とある黒猫になった男の後悔日誌   作:rikka

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話を進めたいがために本編を色々圧縮して書いていたら、解説回で滅茶苦茶頭使う羽目になった件


『補足』:六章終了時の黒猫海賊団詳細

・『神敵』キャプテン・クロ(懸賞金38億)

 

 世界政府を存続させたまま共存できる組織を立てようとした矢先に、世界政府が存在すら害悪になるレベルのクソっぷりを見せつけてくれて大きな戦略の見直しを余儀なくされる。

 

 連日リークされ続ける政府・海軍内部情報や部下から上げられる報告書や提言に向き合い続けながら諸国に顔を出して調整役を担う事を強いられている大海賊。

 

 もはや胃薬のいっちゃんとは戦友と書いてマブと読むレベル。MAVでもある。

 

 各地の混乱が酷くて下手に手を出せばその制圧や戦後の治安活動で組織がパンクするのが目に見えていたため、目的地であるアラバスタを目指して可能な限り一直線に勢力圏を拡大、生産地とそこを支える労働力、それら島と島を結ぶ補給航路を地道に確保しながら、並行して防衛に必要な船と兵力の拡張に精を尽くしていた。

 

 なお、アラバスタを目指した最大の理由は天竜人の血筋うんぬんよりも古代兵器『プルトン』の確保、あるいは把握にあった。

 

 その在り処が示されているのは確かだったという原作知識を元にプルトンの入手を計画していたらとんでもない場所が示されたため現在二重の意味で頭を抱えている。

 

 ただいま切実に信頼できるそれなりに大きな同盟相手を絶賛大募集中。(なお、海賊団とマフィアの方はもう間に合っていますので、真に勝手ながら今回の抽選参加はご遠慮ください)

 

 

・『鋼刃』ダズ・ボーネス(懸賞金8億)

 

 とうとう18歳になり相棒と成り得る女と出会えた黒猫海賊団副総督。

 世界政府が勢力維持線を下げ続けるために混乱が深まる海を切り裂くことで築いた黒猫勢力圏を維持するために、身体を酷使し続けた結果の懸賞金8億である。

 

 外に対しても出る事は多いが、どちらかと言えば外遊でアチコチに顔を出しに行かなくてはならないクロが不在時に内をまとめる役割が多い。

 

 そのため政府から、ダズを消せば『黒猫海賊団』の動きは大きな制限を受けると考えられて数々の刺客を手配されていたが、当の本人は覚醒能力の練習にちょうどいいと六割を返り討ちにした。

 

 残る半分は接敵する前にペローナに沈められ、半分は警備担当の親衛隊や第一艦隊の黒刀持ちが討ち取っていた。

 

 ことあるごとに黒猫内部での影響力を伸ばそうとするクロコダイルを牽制する仕事を繰り返しているうちに、互いに油断はできないが仕事は出来る人間だと認識している模様。

 

 初めて飲んだ酒はクロコダイルのチョイス。

 

 

・『ゴーストプリンセス』ペローナ(懸賞金4億)

 

 事実上の船医長になってしまった。

 現在役職を擦り付ける相手を全力で探している。

 

 ダズが止めてなかったら大義名分用意せずにドラム落として医者を片っ端から掻っ攫って来る所だった。

 

 各島での製薬に使えるモノの生産や設備の管理しながらクロ周りの警護を行なっていた結果、一番世界政府諜報員を刈り取った女となったために高額賞金首に。

 

 ミホーク別行動中の間はロビンと組んで生産全体の管理をしていたために、えらく数字と農学に強くなった。

 

 今現在黒猫海賊団が抱える問題の一つである『船数』を解消するために海賊船の目撃報告があり次第ゴーストを飛ばして片っ端から鹵獲していた模様。

 

 結果、捕虜の数が爆発的に増えて黒猫の財政とクロとテゾーロ、クロコダイルの胃にダイレクトアタックをかました前科前歴がある。

 成果ではあるので後悔も反省もない。欠片もない。

 

