仮面ライダーシノビ(ビルド) × 虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 ~夢が始まり、虹が咲く場所~   作:ラビラビfom

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直大 「前回のk── かすみ 「かすみんのワンダーランドは!」


「そんなタイトルじゃねぇよ!」


「てへっ♪」


「ったく ”天才”作詞作曲家星奈直大がいるこのお台場にスクールアイドルが流行っていた!」


「あの~自分で天才ってちょっとどうなんですか~」ヒキー

「いやこれ台本に書いてあるだけだから!そんなこと思ってないから 本当に違うからな!」必死

「ってそういうお前も自分のこと カワイイ っていってんじゃねぇか」


「だってぇ~ それは事実ですしぃ。 かすみんはどこからみても プリティキュートですからぁ~」


「あぁ……そう」キョウミナシ


「なっ! なんですかその反応! いいでしょうこのかすみんがどれだけ可愛いか説明してあげます。」



「しなくていいわ、 あらすじ紹介中だっての…」


「…えーと…どこまで紹介したっけ?」


「ひとつも紹介してないですよ。」


「えっ!嘘だろ …ってもう時間じゃん」


「ということでチョーかわいいかすみんが登場する第3話をどうぞ」



3-1話 ~ 中川菜々は何を思うのか~

 

 

あれから…直大さんが出ていった後、

朝香果林さんと元同好会メンバーに私の正体がバレてしまった。

 

隠しきれるとは思ってなかったから問題はない。でも同好会以外の方に指摘されるとは思ってなかったから驚いた。

 

 

 

「…」

 

大好きを叫びたかった私が…他の人の大好きを傷つけた

 

私がなりたい自分は、こんなのじゃなかった…だから…

 

これまでLIVEで着ていたアイドル衣装に別れを告げる。

 

 

すると、このタイミングで誰かの足音が聞こえると、自分の部屋の前に止まり、ドアをコンコンとノックされる。

 

「菜々 入るわよ」

 

ノックしたのはいつもよく聞く私のお母さんの声だった。

 

「…は…はい」

私は、大慌てで勉強をしていた風を装った。

 

 

「勉強、はかどってる?」

 

「もちろん」

 

そう言う、私はお母さんに嘘をついた。

 

ごめんなさい。

ほんとはさっきまで勉強ではなく他のことを考えていたから。

 

そんなことを知らないお母さんは

「来週、模試でしょ 頑張ってね」

 

「うん」

 

 

お母さんが部屋から出た後、私は机に向かって勉強を始めた。

 

 

勉強に集中することで一時的にでも忘れようとした。

だけどどんなに別のことをしようとしても私の頭の中で スクールアイドル活動の事が脳裏に過ぎる。

 

自分で決めた事だ…もう納得したはず…きっとこれが正しい選択なんだと、自分自身に言い聞かせていた。でも今日の直大さんの言葉が頭の中に出てくる。

 

 

『資格なんかなくてもいい…ただ俺は…真っ直ぐに自分の大好きを貫いているせつ菜を…輝いているせつ菜を見たい!』

 

 

「……輝いてる私………そんなの…無理ですよ。」

そうポツリと漏らす。

 

 

この部屋には今、私しか居ない。

そのはずだったが背後からある男の人の声が聞こえてくる。

 

「悩んでいるようだね」

 

「…誰ですか」

 

私は、警戒するようにその声の主に問いかける。

すると、謎の男の人は、思いもよらないことを口にする。

 

「僕は君の悩みを解消するものさ」

 

 

 

──────────────

 

 

♬ 虹色Passions

 

 

───────────────

 

 

生徒会室

 

翌日私は、生徒会の仕事を全うしていた。だがやはり生徒会の仕事をしていても頭の中に出てくるのは、スクールアイドルのことばかり。

 

それでも、私は気を逸らすように生徒会の仕事をする。

 

 

 

「わかりました。放課後の体育館使用の件については、私が話しておきますね」

 

 

「お願いします。」

 

「ほかに、何か議題はありますか?」

 

 

「会長、私からよろしいでしょうか?」

 

生徒会の書記である左月さんが手を挙げた。

 

「どうぞ」

 

「実は最近、困った子が校内に住み着いているようなのですが…」

 

「どなたです?」

 

 

「…それが────」

 

 

─────────

 

 

「にゃー!」サササッ

「待ちなさーーい!!」タタタ

 

 

役員会議が終わった後に 菜々はジャージに着替え、

学園に迷い込んだ猫を追いかけるのだった。

「待てぇーー!」

 

