仮面ライダーシノビ(ビルド) × 虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 ~夢が始まり、虹が咲く場所~ 作:ラビラビfom
0-2話です。
記憶が蘇って、一週間が経った。
特にこれといったことはなにもなく平和である
最近考え事をしているといつの間にか図書室にいたなんてこともあった
そして今日も
~ある日の放課後~
シューズの底と床が摩りあうキュッ、キュッという音が聞こえる。
どうやら今度は体育館に来てしまっていたようだ
うちの学校は引くほどにでかいからもちろん体育館も広い
バスケ部が練習していたり バレー部が 練習していたりとにぎやかである。 こうやって見てみると うちの生徒数やばいなあ。
などと記憶を取り戻してからは人間観察することが多くなっている気がする
ちょっと自分が怖い
(さてと教室に戻って帰る準備するか)
人間観察も満足した事でここを後にする。
ちなみに 侑と歩夢は先に帰ってる
置いてかれたわけじゃないんだからね!
……誰に言い訳してんだか
そんなことを思いながら、足を動かしていると、バスケ部の人達の声が耳に入る。
「はいパス!」
「シュート!」
「ん、!?危ない!」
その時、バスケ部員のシュートが外れ、別の女子生徒がいる所へ飛んでいってしまう。
「うん?」
ある女子生徒の危ないという声にその聞こえる方へ振り返ると、俺は今何が起こったのか理解した。
「まずい!」
考えるよりも先に俺はいつの間にか足を動かしていた。
*~●ヽキャッチ!!
「ふぅ~ セーフ」
飛んでくるボールが女子生徒に直撃する前に俺は間一髪ボールをキャッチすることに成功した。
「大丈夫? 怪我はない?」
ボールが飛んできたことで少し放心状態になっている女子生徒へ声をかける。
その女子生徒は眼鏡をかけ、三つ編みの女子生徒だった。
「あ、はい 大丈夫です。 そのありがとうございます。」
少し放心状態になりながらも、女子生徒は気を取り直し、お礼を言う。
「無事ならよかった。」
でもこの女子なんかどっかで見たことあるような気がする。
ま、気のせいか。
ふと思考している中、ある元気そうな声が右の方から聞こえる。
「ごめんね〜怪我とかない?」
先程までバスケをしていた女子生徒であろう。
バスケ部のユニフォームを着用していることから、そうである理解した。
眼鏡をかけた三つ編みの女子生徒は答える。
「何ともないです。」
バスケ部と思われる金髪のギャル?みたいな女子生徒は安心したように言った。
「そっか よかったぁ。 」
「それでは」と言い、三つ編みの女子生徒はこの場を後にした。
「気をつけてねぇ!」
その女子生徒にヒラヒラと手を振る金髪ギャル?の女子生徒。
「あ さっきはありがとう 助かったよ!」
その後、ギャル?のような女子に話しかけられた
「それにしても凄い運動神経してるね あんなに離れてたのにボール取るなんて !」
「いや別にそんな大したことはしてない」
「そんな謙遜しなくてもいいのに、」
謙遜もなにも、本当に大したことしていないんだが
ま、いいか。今日はもう帰りたいし。
「じゃあ 俺はこれで あんたらも気をつけてやるんだな」
「うん 今度このお礼させてねぇー!」
「いや別にいい」
そう言って、体育館を後にした。
~次の日の昼休み~
俺含む、侑と歩夢はいつも通り、弁当食べる準備をしていた。
「直大、歩夢 お昼食べよう!」
「うん!」
「ああ。」
このやり取りも、何度目だろうか。
もうかれこれ、この学校に入学してから、今日に至るまでほとんど変わらないやり取りで昼食を取っている気がする。
高校一年生の学校生活も残り3ヶ月を切った。