 今日もゴーストプリンセスは幽霊船を増やしていく。

 

 

・『悪魔の子』ニコ・ロビン(懸賞金八億六千万ベリー)

 

 クロと並んで世界政府を苛立たせている存在。

 

 確実にクロかミホークが付いているので手が出せず、特にクロといる時はアチコチの島へ出向く事になるので、制海権を大きく損なった政府海軍からすれば非常に足取りを追いづらい。

 

 主な仕事はクロやテゾーロの仕事の補佐だが、同時に魚人によるサルベージの成果の鑑定や彼らの統括となっている。

 クロ直属の親衛隊であるはずのトーヤは最近、ロビンの部下のように振舞う事が増えた。

 

 航海の中で黒猫が発見したポーネグリフの写しを整理しながら解読・研究を進めると同時に海中から発見された出土品に非常に興味を持ち、サルベージ団には発見した時の状況を詳しく残すように指示を出している。

 

 結果、西の海でクロに頼まれていた、八百年かけた未完の遺跡と言える橋の国の研究や海底調査を進めたことで、おぼろげながら今の島々が『繋がっていた』可能性があることに気が付いた。

 

 なお、その『仮説』を聞かされたクロはむしろ確信となって頭を抱えている。

 

 この世界が海の世界になった理由によっては想定以上の大戦争待ったなし。

 

 クロが原作でクロコダイルが破滅した道であると計算に入れてなかったプルトンの入手を真面目に考え始めるという事になった。

 

 なお、クロに歴史の本文(ポーネグリフ)の解読方法を少しづつとはいえ教えているので仮に政府が暗殺に成功した所ですでに黒猫の脅威度は変わらないし、なんなら黒猫一味が復讐鬼になる可能性があるため悪手でしかない模様。

 

 

・『王佐の剣』アミス(懸賞金三億五千万)

 

 圧倒的不利な兵力差の中、戦いの中での隙を減らすためにその場で思いついた三刀流を試行錯誤の中で組み立てつつあり、基本的には一刀流、対複数では二刀流、その上で全力を出す時には三刀流となる。

 

 もはやプロト・ゾロ。

 

 現時点でもっともクロを驚愕させた女である。

 

 徐々に親衛隊の候補が増えて、直にクリスやリヒャルト同様自分よりも強い戦力が入る事も考えて、最近は事務作業を含む部隊運営の効率化から指揮のための戦術の勉強を進めている。

 

 無論それでも強い。

 三刀流になればミホーク一人だけなら数時間は戦い続けられる。

 最近の課題は部隊指揮にも役立つ『見聞色』の覇気の強化。

 

 親衛隊で最も見聞色の強い狙撃手のキャザリーや、最近仲良くなったシャーロット姉弟に手伝ってもらいながら訓練を重ねている。

 

 

・『魔弾の射手』キャザリー(懸賞金2億4000万)

・『死の舞踏』ミアキス(懸賞金2億9000万)

・『海鷹』キカ(懸賞金1億8000万)

・『剣鬼』リヒャルト(懸賞金8000万)

 

 アラバスタ防衛戦で大きく名を上げた親衛隊員。

 

 目立つ敵戦力であった城壁(岩石)人間のピーカを討ち取る大役を務めた狙撃手のキャザリー。

 

 指揮に専念するクロの傍らで王妃を守り続け、現れたドフラミンゴの悪意からも守り抜いた短剣二刀の使い手のミアキス。

 

 単艦でサンドラ河を封鎖し、騒乱が起こった際にアラバスタの民や財を持ち去り逃げようとした連合艦隊を押さえ込み、一隻も逃がさなかったキカ。

 

 ピーカによって防衛能力を失い、ほぼ丸裸になった首都アルバーナをペローナの援護を受けながら守り切ったリヒャルト。

 

 この四名がアラバスタ戦の分析をした海軍の中で高く評価され、賞金額が上がっている。

 

 

・『海賊姫』ボア・ハンコック(懸賞金十億)

 