 

「みゃー」サササッ

 

「こら待ちなさい!止まってください!」

 

ネットを振っているが中々捕まらない

 

 

「にゃー」 イカク

 

 

ついに猫を壁にまで追い詰めた。

 

「もう逃げられませんよ!」

 

そう言い、捕まえようとするが

その時、桃色髪の小柄な生徒が菜々の前を割り込み猫を庇うように抱きあげた。

 

 

「…」ギュ-

 

「情報処理学科1年、天王寺璃奈さん。その猫を渡してください」

 

「…………だめ」

 

「何故です?」

 

 

「その子、学校の近くに捨てられてたんだよね 」

 

 

「あなたは、情報処理学科2年の宮下愛さん」

 

 

「あたし達の家とあ…後ホッシーにも飼えないか聞いてみたんだけど 全員だめでさ」

 

ホッシーとは一体?……

でもなるほど、彼女の言ってることは分かりました。

 

なら、

「…なるほど、事情はわかりました。しかし動物の放し飼いは校則で禁じられています」

 

「ニャー」

 

「…」ナデナデ

 

 

「その子は天王寺さんが大好きみたいですね。名前、何て言うんですか?」

 

 

璃奈の前に屈み優しく問いかける。

その後菜々はある提案をした。

 

 

 

※※※※※※※※※※

 

猫の件が一段落ついた、数十分後。

 

 

♪~ ピアノの音

 

「うん?」

 

 

菜々はあれからジャージから制服着替え、校舎を歩いていると突然ピアノの音が聞こえた。

 

 

 

 

音楽室の方から聞こえますね。一体なぜ?

確かめに行きましょう。

 

 

 

菜々は音楽室にへと向かった。

 

 

 

 

音楽室

 

 

 

 

ピアノの音

「♪~」

 

今、高咲侑はピアノで演奏?をしていた。

 

 

「♪~~」

 

 

 

菜々はピアノの聞こえる音楽室まで向かうと、そこで演奏している人物が目に入る。演奏しているのは、ツインテールの髪型をしている1人の女子生徒だった。

 

 

そして、その演奏している音楽をよくよく聴いてみると、その曲は菜々がよく知る曲。

普通の人なら一体なんの曲か分からない程に、女子生徒の演奏はぎこちないのだが、この曲をよく知る菜々はすぐに分かった。

 

「…………なんでその曲…」

 

 

「♪~ ん? !どう、わー! せ…生徒会長!」

「高咲侑さん。音楽室の使用許可は取ったんですか?」

 

「いや〜 あのぉ~ ……ごめんなさい」

「あっはは ちょっと弾いてみたくなっちゃって」

 

 

「はぁ… 」

 

「でも、初めてだと全然だめですねぇ~

ところでさっきぃ せつ菜ちゃんの曲知ってるみたいな感じだったよねぇ!」

 

「えっ…!」

 

侑は菜々の前に来ると、マシンガントークを繰り出した。

 

「いいよねぇChase!動画とか見てたの?もしかして会長、せつ菜ちゃんのファン? もうそうならそうと早く言ってくれればよかったのに 、せつ菜ちゃんのこと色々話そう。あっ!そうだ Chaseの他にオススメの動画あったら教えてくれない? 探してるんだけど全然みつからなくって! 」

 

「ち…近いです。」

 

「あっ! ごめんごめん~」

 

私もあんな感じで直大さんに語ってたんですね。

少しいやかなり恥ずかしいことをしていました…

 

 

「そういえば、 先日お会いしたとき 優木さんに会いたがってましたね」

 

「うん!大好きなんだぁ」

 

 

「……!」

 

「この前、ライブやっててね 凄かったんだよぉ せつ菜ちゃんの言葉が胸にずしんってきたんだ..歌であんなに心が動いたの初めてだったあ!」

 

「私、夢中になれるもの全然なかったんだけどあの日からスクールアイドルにハマってすっごく楽しいんだぁ!歩夢と直大と一緒に同好会にも入ってね~」

 

 

「…なお…ひろ…?」

 

「 あ!そっか 会長は直大と会ったことなかったね、直大は私の幼なじみなんだぁ」

 

 

「!…そうなのですね… 」

 

直大さんに幼馴染がいたなんて、知らなかった…

ん?というか今同好会と言いましたかね? 聞いてみましょう。

 

 

「…それに同好会とは?」

 

