仮面ライダーシノビ(ビルド) × 虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 ~夢が始まり、虹が咲く場所~ 作:ラビラビfom
お待たせしました。
優木せつ菜の
その間にも、歩夢たちスクールアイドルが歌いパフォーマンスをして、観客たちを魅力させたり、湧き上がらせたりしていた。
だが、その頃、一人の影が─────
「ふっ……盛り上がってるねぇ……ま、だからこそ潰しがいがある……」
そう言った奴の後ろには………怪物やロボットなどを従えている。
俺、星奈直大はあれから、周りのパトロールに勤しんでいた。
偶にパトロールをしながら、スクールアイドルのライブを楽しんだり、ビラを配ったりと中々の充実ぶりだ。
そんな中、トボトボ と歩いていると、侑と歩夢の2人が見えた。
早速、2人の元へ向かおうとしたその時、左耳に装着しているインカムから何か聞こえる。
それは生徒会役員の人からで、何やら、宮下のステージで機材トラブルが発生したらしい。近くにいる人の中で、機材を直す技術がある人は向かってほしいとのことだ。
なら早速向かおうかと思ったが、
「直くん?」
「ん?」
俺の前に歩夢が来ていた。
「どうしたの?こんな所で?」
「あーまあパトロールみたいな感じ。」
「パトロールかぁ……なんか直くんのパトロールはより頼もしく感じるよね。」
「そうか? そんなことないだろ」
「ううん。そんなことあるよ。ってもぉ…またそんなとか言ってるよ?」
「え、あー……なんか癖になってのかもな。自分を卑下にする癖」
しかも、歩夢に言われて気づいたから、無意識に口にしてるって事だし。
「まあそんなすぐには直らないよね…」
「まあな…」
「あ、そうだ歩夢。なんか俺に隠してることあるよな?」
「え、そ、そうかな……か、隠し事なんてないよ……」
「ふーん。なるほどな。」
何となく、隠し事があるんじゃないかと思っていたが、これで確信した。
「うー………やっぱり、直くんにはバレちゃったぁ……そもそも、2人に隠し事すること自体難しいよね……」
「まあ、小さい頃から一緒にいたしな。」
「うん。
えぇと…その」
歩夢は恐らく、隠し事の何かを言おうとしてるのだろう。
でも、
「あー言わなくていいぞ。折角なら楽しみは後に取っときたいしさ。だから…楽しみにしてる。」
「うん!楽しみにしてて。きっと驚くよ?」
「ほう。そう言われると余計に楽しみになってくるわ。」
その楽しみと言うやつのためにも、パトロール頑張んないとな。
まずは機材トラブルが発生した場所へ向かうか。
ということで俺は急いで機材トラブルが発生したテントのところへ向かった。
テントの中に入ると、侑と宮下、そして天王寺の姿が目に入る。
「機材トラブルって聞いたけど大丈夫か!?…」
「直大! うん。今璃奈ちゃんが直してくれてるみたい。」
「そっか…」
なら俺の出る幕は無いみたいだな。
パソコンに向かってカタカタと操作している天王寺。
「後は再起動すれば──」
そう言って、パソコンの Enterキー押すと、黒い画面だったものが、鮮やかなデスクトップ画面へと変わった。
どうやら、直ったみたいだ。
「うーーん!ありがとう!りなりー!」
感謝の言葉を言いながら、天王寺に抱きつく、宮下。
仲良きことは美しきかな、って正にこのことだな。
抱きつかれた後、天王寺が呟く。
「もしかしたら────」
「うん?」
「初めて、愛さんの役に立てた?」
それを聞いた宮下は天王寺から離れて向き直ると、頭を撫で始める
「何言ってんの~、このこの~!」
「あわわわ~~」
撫でるのを辞め、後ろに手を組みながら、ニカッと笑う宮下。
「えへへ~」
「………//」
照れた様子の天王寺はボードで顔を隠した。
その顔を見た宮下は
「あ、その顔久しぶりに見た♪」
「テレテレ……//」