 最優の艦隊という言葉を現実にしつつある黒猫『第一艦隊』提督。

 黒猫で最も忙しい部隊を指揮する最も忙しい幹部でもある。

 ミホーク? あれは趣味と仕事が混ざっている。

 

 クロに進言した九蛇海賊団の戦力取り込みを自らの手で成功させ、その後アラバスタに向かう中で通信が広域封鎖されている事に気付き現地へ急行、アラバスタ防衛戦に戦力を引き連れ参戦。

 

 敵首魁ドンキホーテ・ドフラミンゴの足止めを受け持ち、クロの指揮体制を崩させなかった。

 

 その後の復興でも、共に1億3000万の懸賞がかけられた妹達に現場の差配を任せながらギャルディーノと共にアルバーナ王宮の人間と復興作業の段取りを組み立てていたために、黒猫の中でもクロ同様アラバスタ王家から特に信を得ている幹部の一人。

 

 三年という期間を使ってクロコダイルと共に領内の治安を回復させ、いよいよ東の海へも黒猫の威光を響かせんとクロと共に出航した。

 

 そしてババを引いた。

 

 

・『死の教師』ジュラキュール・ミホーク(懸賞金十二億)

 

 世界で一番自由な男。

 もはや黒猫海賊団のバイトリーダー。

 

 東に行っては田畑を耕し、北に行っては人工漁礁を築き、南に行っては灌漑し、西に行っては広大な砂漠や禿山に木を植え続ける男。

 お前は本当になんなんだ。

 

 新世界で王族やトンタッタ族の保護をしたり、『ビッグマム』や『白ひげ』海賊団に親書を届けたりする中で戦う事は当然あり、その中で更に強くなり未来の姿に近づいた。

 

 クロの訓練時の不慮の死も三段飛ばしで近づいた。

 

 決戦が近い事を肌で感じているため、反乱国家や金獅子一派など多くの要因が絡み合っている現状にかなり不安を感じている。

 

 食料増産に力を入れているのは、万が一の不慮の事態が起こった時に少しでも『黒猫海賊団』が動きやすいようにという理由である。

 

 なお、そこで海老の養殖に手を掛けたのはたまたまではなく、ある日夢の中で白く輝く何者かに『汝、刃と共に海老を獲れ』と告げられたのが気になって海老に関しての資料を読み漁った結果。

 

 現在はアラバスタでの彼の計画は経過観察の段階に入っており、他の偉大なる航路(グランドライン)の島の開拓や航路の保全が気になっている。

 

 その中で女ヶ島が東の海と偉大なる航路(グランドライン)を結ぶ中継地点として最適だと気付き、上陸して開発させろとハンコックに迫りアラバスタの天が割れた。

 

 ちなみにサンディ島西部沿岸に作った花畑から作った食用油の売り上げが良く、地味に金持ち。

 

 膨大な資金のほとんどを執筆資料のための専門書の購入に充てて、またそれらを各地で共有できるように写本作業とそれを置いた図書館の建造をクロに進言してGOサインが出た。

 

 結果、ハンコックの仕事が増えた。

 滅茶苦茶増えた。

 

 アラバスタの天は二度裂ける。

 

 

・『砂漠の王』クロコダイル(懸賞金5億)

 

 ハンコックに続く苦労人枠。

 まず黒猫自体が苦労人枠なので仕方ない。クロコダイルは逃げられない。

 

 黒猫『第三艦隊』提督。

 

 現段階では戦術面で強襲揚陸戦に特化した兵士が必要になると判断し、それらに関する演習や研究を重ねている模様。

 

 艦隊も将来的には偉大なる航路(グランドライン)前半の航路保全を担う事を目的としており、内政に関する経験も段階的に積み重ねる計画である。

 

 その第一段階として砂漠の大地という自分の能力を十全に使えるフィールドに自分の拠点を築こうと内心ウキウキしていた所に反乱国家によるアラバスタ侵攻。

 