「 かすみちゃんが誘ってくれて─あっ 違うの勝手に部活始めたわけじゃなくってね」

 

 

なるほどかすみさんが……それは良かった…そこだけが気がかりでしたから。

 

 

「 特に問題ありませんよ。スクールアイドル同好会は一度廃部になりましたが、新しく立ち上げてはいけないという校則はありませんし」

 

「え」

 

 

「部員が五人以上集まったらいつでも申請に来てください。」

 

「そうなんだ」

 

 

 

 

きっと私が居なくてもかすみさんならしっかり同好会をまとめあげるでしょう。

 

私が出来なかったことを…

 

 

 

 

「優木さんが聞いたら喜ぶでしょうね」

 

「だったら嬉しいな」

 

「…なんで辞めちゃったのかなぁ…せつ菜ちゃん」

「こんなこと思っても、仕方ないって分かってるんだけどね、きっとせつ菜ちゃんも色々考えてのことだろうし えっへへ」

 

「でも時々思っちゃうんだよね、あのライブが最後じゃなくて始まりだったらって」

………

 

「なんでそんな事、言うんですか」

 

「えっ?」

 

「いい幕引きだったじゃないですか─せつ菜さんはあそこで辞めて正解だったんです。あのまま続けていたら彼女は部員の皆さんをもっと傷つけて同好会は再起不能になっていたんです。」

 

 

「え? …そんなことは──」

「高咲さんはラブライブをご存知でしょうか?」

 

 

「ん? スクールアイドルの全国大会みたいなやつだよね」

 

 

「その通りです。 ラブライブはスクールアイドルとそのファンにとって最高のステージ、 あなたもせつ菜さんのファンならそこに出て欲しいと思うでしょう。」

 

 

「…………」

 

「スクールアイドルが大好きだったせつ菜さんも同好会を作りグループを結成し、全国のアイドルグループとの競走に勝ち抜こうとしていました。勝利に必要なのはメンバーがひとつの色にまとまること、ですがまとめようとすればするほど衝突は増えていって、その原因が全部自分にあること気づきました。」

 

 

 

「せつ菜さんの大好きは自分本位な我儘に過ぎませんでした。……そんな彼女がスクールアイドルになりたいと思うのが間違いだったのです。」

 

 

「…幻滅しましたか?」

 

☼☼☼☼☼☼

 

「………」

 

何かを言おうとした侑だったが──

 

その時 音楽室のドア付近に歩夢が様子を伺っていた。

 

「侑…ちゃん?」

 

 

「失礼します。」

 

そう言ってそそくさ、この場から去った菜々であった。

 

……………………………

 

 

生徒会室

 

 

菜々はそれから、生徒会室へと戻り、パソコンで優木せつ菜のライブの動画を見ていた。

 

「………」

 

『♪走り出した思いは強くするよ!悩んだら君の手を握ろう~』

 

 

「……………」

 

 

動画のコメント

 

最高!

 

でも、やめちゃったんだって

 

 

もったいないね

 

 

いい線いってたかもしれないのに

 

「………ッ……」

 

 

私の大好きが誰かの大好きを否定していたんだ…それは結局ただの我儘でしかなく私の大好きは…夢は…ファンどころか仲間にも届いていなかった……

 

 

 

菜々は、下を向き塞ぎ込んでしまう。

すると、再び謎の男の声が聞こえる。

 

 

「夢なんか持つと辛いよなぁ」

 

突然現れた、謎の男に菜々は驚く。

 

「ッ!… またあなたですか、一体何なんですか!」

 

 

「そう警戒しなくてもいいじゃないか。 言ったろ 僕は君の悩みを解消するものだって」

 

 

「私の悩み…」

 

 

「そう、君は辞めたスクールアイドルの事でとやかく言われて悩んでいる。非常に辛いねぇ… 自分のことを何も知らないくせにグチグチ身勝手な事を言ってくる人間が堪らなく不快だと、もう辞めたのに何故そんなこと言われなければいけないのかと…ホント嫌になるってね」

 

 

「……私はそんなこと思ったことなんて…」

 

 

「仮に思ったことがなくても 心の奥底で思っているのさ」

 

 

心の奥底……

 

私はそんなこと思っているのだろうか。

 

「 この世界は生きにくい、だからこんな窮屈な世界壊したくはないか? 」

 

「……………。 」

 

 

「じっくり考えるといいさ」

 

 

続く…………








あれ今回直大あらすじしか出てなくね


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