そんな2人の様子を後ろで見ていた俺は呟く。
「ふっ……全く天王寺の奴も自己評価が低いのなんのってな…」
「直大が言えたことじゃないでしょ?」
「いやまあそうなんだけど………ってそう言う侑だってそうだろ?」
「あーいやぁ~~……えへへ~」
「何で今ので褒めたと思った!?」
「はぁ……まあいいや」
さて、無事解決したようだし、俺も仕事に戻るか
そう思い、足を運ばせる。
「直大?」
「パトロール再開しますわ。後ついでに宣伝もしとく。」
「ついでって………」
「ホッシー頑張ってね!!」
「直さん、ファイト!」
「あいよ!!宮下たちも頑張れよ?」
そうして俺はまた足を運ばせる。
数時間後、時刻はもう17時を回るぐらいの時間帯になっていた。
まだまだ季節は夏の為、暗くなる気配はない。
もう後数十分ぐらい経てば、夕立ちが出てくるだろうが。
そんな中、お台場シンボルプロムナード内にある出会い橋のベンチで月と星の形をしたヘアピンを付けた少女と赤い大きなリボンを付けた少女がノートを手に持ちながら確認し合っていた。
「これでどうかな?」
「うん!いいと思う!」
そんなかすみとしずくに近づく1人の影
「出来たみたいね。」
果林がそう言うと、2人は顔をそちらへ注目する。
「東雲学院とのコラボステージの後でみんな集まれるみたいだから────ん?」
言いかけている途中で何か冷たい水が果林の体に当たる。
その頃、直大はパトロールを転々としながら、ビラを配っていた。
「お願いしまーす! どうやら最後にはとびきり楽しいことがあるようですよ!是非ご覧になってくださーい!」
(うん、いい感じだな。)
俺はこのまま、無事に時が進むと思っていた。
だが、現実というのは甘くないようで、
自身の体に冷たい何かが空から落ちてきた。
「ん? これは………………雨?」
ポツリポツリ と雨が地面を打ち、濡らす。
煌びやかに放っていた太陽の光も雲に隠れ、その空から涙を零すように雨が降り落ちていた。
そんな雨により、ステージに居たはずの観客も室内のどこかへと行ってしまう。
「うそだろ……」
まさかの自体に俺はそう呟くしかなかった。
天気予報では、今日は日中晴れだったはずなのに
どこまでも、天は俺に──いやみんなに味方してくれないらしい。
仮に雨が止んだとして、ステージにいたお客さんは戻ってくるのか?
そもそも、ステージの使える19時までに止むのか?
そんな疑問に答える人は誰1人として居ない。
(こんな所で……みんなの夢は終わるのかよ………)
ただただ、悔しそうに唇を噛み締めるよう呆然と立ち尽くし、空を見るしか、今の俺に出来ることはなかった。
※※※※※
その頃、同好会や東雲学院、藤黄学園のみんなは
テントの中に急いで走ってきた愛とせつ菜。
「皆さんステージは………」
そのせつ菜の疑問に璃奈や美咲が言う。
「全部…中断してる…」
「天気予報は晴れだったのに……」
テントの中からでも木霊する雨の音を耳に挟みながら、彼方は
「ねぇ、ステージ使えるのって……」
「19時までです……」
その後ろで遥はクリスティーナに質問する。
「この後のステージは……」
「長引くようなら組み直しが必要ね……」
それを聞いて、遥は顔を俯かせるしかなかった。
そして、他の面々もこの雨に絶望しそうになるぐらい、顔を俯かせる者、雨が早く止まないかと、テントの入口付近で空を見上げる者とそれぞれだった。
そして高咲侑も。
「どうしよう…………」
※※※※※※
数十分後 星奈直大は─────
数十分経っても、状況は変わらず、空から雨が降っている。そして俺もただそれを呆然と見上げるだけ。
「……………………」
時間が経つにつれて、拳を握る力も強くなる。
何も出来ない自分が悔しくて、無力で…………一体どうすればこの状況が変わるのか、分からなくて…………
その時だった。
