仮面ライダーシノビ(ビルド) × 虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 ~夢が始まり、虹が咲く場所~ 作:ラビラビfom
お待たせしまた。
ある商業施設の中にあるVRゲームにて、
「りなりー!来る!」
「分かってる!」
愛と璃奈は背中合わせで向かってくる敵を対処する。
「うわあああぁぁあぁぁっ!?た、助けてぇぇぇ!!」
そんな近くで侑はモンスターに囲まれる。
「今行くよ!侑ちゃん!」
「しょうがねぇな」
直大と歩夢が侑の元に行き、援護を始める。
「すぐ救援に向かう!」
「愛さんに任せなさぁぁぁぁい!」
ここは東京ジョイポリスの中にあるVRゲームの場所
そこで直大達、5人は遊んでいた。
因みにVRゲームをする際の背中に背負ってるリュックのようなものは結構重い。
「 「 楽しかった~ 」 」
侑と宮下はテレビCMでありそうな笑顔で感想を漏らす。
君たちCMいけるんじゃない? ジョイポリスの。
You やっちゃいな yoー
「子供の時に来た事あるけど、今はこんなアトラクションもあるんだね〜!」
「2人ともかなり上手かったよね。 あ、でも直大が上手なのは以外だったな~」
「以外は、余計だ。」
「前に ホッシーとりなりーで来たことあるからねっ!」
「そうなんだ~」
そういえばそうだった。
確か初めて行ったのは4月の後半辺りだったよな。
その隣で侑は天王寺へ質問する。
「こういうの得意なの?」
「••••••ゲームは好き。」
「今日はダメだったけど、次来る時にリベンジするよー」
「うん!」
高らかに宣言している宮下達を横目で見ていると、後ろの方から天王寺を呼ぶ声が聞こえた。
「天王寺さん?」
「ん?」
聞こえる方へ目線を向けると、三人のニジガクの制服を着た少女達。
すると、茶色系のボブカットにワンサイドアップの髪型をした少女が言う。
「やっぱり天王寺さんだ!」
天王寺の知り合いか?
そんな疑問を抱えていると、侑がそのタイミングで天王寺に質問した。
「友達?」
「••••••クラスメイト。」
なるほどな。
てかよく見たら、1年生と分かる黄色いリボンつけてたわ。
すると、隣に居る宮下へ話しかけるアホ毛が特徴のメガネ女子。
「もしかして••••••愛先輩!?」
「うわ••••••••っ!?」
ワンサイドアップの女子も同じく、歩夢所へ駆け寄り、驚くように言った。
「歩夢ちゃん!?」
「えっ!?ええ••••••」
とりあえず、自己紹介をすることにした。
いやほら、名前わかんないと、大変じゃん?
軽く、それぞれ自己紹介を終えた。
(まあ自己紹介と言っても、俺と侑以外はあの3人に認知してるみたいだけど。)
「スクールアイドル同好会のPV観ました!愛先輩サイコーでした!」
「 ありがとう!」
えぇまず…宮下のファン?だと思わしきアホ毛女子は、
「歩夢ちゃんも可愛くて、私ファンになっちゃいました!」
「直接感想言ってもらうの初めて••••••嬉しい!」
歩夢のファンになったと告げたワンサイドアップ女子は、
「「「可愛いー!」」」
(にしても、お前らこんなに有名になって……俺は感慨深いよ…)泣き
「なんか直大が泣いてる……」
侑が若干引く中、天王寺は何か話したそうにムズムズとしている。
「••••••••••••」
だが、中々踏み出せないようだ。
すると、そんな天王寺に話しかける、明るめの髪色をしたロングヘアー女子は、
「天王寺さんのも観たよ?」
「………!」
七瀬が言うのは天王寺自身で制作したキャラクターを使ったPVのことだろう。
因みに猫見たいな感じのキャラクターだ。
かなりその動画のコメントで好評だったな。
「あのキャラ、面白いよね!」
「うんうん!動きとか!」
「んっ••••••••」
天王寺は表情こそ出ないものの嬉しそうだ。
すると、
「もしかして皆さん、ライブの下見に来たんですか?」
「ライブ?」
「え、ここでライブ出来んのか?」
「はい! ジョイポリスのステージで最近スクールアイドルもよくライブしてますよね!」
「先週、近くの東雲学院もやったみたいですよ?」
なるほど、知らなかった。
俺もまだまだ勉強不足だな。
「へぇ〜!そうなんだぁ!」
「早く皆さんのライブ観たいです!」
「私も観たいです!」
「ライブやって下さいよ〜!」
「••••••やる。」
『 『 『ん? ( へっ? ) 』 』』
今なんてと疑問を浮かべていると、再び口を開く。
「私、ここでライブやる!」
天王寺は宣言した。
えぇぇぇぇぇーーー!!?
