仮面ライダーシノビ(ビルド) × 虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 ~夢が始まり、虹が咲く場所~ 作:ラビラビfom
2─2話 ちょい長めです
あのあと俺たちは急に話しかけてきた女子生徒の話を聞くため場所を移した
「まずは自己紹介から、スクールアイドル同好会、二代目部長のかすみんこと、中須かすみで〜す♡」
その自己紹介を受けて、1つ思ったことがある。
ぁああああざとっ!!
チョコレートより甘いんじゃないかいと思うぐらい、あざとかった。
だが侑はそう感じなかったようで目をキラキラさせながら、名乗る。
「スクールアイドル同好会!?私、高咲侑です!」
「なんかあざとくない? あ…星奈直大だ」
「上原歩夢です。 …でも、同好会って廃部になったんじゃ…」
「諦めなければ同好会は永遠に続くのです!あ…あと全然あざとくないですぅ!」
「これお近づきのしるしにこれどうぞ!」
あざと後輩こと中須かすみはカバンからコッペパンを出して俺たちに差し出した。
「もらっていいの?」
「はい♪」
「いただきます!」
そして俺たちは食す。さて気になるお味は…
モグモク
「「「美味しい (美味いな)」」」
「これ、あそこのお店の?」
「ちっちっち~ そのパンはかすみんの手作りですよ〜」
「さすが、 スクールアイドル!こんなに可愛くて料理もできちゃうんだ!?」
侑は何気無しに言った。
「ふぇ?か、かわいい?///」
その一言にあざと後輩は、頬赤くしている。
はぁ…でたよ、無自覚タラシ発言。
だが侑はその名の通り、何も気にすることは無く、普通に返事をする。
「うん」
昔からこうなんだよなぁ…侑は。
「そんな〜♡そりゃ確かにかすみんはかわいいに決まってますけど〜♡」
そう言いながらクネクネ動いていた。
「侑先輩見る目ありますねぇ」
「えっ、そうかな?」
「誰が見たってかわいいよ! ねっ直大」
ここで俺に振るんかい、まあこういうのは、素直に思ったことを言うのか1番手っ取り早い。
「うんまぁそうだな。可愛いんじゃないか?」
「ええっ!?」
その発言に何故かオーバーリアクションな歩夢。
そんな驚くか?
「ほんとですか~」クネクネ
そのクネクネした動き辞めぃ。
「うん、ほんとだよ」
「じゃあ先輩方!そんなかわいいかすみんと、スクールアイドルになりませんか〜?」
え、俺もアイドルになるの? やっちゃう?Youやっちゃないyoってやつ? ジ○ニ〇ズになっちゃう?
いや無いな。俺アイドルとかそんな柄じゃないし。
「えっ?」
その誘いに侑は驚き。
歩夢は疑うような目線を向ける。
「大丈夫かなぁ……」
「 さぁ……?」
「大丈夫です!信じてください!かすみん、最強にかわいいスクールアイドル同好会にしてませますから!」
そのあざと後輩の発言に何か、歩夢は思う所があったのか
「っ!かわいい…だったら…やろうかな…」
「入部決定ですね!」
「あっ、ちなみに私はアイドル志望ってわけじゃないんだ」
「ふえっ!?」
「歩夢を応援したくてさ」
「ムッ、それって専属マネージャーってことですか?」
「ん〜、そうなのかな?」
「ずるいですー!それならかすみんのサポートもしてください!」
「あははっ わかった、わかった」
「よかったな。」
「一応言って置くけど 直大もやるんだよ」
「えっ!やっぱりか… まぁ1人見るのも2人見るのも変わらんからな」
「よろしくね!中須さん。」
「むぅ~堅いですよ、侑先輩!もっと気軽に呼んでくださぁい~」
すると、歩夢がナチュラルに言った。
「じゃあ かすかすだね。」
その呼び方に、あざと後輩の地雷を踏んだようでギャーギャー騒ぐ。
「ギャアァァ !かすかすじゃなくてかすみんですぅ!」
ふーん かすみんねぇ~
俺はふと、このあだ名に似ている人物を思い出す。
~どっかのドルオタ 『みーたんだぁ♡』~
いや そっちじゃねぇ!
俺は心の中でツッコんだ。
俺か心の中でツッコム中 話は進み、歩夢が
「中須かすみだから、かすかすかなって…」
「もー!2度も言わないでください!かすみんって散々アピールしてるんだからそれでお願いしますよー!」プク-
「アピールだったんだ…」
「まぁ名前で呼べばいいだろ それでいいだろ中須。」
「まぁそれでもいいですけど でも先輩、中須じゃなくて名前呼びしてくださいよぉ~」
「はぁ?なんで?」
「だってぇ~ こんなにプリティキュートな名前ほかにないですもん~」
「なんじゃそりゃ」
イマイチ納得出来ん俺。
すると、侑が俺を宥めるように
「まぁまぁ …呼んであげなよ」
「えぇ…なんか呼んだら負けた気がするんだけどなぁ」
これは呼ばないと話が永遠に進まないやつね。
RPGゲームかっての!