おそらく、これからも変わらない日常を過ごして行くんだろうな。
と言っても何か刺激が欲しいとは思う。
何かこうハマれる何かに出会ってみたいなって。
まあ、そうは言っても、この日常が大きく変わることは、望んでいないだろう。
例えば、この平和が脅かされるようなことは起きて欲しくない。
前の世界のように誰かが傷つくとこはもう見たくないし。
結局の所人間は、何か日常が変わらないかなと思っていても、心の底でその日常が変わらないで欲しいと思っているんだ。
そんな矛盾を抱えている生き物なんだろうな。
「今日の歩夢のお弁当何かなぁ 歩夢のお弁当いつも美味しいからねぇ ワクワク、」
「もう侑ちゃんったら♪」
ほんと仲良いっすね君たちと思いながら、学校指定のカバンから弁当箱をガサゴソと取り出そうとする。
のだが
「うん? あれ…」
ある事に気づいた。
「どしたの?」
そんな様子を見て疑問に思ったのか侑が聞いてくる。
「弁当忘れたわ……。」
おっかしいなぁ…ちゃんと入れたと思ったんだけどなぁ…
もしかして今日はついてないのか…
朝のニュース番組の占いみたいなので俺の星座、低い順位にあったような気がするし。
「あぁ〜 どんまい︎」
と俺の肩に手を載せ、哀れみを見るような目で言う侑。
そんな侑の顔に少々、ムッとしたが、そのイライラも歩夢の声で浄化される。
「なら私のお弁当分けるよ。」
いやほんと歩夢優しいなぁ…それに比べて侑!君も歩夢を見習いなさいよ。
まあだが、俺のミスで忘れたわけで、全面的に俺が悪い。だからここで歩夢に甘えてしまってはよくない気がする。
「いや歩夢に悪いし学食行ってくるわ」
「そんなの気にしないのに」
「いや 俺が気にするからね」
~~~~~
そんな直大に侑は
「そんな遠慮しなくてもいいじゃーん。」
と言うのだが、
「あれっ? もういなくなってる。」キョロキョロ
辺りを見回しても、直大の姿はなかった。
~~
――何気に久しぶりだな学食に行くの――
入学してから今日まで数回ぐらいしか利用したことはなかった。
(何食べようかなぁ…)
勿論この学食もバカ広く、多くの生徒がここを利用している。
そのため食事の種類も豊富にある。
………………………
(よし!キミに決めた!)
数分悩んだ末、昼食を決め、外の風景が見える窓の方のテーブルに向かい、椅子へと腰を下ろす。
「いただきます」
と言い、右手に箸を持ち、食べ始める。
(うん!学食のうどんも美味い!)
ちなみにキツネうどんだ。
なんか指パッチンしたくなるな。は?
などと食事をしていると右方向から、明るく元気な声が耳に入る。
「うん? あれ 昨日の運動神経凄い人じゃん!」
そこにいたのは昨日バスケをしていた金髪のギャル?だった。
「うん? ああ…昨日の 」
「うん、昨日ぶり!あっここ座ってもいい?」
「ああ。」
承諾すると、食べ物が乗ってるお盆を机に置き、ギャル?は目の前の席に座った。
「いやぁ昨日のは凄かったなぁ」
ギャル?は座って開口一番に呟く。
「そうかぁ?」
「うん!キミ 運動神経良いでしょ?あ、もしかして、運動部の人?」
「いや。俺は万年帰宅部だ。運動なんて体育の時間でしかやってないな。」
「万年帰宅部であの運動神経の良さ……もしかして天才?」
「いや…凡才だ」
あれぐらい、きっと戦兎でも出来る。
だから俺は大したことない凡人なんだ。
「いやいや、それはないでしょ~あ、そうだ自己紹介まだだったね!」
そういえば、このギャル?の女子の名前知らないまま話してたわ。
「情報処理学科 1年の 宮下 愛 だよ よろ~!」
「普通科1年
ギャルの女子元い、宮下に習って、自己紹介をした。
すると、宮下は何か考える素振りをする。
