仮面ライダーシノビ(ビルド) × 虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 ~夢が始まり、虹が咲く場所~ 作:ラビラビfom
0-4話です
春の風が心地よく心も休まるある日。
3月になり1年生の登校日もあとわずかである。
さてみなさんに質問です
俺は今どこに向かっているでしょう?
正解は音楽室です!
まぁなんで向かっているのかというと何を隠そう 旧世界で 音楽を趣味でやっていたのだ!
まあ久しぶりに弾こうと思い、来たってわけ。
もちろん 音楽室の許可はとってある
当たり前だよな?
扉を開けると、音楽室へと足を踏み入れた。
「おぉ、ここが音楽室か。初めて入った。
ホントなんでもそろってんだな」
この音楽室には色んな楽器がある。
そのなかにあるギターを手に取った。
何故迷わず、ギターを手に取ったのか、音楽と言っても、色んな楽器があるだろ? 例えばピアノのとか。
その中で俺はギターを選び、音楽を始めたんだ。
ただどうして音楽を始めたのか理由が思い出せないんだよな。
なんか大切な理由?約束?があったような、なかったような。
まあ今、いいか。
「久しぶりだからな なに弾こうか……」
う~~ん。
よし!
「 昔弾いてた曲でもやるか 」
そうして、俺はギターを手に持ち、弾き始める。
………………………………
「次は昔見ていた 戦隊の曲で!」
昔見ていた戦隊を思い浮かべながら
♬~~~~
ギターから流れる、音色が教室中に響き渡り、振動がギターを弾いている自分自信にも伝わるほどに。
※※※※※
私は大好きなことがあります。
漫画やアニメを見たり、特撮を見たり (両親にこっそりと)
スクールアイドルにもハマっています!!
ですが、私は今まで 大好きを声に出して言うことができませんでした。
でもだからこそ!
誰でも大好きを胸にはっていえる世界にしたい!
なるんです! そんな ”スクールアイドル”に!!
それが私の”夢”であり野望です!!
________
「スクールアイドルになるということは体力が必要ですね」
「学校の校庭 10週 !いきますよぉ!!!」
「ウオオオオ オオオオオ!!!!!!」
そうして、全力で走り始める。彼女の長くしなやかな黒髪揺れる。まるで本人が燃えているような熱気が溢れていた。
やがて、その体力作りと言う名のランニングも終わる。
「ふぅ~ いい汗かきました。
ちょっと休憩にでもしますか。うん?」
白いタオルへ髪を包むように優しく、汗を拭く。そんな時だ。
♬~
どこからか 懐かしい 曲が聴こえてきた。
「この曲は!! ボウケンジャーのOPじゃないですかぁ!!!
音楽室から聴こえます!」
どうやら、知っている曲だったらしく、テンションもより上がる。なんなら、さっきのランニングよりも燃えている。
それから、考えるより先に聞こえて来る音楽の方へ足が引き寄せられた。
───────────
( いっぱい 弾いたな。よし最後は、今なんとなくメロディが浮かんできた曲でもやるとするか )
♫ Chase off vocal
「ふぅ~ 」
なかなかに、良さげに弾けたかも
前の世界で偶に俺は今みたいに曲が降りてきたのを弾いたりして、音楽を楽しんでたんだ。
言うなら作曲みたいな?
まあ、ただのど素人が作った、世の中に有り触れてるようななんの変哲もない曲だけど。
でも 久しぶりに弾くと気持ちいいな。
また今度 弾きに来よう。
さて、帰るか。
そう思い、ギターを片そうとしたその時───
「す”ご”い です!!!」
唐突に 大きな声が音楽室中に響く。
「うわっ ! ビックリした!?」
なになに!? 何事!? もしかして見られてたのか?
なんか恥ずいんですけど。
改めて、声の聞こえた方へ顔を向けると、そこにはしなやかな黒髪ストレートロングの右の髪を一房くくったヘアスタイルで煌びやかに光る黒い瞳をした女子生徒?が居た。ニジガクの制服ではなくて。別の高校の制服かな?
いやだとしてもニジガクに居るのは変だし。
と思考していると、いつの間に黒髪ロング女子は俺の前へぐいぐいと近寄ると、次々に言った。
「とっても感動しましたっ!!!」
「これはなんていう曲ですか?!!」
なんかデケェ声!てか近い近い近いんですけど!?
