仮面ライダーシノビ(ビルド) × 虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 ~夢が始まり、虹が咲く場所~ 作:ラビラビfom
◇
ある用事があるため直大は急いでジャージに着替えて体育館に向かった。
体育館
直大は体育館の中へ入ると、金髪と桃髪の女子生徒の姿が視界入ると、手を振りながら、その彼女たちの所へと走る。
そんな直大の姿に気づいた、小柄の女子生徒はギャルのような女子生徒に知らせる。
「 あっ 愛さん....直さんきたよ」
「 ほんとだ おーい ホッシー!」
そう言って、大きく手を振る、金髪ギャル。
「悪い 遅れた」
対して直大は、今まで走ってきたのだろう。息を切らしながら、言う。
「もう遅刻だぞぉ~」
そう言う、彼女の表情は遅刻して怒っているわけではなく、軽いちょっとしたおふざけなノリで言っていた。
「ごめんて。」
この太陽を具現化したような彼女は宮下愛 。 実家がもんじゃ屋で大のダジャレ好き。隙あらば言ってくる元気の塊みたいなやつだ。
ちなみによくほかの部活に助っ人で入るから部室棟のヒーローと呼ばれている。
「愛さん...そんなに直さんを責めないで....」
そして俺のことを庇ってくれてる小動物みたいに可愛い少女は 天王寺璃奈。 まさに天使。 1人でいる所を俺と宮下で声を掛けて出会ったんだ
ちなみに 宮下と同じ情報処理学科だ。
「うぅ....天王寺ありがとうな...」
「うむ…りなりーがそこまで言うなら許す。」
(やったぜ!)
こういうふざけ合うノリも俺と宮下の間ではいつも日常茶飯事に繰り広げている。
「よぉし! 今度こそ カツサンドを食べて勝つ3度! 」
ズコッ
「ここでダジャレぶっ込むなよぉ」
「いやぁ~ つい、」
「ホッシーに串カツを駆使、勝つ!」
「愛さん……」(呆れ)
「さて気を取り直して始めようぜ」
そう。なんでこうなっているのかと言うと 3月頃だったかな バスケの1on1で 宮下に勝ってしまい こうやって時間がある日にリベンジを申し込まれているってわけだ
「りなりー 審判よろしく!」
「うん.....」
試合のゴングがなった
…………………
「くっそぉ.....また負けたぁ」
女の子がくそなんて言うんじゃありません。
体育館で大の字で体を倒しながら言う宮下の声音はとても悔しそうだった。
そんな宮下の所へしゃがみ込み、励ます天王寺。
「愛さん......大丈夫結構いい線いってた....次は勝てる...」
「うぅ.... りなりーぃ 」
そう言いながら 天王寺に抱きつく宮下。
仲良いことは良きことよ。
「それにしても宮下 かなり腕を上げたな」
「え!そう?」
「ああ....いつか負ける日が来るかもな」
「そっか! よぉし!なら次は勝つよ!」
「望むところだ!」
~~~~~
「りなりー これからもんじゃ食べに行かない?」
「うん ......行く」
「ホッシーはこの後予定あるの?」
「あぁ.....ちょっとな」
俺も、もんじゃ食べたかった……
「そっか....残念 また今度ね!」
「ああ。また今度誘ってくれ」
「りなりー 行こっか」
「うん...... 直さんまた......」
「ああ、またな!」
こうして宮下たちと別れた俺はジャージから制服へ着替え、侑たちの所に戻ろうとしていた。
◇
一方 高咲侑と上原歩夢は
あれから直大と別れ 2人でスクールアイドル同好会を探していたが 30分経っても見つからなかった
「はぁ~見つからないねぇ」
「うん......ほんとにあるのかな?」
「きっと あるよ。 」
その時 桃色髪の ちっちゃな子が侑達の前を通った
(よし あの子に聞いてみよう)
そう思った侑は早速、少女へ声を掛ける。
「あの~ すいません! スクールアイドル同好会ってどこにあるか知ってる?」