 ここまでは手間が増えただけで、むしろ自分達の正当性を高めて統治がやりやすくなるとほくそえんでいた。

 上手く立ち回れば、クロ以上に自分がアラバスタ民の信奉を掴めると密かに作戦を練っていた。

 

 が、駄目。

 

 その後の怪物大量投下で死ぬほど疲れる仕事をやらされた挙句に砂漠を厄介な状況にしてくれたために割りとガチギレ。

 

 多分ドフラミンゴの姿見た瞬間問答無用で首を落とそうとする。

 

 東の海へは同行せず、しばらくは領地の安定と拡大――そしてなにより世界政府の愚民化政策により回収されつつある知識人の奪取(保護)が主任務となる。

 

 一方、拠点作製の任務も当然継続しており、ミホークやテゾーロが書いたり集めたりした書物を参考に町の拡大を進めている。

 

 ミホークやテゾーロ、ロビン同様シムシティの楽しみに目覚め始めている。

 

 

・『魚人空手師範』ハック(懸賞金五千万ベリー)

 

 出番はめっきり減ったが黒猫で最も大事な基礎戦闘訓練を請け負っている縁の下の力持ち。

 各地の弟子に兵士の育成教育を任せながら、順に現地を回って自らの手で教えたりしている。

 

 長年やっているだけあって体系がしっかりしており、兵士の個人戦力も微力ながら確かに上がった。

 

 なお、基礎が終われば待っているのはジンベエとの終わりなき組手である。

 黒猫兵士の打たれ強さはここにある。

 

 

・『ノコギリ』のアーロン(未だ懸賞金なし)

 

 ハチことはっちゃんという黒猫のやり方を知っている魚人と共に書類仕事(得意な奴に任せた)や戸別訪問(トーヤと分担と言いながらかなり任せた)、そして諍いの鎮圧(嬉々としてやった)を繰り返している内に、海賊としての役職はまだないが魚人戦力の中枢となった。

 

 黒猫やネプチューンへの負い目があるジンベエやタイガーはともかく、妹のシャーリーは白い目を向けている。

 

 アラバスタで怪物退治に参加している中で偶然出来たクンフージュゴンという予期せぬ大量の弟子はキチンとした魚人空手使いに預けて、本人はミホークの頼みで海中にパイプを通したり海岸にささやかな魚人の町を作る事を楽しんでいる。

 

 第二の自由人枠候補。

 

 なお、妹のシャーリーは付き人としてクロに任せた模様。

 時折クロとはハチや古い付き合いのあるクロオビらと酒宴を開いている。

 

 いつか世界中に、『シャムロック』のような青い町を増やすことを目標に頑張っている。

 

 

・『黒姫』ヒナ(懸賞金一億二千万)

 

 イッショウと共に北の海で多くの海兵と接触し、三万を超える兵の編成という大仕事を終えて帰って来た。

 

 海軍からはスパイという名目で送られているが、特に向こう側から接触はない。

 

 そのため北の海はもちろん『楽園』に戻ってからも、自己の判断で難民援助や戦災復興、海賊を始めとする無法者の討伐といった海賊活動に専念していた結果懸賞金が上がった。

 

 本人は納得して笑ってさえいるが、イッショウや部下達は納得いっていない。

 これで懸賞金を掛ける政府への不信感は鰻登りである。

 

 また、北の海ではいくつかの激戦を経て『悪魔の実』をいくつか入手した模様。

 

 そのうちの一つがいつかクロを拘束して自分の部下にする日のために使えるかもしれないが、黒猫内部にもっと適任者がいるかもしれないと食べるのを躊躇う日々。

 

 なお、手にした悪魔の実の一つを巡ってちょっとした騒動があり、結果将来有望な船医候補と、一週間に一度は自分で吸っている煙草の火で自分を燃やす問題児を引き取る事になった。

 

 つるの孫である孔雀とは同性かつ元海兵ということで世話をしている内に少し仲良くなった様子。

 

 描写する間がなかったが、北の海の戦いで新兵時代の恩師を討ち取っている。

 

 

 

 

・『白杖』のイッショウ(懸賞金1億6000万)