ま、まじぃいいいいいい!!!!?!?
───────────────────
♬ 虹色Passions
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次の日 スクールアイドル同好会部室では、昨日璃奈が宣言したことを皆に伝えた。
「えええええぇぇぇっ!?ライブぅーーー!?」
かすみの声が部室中に響く。
てか相変わらず、オーバーなリアクションだな。
もっと静かにリアクション取りなさいね。
「うん。」
他のみんなもかすみほどオーバーではないが驚いた表情をしてる。
すると、せつ菜が言う。
「それは急な話ですね••••••」
「色々足りないのは分かってる。でも、皆に観てほしくなって。それに、PVはキャラに頼っちゃたから。クラスの子達は良いって言ってくれたけど••••••あれは、本当の私じゃないから。」
「ダメ••••••かな?」
天王寺の発言に間髪入れず答えた。
「ダメなわけないだろ。」
それを皮切りに宮下やエマ先輩、桜坂やせつ菜が続いた。
「うんうん。良いんじゃない?」
「決めるのは璃奈ちゃんだよ?」
「私は、璃奈さんの決めた事を応援しますよ!」
「そうです!チャレンジしたいと言う気持ちは大事な事だと思います!!」
「……みんな」
まったく…何でダメだと思ったんだか…この同好会は好きなことやりたいことが出来るんだから。あんま遠慮しなくていいんだぞ天王寺。
すると、朝香先輩が質問した。
「それで、いつやる予定なの?」
「偶然空きが出来たから、来週の土曜日。」
「本当に急じゃん!!」
いやまあ確かにかすみの言う通り、急ではあるんだけど。
でも俺はみんなのしたいことを尊重したいし。
例えそれがギリギリで急な日程だったとしてもだ。
その場合、俺の出来ることを全力で取り組むつもりだから。
そんなかすみを宥めるように侑も口を開く。
「まぁまぁ私も手伝うよ!」
「いいの?」
「愛さんも手伝う!」
「わ、私も!」
「勿論私もです!」
「結局皆応援するんじゃ〜ん~~」
そうそう 近江先輩の言う通り、どんなことを言ったとしても、結局はみんな応援する気満々なんだよな。
それぐらい、この同好会のみんなはあったかいんだよなぁ…
「••••••ありがとう••••••」
さてやると決めた後、すべきことはもう明確だ。
「よし!そうと決まれば曲作らなきゃな」
「 直さん 急でごめんなさい。」
「いいんだよ。それが俺の役目だから。」
そうして、俺たちはライブに向けて準備を始めた。
……………………………………………
一方 虹ヶ咲学園 部室棟にて、ニジガクの制服を身にまとった1人の青年が何かを物色するように歩いていた。
「……………」
すると、そんな青年に話しかける者が1人。
「 あ、そこの君!釜飯に興味はない?今なら釜飯同好会の副部長になれるよ!」
部活動の勧誘だ。学園内で時たまに見る光景1つ。素質があるものを見極めては声をかけたりと、さまざま。
もっとも釜飯同好会とやらに素質うんぬんがあるのかどうかは分からないが。
(釜飯同好会とはなんだ?)
