仮面ライダーシノビ(ビルド) × 虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 ~夢が始まり、虹が咲く場所~   作:ラビラビfom

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個人的なことですが 虹ヶ咲の一番くじ やってきました。

あれアクスタ選べるのいいですよね


3-2話 ~ 作詞作曲 星奈直大 ~

 

俺は今、宮下と天王寺と学校のベンチに座っていた

 

 

「 生徒会お散歩役員就任おめでとう!はんぺん!」

「おめでとう...」

 

「生徒会お散歩役員?」

俺はふと疑問に思ったことを口にした。

 

 

「あぁ~それはねぇ 生徒会長が 飼うのはダメだけど、学校の一員に迎え入れるのは校則違反にはならないって言ってくれて OKもらったんだ!」

 

「そんなことがあったのか」

「うん!屁理屈だけどいい屁理屈だよね」 ニコッ

 

「うん…生徒会長いい人だった…」

「…そっか、よかったな 天王寺」

 

「………うん」

 

天王寺は表情こそ出ないものの嬉しそうだった

 

それにしても、はんぺんの件、いい方向になって良かった…

 

中川には感謝しないと。

 

でも…

 

 

ピロリン と自身のスマホから通知音が鳴る。

 

「ん?」

 

その画面を見てみると、侑からメッセージがきていた。

どうやら 大事な話があるらしく早く来いとのこと

 

 

「悪い、急用ができたから 今から行くわ」

 

「 OK! また明日ね」

「……直さんまた…」

 

そういう宮下は、大きく手をふり、対称的に天王寺は手を小さく振っている。

 

「ああ。またな!」

 

 

宮下達に別れを告げ、侑たちのいる潮風公園に向かうのだった。

 

 

 

 

※※※※※※※

 

 

 

 

そしてほぼ同時刻

侑と歩夢、かすみは練習のために潮風公園に来ていた。

 

 

「さぁ今日も練習頑張っちゃいますよー!」

「おー!」

 

かすみが腕を上げながら宣言し、侑も同じように腕を上げる。

すると、かすみはここに居ない者が1人いることに気づく

 

「…そういえば直大先輩はまだ来てないんですか?」

「直くんなら 少し遅れてから来るって」

 

「まったくもぉ たるんでますねぇ!」

「まぁまぁ」

 

プンスカ呟くかすみを侑が宥めていると、

 

 

♪~~

 

かすみのスマホから着信音がなる。

 

 

「ん? しず子からだ」

 

 

…………………………

 

 

『うん…分かった 待ってるねぇ』

 

通話切ったかすみは、侑たち方へ向くと

 

「どうやらしず子たちがここに来るみたいです。」

 

「 「………?」 」

 

二人は 元同好会メンバーのことを知らないため、しず子と言われても誰なのかぴんときてない様子。

 

「あっ…しず子っていうのは同好会のメンバーでこれから大事な話があるみたいなんです。」

「なるほどね。 私たちはここで待ってればいいのかな?」

「はい」

 

 

「大事な話なら直くんも呼んだ方がいいよね」

「そうだね。 私が言っとくよ」

 

 

