[Minecraft] 俺はスティーブ、クラフターだ。   作:えだまミィカン

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第十九話 吸血鬼か銃か

町の裏通りの一角で、俺達は立ち止まっていた。あの蜘蛛についって行った先にあったのだ。

「鍛冶屋だね」

堅牢な雰囲気を醸し出す、ネザーレンガの鍛冶屋が。古代遺跡と見間違えるくらいツタに撒かれた平屋建だ。正面玄関にある『開店看板』が風でカタカタと揺れている。

「ここって探していたところじゃねえか?」

「うん、メモにある通りだ」

マタルは紙切れの乱れ文字と目の前の鍛冶屋を照らし合わせ、頷いた。少なくとも俺が懸念した人食い蜘蛛の巣窟ではないようだ。

「おい、蜘蛛はどこいった」

スティーブはとっさに呟いた。蜘蛛は姿を消していた。どこを見回しても姿は見えない。

「あれ…おかしいな」

2mもある化物サイズだ。普通なら見逃すはずは無い。そうだなのがそれはどこにもいなかった。

「まさかな…」

「…逃げたんだろうね」

「んなバカな」

ゴキブリじゃあるまいし。しかし現に見当たらないのは事実である。

「まあ、とりあえず今は武器だろう」

「そう、だな」

マタルは話すと鍛冶屋に歩みより、ドアノブに手をかけた。そもそもここに来たのは狩猟具の品定めのためだ。蜘蛛の行方など最初からどうでもいいことである。

「おじゃましまーす」

それにいつまでも外に立っている訳にはいかない。マタルはゆっくりドアを引きあけた。古いためか枠とところどころ擦れ、けたたましい音を響き渡らせる。

「邪魔するぞ」

スティーブもその後に続いて中に入る。

店内は一件目と同様に薄暗かった。目の刺激は無い。だがそうだといってのしのし動き回るわけにはいかない。商品にぶつかってしまうと面倒なことになる。‘動く鎧‘とかち合うのも同様だ。