 

 黒猫海賊団の新入りにしてすでに最高幹部級の戦力の一角。

 現在編成中である黒猫『第四艦隊』提督への就任が内定している。

 

 役割としては機動力を活かした広範囲の哨戒。

 筋が通らない事が嫌いな面を前に出して、黒猫の看板になってもらおうというクロの策である。

 

 実際、黒猫内部で筋の通らない事をする兵が出れば率先して押さえに行くので、監査役としても使えるとクロは踏んでいる。

 

 今章では活躍の描写は少なかったが、北の海で無理な戦争を仕掛ける国家を制圧し、黒猫側の拠点として使えるようにしている。

 内政関連の仕事はヒナに任せっきりなのを気にしているが、出来る事で艦隊運営の力に成ろうと心に決めた様子。

 

 すでにクロコダイルやミホークとは模擬演習という名目で戦っており、双方に実力を認められている。

 

 

 

・ドール(未だ懸賞金なし)

 

 黒猫海賊団親衛隊の(比較的)新米であり、同時にミホーク被害者の会会長である。

 ミホークを止めるために拳を鍛え、ミホークを止めるために覇気を鍛え、ミホークのやりすぎラインを見極めるために勉強しまくった女傑。

 

 所属としては前述した通り親衛隊だが、実情は各種工作&耕作に長けたミホーク隊の副隊長となっている。

 

 ミホークとの日々で各種開発作業に関する経験を相当積んでおり、アラバスタ復興作業でも相当活躍しておりアラバスタサイドからしっかり名前と顔を覚えられている。

 

 最近では見学と称して遊びに来るビビの相手役をする事が多い。

 

 ヒナと交代制でのクロの側近役もこなしている。

 

 

 

『現在の黒猫海賊団の戦略方針』

 

【ブラックライン】

 

 元々は最短でアラバスタまで到着、その後ジャヤを捜索・占領し、そこを中心に勢力圏を築き海軍本部を牽制、並行して魚人島奪還戦に備える計画だった。

 

 が、余りに偉大なる航路(グランドライン)前半の損耗が予想を遥かに超えており、自壊しかかっている国や島が多数あったためにいつも通りに予定変更。

 

 短期決戦ではなく海軍並びに世界政府との魚人島奪還戦に備えての戦力拡充と、それを支える生産を踏まえた兵站力を築く長期戦に戦略を変更した。

 

 尚、クロは即座に『モプチ』に連絡を入れて、帰還が予定より遅くなるだろう事を女王とその長女に謝罪した様子。

 

 結果的に完成した『ブラックライン』を基点に現在、黒猫海賊団は世界政府の足元を崩すための戦略の主軸を《経済戦》に定めている。

 

 これは海軍との直接の接触を最小限にして『黒猫』への悪感情を抑える事もそうだが、特に加盟国の復興の足を引っ張る事で、世界政府の存在意義を脆くする事が最大の目標である。

 

 結果として革命軍や反世界政府国家による政府戦力への攻撃を間接的に支え、その加盟国家に世界政府への不信感を募らせる事に成功した。

 

 小競り合い気分での経済戦が思った以上の大事になっていたと知ったクロは急遽仕事の量を三倍に増やして、ロビンに怒られた。

 

 

【オブーレモ】

 

 元は世界政府加盟国であるオブーレモ王国。

 黒猫の接近を知り、その目的が自分達の島の占領だと勘違いした王族や一部貴族が私財を回収して逃げ出したのを『黒猫』が接収した形となっている。

 

 かなり豊かな国土を持ち、かつ海軍が常駐を始めたアラバスタに比較的近い位置にある事から、現時点での黒猫海賊団の偉大なる航路(グランドライン)における本拠点と言える。

 

 元は農奴制を用いて働かせていたが、それらを人的資源として黒猫が回収。

 一応そのまま農奴として運用を続けているが、労働の対価という事で住居の提供や生活インフラの拡充など生活の改善を進めている。

 