 

~~~~~~

 

 

あれから元同好会の人達ともう1人の女子生徒が潮風公園に着き、話をした。

 

そして、侑と歩夢、かすみはある事実を知る。

 

 

「えぇぇぇぇぇッッッ!?あの意地悪生徒会長がせつ菜先輩ぃぃ!?」

 

かすみの驚く声が空に響く。

 

 

「っていうかなんでかすみんを置いてそんな大事な話をしに行ったんですかぁ! 部外者のお姉さんはいたのにぃ」ユビサシ

 

「へぇ~ 面白いこという子ね」

 

「ヒィィィ!!ごめんなさいコッペパンあげるから許してくださぁい」

怯えたかすみは、しずくの後ろに隠れると、どこからかコッペパンを取りだし、果林にどうかこれで許してくれと言わんばかりに渡す。

 

 

「あら 美味しそうありがたく頂いておくわね」

 

受け取った果林は、コッペパンを半分に割る。

半分は自分が食べ、もう半分は、果林の親友である赤毛で三つ編みのエマ・ヴェルデに渡す。

 

 

そんな中、大きなリボンがトレードマークであり、かすみと同じ一年生の桜坂しずくが言う。

 

「学校中探してもいなかったから、 スマホにも連絡入れたんだよ。」

 

 

「えっ!ホント?」

そう言って慌ててスマホを確認するかすみ

 

「あっ! 全然気づかなかったぁ!」

 

「…はぁ」呆れ

 

 

しずくが呆れてる中、侑がボソッと呟く。

 

「…やっぱり菜々さんが……」

「…?」

 

 

 

 

「せつ菜ちゃん本当にスクールアイドル辞めるつもりみたい...」

「ちゃんと話そうとしたんだけど~取り付く島もなかったんだよぉ...~~」

 

エマとウェーブの掛かったオレンジブラウンの柔らかいロングヘアーであり、果林とエマと同じ三年生である近江彼方が言った。

 

 

「…そうだったんですか…」

 

それを聞いたかすみは下を俯くしかなかった。

自体はかすみが思ってた以上に深刻だった。

 

そして、今この場に重苦しい空気が流れる────

そんな中、重苦しい空気とはいざ知らずにある声がかすみたちの耳に入る。

 

 

「おーーい!」

 

 

☼☼☼☼☼

 

俺は、かすみたちに聞こえるように「おーい」と手を振りながら、口にする。

すると、最初にかすみが俺の存在に気づき、名を呼ぶ。

 

「あっ!直大先輩」

「すまん 遅れた」

「ホント 遅いですよ!まったくぅ~」

 

軽くかすみにぺこぺこしていると、ふとほかの女子生徒から視線を感じる。

 

てかこの3人どっかで見たようなぁ……

 

そんな、直大に視線を送るのは、しずくと彼方、エマだった。

 

(…あの時の…)

 

「えっと~…確か~」

「昨日、生徒会室にいた子だよね」

 

 

 

 

あ─そうだそうだ。あん時に生徒会室の外にいた人達か。

 

ってことは、もしかして、この人達も元同好会メンバーということなのだろうか?

 

対して、侑 歩夢 かすみの3人は、生徒会室にいたということを聞き、疑問を浮かべる。

 

 

「「「生徒会室?」」」

 

「えっ! あっいや 昨日担任に頼まれごとされてさ。それで生徒会室に用があったんだよ」

 

 

俺は苦し紛れに誤魔化そうとしていたのだが

 

青髪ウルフカットで大人っぽいフェロモンを出しまくる人が自分の誤魔化しに鋭くつっこむ。

 

「なんで誤魔化そうとしているのかしら? 昨日生徒会長と大事な話をしていたじゃない?

確か…作曲どうとか話していたわよね?」

 

 

「……聞いていたんですか? 」

「えぇ最初からね……これで会うのは三度目ね 」

 

「…そうですね」

 

この人、中々に侮れない人だな……

 

 

 

 

 

 

 

「……直大..どういうこと?」

 

「…それは───」

 

 

俺は観念するように話した。

Chaseを作詞作曲をしたのは自分だということ、そして、優木せつ菜の手伝いをしていたことを。

 

 

 

 

 

「えぇぇぇぇッッ!? あのChaseを作ったのが直大先輩!」

 

「…そう…だったんだ…全然知らなかった… 」

 

「………」

 

かすみはオーバーなリアクションをしながら驚く。

侑は静かに驚いた様子。

そして、歩夢は何も言わない。

 

 

 

「…そのずっと言い出せなかったんだ…ごめん」

そう言って、俺は侑と歩夢に頭を下げた。

 

だが、侑は首を降ると

 

「………ううん。直大、顔上げて」

「え?」

 

「別に直大のことを責めてるわけじゃないから、ちょっと驚いただけ それによく考えてみればウチの幼なじみがあのChaseを作ったってこと すっごいことなんだって それに幼なじみとして鼻が高いよ!」

 

「侑……」

 

 

 

「 ……………」

「……その歩夢ごめん」

 

「…もうごめんはいいよ。 今回は侑ちゃんに免じて許してあげる。でも次からはなるべく隠し事は無しでね♪」

 

「……ああ…分かった」

 

 

 