「はぁ…よろしくな かすみ」
「はいよく出来ました。 ではさっそく 同好会の活動をはじめますよ! ついてきてください~」
なんだったんだ…今の時間
活動が始まったと思いきや、まずは練習場所を探してからだそうだ
かすみに連れられ移動したのだが、どこも練習には最適じゃないとこばかり
いったいどうなってんだぁ!!
子供が多く遊んでいる 公園に来た俺たち…
すると、その場で遊んでいた子供達と歩夢が一緒になって幼女たちの遊びに付き合っていた。
「牛さんとカエルさんは仲良しなんだよ〜♪
「わ〜」キラキラ
そんな中、かすみと侑は幼女をおぶっていた。
「はぁ…ここもだめですねぇ」
「でも何でわざわざ学園の外に?」
「かすみんは生徒会に睨まれてますから、校内での活動は厳しいのです」
「いったいなにしたのさ」
えぇ… あいつまじかよ生徒会を敵に回すなんて…恐しい子…
ヤベエヨ ガクガクブルブル
俺が1人で震えていると、公園で遊んでいた小さい子供が
「おにいちゃんもあそぼぉ!」
「おういいぞ! なにしてあs────」
アッ チョッ ウデヲ ヒッパラナイデェー
「あはは、ビヨーン」ツネ-
「ほっぺをびっばらないでくだじゃ〜い(泣)」
幼女Dが侑のツインテールを引っ張っている。
「どこかいい場所は……あっ! あそこなら」
と侑がどこかいい場所はないかと考えた結果
潮風公園
「お〜!広いですぅ〜!」
「ここなら人もあんまり来ないし、迷惑にならないでしょ?」
「はいっ、バッチリです!ここにしましょう!」
そう言うとかすみはカバンからあるものを出した
「じゃ~ん!」
『かすみんのスクールアイドル同好会』
「あれ、このネームプレートって」
「かすみんが生徒会から取り返してきました!……無断で。」
あっ終わったな 色々と
「えぇっ…」
「だから睨まれてるんだ…」
「なにはともあれ、しばらくはここが虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会の部室ですよ〜!」
「ダンスや歌の練習はおいおい始めるとして、まずは部員をゲットです!」
「なんで部員募集からなの?」
疑問に思う侑。
「人がいっぱいいたほうが、かわいいかすみんが引き立つからです!」
お…おう なんかもうここまでくると尊敬するわ
「あはは…」
歩夢さん、顔が笑ってないです… ガクガク
「ともかく、手っ取り早く部員を集めるならこれです」
かすみはスマホを取りだしカメラアプリを起動した
「はい 先輩これお願いします」
「うん? ああ…自己紹介動画を撮るんだな」
「正解です。 よくわかってますねぇ」
すると、歩夢が「自己紹介動画?」と疑問に思ったらしく聞く。
「はい! スクールアイドルには知名度も必要ですからね それに運がよければ 部員もゲット出来て WINWINですし」
「WINWINの使い方まちがってねぇか?」
「そんなことより早くやりますよ~」
「はいよ…」ピッ
「やっほ〜、みんなのアイドル、かすみんだよ♡ かすみん、虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会の部長になったんだけどぉ、そんな大役務まるかとっても不安。でもぉ、応援してくれるみんなのためにぃ、日本一かわいいスクールアイドルを目指して頑張るよ♡」
「は…?」
やっぱあざといなぁ~ あと歩夢さんなんですか今の低音 ガクガク
そんな歩夢の反応と対象的に侑は、目をキラキラさせていた。
「わあぁぁぁ!!」キラキラ した目
「スクールアイドルの自己紹介生で初めて見たー!!すごい!かわいい!ときめいたよかすみちゃん!」
どうやらトキメキを、感じてしまったようだ。
「えっ……」
「えへへー、さすが侑先輩です〜!かすみんのかわいさをわかってますね〜!これを動画サイトに投稿して部員を募集します!」
「さて次は歩夢先輩ですよ?今みたいな感じでお願いしますね」
俺はかすみにスマホを返し、歩夢を撮る準備に入る
「えっ!?ええええええ!無理無理無理だよ!恥ずかしいよ!///」
そう言って赤面しながら歩夢は頭をブンブン振る
「なにが恥ずかしいんですか!自己紹介はスクールアイドルの第一歩ですよ?」
「目が怖いよかすみちゃん……」