 幸い労働力の持ち出しがなかったために内需面で大きく困った事態にはなっていないが、いきなり王族が逃げ出し世界政府経済圏から黒猫の経済圏に組み込まれたために貿易周りの調整が完了しておらず、どうにか赤字をギリギリで回避しているのが現状の課題である。

 

 現時点での『楽園』最大の農耕拠点にして、貿易拠点としての開発を急いでいる拠点でもある。

 

 

【ミケ】

 

 アラバスタ政府の要請によってサンドラ河に架けた巨大な橋の西側に出来つつある黒猫『寄り』の町。

 今は黒猫海賊団の傘下に入っている国家の民間人が施設の管理運営や商店を開いたりしているが、橋を用いたイベント開催が繰り返される度にアラバスタの商人が流入し始めている。

 

 今はまだアラバスタ防衛戦で出現した『怪物』の影響もあり、万が一に備えて兵士が多く務めているが、クロとしてはここを現加盟国とブラックラインを繋ぐ貿易の構えとして、経済戦における矛と盾にするつもりでその調整のため一時期缶詰になっていた。

 

 一時期、珍しく着の身着のままでボサボサの髪のまま仕事を続けるグロッキーなクロとピンシャー卿の姿が目撃されたので、ロビンとアミス、時折ハンコックが世話をしに来ていた様子。

 

 結果、意図せずクロの休養に使える別荘が完成した。

 使う回数は少ないので、西部に遊びに来た時のビビの別荘としても使えるように調整した結果、警備を担当する黒猫とアラバスタ双方の兵士の情報交換の場となっている。

 

 黒猫兵士とアラバスタ兵士が友好的な理由の一つである。

 

 

【スフィンクス】

 

 サンドラ大橋の東側に位置する町。

 

 現時点で『ミケ』が黒猫(海賊)の町ならば、『スフィンクス』は海(・)兵(・)の町となっている。

 

 その最大の理由として、現在黒猫と海軍双方の戦力が揃っていることから下手な島よりも安全であり、多くの海兵が家族をここに逃がしているためである。

 

 この流れを計画したのはピンシャー卿であり、あくまで治安の維持に専念できる海兵を一人でも多く確保するため、その近親者の保護を目的としている。

 

 海兵、ならびにその家族相手ならとアラバスタ商人も心理的な摩擦が少なく、すでに大小多くの市場や店舗が展開されている。

 

 なお、この町を作る際に黒猫と海軍の間では、アラバスタ王家を内密の証人とした多くの非公式協定を結んでいる。

 海軍やアラバスタとのパイプを太くして損はないとピンシャー卿がクロに熱弁を振るい承諾させた結果である。

 

 この地区の責任者はモモンガ本部准将ではあるが、主に現場の指揮を取っているのは『キジトラ』という本部大佐。

 なにかとペローナと顔を合わせて仕事をする事が多く、互いに『オッサン』『小娘』と言い合いながらも様々な問題を解決するために協力しあっている。

 

 

 

『本隊』

 

 

 

・総督:《神敵》キャプテン・クロ(懸賞金38億)

 

・副総督:《鋼刃》ダズ・ボーネス(懸賞金8億ベリー)

 

・観測手:《ゴーストプリンセス》ペローナ(懸賞金4億)

 

・観測手兼オペレーター:《悪魔の子》ニコ・ロビン(懸賞金8億6000万ベリー)

 

・練兵隊隊長:《魚人空手師範》ハック(懸賞金5000万ベリー)

 

・親衛隊隊長:《王佐の剣》アミス(懸賞金3億5000万ベリー)

 

・内務統括:ギルド・テゾーロ

 

※『本隊戦力内訳』 海賊船(改造商船):13隻

     

          試作強襲揚陸艦:3隻

 

          砲戦型装甲護衛船:15隻

 

          輸送船:35隻

 

          哨戒用改造漁船:3隻(急ピッチで整備した船が多いため、交替で稼働)

          試作哨戒船:8隻

 

 

          総兵力:7200名

 

 

 

 