と、とりあえず何か言うか。
「あっいや…さっき浮かんだ曲を弾いただけだから。とくに名前はないぞ?」
そう言うと、黒髪ロング女子は飛び跳ねるように笑顔で言う。
「作曲 できるんですかっ!! 凄いです!!」
テンション上がりすぎじゃない?この人。あと声がデカい。
「まぁ昔ちょっと曲と歌詞を少々かじってたってだけだから。そこまで凄くないぞ」
(ほんとに凄くない)
「いえいえ 謙遜なさらずに 私は凄いと思ったんですから!」
「 はぁ…そりゃどうも。」
こんな面と向かって、ギターのこと褒められたのは旧世界で侑や歩夢以来で、新世界では初めてかもしれない。
なんかその照れるな。
そう思っていると、大きな声の女子は何か考えるような顔していた。やがて何かを決めたようなそんな感じがした。
「その折り入って頼みがあるんです」
頼みとな。
「私に ″スクールアイドル″の曲 を作ってもらえませんか!!」
また音楽室中に響いた─────
「スクールアイドル? 」
そのスクールアイドル?というのを知らなかったために首を傾げる。
「はい!スクールアイドルというのはですね ~~」
そう言って彼女は熱く語り始める。
…………………………
「~という今熱いものなんです!!」
!!!( ゚д゚)ハッ!!!
「またやってしまいました」
そう言って、ほんの少し後悔するように女子生徒は頭を抱える。
「いや全然いいよ…」
なんだか、つい最近に知り合った中川に似ている気がする。
きっとこの女子にも中川のように、自分の″好き″があるんだろうな。
「それに、分かりやすかったし」
さっきの彼女の熱い語りを振り返るようにまとめた。
「なるほど─つまり、今高校生の間に絶大な人気を誇っている学校でアイドル活動、それがスクールアイドルだと」
「はい!!」
「でもなんで俺に?」
ふと、疑問に思ったことを口にする。
さっき出会ったばっかの相手にそんな大切なこと普通、頼めるのか?
「人目見て聞いてわかったんです。これだ! って。それにあんな楽しそうに弾いているあなたの姿を見て。この人に曲を作ってもらいたいって思ったんです!!
云うなら 一目惚れというやつでしょうか?」
──そんなこと初めて言われた──
「 初めてだよ。そんなこと言われたの。そもそも自分の演奏を人に聞かせること自体ほとんどなかったからさ。そんな風に言われて嬉しいかもしんない」
ほんの少し照れくさいというかなんというか。
「でもホントにいいのか? プロみたいな作詞はできないし作曲だって素人から毛が生えたぐらいだ。それに昔やってただけだからブランクもあるし」
「はい! あなただからいいんです。 あなたとなら自分の夢を叶えられるそんな気がするんです!」
「夢 ?」
「夢というか野望というか、 誰もが大好きだって胸を張っていえる世界にしたいそんな夢です!」
「そっか … 凄いなあんたは…夢を持っていて、」
なんだか彼女が眩しく見えた───
俺に夢はない…… 旧世界では夢を持つなんてできるような情勢じゃなかった……でもだからこそ、俺はこんなにも眩しい彼女が夢を叶える所を見てみたい、手伝いたいと。
「分かった。あんたの夢の手伝いを俺にさせてくれ!」
俺はそう言って右手を前に出した。すると、彼女はその手を自身の右手で交わすと満開の笑顔で感謝された。
「 ホントですか! ! ありがとうございます!」
なんか、彼女となら、どこまでも行ける気がした。
なんでそう思ったのかはよく分からないけどそんな気がしたんだ。
~~~~~~~~~
「そういえば…あんたの名前聞いてなかったな」
そう言うと、彼女は息を飲み、この場を轟かすように名乗る。
「…… (スクールアイドルをやろうと思ってから考えていた…私の名前…) 」
「優木せつ菜 です‼️ 」
これが、彼女──優木せつ菜との出会いの始まりだった。
続く……………
今回で最後と言ったな あれはウソだ
ごめんなさい
次回 で今度こそ 前日談 終わりです