仮面ライダーシノビ(ビルド) × 虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 ~夢が始まり、虹が咲く場所~ 作:ラビラビfom
1-2話です
星奈直大の朝は早い。
というのも。 直大は侑と自分の朝食を作るため、朝早くに起きて作っているのだ。 ほかにも偶にではあるが、洗濯機を回したり、その服を外へ干したりすることもある。
だが、今日は朝食のみのようだ。
「よし、あとはひっくり返してっと……よし、出来た!」
我ながら、うまく出来たな。
にしても、まだ侑の奴、起きて来ないな。
はぁ…ちょっと起こしに行くか。
翌日 朝、侑はスマホから流れる目覚ましで目を覚ます。
スマホ ♬~
「ん? ふわぁ~」
「う~ん」
まだ完全には目を覚ましていないようだ。
すると、部屋のドアが開く。
ガチャ
「おっ 何だ起きてたのか 朝ごはん作ったから早く支度済ましとけよ」
入ってきたのは、幼なじみであり、今は一緒に住んでいる直大であった。
「 う~ん?」
直大に言われても、侑は生返事で返す。
「はぁ……まだ寝ぼけてんなぁ…」
あいからわずの侑だと思う直大。
「ま、一度起こしに行ったからな。あとは自力で起きろよ~」
「う~~ん……」
そう言って直大は侑の部屋を後にする。
対して侑は欠伸をしながら、目をこする。
それから数分後、完全に目を覚ました侑は、いつものようにベランダのドアを開ける。
ガラガラ
部屋からベランダに出て、塀の所へ腕をかけ、寄っかかる。そして、侑は隣のベランダにいる幼なじみへと挨拶をする。
「おはよ~」
「おはよ~」
侑がそう言うと歩夢も返す。
これは、侑と歩夢にとって、朝の日課みたいなもの。
もうかれこれ、中学時代から続けている。
すると、侑が口を開け欠伸をする。
「ふわぁ~」
「寝不足?」
「ちょっとねぇ」
「遅刻しないでよ 直くんも待ってるよ」
そう言って歩夢は自室へと戻っていく。
「うん…」
何故 俺が朝ごはんを作っているのか疑問に思った人もいるだろう
説明しよう 侑の両親は朝早く 仕事に行くため 少しでも負担を減らそうと 自分たちの朝ごはんは自分で作ると俺が提案したわけだ
言わゆる当番制ってやつだな。
まあ、当番制とは言っても 最近、いやここ半年ぐらい俺がやってんだけどな。
侑が中々起きない時があったりしてな。あと寝ぼけたまんま、包丁を使おうとした時はやばかった。あの時はたまたま俺が起きてたから、大惨事には至らなかったけど。まあ、そんなこんなで色々危なっかしい侑が心配ってのもあって、最近ではほとんど俺は朝食担当だ。
そんなことを解説していると、リビングの、ドアが開いた
「おっ来たか」
そこには、まだいつものように髪を縛ってないパジャマを着た、ラフな格好の侑だった。
「うん おはよ~」
「おはようさん」
にしても、侑のこのラフな格好にも慣れたもんだ。
ここへ住み出した当時の俺はこのラフな格好の侑に慣れておらず、、ドギマギして──いや目のやり場に困っていた。
だってこいつ、短パンにTシャツ一枚で部屋をウロウロするんだもん。
当時、中学生の思春期真っ只中の俺にはちょっとねぇ……いやまあ、別に小さいころからそんな姿の侑を見た事はあるけど。
だとしても、小さい頃と中学生だとちょっと違うとこもあるじゃん。
ほらどことは言わないけど、まあまあ、あるだろ? 山が。
そんなこんなであの時は大変だったなぁ…って。
まあ、今は完全に慣れて、何とも思わなくはなったけど。
……………あ、ほんとですよ。ほんと!
すると、いつの間にか、椅子へ座っていた侑が尋ねる。
「今日はなんだい?」
「白米と味噌汁と卵焼きだ」
「おぉ 直大の卵焼きは歩夢の次においしいからね」
「それって褒めてる? 」
「もちろん!」
「なんか釈然としないない…」
まあでも、卵焼きは歩夢の得意料理の一つだから、勝てないのも分かるが。俺と歩夢の卵焼きには越えられない壁が、ある!