「おお、すげぇな…」

まず最初に目に入ったのは‘剣‘だ。それを取り扱う店のようだから当たり前なのだが、俺は思わず言葉を溢した。品揃えが段違いなのだ。

右手、左手、前後全ての壁が武器で埋もれている。美術館の展示室ように。

「まるで武器庫だね」

素人目にも多い、埃っぽい店内でマタルもそう感じた。その時、棚に足をぶつけ、慌てて引っ込める。

「おいマタル、ぶつかるのは止せよ」

「はいはいわかっているよ」

俺は一言注意を飛ばした。運悪く倒したりしたらどうなるかわかったもんじゃない。隣に居ただけなのに無性にヒヤヒヤした。

だがそのとき奥から別の声が飛んできた。

「オ!強盗かい?お客さんかい?」

不意に声をかけられたがために俺とマタルは身体を震わせる。

「客に決まっているだろ!」

反射的に俺はツッコミを入れる。そして声の主を睨んだ。だがそのとき目に映ったものにギョっとした。

「誰だお前!」

「どうモ!みなさんお馴染みスケさんです~」

―スケルトンだ。奥の会計カウンターに亡霊のように立っていた。どこか違う方向を向いて喋っているがあれは列記としたアンデットである。驚くのも無理ない。

「そこの旦那~警戒しないでいいよ~」

一方あちらは人懐っこいイントネーションでこちらに声をかけてきた。俺は思考を見越された気がしてゾッとする。

「スティーブ君、商品、商品!」

自分の手には売り物のバトルアックスが握られていた。

とっさに近くの商品を取っていたのだ。店主に何をされるかわからないので棚に戻す。

「うン、いい子いい子」

「俺は犬か!!」

「オオカミ?あー嫌だ嫌だ」

「犬って言ったんだが」

「似たような生き物でショ、あ~寒気が立つ」

スケルトンは気味悪そうに顎をカタカタ鳴らす。その会話に、マタルが耐えかねた様子で割って入ってきた。

「あのー私達武器買いに来たんですが」

「おお!お客さんかい!いや~久しぶりだねぇ」

スケルトンは今知ったかのように反応した。肉の無い手で、こちらを手招きする。

「さっき俺が客と言っただろうが…」

実にわざとらしい様子で気に障る。だがそれを言っていては何も始まらない。俺達はいそいそとカウンターへ足を進めた。

「実は安価で質の良い武器が欲しいのだけど」

マタルが胡麻をすりながらきり出す。

「ほぉ~何とも虫のいい要求ですなぁ~」

胡散臭い雰囲気でスケルトンは返した。

「そこをなんとか…」

「うちは質を重視した品でしてね~値段の方はどうしても犠牲にしてしまうのですよ~」

「では…」

マタルは酒呑童子を説得した時と同じようにワインを取り出した。

「500年物ですよ」

葡萄色のボトルがカウンターに乗せられる。マタルが交渉の物腰でせまった。

「いりませんね~」

だがスケルトンはアッサリと交渉を跳ね除けた。そして可笑しそうにケラケラ笑う。

「臓器を持たない我々がそんな物欲しがると思いましたか~?」

普通に考えればそうだ。味わう舌も無ければ嗅ぐ鼻も無い、貯め込む胃袋だってない。ならば彼にとってはワインは水と対して変わらない代物だ。つまり交渉の道を閉ざされた。

「それでは、私達はこれにて失礼します」

マタルは無機質な声でそう告げると、ワインを懐に仕舞いスティーブの肩を掴んで、玄関へ足を進めた。

「うぉー!待て待て!」

溜まらずスティーブは待ったの声をかける。この後俺は吸血鬼にされてバットエンドだ。どうしてもそれは避けたい。

「スティーブ君、私達にはもう選択の余地は無いんだ…」

「いやいや、お前ドーピング薬ぐらいなら作れるだろ」

「法に触れるからダメ、狩りの時通る関所でバレる。じゃあこの辺で」

マタルは俺を荷物の様に引きずって行った。やばい、連れ去られる。俺はとっさに傍にあった棚に手を掴む。

「旦那、店の物を乱暴に扱わないでくれ」

見かねたスケルトンが追撃を飛ばす。これでは通報を受けて警官隊を呼ばれそうだ。

「それでは私達は失礼するから」

退路は塞がれた。

「…」

俺はゴミ袋のようにその場から引きずられていった。その最中スケルトンの『ご来店ありがとうごぜえました』の言葉を聞いた。こちらには関心なしのご様子だ。このまま俺は連れていかれ、吸血鬼にさせられるのか。とんだドナドナだ。

俺の頭にあるのは『死』の文字である。人間を捨てさせられる、人間としての死だ。

この世界は前の世界より非情だ。向こうは法整備も進んでいない、生きるためには自給自足、鬼の世の中だった。しかし此処は更に酷い。壁の外は凶暴な怪物、壁の中は秩序を保つためにいくつもの法で縛られる。安全?俺が人外ならな。ここは『モンスター』だけの世界だった。『人間』の居場所は無い。全くの扱いだ。働かなければ生きられない、だが身体がついていける程の職は無い。策は尽きた。

暖炉で温まる赤子が極寒の吹雪の外へ放り出されたようなものだ。

目に映るカウンターは遠くなっていく。

 

―どう抗う

マタルを振り払うか

―生身でモンスターに敵うわけがない

薬で力を得るか

―警官隊が止めるだろう

じゃあ何になるか

―モンスターになるか

何に?

―吸血鬼?人狼?ゾンビか?

 

違う!違うだろう!

俺はそんな奴らと同じになる気は無い!

俺は誇り高き人間だ!

―‘人間として有意義に!‘ ‘人間として尊厳を!‘

 

俺はハッと顔を上げた。

「待てマタル!」

そして呼び止めた。

 

そうだ…道具だ。

 

「悪あがきはこの辺にして…さあ行こう」

 

マタルはそのまま俺をドアへ引っ張っていく。だが易々と連れていかれはしない。全力でマタルの手を振り払った。アンデットの奴は鈍い神経で反応が遅れる。その隙に俺は駆け出した。

 

思考を停止させたりはしない。

 

店の奥のカウンターまっしぐら。猟犬のように駆けた。棚の商品が揺れる。

 

「ん?旦那…一体?―」

スケルトンは虚を突かれたようにこちらを見た。マタル同様反応が遅れている。そして何かを警戒してか、思い出したようにカウンターの下に手を入れた。強盗用の武器でも取り出すのか。しかし俺はそれを気にしない。

 

そしてカウンターに到着、勢い余ってスケルトンの方へ顔を迫り出す。いきなりの事態に彼もギョッとしている。

マタルも同様だ。連れ出そうとこちらに駆けてくる。

 