「何呆然と突っ立ってんだよ?星奈」
「……………羽島?」
そこに居たのは、俺のクラスメイトの羽島を筆頭に虹ヶ咲学園の運動部と思わしき、人たちが立っていた。
「まだ諦めてない……だろ?」
「ああ。諦めたくないさ。でも…こんな雨で」
お客さんたちもきっともう居ない。
雨もいつ止むのか。
こんな状況で何をすればいいんだよ……
「大丈夫。俺たち運動部がお客さんを誘導しとく。
こんな雨でいつ止むか分からなくて、ライブもあと何回出来るのか分からない。でも諦めない。それが星奈だろ?」
「羽島………」
「星奈と出会って、まだ1年半しか経ってないけど。俺はお前がそういう奴だって思ってるし、知ってる。それに言ったろ?困ったら俺たち運動部が手を貸すってさ。」
こいつ……
そうだ、そうだったな。俺は諦めない。
どんなことがあったとしても。
そんな諦めが悪くて、バカな天才作詞作曲家の忍者 星奈直大それが俺だったな。
「そっか。でもサッカー部総出って言ってなかったか?」
「ふっふん~俺の人脈凄いだろぉ~」
「ああ。すげぇよ…ふっ………………お客さんたちの誘導は任せた。」
「おうよ!」
そうして、俺は雨の中、足を1歩また1歩と駆け出す。
(悩んでいる場合じゃなかった。立ち止まってる場合じゃ……また後悔する所だった………ふっ………羽島には感謝しないと)
(今俺に出来ることをただがむしゃらに突っ走るだけだ。それが俺のやるべきこと。)
そして、走りながら、左耳にあるインカムで副会長に繋ぐ。
「副会長お願いしたいことがあります──
☼☼☼☼☼
一方 高咲侑たちのいるテントでは、
〇〇〇〇〇 虹ヶ咲学園
〇〇〇〇〇〇〇〇〇東雲学院コラボステージ
とこのように書かれているプログラムに横線を書いていた。
そんな作業をしている侑の表情は涙目だ。
横線を入れる度に辛くて、悔しくて悲しい。
どうしてこんなことになってしまったんだと。
悪い夢なら早く覚めてほしいと酷く願うように。
どんなにそう願っても、外から聞こえる雨の音が嫌でも現実なんだと思わされる。
「………………」
そんな数分後、ようやく雨は止んだ。
雨が止んだことを確認しに侑たちはスタッフテントから出た。
虹ヶ咲と東雲、藤黄のスクールアイドルと侑がその場で暗い表情をしながら俯き、集まった。
そんな中、美咲と姫野が呟く。
「雨…止んだね……」
「でも……」
姫野が手に持つスマホの時刻には19時05分と刻まれていた。
ステージが使えるのは19時までだ。
誰が見ても、タイムリミットは過ぎていることは嫌でも分かる。
頭で分かっていても、心では受け入れられなかった。いや理解したくなかったんだ。
「……っ……」
せつ菜も悔しそうに俯く。
こんな結末誰も望んでない。
もっと10分でも早く、雨が止んだら良かったのにと誰もが思う。
そんな現実逃避をした所で今の状況が変わる訳ではないが、そう思ってしまうのだ。
すると、遥が諦めきれず、藁にもすがる思いで言う。
「これで……終わりなんですか……」
そんな遥の言葉に侑は無常に現実的な言葉で返す。
「そうだね……」
淡白に返す侑の言葉には、悔しさと悲しさが篭っていた。
「もうステージは使えないし…集まってくれた皆も帰っちゃっただろうし……」
侑はこのフェスティバルを通じて自身が欲しかった。
これから進む、自分の未来に夢に向かって
でも……
「こんな………終わり方……」
ただただ悲しくて、悔しさが侑の頭の中を巡ったその時だった。
「終わりじゃないよ」
「え………」
「これで終わりになんて出来ない。伝えたい事があるから。」
「歩夢………」
だがその時、
「いいや。君たちの夢はここで終わる。」
謎の男の声がこの場を支配した。
「あなたは………」
そこに居たのは、幾度となく直大に自分達に立ちはばかる、謎の男、スカイだった。
「君たちの夢は叶わない。これが現実さ。」
「「「「……………」」」」