「ふう~ ごちそうさま!」
「お粗末さま でした」
食べ終わった食器を俺はささっと片付けたことで、朝の家事も終わる。
……………
あれから少したち俺は玄関を開け、歩夢との待ち合わせの場所に向かった。
「あっ 直くんおはよ~」
「おはよう」
「侑ちゃんは?」
「まだ支度してる」
「そっか」
そんな会話を交えていると歩夢がふと眠そうな感じに見えた。
「寝不足か?」
「う、うんそんな感じ」アセアセ
「へぇ~あの優等生の歩夢が寝不足か…珍しいな」
「む、もお~私だって寝不足ぐらいするよ!」ポカポカ
そう言って、ポカポカと俺を優しく叩く歩夢。
「ごめんて」
そんな会話をしていると侑がやってきた。
「おまたせぇ!あ、まぁた、イチャイチャしてる~」
そう言ってニヤニヤした目で言う侑。
「はぁ?」
「「(イチャイチャ)してないわ!/してないよっ!」」
「息ぴったりじゃん」
「あーそうですね。びったりですねぇ。ピッタリすぎてピッタリですよーだ~」
訳の分からないことを言う直大。
「何言ってんの?」
「さぁ…俺にも分からん。」
「何それ? まあいいや。さっ行こっか。」
「はいよ それにしても侑 そろそろ1人で起きたらどうだ」
「え~ それは無理だよ 歩夢の電話コールが始まってやっと朝になった感じがするからね」
「はぁ~そうっすか」
「フフ 侑ちゃんにはまだ無理みたいだね」
「みたいだな…」
侑が1人で起きるにはまだまだ先が長いみたいだ
…………
それから、3人でニジガクの校門を歩いていると、一年生と思わしき、男子生徒たちの話し声が耳に入ってくる。
「なぁ聞いたか この前 お台場で怪物が出たって話」
「あぁ聞いた聞いた。何でも なんかトゲトゲしいんだってさ」
「なんか襲われたっていう噂もあるよな」
エエ~ ナニソレコワッ!
ヤッバ ~
そんな、会話を聞いた侑は
「へぇ~ 怪物かぁ ほんとにいるのかな?」
「もう 侑ちゃん そんなの信じちゃダメだよ!いるわけないでしょ~ そういうのは漫画の中だけだよ!」
「え、でも 煙の無い所に火は立たぬって言うじゃん!」
ん?それ間違ってるだろ。
「それ逆!正しくは火の無い所に煙は立たぬだ」
「そうそう それそれ!」
「それなら人の噂は倍になるっていうし、」
「ん? どういう意味?」
歩夢の言葉に理解出来なかった侑はクエスチョンマークを浮かべる。
「噂話は 事実より大げさに言われることがあるっていう意味だ」
「なるほどぉ✎...」
侑はもっと国語を勉強した方がいいんじゃないか ちょっと心配
それにしても 怪物 か......
ま、所詮噂だ。多分なんかの撮影とかで見た人が勘違いしたか、その話が飛躍したってことだろ。
※※※※※※※※※※※
長い一日の授業が終わり放課後になった。
帰りの支度終えた俺たちは、今日も変わらずどこか出かけるのか、そのまま家に帰るのだろうと思っていた。
すると、侑がすんげぇ笑顔で言う。
「スクールアイドル同好会に行ってみようよ!」
「急だな…」
そんなツッコミはお構い無しに侑は何か語り出す。
「私ね スクールアイドルってよく知らなかったんだけど昨日帰ってからスクールアイドルの動画いっぱいみたんだ!」
だから 授業中眠そうにしてたのね…
「えっ?」
「みんなカッコよくって、かわいくて、 輝いていて!」
おっ! くるぞ !くるぞぉ!
「 もう完っ全に ”トキメイ” ちゃったぁ!」
はい。来ました。トキメキトキメキ!
「でも1番はあの子 優木せつ菜ちゃんって言うんだけど」
「ちゃん!?」
「なんでも 神出鬼没 ニジガク謎のスクールアイドル !同好会の練習以外で校内をみたことがある人が1人もいないらしいの」
まぁ…正体隠してるからな。
「ニジガク 七不思議のひとつに入るくらい謎なんだって」
七不思議?そんなのあるのか.
おと六つはなんだろ…
「ファンクラブとかあるのかな?......次のライブとか決まってるなら見に行きたいな ─!」
「で、でも私たちもう2年だし 3人で予備校通うって 言ってたよね スクールアイドルを追っかけてる暇なんて無いんじゃ 」
そういえばそうだったわ…完全に頭の中から消えてた。
進路どうしよっかなぁ…はぁ…マジ悩むってカンジ~もうチョベリバア~~~
そんな頭の悪いことを考えている中、話は進む。
「問題なし! むしろプラス 昨日せつ菜ちゃんの歌聴きながら勉強してたらすっごく捗ったんだよ!今日の小テストだってバッチリだったし!」
そういって得意げに笑って侑はVサインを見せた
お~それは凄い。今夜は雪が降るかもな。いや、落雷?
「それにさ、なんかすごくやる気が湧いてくるんだよ〜!こんな気持ち、生まれて初めてかもっ、えへへっ...!」
侑に釣られて 俺と歩夢も微笑む。
侑がここまで夢中になるとは.... やっぱスクールアイドルはスゲーな
さすがは、せつ菜だ。俺も微力ながら、貢献出来て、鼻が高いぜ。
「よーし、まずはサインをもらわなくちゃ!2人とも行くy 「あぁ 悪い 今から行くのは無理だ」
「えぇ~なんでぇ~」
「これから予定があってな 終わり次第すぐ行くから」
「絶対だよ!」
こうして侑と歩夢と別れて体育館に向かうのでありました。
続く…………
はい1-2話でした