そんな中、俺は一言呟いた。

「金は用意する、防具はいらねぇ。最高の‘武器‘を用意しろ」

 

………

……

 

「これがボルトアクション式の銃で~これがスライドアクション式のやつ」

「ほうほう」

スケルトンは俺の要望に二つ返事で応対してくれ、長々と武器の講習をしてくれた。一方のマタルは蚊帳の外の状態になり横であくびをしている。

「フルオートの銃は無いのか?」

「マシンガンでありやすか?旦那…それは規制でダメでごぜぇます」

「ダメか…」

『最高の武器』と話したらビックリドッキリなことに銃が出てきたわけだが、ドラゴン相手にはイマイチ火力不足に感じられた。そもそも鉛玉であの化物を仕留められるのかって話だ。まだエンチャントした弓矢の方が効果的だと思う。

「できれば短時間でドラゴンを仕留められるようにしたい。体力勝負の長期戦はどうしても人間には不利だ」

「あ~あっしにもわかりやす~人間時代はそうでしたよ~」

「吹っ飛ばされたらまともに動けないしな」

「あ~あるある」

「スティーブ君、早めに済ませてくれ」

マタルが横から水を差してきた。随分と退屈している様子である。

「…とにかくだ、火力が欲しい」

俺は雑談は切り上げ、結論に急いだ。

「それなら…‘とっておき‘がありますぜ」

その言葉を残すとスケルトンは店の奥へ引っ込んで行った。残された俺達は「何だ?」とハテナを浮かべた。だが奥から響いた破砕音でハッとした。

「まさか…アイツ大砲でも持てって言うのか?」

思わず心のうちをぼやくとスケルトンが早々戻ってきた。腕には長身の銃が抱えられている。

「パワードレールライフルでごぜえやす」

「何だよそれ?」

「パワードレールを発射機構に盛り込んだ銃でありやす」

「へ?」

流石にそれは俺でもちんぷんかんぷんだった。そもそもパワードレールと言えばトロッコ等を加速するために使う線路の一種だ。使用は勿論、鉄道関係の範囲に収まる。それを銃に盛り込むなんて聞いたことも無い。

「お二人とも冴えない顔しているんで教えてあげやしょうか?」

こちらの反応を察してか、スケルトンはライフル片手に問いかけてきた。

「お手柔らかに頼む」

俺は握られたライフルを凝視しながら返しす。

「まず最初、トロッコに人が撥ねられたらどうなるでしょうか?」

スケルトンはいきなり謎かけを出してきた。それも子供にもの教えるような口調で。それだと何かと調子が狂うが…今は素直に返事をするのが妥当だろう。

「吹っ飛ぶだろ」

『正解』と悪ノリした調子で奴は答えた。謎かけなんて鼻からする気も無いが、これも奴が考えてのことなのか?

「では次、そのトロッコがもしパワードレールで加速されていたら撥ねられた人はどうなる?」

「人にはお見せできないえげつない状態になるね」

今度はマタルが口を開いた。表現が表現なので俺は反吐がでそうになった。

「いかにもアンデットらしい答えだね~、でもここは食事中の方を考慮して『思いっきり吹っ飛ぶ』と答えよう」

「食事中の方なんているのかよ」

「第三問目、トロッコの先に銃弾があったらどうなるでしょうかな?」

これは少々想像しにくい光景だった。だがそれで答えが見えないわけではない。

「そりゃあ銃弾がはじけ飛ぶな」

「では最後、はじけ飛んだ弾が人に当たればどうなる~?」

それでスケルトンが何を言いたいかハッとした。先ほどのクイズに準ずれば『怪我をする』に行きつく。といっても弾は精度など考えなしに飛ぶので当たったとしても掠るくらい。しかしまともに当たればたんこぶ程度では済まないだろう。それを利用すれば殺傷も可能。横のマタルの解答にたどり着いた様子だ。