すると、当然のように同好会メンバー以外スカイとは面識がないため、彼は一体誰なのか疑問に思った遥が呟く。
「あの、あの人は一体?」
独特な雰囲気を放つが人間だということ以外は全く分からない。
その遥の疑問にかすみが答える。
「何度も先輩やかすみんたちを苦しめてくる悪い人です!」
「悪い人?」
「あ、もしかして、この雨もあなたの仕業ですか!」
そう言って指を刺すかすみ。
その発言にスカイは頭を抱えながら。
「おいおい。酷いなぁ…はあ…これだから人間は……偏った発言しかしない。自分が悪だと思った者に罪を擦り付ける。自分に都合が悪いことが起こるとすーぐコレだ。ほんと醜いねぇ……」
「だから嫌いなんだよ…人間は………言っておくがこの雨は偶然さ。でも僕が手を下さなくても、この祭りが中止になってよかったよ。スマッシュたちを送る手間が省けたからね。」
すると、せつ菜が言う。
「どうしてあなたは、そんなことを…」
「どうして…か…決まってるだろ? 醜くて悪意に満ちた人間がいるこんな星無くなればいい。そう思ってる。」
「悪意は連鎖する。そんな世界あってもどうしよもないだろう?だから潰すんだ。君たちの叶えようとする夢などくだらない。そんなものは叶わないということを。まずは証明するこの僕がね。」
そう言うと、スカイは青いベルトスクラッシュドライバーを腰に巻く。
そして、赤紫色のボトル、スコーピオンクラックボトルのキャップを天面に合わせて、ドライバーのスロットへセット
ポリューション....
不気味な待機音が流れると同時にスカイを包み込むようにビーカーが出現。赤紫色のサソリのモデルも出現する。
そして赤紫色のコロイド溶液が満たされると、
「……変身」
ドライバーのレンチを押し下げ、赤紫色のサソリの尻尾がビーカーに突き刺さり、ビーカーが滅びる。そして同時に中の溶液が溢れ出し、スーツが形成された。
その音声が終わると同時にスカイは仮面ライダーポイズンヒールへと変身完了した。
そんなスカイが変わった姿に驚く声を上げる、同好会以外の姫野や遥達。
「あれが仮面ライダー?」
「でも…不気味で……怖い……」
そして、後ずさるように恐怖した、東雲や藤黄のスクールアイドル。
「助けを求めるか? でも誰も君たちを助けようとする者は居ない。もちろん君たちが助けを求める彼もここには来ないよ」
彼という言葉に直大の事だと察する同好会メンバー達だった。
「……っ!? 直大さんに何をしたんですか!」
「なぁに。ただ彼が君たちの所へ来れないように、大勢のスマッシュやガーディアンを呼び寄せただけさ。きっとどんなに彼が凄くても、あの量には屈するさ。」
「………そんな…」
スカイの言葉に同好会の皆の希望であったものが打ち砕かれて、東雲や藤黄の皆と同じく、後ずさるように恐怖する。
「ふっあはははっ…笑えるねぇ。君たちの希望が無くなった。これで君たちはもう諦める以外何も無い。」
「………っ……」
だが、諦めない者が1人。
「まだです…」
「あ?」
「直大さんなら…直大さんなら諦めません!だから私たちも絶対に諦めない!!」
そんなせつ菜の言葉に影響されるように立ち上がる者が9人。
「せつ菜ちゃん……」
「そうです。先輩なら諦めません。だから私たちが諦めちゃダメなんです!」
「しず子……うん!かすみんもそう思う!」
「りなちゃんボード![諦めない!]」
「そもそもホッシーがそんなことでやられるわけないじゃん!」
「そうね。無駄に諦めが悪くて。」
「うん♪自分のことよりも誰かのためを思って。」
「でもちょっぴり、打たれ弱い所もあるよね~~」
「少し子供っぽい所もある直くん。だけど──」
「……うん…直大は私たちのヒーロー!!」
そう言う、同好会メンバーの目には希望しか満ち溢れていなかった。
