異世界転生~現代技術で祖国を列強に~(草案)   作:天冥の王

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くそ!また、為替レートが上がったぞ!

このまま行ったら200円になるぞ!

どうにかならないのか!

なるわけないでしょ!それなくても、市場は4大財閥が独占しているのに!

GDPが下がっていく…

もうこの国は終わりだ…

まだ、終わってない!

課長もう無理です…この国は、にh は、m だめd


たたいたら治る?

「は!」

 

また、変な夢を見た。なんなんだろう。GDPってなんだ?よくわからない。さすがに教会に行って清めてきた方がいいかな、ここ1週間こんな感じの夢ばかり見てる気がする。

父上に相談しよう。

 

「父上、少し相談したいことがあります。」

 

「なんだ?ウィンチェスター」

 

「ここ1週間程、変な夢にうなされるのです。どうすればよろしいですか。」

 

「そうか。…教会に行って神父様に清めてきた方がよいかもな。良しそうしよう。」

 

「分かりました父上。」

 

ということで父上と共に、教会に来ました。この国で二番目大きい教会らしく、大昔の魔族の戦いの際に現れた聖女リョカが作ったとされる教会で、名前はそのままリョカ大聖堂。

 

「ようこそ、ターラ様。今回はどの様なご用件で。」

 

「我が息子が、悪夢にうなされるのでな。治してほしく思い来たのだよ」

 

「左様です御座いますか。それでは、息子様をこちらに」

 

「お名前は、何と言うんだい?」

 

「はい、ウィンチェスター・フォン・ターラと申します。今年で8歳となります。本日はよろしくお願いします。」

 

「ウィンチェスター君だね、そんなにかしこまらなくていいよ。」

 

「は、はい」

 

「では、症状を教えて?」

 

「はい。ここ1週間ずっと変な夢を見るんです。」

 

「ほう。具体的にどんな感じなのかな?」

 

「何と言うか、暗い感じ。絶望的な感じが近いかな。まるで自分の住んでる国が滅んでしまうような。」

 

「成る程。他にもあるかな?」

 

「うん。夢に出てくる人達は見たことのない服装をしていて、見たことのない文字を使っているの。だけど何が書いているのか理解はできるの。とても不思議な感じ。」

 

「成る程。それはどんな感じの文字かな?」

 

「中馬文字に似てるけど少し違う感じ。」

 

「成る程。息子様の症状がわかりました。」

 

「ホントかね?」

 

「えぇ。息子様の症状は、前世記憶障害症です。」

 

「なんだそれは?」

 

「簡単に説明いたしますと。自身の前世の記憶を何らかの形でで見ることが出来てしまう病です。」

 

「それは、悪いものかね?」

 

「いえ、だいたいのものは大丈夫なはずですが、息子様の場合ですと影響が出てしまうかもしれません。ここまで前世の記憶を理解できていますので。」

 

「どうにかならないのか?」

 

「なるには、なります。二つ手段がございます。一つは記憶操作魔法でその部分だけ消去する方法です。これを行いますと前世の記憶を消去することが出来ますが、たまに頭痛が発生するというデメリットがございます。」

 

「成る程。では、もう一つの方は?」

 

「もう一つは…大変言いにくいのですが、記憶を呼び覚ます方法がございます。これを行いますと前世の記憶を持ったまま生活しなくてはなりません。前世の記憶と今の記憶が混合して自我を保てるかが分かりませんので、私は最初に述べた記憶操作魔法でその部分だけ消去する方法をお勧めします。」

 

「うーむ。ウィンチェスターどうする?」

 

「僕は…」

 

「僕は二番目言った方にする。」

 

「え!」

 

「ふむ。良いのか?ウィンチェスター」

 

「うん。良いよ父上。覚悟は決まってる。それに知りたいんだ前世の事を。」

 

「そうか。では二番目言った、記憶を呼び覚ます方法をやってくれ。」

 

「ほんとによろしいのですね?……分かりました。では、ウィンチェスター君このベットに横になって。」

 

「はい」

 

「リサ君!君の記憶操作魔法の出番ですよ。」

 

「はい、分かりました。」

 

「それでは、始めますね。少し手荒ですがご了承ください。」

 

「では行きます。てやぁぁぁぁあ!」

 

シスターリサが持っていた緑色の魔石が埋め込まれている杖が、思いっきり僕の頭に振り下ろされる。

 

ゴツン!

 

「いで!」

 

「おぉ、容赦がないなシスターよ。」

 

「これで、恐らく大丈夫なはずです。」

 

くう、痛い

 

うん?これが僕の前世の記憶かな?

 

すごい勢いで色々な情報が流れていく。前世住んでいた世界情勢、技術、文化や国の名前など。それはとても膨大な記憶であり思い出そうとするときっと湯気がでて倒れるんじゃないかというほどである。

 

「どうだ、ウィンチェスター。前世の記憶とやらは出てきたのか?」

 

「うん。僕、前世ではすごい国に住んでたみたい。」

 

「今よりもすごく、カールガバン大皇国よりもずっと先を進んだ文化を持つ世界だったよ。」

 

「そうか。とりあえずこれで、もしかしたら悪夢に見舞われることはないかもな。」

 

「もし、再度悪夢に見舞われるのでしたご相談下さい。」

 

「あぁ。分かった。今回は助かった、感謝するぞ。」

 

「いえいえ。」

 

 

 




ここまで読んで主人公の前世がわかった方はすごいです。
まだ2話しか出てませんからね。

さて前世の記憶を手に入れた、ウィンチェスター君
今後はどうするのかな?

次回
父上!僕、発明しちゃいます。


基本、不定期ですので首を大気圏突破するぐらい長くしてお待ちください。

もしかしたら、長く待ちすぎて月にぶつかるかもしれません。

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