
ニカッと白い歯を見せて笑うルフィ。
「ん? モンキー・D?」
コヨミは目を瞬かせ、ルフィをまじまじと見つめて、尋ねる。
「つかぬことを伺いますが……ルフィさんは海軍本部中将“英雄”モンキー・D・ガープさんの御親類ですか?」
「うん。俺の爺ちゃんだぞ」
ルフィはしれっと答え、一味の面々とヨサク&ジョニーが目を点にして、
『えええええええええええええええええええええっ!?』
メリー号が水面から飛び上がりそうなほどの吃驚が響く。
「本当に意外性の男だな……」ゾロも驚き顔を浮かべ、
「ルフィが“英雄”ガープの孫っ!?」ナミが目を真ん丸にし、
「マジかよっ!? マジかよっ!? マジかよっ!?」ウソップは語彙が死に、
「ルフィの兄貴、マジパネェ」「ルフィの兄貴、マジヤベェ」
ヨサク&ジョニーが震え声で畏敬を新たにしていた。
「これはちょっとしたスクープ……いや、この御時世、身内に海賊がいる海軍軍人もそう珍しくないし……うーむ」
「海軍本部中将の孫が海賊王を目指すとか、お前、ホントに無茶苦茶だな」
腕を組んで唸るコヨミとしみじみと語るサンジを余所に、
「そんなことよりよ、飯食おうぜっ! 宴だ宴っ!」
さらっと流し、ルフィは夕餉の始まりを宣言した。
とまあ、こんな調子で始まった食事はサプライズが続く。
コヨミがエレジア島の一件を話題にすれば、
「シャンクスとウタに会ったのかっ!?」
ルフィが凄い勢いで食いつき、ルフィの麦わら帽子が四皇“赤髪”シャンクスから託されたものと判明し、さらに赤髪の娘“歌姫”ウタと幼馴染というビッグニュースに、一同の吃驚が繰り返された。
一方、ナミはコヨミがベアトリーゼと知縁を持っていることに驚いていた。もっとも、コヨミの方もベアトリーゼが東の海に訪れていたことに驚いていたが。
「黒い魚人達を追ってカームベルトを越えてきましたが……いやあ、まさか東の海でこんな驚きの出会いが待っていたとは。『世界は広い。世間は狭い』とはよく言ったものですね」
ははは~とコヨミが暢気に笑うと、ナミが眉根を寄せた。
「待った。黒い魚人って何?」
「んー……面白い話を聞かせて貰えましたし、バーターということで。黒い魚人というのはですね、近頃、グランドライン前半で悪さしてた連中です」
コヨミは現像したばかりの写真を取り出し、ナミに渡した。
仮面の口元が長い『伸び口』。
両腕に鋼板のようなヒレを生やした『腕ヒレ』。
そして、仮面からノコギリのような長鼻が出ている『ノコギリ鼻』。
ナミは本能的にドッと汗を滲ませる。呼吸と動悸が早まる。心中に生じた懸念と疑念が荒れ狂う。
そんな、まさか。でも――
コヨミがナミの変化に訝り、ルフィ達がナミの様子に気付いて声を掛けるが、ナミの耳には周囲の音など一切届いていない。
震える手で続く写真を見て―――息を呑む。
割れた仮面から覗く左目が潰れた『ノコギリ鼻』の顔は、決して見紛うことのない仇敵のもの。
「アーロン……ッ!」
可憐な細面から漏れた声は、恐怖と憎悪に震えていた。
ナミは椅子を蹴倒しながら腰を浮かせ、コヨミの胸倉をひっ掴んだ。テーブル上のグラスやコップが倒れ、野郎共が驚愕する中、引きつった声を張る。
「こいつらを追ってきたと言ったわねっ!? こいつらは今、この東の海に居るのっ!?」
ナミの剣幕にウソップやヨサク&ジョニーが仰け反り、事態に付いていけないルフィが目を瞬かせる傍ら、ナミの語った事情を覚えていたゾロが眉間に深い皺を刻み、サンジは美少女と美女の諍いをどう仲裁するか脳ミソを回している。
一方、胸倉を締め上げられている当人は“笑っていた”。唇の両端を大きく吊り上げ、狐のように目を細めて笑っていた。記者の嗅覚が捉えていたのだ。眼前の少女から漂うスクープの匂いを。
鬼気迫る橙色の瞳に睨み据えられながら、コヨミは逆にナミが怯むほどの勢いで迫った。
「スクープの予感がビンビンしますっ! ナミさん、いろいろお話を聞かせて下さいっ! さあっ! さあっ! さあさあさあ、さあっ!!」
ウソップはコヨミの様子にドン引きしながら、隣のゾロに小声で言った。
「ゾロ。あの女記者、ちょっと頭おかしいぞ」
〇
東の海で、麦わら一味の少年少女達が『黒い魚人』を巡って大騒ぎしている間、ベアトリーゼは空を走り、海上を駆け、海中を飛んでいた。
黄昏時が過ぎ、宵の口が始まり、夜が更けて。
月光を浴びて煌めく海を進み続け、水平線に人工の灯りを捉えた。
ジャヤ島だ。
「ようやくか……とはいえ、このままモックタウンへ入港するわけにも行かないか」
目立ちすぎる。それにもしも、手塩をかけて作り上げたスーパートビウオライダーを悪戯されたり、壊されたりしたら、モックタウンを地図から消すことになる。それは面倒臭い。
ベアトリーゼはモックタウンから離れた岩だらけの海岸に進入。手頃な海中岩窟へ化け物トビウオライダーを休眠状態にして隠蔽する。
そして、荷物を担いで岸壁に上陸し、周囲が無人であることを確認した後、満天の星の下で堂々と着替え始めた。
レーススーツみたいな赤黒のタイトな潜水服を脱ぎ、次いで、スポーツ下着のようなインナーの上に、貧乏チンピラが着ていそうな安いジャージの上下をまとう。
だっさい格好だが(ナミが見たらイメージが崩れると叱るだろう)、後々どうせ返り血を浴びて脱ぎ捨てることになるんだから、ベアトリーゼ的には無問題。
腰に装具ベルトを巻き、ダマスカスブレードとカランビットを下げ。最後にサングラスを掛け、ベアトリーゼは歩き出す。
口笛で『酔いどれ水夫』を奏でながら、モックタウンを目指して。
左手の上に載せたビブルカードが震えていた。
獲物は近い。
Tips
クリーク
50隻、5000人の組織を維持するだけの能力はあるけど、それだけの人。
海賊じゃなくて武装商船団でも経営してれば、一廉の人物になれたと思う。
ギン
まったく見せ場が無かった。
原作では後々登場しそうな雰囲気を醸しながら退場したが、現在までちらりとも映ってない。
サンジ
自分の夢のために命を懸けるバカ共を前に何を思う。
コヨミ
しれっと麦わら一味に混ざり、いろいろ情報を与えている。
ナミ
コヨミから黒い魚人達の情報を得て、血相を変える。
ベアトリーゼ
芋ジャージ姿で鉄火場に向かう25歳、自称文化人の美女。