「遠慮しとくよ。」
(この学校は変わった部活が多いな……)
一瞬興味持つように心の中で疑問に思うが、すぐにその興味は消え去る。
この青年は目的もなく、部室棟を歩いていた訳では無い。
ある目的があり、部室棟を歩いている。
その目的とは、青年──スカイは実験体を探すため変装をして、学園の生徒に紛れながら、実験の被験者を探しているのだ。
「 さぁて誰を実験体にしようかねぇ」
※※※※※※※※※※
さぁ特訓を始めようか!
ということで天王寺はあまり自身のないパフォーマンスの練習を始めた。
まずは、基礎の前屈をするため屋上にやってきた天王寺達。
因みに俺は新曲を作るため1人、音楽室にいる。
寂しくなんてないぞ!
ここでは、天王寺は勿論のこと、エマ先輩、朝香先輩、侑の4人だ。
「すぅ〜〜••••••••はぁ〜〜•••••••」
「わぁ!」
「曲がるようになったわね。」
「毎日柔軟してたもんね!」
「うん。」
そして次は、桜坂が講師の発声練習を近江先輩とかすみと共にやった。
その後、レコーディング室でMCの練習をしていた。
ここでは、天王寺、歩夢、侑、かすみ、せつ菜の5人だ。
「えっと••••••今日は来てくれてありがとうございます。••••••一歩ずつ頑張って行くので、応援よろしくお願いしますね!」
「歩夢ー!今日も!可愛いYO〜!」
「えっ!?照れるよ••••••っ。」
「そういう所が可愛いYOー!」
「 ムムッ !かすみんだって!可愛さなら負けませんよぉ!」
それに負けじとかすみもアピールをする。
「難しそう••••••」
「そっかぁ••••••まあMCをやらないスタイルもありますからね。」
「今度のライブではやらない方向で行きますか?」
せつ菜の問いかけに、天王寺は首を振る。
「ううん!やる!」
そしめ、自分自身に言い聞かせるように告げた。
「今回は、出来ないからやらないは、無しだから。」
「フフッ…了解です!」
──────────────────
そして、俺 星奈直大は、音楽室で1人寂しく作曲をしていた。
本っ当に寂しくなんてないんだからね!
うん。なんかキモイな。
1人で心の中で思ってはそれを心の中でツッコンでいると、コンコン とノックの音が耳に入る。
「直大さん今大丈夫ですか?」
この声は、せつ菜だな。
「あぁ大丈夫だぞ」
その声が聞こえたせつ菜はガラガラと扉を開け、音楽室の中へと足を踏み入れた。
「何かあったのか?」
「いえ、直大さんの様子を見に来ただけです。」
「そっか……天王寺はどうだ?」
「はい! 璃奈さん凄い張り切って練習してますよ。」
「それはよかった。」
「曲はどんな感じですか?」
「いい感じに進んでるよ。」
進捗率、100%中、40%ぐらいまで来てる。
作曲を始めて、約2時間中々に順調のスタート出来てる。
この調子ならあと数日もあれば、曲は完成するだろう。
「そうですか。やっぱり直大さんは凄い人です。」
せつ菜はよくそう言ってくれるけど、俺はあんまり自分のことを凄いとは思えないな。
「別に俺はそんな事ないと思うけど」
「そう言っていつも謙遜しますけど直大さんは凄いです。曲を作れて私たちのサポートをして、それに人知れず戦っているんですから。」
「…………」
戦っているか…
俺は旧世界でも戦ってた。1日も早く、平和な明日にするために。
大して強くもない俺が戦えたのも戦兎たちが居たおかげだと思う。
そして、新世界での戦いは 旧世界での戦いから得た経験の貯金を切り尽くして、今は戦えてるんだ。
いつかその貯金も切れる。俺の得た経験だけで切り抜けない時もある。いやもう切れ始めてるな。
つい先日、俺はスカイに負けたし。
あの時は、先輩達をなんとか逃げる時間を作るのに精一杯だった。