「大丈夫です。かすみんほどじゃないですけど、歩夢先輩も充分かわいいですから。張り切っていきましょー!」
かすみはスマホの録画ボタンを押した
ピッ
「あ…えっと…虹ヶ咲学園2年の、上原歩夢です…あっ、あの私…す、すく…///」モジモジ
歩夢は自己紹介を始めたのだが。
恥ずかしいのだろう 声は小さく、目線も下で歯切れも悪く、モジモジしていた
「声小さいですよ」
「ご、ごめん… 私!スクールアイドルやりたくて!!」
「大き過ぎです。 ちゃんとファンのみんなをおもい浮かべて」
「ファン… あぅぅ ……」
「不合格ですね」
「あちゃー」
まぁ初めてだし 無理もないかあ…
「いきなりは難しいよぉ!」
「はぁ…仕方ないですね。」
「それでは両手を頭の上に」
「こう…?」
「語尾にピョンをつけましょう」
「ぴょん?!」
「あゆぴょんだぁ!」
「ええっ!///」
「さぁ!」
「…あ…///」
侑はキラキラした目で歩夢を見ており
かくいう俺も ガンバレと 念を送っていると
「…アユム ダ ピョン///」
「声が小さいもう一回!!」
「歩夢だぴょん!!」
「もっとうさぴょんになりきって!!」
「うさぴょんだぴょーん!!」
「ぴょんに気持ちがこもってない!!」
「ぴょーーーーーーーーん!!!」
歩夢の声が大空へ響いた
結局最後まで納得出来るものは撮れないのだった
もう最後ら辺 ヤケクソだったろ…
※※※※※※※※
そして場所は変わり
「週末には動画をアップするので、ちゃんと自主練してて下さいね?」
あれから歩夢はと言うと………
「かわいい怖いかわいい怖いかわいい怖いかわいい怖いかわいい怖い」
とさっきからブツブツ言っていた
コワイナー コワイナー
「あはは、かわいいって大変なんだね」
「アイドルの基本ですから…」
「でも、せつ菜ちゃんはかわいいっていうよりは、カッコいいって感じだったなぁ」
「せつ菜先輩を知ってるんですか?」
「うん。一度遠くで見ただけなんだけどね」
あの時のライブは凄かった
だが スクールアイドルを辞めるほどの問題を抱えていたことに気づけなかった自分を悔やんだ。
それに何でこうなったのかすらいまだに分かってないし、いったいどうすればいいのやら…
「気になってたんだけど、同好会って何で廃部になったの?」
ちょうど俺も考えていた時に侑が質問した。
「…元はと言えば、せつ菜先輩がいけないんです」
「「? 」」
「グループを結成した時はけっこういい感じだったのに、お披露目ライブに目標を決めたあたりから、なんかピリピリしてきて…」
「こんなパフォーマンスではファンのみんなに大好きな気持ちは届きませんよー」(せつ菜の声真似)
ちょっと似てる……ww
「って!…だからかすみんもムッキーってなっちゃって!…そのまま…活動休止に…」
そんなことが…
「…うーん…かすみちゃんもせつ菜ちゃんも、ファンに届けたいものがあるんだね」
「当たり前ですよ!スクールアイドルにとって、応援してくれるみんなは1番大切なんですから!より一層かわいいアイドルであるためn──」
「ぅぅぅ!かわいいってなに…かわいいってなに…かわいいって難しい…かわいいってなに…かわいいって…」
「あ~ こりゃ重症だな 」
「そんなんじゃファンのみんなにかわいいは届きませんよ?…あっ」
かすみはフラッシュバックした
「…………」
「かすみちゃん?」
なんだかかすみの様子が変わった気がした
(もしかして、かすみん…同じことしてる?)
「あっ…!いやなんでもないですよ ではまた明日よろしくでぇす!」
そう言ってかすみは慌ただしく帰っていた。
「私たちも帰ろっか」
「あぁ…」
「ほら 歩夢行くよ」
その日の夜
「なぁ…侑」
「ん?」
「最後の方のかすみなんだか様子おかしくなかったか?」
「あ─うん なんか変だったよね」
「どうしたんだろ?」
「明日確認してみるか!」
「だね!」
そして中須かすみはというと
あの後帰宅したかすみは、あの日 せつ菜と衝突した時のことを思い出していた。
『こんなの全然かわいくないですぅ!!!熱いとかじゃなくて、かすみんはかわいい感じでやりたいんですぅ!!!』
『っ!!!』
ベットの上で足をじたばたさせると、そのまま枕へと顔を埋めるかすみ。
「うぅぅ… …あぅぅ…」
続く …………
本編2話はあと1話で終わりです