「へぇー星奈直大だからぁ……………ホッシーだね!」
「ホッシー?」
「うん 親しみこめてホッシー!」
えぇ…なんだよそれ…
「えぇとなにその 千葉にいる ゆるキャラみたいな名前?」
「チーバくん?」
「いやなんでそっち そんな 赤くないし」
というか黄色い。
「なしの妖精の方ね」
そう言うと、宮下は突然笑いだした。
「あっはははっ!!」
「そんな笑う!?」
そんな宮下に困惑する他なかった。
最近の女子高生の笑いのツボは分からんなぁ…
やがて、笑い終わると、宮下は手を合わせながら笑顔で
「ごめん ごめん ホッシーのツッコミサイコーだね!」
「いやそんなつもりなかったんだけど」
「それにしても以外だな宮下が ボケるなんて」
見た目で判断してはいけないだろうがそう思う。
すると、宮下はほんの少しトーンを下げながら、呟く。
「ああ…よく言われるんだ…あたし こんな見た目だからさ ダジャレとか 好きなの 以外とか言われたりすることもあったからさ」
なるほどな…
「 いやまぁ…好きならそれを貫けばいいと思うぞ」
「うん! もちろん ! 」
ま、俺が言わなくても宮下はその好きを貫くだろう
まだ出会って間もないが、芯のある明るい太陽みたいな女子なんだと何となく思う。
「でも 学校でしっかりツッコンでくれたのホッシーが初めてかも 」笑
「え、そうなのか?」
「うん だからちょっと嬉しいかも」
「ならツッコんだ甲斐があったな。」
時々会話を挟みながらも、食を進めた。
~~~~~~~~~~~~
「あっそうだ 連絡先 交換しない?」
「別にいいけど」ホレッ
そう言うと、スマホを宮下に渡す。
「登録完了!」
スマホを渡された 宮下は素早い手さばきで操作し連絡先を交換した。
はぇ~…女子校生って連絡先の登録、手馴れてるんですねぇ…
僅か数秒で登録した宮下を見て、少し引きながら思う俺。
「これからどしどしメッセージ送るねぇ!」
そんな番組のお便りホームみたいにどしどし送られても困る。
「程々に頼む」
すると当然、宮下は何を思ったのか立ち上がる。
「そうだそうだ! 今度 バスケの練習に付き合ってよ!」
「えぇ……普通に嫌っていうか、面倒くさいっていうかそれにあんま運動神経良くないし俺…」
と人差し指と人差し指をモジモジさせながらそう言った。
うん。てかキモっ…
我ながら、自分でやっててキモイと思ってしまった。
すると、宮下は何か見透かしたように
「ふっふん 愛さんの目はごまかせないぞッ!」
「アイだけに 目ってか?」
「え?」
ほんの一瞬この場が静まる。
「いや…なんでもない 忘れてくれ…」
あー恥ずかしい恥ずかしい!!
もう何言ってんだよ!俺はぁぁ!!!
あーもうやだ。誰か俺を殺してくれ。穴があったら入りたいって思う日が来るなんて…………はぁ……
と心の中て今の言動を後悔していると宮下が笑い始める。
「フッフッフッフッwwww いやww やっぱ ホッシーサイコーだね!」
「それは喜んでいいのか?」
「もちろん!」
「まぁいいや」
ふと時間を確認すると、時刻は13時を回ろうとしていた。
「ヤッベッ…もうこんな時間になってる…」
昼休み明けの五限目はいつもの教室ではなく、別の教室に行かなくてはいけない。
しかもこの学校はバカ広い。そのため早めに行かないと遅刻する可能性がある。
「次 移動教室だからもう行くわ!またな宮下!」
「うん またねぇ〜 」
そう挨拶をし、俺は食堂を後にした。
「まずい 、まずい!! 遅れるッ!!!」
あの後普通に遅れた
おのれ ダジャレギャルゥ!
― いやまぁ時間見なかった俺が全面的に悪いんだけどね―
続く………
これであと残り1人 ( 2人 )との出会いを書いてから 本編開始です。