『黒猫海賊団第一艦隊』

 

 

 

・第一艦隊提督:《海賊姫》ボア・ハンコック(懸賞金10億ベリー)

 

・第一艦隊旗艦艦長:ボア・サンダーソニア(懸賞金1億3000万ベリー)

 

・第一艦隊旗艦副艦長:ボア・マリーゴールド(懸賞金1億3000万ベリー) 

 

・第一艦隊参謀長:『闇金』ギャルディーノ(懸賞金2億5000万ベリー)

 

※『戦力内訳』 海賊船(改造商船):15隻

 

        砲戦型軽護衛船:5隻

 

        改造大型海軍艦:3隻

 

        装甲輸送船:10隻

 

 

        総兵力:6726名

 

 

『黒猫海賊団第二艦隊』

 

第二艦隊提督:《灰の将》タキ(懸賞金1億7000万ベリー)

 

第二艦隊分隊:ボルゾイ(未だ手配なし)

 

※『戦力内訳』改造大型海軍艦:20隻

 

       装甲輸送船:7隻

 

総兵力:8600名

 

 

『黒猫海賊団第三艦隊』

第三艦隊提督:《砂漠の王》クロコダイル(懸賞金5億)

 

観測手見習い:ミキータ(ミス・バレンタイン)

 

※『戦力内訳』海賊船(改造商船):10隻

 

       試作強襲揚陸艦:10隻

 

       装甲輸送船:5隻

 

総兵力:7000名

 

 

『黒猫海賊団第四艦隊』

第四艦隊提督:『白杖』のイッショウ(懸賞金1億6000万)

 

雑用見習い:モネ

 

 

 

 

『陸軍』

 

暫定陸軍元帥:《哀悼》のビグル(懸賞金3億)

 

 

 

『編成中戦力』 改造大型海軍艦20隻 (兵員輸送艦)

 

        改造中型海軍艦35隻 (物資輸送船)

 

 兵士10万7000名

 ・『北の海』:5万

 

 ・『西の海』:4万(うち五千は浮遊島常駐兵)

 

 ・『偉大なる航路(グランドライン)』前半:1万

 (割り振られる兵数が少ないのは傘下にした国の正規兵を防衛戦力にそのまま組み込んでいるため)

 

 

 

 

『暫定特別艦隊』※主に訓練兵並びに編成待ちの予備兵

 

 

 

 

 

 

 

※『戦力内訳』:大型海軍艦:2隻

 

        中型海軍艦:5隻

 

        大型装甲輸送船(同上):2隻

 

 

 

        兵力:2591名

 

 

 

現在の艦隊総戦力:7096名

 

 

 

 

 

『客将、同盟勢力』

 

 

 

・ベッジファミリー首領:カポネ・《ギャング》・ベッジ(懸賞金8000万)

 

・客将、兼黒猫海賊団特別教導官、兼内政官:《死の教師》ジュラキュール・ミホーク(懸賞金12億)

 

・黒猫海賊団教導官:《魚人空手師範》ハック(懸賞金5000万ベリー)

 

・《海侠》のジンベエ(懸賞金1億ベリー)

 

・フィッシャータイガー(懸賞金1億5000万ベリー)

 

 

 

 

『登場した親衛隊隊員』

 

・《潮風》トーヤ(懸賞金1億6000万)

 

・《死を呼ぶ舞踏》ミアキス(懸賞金2億9000万)

 

・《魔弾の射手》キャザリー(懸賞金2億4000万)

 

・《銀の乙女》クリス(懸賞金2億4500万)

 

・《海鷹》キカ(懸賞金1億8000万)

 

・《海龍》トロイ(懸賞金1億9500万)

 

・《剣の魔女》アメリア(懸賞金1億7000万)

 

・《ジャグラー》アイリ(懸賞金1億7000万)

 

・《飛燕》バレリア(懸賞金1億4000万)

 

・《金色の矢》フレア(懸賞金1億6300万)

 

・《海鳥》ミズキ(懸賞金1億5500万)

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