ほんと……弱いな…俺は
だから俺はせつ菜言うほど優れた人間でも無ければ凄くもない。
偶々強大な力を手に入れてしまった一般人が何とか踏ん張って戦ってるだけ。
凄くなんてないんだ……
せつ菜は続ける。
「でもだからこそ私は心配なんです。 かなり無理してるんじゃないかと、この前直大さんが倒れていて私は怖くなったんです。このまま目覚めなかったらどうしようって不安で…………」
そっか……あれから不安にさせちまったみたいだな。皆を守るなんて言っときながらせつ菜を不安にさせて、ほんと何やってんだか俺は…
「 ……不安にさせてごめんな。でも俺なら大丈夫。無理なんかしてないし、そう簡単に俺は死なないから。ほら体もピンピンしてるし。」
「でも…」
「それに言ったろ息詰まったら頼るって。」
「………確かにそう言ってましたね。」
「だろ? …はい。暗い話は終わり。そうだ少し手伝ってくれないか?」
「はい!」
せつ菜の不安を取り除けたかどうかは分からない。
だからせつ菜に心配されないようにもっと…もっと強くならないとな。
そう俺は決意を新たにした。
────────────────────
あれから、2日明けた土曜日。
俺と侑、歩夢、宮下は天王寺の案内の元、ブリリア有明シティタワーという所の前へ来ていた。
「おぉ~ここが璃奈ちゃんのお家!?」
「すごい高いね…」
「っていうか何階あるんだよ。このマンション!」
侑や歩夢、そして俺は高いマンションを見上げながら言った。
「33階。」
「33階!?」
すると、宮下が何故か誇らしそうに言う。
「ふふんっ すごいでしょ~」
「あぁ…スゲー」(語彙力低下)
何で宮下が誇らしげなんだよとツッコミを入れることを考えられないぐらい、語彙力が低下した俺。
「そういえば今日俺達は何すればいいんだ?」
「ライブ用の映像、試しに作ってみたから、意見が欲しい。」
それから俺達は玄関前まで来ていた。
すると、天王寺が手に持つカードをある場所へかざした。
すると 「ピッ 」とドアを解錠したであろう音が鳴った。
「えっ!?カードで開けたの?」
「うん。家の事は全部、これで出来るようにしてる。」
「科学の力ってすげー。」
またも語彙力が低下するほど驚いた。
それから俺達は天王寺の部屋に入ると、早速天王寺は作ったライブ用の映像とやらを俺達に見せた。
『ニャ!クルッ!天王寺璃奈!ライブ開催決定!会場は東京ジョイポリス!皆ー!来てねー!ニャン!』
「どう…かな?」
「すっごくときめいちゃったよ!」
「うん。璃奈ちゃんらしくて凄く可愛いいと思う。」
「だな」
「うんうん。 これからりなりーのライブもっと楽しみになったよ!」
「………!」
「天王寺?」
「その私、小さい頃から表情出すのが苦手で、友達居なかったから。1人で出来る遊びばっかりしてたんだ。だから、高校生になって••••••こんなに毎日がワクワクするなんて、思わなかった。こんなに変われるなんて、思わなかった。」
(天王寺……)
「皆に、すごく感謝してる。私••••••頑張るよ!」
「りなりー! ライブ、絶対成功させようね!!」
「••••••うん!」
「よーし。私もこれまで以上にサポートしちゃうよ!」
「うん!」
「フッ…あ、そうだ曲、持ってきたんだった。」
「え?!もう出来たの?」
「いやまだ完全には出来てない。とりあえず出来た曲を天王寺に聞いてもらいたくてな」ホイ
そう言って俺は天王寺に曲を送り、天王寺はその曲をイヤホン越しに聴いた。
♬~
「天王寺から聞いてるイメージに合わせて作って見たんだけど、どうだ?」
「…………!凄くいい。」
「それならよかった。」
「直さん。ありがとう。」
「おう」
