「「う〜〜・・・んまあ〜〜〜〜い!!」」
事件が起きた日の翌日。戦いの後にぐっすりと眠ったルフィ達は再び村の食堂でご飯を食べていた。
「しかしルフィはまあ分かるけど、アンタもそんなに食べるのねウタ」
「うん。能力使って戦うと凄く体力を使うの。あの後すぐ私倒れたでしょ?そうなるとすっごくお腹すいちゃうの」
「ふーん」
そうしてルフィ達四人はたらふくご飯を食べ、お腹いっぱいになった頃、
「ここにいらしたんですね」
「よう、お嬢様っ」
カヤだった。ルフィ達を探していたらしい。
「寝てなくて平気なの?」
「ええ。ここ一年の私の病気は両親を失った精神的な気落ちが原因だったので・・・・・・ウソップさんにも随分励まされましたし・・・甘えてばかり居られません」
そしてルフィの方に向き直ると、
「それより皆さん・・・船、必要なんですよね!」
「くれるのか!?船っ!!」
一行はカヤの案内で戦いの跡の残る海岸へと向かう。そこには船を準備していた執事のメリーと今までのとは比べ物にならないほどの大きな船が。
「ヘェ・・・」
「キャラベル!」
「うおーっ!」
「可愛い!!」
大きな船に感動する一味に、メリーが説明する。
「お待ちしていましたよ。少々、古い型ですがこれは私がデザインした船で、カーヴェル造り、
因みにキャラベルとは
「あなた方ですか、ウソップ君と共にクロネコ海賊団を追い払ってくれたのは。私はもっと大柄な人達かと・・・」
「まァ確かに強そうには見えないよね。でもほら、ゾロなんかは知ってるんじゃない?」
「ああ、そうですね。しかし彼も船長ではないと・・・」
「うん。あっちのルフィが船長」
「これ本当に貰っていいのか!?」
「ええ、是非使ってください」
ルフィの興奮した言葉にカヤが笑顔で答える。そしてメリーが船長のルフィに船の説明を始める。
「動索の説明をしますが、まずクルーガーネットによるヤードの調節に関しましては・・・」
「あ、だめだめ。船の説明なら私が聞くわ」
「あ、私も。一応動かし方とかは学んできたから」
全く理解していないルフィに変わり、ナミとウタが動作の説明を聞く。
「いい船だなー!!」
「航海に要りそうなものは全て積んでおきましたから」
「ありがとう!踏んだり蹴ったりだな!!」
「至れり尽くせりだアホ」
カヤにお礼を言うルフィにゾロが突っ込む。
すると坂の方から何やら聞き覚えのある声が近付いてくる。
「うわああああああ!!!止めてくれーーーーーーーーっ!!」
「・・・・・ウソップさん!」
ウソップだった。荷物を大量に詰め込んだリュックの重さに耐えきれず、坂を転がってきてしまったらしい。
「ぎゃああああ!!!」
「何やってんだアイツ」
「とりあえず止めとくか。このコースは船に直撃だ」
転がってくるウソップを止めようとルフィとゾロが足を前に伸ばす。
ドスゥン!!
「・・・・・・!!わ・・・・・わりいな・・・」
「「おう」」
タイミング悪く顔を踏みつけてしまったのはご愛嬌だ。
「・・・やっぱり海へ出るんですね。ウソップさん・・・」
「ああ。決心が揺れねェうちにとっとと行くことにする。止めるなよ」
「止めません・・・そんな気がしてたから」
「なんかそれもさみしいな」
そしてカヤにニッと笑うと、
「今度この村による時はよ、ウソよりずっとウソみてェな冒険譚を聞かせてやるよ!!」
「うん。楽しみにしてます」
そして船に乗り込んだルフィたちに向き直ると、
「お前らも元気でな。またどっかで会おう」
「なんで?」
ルフィの言葉に少し呆れながらも、
「あ?なんでってお前、愛想のねェ野郎だな・・・これから同じ海賊やるってんだからそのうち海で会ったり・・・」
「何言ってんだよ早く乗れよ」
ウソップの言葉を遮ってゾロが船を指さして言う。
「え?」
戸惑うウソップにルフィが何を当たり前のことを、と言った風に、
「俺達もう仲間だろ」
「え・・・」
驚愕に目を見開いたウソップだったがやがて照れ隠しに笑みを浮かべながら、
「キャ・・・・・・!!キャプテンら俺だろうな!!!」
「馬鹿言え!!俺が
そうしてウソップを乗せ、五人になった一味は新しい船で村をたつ。
「新しい船と仲間に!!」
「「「「「乾杯だーっ!!!」」」」」
「よーし!こういう時こそ歌い手の私の出番!!歌っちゃうよー!!!」
「おう!いいぞいいぞ!!歌えーー!!」
「ワハハハハ!!!」
一行は往く。目指すは“
次回、女子会
オリジナル回だと一から考えるのムツカシイ。
元があるのと無いのとでは速さがダンチなのです。ポケモンの方も書いてるんですけどそっち滅茶苦茶遅いですからね。
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