そう声をかけられた少女は歩みを止め、侑と歩夢の方へ向き直すのだが、
「.................。」
「「 ................ 」」
無言の時間が流れた。
2人して顔を見合わして
「もしかして急ぎだったかな───」
すると、突然 後ろから声が聞こえる
「どうした~ん りなりー?」
「あっ......愛さん」
「ほらスクールアイドル同好会はここだよっ!」
愛と呼ばれた金髪の女子生徒はマップに指を刺す。
「誰に聞いても分からなかったのに.....」
「たしか 今年できたばかりの同好会だしねぇ。」
「ありがとう ! 助かったよ!」
「どういたしまして。」
そして璃奈は侑の制服の裾を掴むと
「別に....急いでなかった。 少しびっくりしただけ...」
「そっか ならよかった!」
「好きなの? スクールアイドル?......」
「うん! ハマったばかりだけどねぇ~」
「あなたも....?」
「えっ? どうだろう... まだよく分からないかな..」
「そう.....」
「ありがとうね 今から行ってみるよ! 歩夢行こっか」
「うん」
そうして侑たちは同好会の部室に向かったのだった
…………
あれから 制服に着替え終わった俺は侑たちの所に向かおうとしていたが
「あっ そこの君 ちょっと」
声のする方を見てみると そこにはスタイルの良い女の人が立っていた。というかこの人もニジガクの生徒なのだろうか? かなり大人びてる雰囲気からそう疑問に思う。
それに、まさか俺に話しかけているわけじゃないと思い、キョロキョロと周りを見回すが近くには俺以外人っ子一人居なかった。
「えっ!俺ですか?」
「そうそう..君よ。」
どうやら俺らしい もしかして俺何かしたかなぁ.....
「あの~何か御用で?」
「ちょっと道案内をお願いしたいの。」
「道案内?」
「えぇ 生徒会室に用があってね どこにあるか分からないのよ」
まぁこの学校は広いから迷うのもおかしくはないか....
「はぁ 別にいいですけど」
「ほんと? ありがとう 助かるわ」
※※※※※※※
遂にたどり着いた侑と歩夢、早速ノックをして、部室へと入ろうと思ったが
「ここが 虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会!」
「ここでなにをしているんですか…」
その声が聞こえる後ろを振り向くとそこには、眼鏡を掛けて長い黒髪を左右で三つ編みにした女子生徒がいた。
「普通科2年 高咲侑さん 、上原歩夢さん。」
「えぇ...あったことありましたっけ?」
「生徒会長たるもの当然全校の生徒の名前を覚えているものです。」メガネキラン
「 「へっ 生徒会長 !!!」 ?」
そう驚いたが、彼女の腕についてる生徒会の紋章を見て本当にそうなのだと思う。
「中川菜々と申します。」
「そういえば 生徒集会で見た事あるようなぁ..ないようなぁ...」
「この同好会に用ですか?」
2人の間を通り菜々が尋ねると、侑がワクワクしながら答える。
「はい!優木せつ菜ちゃんに会いにきたんです!」
その瞬間、さっきまでとは打って変わるように雰囲気が変わった。
「.....彼女はもう.....ここには来ませんよ」
「えっ?」
「スクールアイドルは辞めたそうです。」
「へっ.....」
突然の情報に侑も歩夢も思考が停止する。
「彼女だけではありません。このスクールアイドル同好会はただいまをもって 廃部となりました。」
そう言って、部室の扉から同好会の名前が書かれたプレートを取る菜々。
「「えっ?」」
「では失礼します。」
菜々は淡白にそう告げると、この場を後にした。
「そんな......」
突如 スクールアイドル同好会は廃部と言い渡された侑と歩夢。
いったいこれからどうなってしまうのか!?
続く…………
1-3話です。
第1話は あと1話か2話ぐらいで終わる予定です。