「あとはそれを最終調整してと。あと作詞だけだ。早速作り始めないとなあ」
「私も一緒に作詞やって見ていい?」
「うん? あぁ…いいぞ。」
その日の俺達は作詞に時間を費やした。
翌日以降も天王寺は特訓を続けた。
最初は見るに堪えなかった歌や踊りも同好会メンバーの指導の元、天王寺は短期間でライブが出来るようになるまで成長した。
そして、週が明けた木曜日の放課後。
かすみはタオルで汗を拭いながら、璃奈へと言う。
「ダンス、だいぶいい感じになってきたね、りな子」
「そう…かな?」
璃奈はほんの少し自信なさげな様子。だがせつ菜がその自信を焚きつけるように言った。
「ええ。この調子で頑張りましょう!!」
すると、このタイミングで璃奈のクラスメイトである、今日子、浅希、色葉の三人が偶然通りかかり、璃奈へと話しかける。
「あっ!天王寺さーん!」
「!」
「練習頑張ってるね!」
「明後日のライブ、絶対見に行くから!」
「新しいPVもすっごく可愛かった!今からライブが楽しみだよ!」
(今の私ならきっと……)
璃奈は勇気を出して、1歩踏み出そうと、今日子たちに話しかける。
「あっ……あの」
「「「 ? 」」」
「もし…よかったら……もしよかったら…私と…!」
次の言葉を言おうとしたその時、璃奈は見てしまった。
いや見えてしまったんだ。
ガラスに写る自分の無表情の顔を…………
「……………」
中々、次の言葉を発さない璃奈に色葉が声をかける。
「天王寺…さん?」
「…何でもない」
璃奈はそう言って、浅希たちへ背を向け、歩き出す。
いや少し駆け足気味だ。
そんな璃奈の様子を不審に思ったせつ菜とかすみは言う。
「璃奈さん!」
「どこいくの!?」
「ごめんなさい…今日は帰るね…」
※※※※※※※※※
そんな大変なことになっているとはいず知らない俺はその頃、練習をしてる同好会の皆に水を運んでいた。
(よし次は天王寺達の所だな)
次の行き先を心の中で確認した俺は、水の入っているビニール袋を持つ手を強め、足を運ばせた。
だがその時、桃色髪にアホ毛ちょこんと立っている少女──天王寺が下を向きながら走っていた。
そんな天王寺が走る先に俺が居ることにすら気づかない足取りで駆ける。
「…………」
「ん? 天王寺? うわ!? ととととっ!」
俺は天王寺に気を取られ、水を落としそうになる。
のだがなんとかそれを防いだ。
(ふう~危ねぇ……)
すると、俺の存在に気づいた天王寺は申し訳なさそうに謝る。
「直さん……ごめんなさい。」
「え? あっちょっ、天王寺!!」
俺の呼ぶ声に天王寺は立ち止まらず、そのまま走ってこの場から去ってしまった。
(一体なにが……)
一体、何があったのか分からず、俺は呆然と立ち尽くしていた。
すると、俺を呼ぶ声と同時に俺へ近づく勢いよく駆けた足音が耳に入る。
「「 直大さぁぁん!(せんぱぁぁい! ) 」」
「ん?」
それはせつ菜とかすみであり、どこか焦ったように告げる。
「直大さん!璃奈さん見ませんでしたか?」
「ああ。今、走って行っちまったよ」
「えぇー!!」
せつ菜やかすみの表情に何か、事情を知ってるのかもと思った俺は質問する。
「一体何があったんだ?」
「それが───
※※※※※※※※※
学園から逃げるように駆け出した璃奈はただがむしゃらに走った。
「……………………」
その走りも赤信号に捕まり、1度歩みは止まる。
赤信号を待つ、璃奈は思い悩むように顔を俯かせていた。
そんな璃奈を見下ろしながら呟く男───スカイ。
「見つけた。
君はこれを見た時どんな反応するか今から楽しみだよ。
さぁ実験を始めよう。」
何か不穏な影が動き出そうとしている。
続く…………
6─2話でした。
次回はなるべく早めに投稿します。