「はあ…僕はお遊戯会でも見せられてるのかな? いやもしくは朗読会かな? ……ヘッ……まあいいさ。君たちがどんなに諦めなかったとしても現実は変わらない。」
「さぁここからが本当の終わりの始まりさ。
まず手始めに小うるさくて、無駄に暑苦しい君からだ。」
そう言ってスカイ、ポイズンは自身の手に巻きついている、スティングテールを伸ばし、そのテールを1人の少女目掛けて、放った。
「っ………!?」
「せつ菜ちゃん!危ない!」
侑が叫ぶ頃にはもう遅かった。
「……」
せつ菜は不意に目を閉じた。
それは恐怖からではない。
『信じてる』と心で強く思うように。
そして、その時がやって来る。
「ふっ…終わりだね。」
そうニヤッとした声音で呟くスカイ。
だがその時だった。
「ああああああちょおおおお止まれぇ!!!」
そう叫びながら、ブーンとエンジン音のような者が鳴り響かせ、せつ菜たちの元へやってくる。一台のバイク?とそれに跨る一人の少年。
そして、その少年が運転?するバイクは放たれたテールからせつ菜を守る為にバイク全体を盾にするような感じで防ぐことに成功した。
そして、そのバイクもその場でキキッとブレーキをかけたように止まる。
「おお。何とか間一髪止まった……セーフセーフ……変な冷や汗かいたわ……ふう~」
さっきまでの緊張感がぶち壊されるような声音で呟きながら、バイクから降りるのは、
紺に近い黒髪の少年、星奈直大だった。
「「「「!? 直大!!!(先輩!、直大くん!、直くん!直さん!ホッシー!)」」」」
そう驚くように呼ぶ同好会の皆。
「悪い遅れた…せつ菜 怪我は無いか?」
そう言いながら、俺はせつ菜へ手を伸ばす。
せつ菜はそんな俺の手を取り、立ち上がりながら言う。
「はい!!信じてました。直大さんなら必ず助けてくれるって!」
そして、せつ菜の言葉に答えるように俺は微笑む。
すると、かすみがバイクを指さしながら言うと、ほかのみんなも一斉に言う。
「というか、何ですかこのバイク!かすみん聞いてないですよ!」
「バイクって運転する時ヘルメット必要だったよね~~」
「そもそも直くん、免許ないよね?」
「え、無免許なの?」
「でもこのバイク、紫でかっこいい…」
「なんかスマホみたいな液晶ついてる♪」
「これは何ですか?ボトルみたいなの刺さっていますけど。」
「あはは。ホッシー。バイクでお台場行くってね!」
「やはりライダーにはバイクは必要ですね!!」
「あぁ……仮面ライダーって乗るって意味だったのね」
「ああもう!一斉にしゃべるなって!俺は聖徳太子じゃぁああなああい!!」
そんな俺の叫びに皆クスクスと笑い始める。
「ふふっ何その例えww」
「ああもう。笑え…笑えよ……」
つうかこの例えは別に悪くないでしょと思っていると、スカイが嫌味ったらしく言う。
「おいおい。僕をそっちのけで話すとは余裕そうだね。ホシナクン。」
「はあ? 余裕なんてねぇよ。でも守らなきゃってそう思った。ただそれだけ。」
「そうか。でもまさかあの大群のスマッシュたちを倒した訳ではないだろう? まさかほかの人々を見殺しにするなんて酷いなぁ…君は。」
こいつ何言ってんの…いつそんなこと言ったよ?
「誰が見殺しにしたって?…… 俺はもう誰も死なせない。
俺がここまで来れたのはな。仲間のおかげさ。」
その俺の言葉にスカイは心当たりがあるように納得する。
「ああ……そういえば君と同じぐらいにしょうもない綺麗事を言うヒーローさんが居たっけね。」
そうここに至るまで色々あった。
さて、何があったかそれは───
次回へ続く……
どういう経緯で直大がバイクに乗って、ここまで来れたのか、それは次回明らかになります。
えーおかげさまで、この小説?を投稿してから、ちょうど1年経ちました。ここ1年間、拙い所が小説を見て頂きありがとうございます。
皆様の応援あってこそ、ここまで来れたのかな?と
では、これからもどうぞよろしくお願いします。