~~~~~~~

 

 

「あのぉ…せつ菜先輩の曲を作った直大先輩なら説得できるじゃないですかぁ!」

 

 

かすみの発言に確かにと思った元同好会メンバー達

だが─────

 

 

「いや…それは…」

 

俺のYESともNOとも言えない微妙な反応から察したかすみは。

 

「えぇ~ じゃ一体どうすればいいんですかぁ~」

 

 

「…う~ん……」

「…………」

「…………」

 

 

空気がどんよりと重苦しくなる。

 

 

昨日俺は、中川に…せつ菜に伝えたいことは全て伝えた。

だからこそ、後はせつ菜自身を信じて待つしかないと思う。

俺はいつまでも待つ つもりだ。

 

でも…待つだけが正しいのか、正直分からない。

 

 

 

 

 

すると、その暗い雰囲気を壊すように呟くのは────

 

「何か問題があるの?」

 

朝香果林だった。

 

 

「「「「「え?」」」」」

 

「あなた達の一番の目的はもう果たしているようにみえるけど 」

「部員は5人以上いるみたいだし、生徒会も認めるって言ってるなら同好会は今日にでも始められるでしょ。 しかも優木せつ菜さんの曲を作った彼もいるわけなんだから 」

 

 

「「「「「「…………………」」」」」」

 

 

「それに本人が辞めるって言ってるんだし、無理に引き止める必要ないんじゃない?」

 

 

確かにその通りかもしれない。

 

書類状では、もう規定の5人を超えるため、同好会を復活させることは出来るだろう。

 

でも………違う……そうじゃないと俺は思う。

 

 

…だって…俺は……あいつを………

 

 

 

 

そんな中、侑は呟く。

「本当に辞めたいのかな」

 

 

「なんでそう思うの?」

 

侑はその疑問を逆に他のメンバーに問いかける。

 

「みなさんはどうですか? せつ菜ちゃん辞めてもいいんですか?」

 

 

「「「それはいやだよ!(嫌です!)(ダメ~)」」」

 

間髪入れずにエマ・ヴェルデ先輩と近江彼方先輩と桜坂しずく後輩は否定する。

 

「せつ菜ちゃん、すっごく素敵なスクールアイドルだし、それに活動休止になったのは私たちのせいでもあるから…」

 

「彼方ちゃんたちお姉さんなのにみんなを引っ張ってあげられなかった…」

 

「お披露目ライブは流れてしまいましたけど、皆でステージに立ちたいと思ってこれまで練習してきたんです。だからせつ菜さん抜きだなんて有り得ません。」

 

 

 

「かすみんもそう思います。せつ菜先輩は絶対に必要です。確かに厳し過ぎた所もありましたけど…今はちょっとだけ気持ちが分かる気がするんですよ。」

 

「 前の繰り返しになるのは嫌ですけどきっとそうじゃないやり方もあるはずでそれを見つけるには、かすみんと全然違うせつ菜先輩が居てくれないとダメなんだと思うんです。」

 

 

「かすみ………」

 

 

せつ菜には、どんなに間違えたとしても、必要だって、引っ張りあげてくれる仲間がいる。

 

それでも、あいつは自分のせいだって卑下にするんだろう。

 

ここまで必要とされてるってのにな。

 

 

 

 

「大きくなったね~かすみちゃん」

かすみに抱きつきながら「よしよし~♪」と頭を撫でる近江彼方先輩。

 

「…もうバカにしてませんか~」

「本気で褒めてるよ~」

 

 

 

 

 

「せつ菜ちゃんは私たちに夢をくれた人だもんね。」

 

 

「…だな」

 

そうさ、歩夢の言う通り、せつ菜のあの時の想いを聞いて、俺はせつ菜が夢を叶える姿を見てみたいってそう思ったんだ。

 

「私も一緒にやりたい!」

「うん!」

 

「………ふっ」

ふと笑みが零れてしまった。

 

どうやら、俺たち全員気持ちは一緒みたいだな。

 

 

 

「でも結局はあの子の気持ち次第よね。」

 

「うっっ また水を刺すようなことを」

「確かに果林ちゃんの言う通りだよ。」

 

 

まあ……そうなんだよなぁ……はあ…どうしたものかな……

 

 

「「「「「「…う~~~ん…」」」」」」

 

これにより皆、唸っていると、侑がここで挙手をする。

 

「はい!私が話してみてもいいですか?

私その…さっきまでせつ菜ちゃんと話してて…伝えられなかったことがあるんだ……だから────

「いいんじゃないか?」

 

「直大…」

 

「伝えたいことがあるんだろ?」

 

「うん」

 

 

「なら伝えてやれあの頑固な優木せつ菜に。」

 

 

もしかしたら、侑ならせつ菜を救い上げることが出来るんじゃないかって思う。なんとなくだけど。

 

「それに俺も あいつに届けたいものがあるからな」

「届けたいもの?」

 

かすみが?マークを頭の上に浮かばせながら呟く。

 

「あぁ 新しい曲だ」

 

 

「えぇ !今から作るんですか?」

「いや、曲自体はもう出来てる。だから後は作詞だけだ」

 

「いやそれでも今から作詞するのは……」

 

確かに現実的じゃないのは分かってる。

 

でも………

 

「絶対に明日の朝までに作る! それに今いいフレーズを思いついたしな」

 

前々からせつ菜に新しい曲を作ろうとここまで準備していた。

だから

 

スクールアイドルに対するせつ菜の想い、 そして俺の想いを曲に乗せて作詞する。

 

この想いをせつ菜に届けるんだ。

 

☼☼☼☼☼☼

 

 

そう宣言する直大を見た、彼方とエマは関心するように呟く。

 

「なんだか凄いねぇ~」

「うん♪」

 

しずくは何か思う。

(…ホント凄い人…もしかして…いやそんなわけないか…)

 

 

☼☼☼☼☼☼

 

やがて、朝香果林先輩は俺たちに背を向ける。

 

「まぁあなた達が決めたことだから私もとやかく言わないわ、精々頑張ってね」

 

そう言って彼女は立ち去った。

それを受けたかすみぐぬぬぬと効果音さながら憤慨する。

 

「まったくもぉ いちいち、癇に障りますねぇ! 」

「まぁあの人も悪意があって、言ってるわけじゃないと思うぞ」

まだ出会って間もなくて、一体どんな人なのかよく分からない所もあるけど、きっと悪い人ではない。

 

 

「そうかもしれないですけどぉ」

 

そして、かすみは気を取り直すために 「オッホン」と咳払いすると、高らかに宣言する。

 

「さぁ気を取り直して 明日決行です!」

 

 

──────

 

その日の夜 高咲家

 

 

「ふう~ さっぱりしたぁ」

 

お風呂上がりの侑は自室へと向かうため、歩いていた。

 

 

 

(そういえば …直大まだ作詞してるのかな?)

 

侑はこっそりと直大の部屋のドアを開けてみてみると

机に向かって真剣な様子で作詞に取り組んでいた。

 

「…………」 ←真剣な顔

 

 

「…頑張ってね」

直大に聞こえない声でエールを送る侑。

 

(さてと私は早く寝ようっと)

 

 

 

そして次の日に

 

 

 

  続く……………

 







次回で3話の内容が終わる予定です


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