「お前の銃は『トロッコがぶつかる勢いで、弾を撃ちだしている』ってことだな」

俺は納得したようにうなずき、犯人を突き詰めた探偵のような面持ちで呟いた。

「そーゆーこと。この銃はトロッコとパワードレールの省略版を発射機構に組み込んでいるわけ」

奴も銃をコツコツと叩いて返事を返した。

「後、パワードレールとトロッコは狩猟用に改良してあるから」

スケルトンは徐にライフルを構えた。銃口は棚に置かれた剣に向けられている。

「人に撃ったらバラバラになる」

その言葉とともに引き金が引かれた。店内に轟音が響く。マタルが思わず身を屈めた。俺も同様。音が音だから耳が痛い。

「ヒャヒャヒャヒャ、お客さん反応が大きい」

煙がゆらめく銃片手にスケルトンは笑う。

「撃つなら撃つと先に言え!」

「そうですよ、危なっかしい」

二人は老人のようによろよろと立ち、悪態をついた。

「悪い悪い、でもほら後ろ」

スケルトンが後ろを指すので俺達は言われるがままに振り返った。

そこで目に映ったのはぽっかり穴の開いた剣だ。銃でやられたのだろう。棚に規則正しく一列に並んでいる。

「…商品いくらか潰しただろ」

「アッハッハ」

「…結構な損害ですよね」

さすがのマタルもツッコミを入れた。誰がどう見ても大損害だ。高額なダイヤモンドの剣に至は砕け散ってしまっている。

「見ての通り、一発で数十本の剣が廃棄になりました。ドラゴンの鱗だって紙同然。さてどうします?」

どうします?とは買うかどうかの問いかけだ。俺は穴の開いた剣と銃を見比べる。実際に撃ったのは見たものの、使い慣れた武器ではないのでいささか不安が残る。この世界の技術力だと弓矢の方が圧倒的に強いはず。だがそれは高額な種類に限るだろう。今現在、手段は残されていない。これを逃せば俺はニンニク嫌いの血液マニアだ。

さあ、どうする?

「では買おう」

俺は銃を選ぶことにした。操れるかどうか分からぬ舵に手を駆けてみるしかない。なあに、どうにかなる

「25万でありやす」

「高いな」

工房の技術長の月収だ。俺が限界まで肉体を酷使ゆえに稼いだ金額である。

「久しぶりのお客さんだからケースと弾1000発つけますよ」

「よし買った」

スペックはおそらく高級弓矢と同等。しかしおまけがついてこのお値段。悪い話ではない。

俺はバックからコインの袋を取り出した。大丈夫擦られていない。カウンターに乗せたと同時にジャラジャラと音が立つ。スケルトンはそれを受け取ると慣れた調子で中身を数える。

「それじゃ、きちんと払ってもらったよ。じゃあ約束の物と領収書、保証書もそうぞ」

そう頷くと銃と書類が収められたケースを手渡した。右手に25万と頷ける重みがかかる。

「お隣の豚さんは何かお探しで?」

「いや、付き添いで」

マタルはキッパリとそう言った。ここで買う物は無いらしい。

「さいですか…ではご利用ありがとうございやしたー。帰りはうちの‘軍曹‘が付き添いますぜ」

スケルトンが一礼すると、天井から音も無く蜘蛛が落ちてきた。道中であったあの巨大蜘蛛である。

「ゲッ飼い主お前かよ」

「ゴキブリ退治してくれるいい奴でっせ」

スケルトンがカラカラと笑い、そう返す。だがそんな付き添いは居たら困る。

「そこの蜘蛛!俺は食ったらまずいからな、マタルお前餌になれ」

「なんでだよ!ひどいよ!私は非常食かい!?」

「お前は非常食にもならねぇよ!」

マタルは顔を真っ赤にして憤慨すると、飛びかかってきた。だが俺は紙一重で避け、床にマタルを突っ伏させたる。伊達に修羅場を潜り抜けたわけじゃない

「コラ!スティーブ君!私の種族柄を侮辱しておいて…!」

「お前だって俺の存亡を危ぶめただろ!」

「あれは吸血鬼になるだけでしょ!」

そういうとおっさんと骸の二人は、幼児のように騒ぎながら店を後にしたのだった。

 

 

おまけ

 

二人が武器屋を去った後、店は再び静かになった。

「やは~久しぶりの来客って骨に響くね~」

スケルトンは壁にもたれ掛りながらぼやいた。客なんてここ数か月1人も来なかった。ましてや強盗も。筋肉と同様に接客スキルも使わなければ鈍ってしまう。それを急に行使したから疲れも出る。だがそれをお構いなしに視界には売り物にならなくなった剣が写る。

「あ~アレ早く片付けないと…」

実はこの剣は自分が作ったものではない。この店を共に営業する相棒が鍛えたものだ。一つ一つ丁寧に。今は外出していてこの場に居ないが、この惨状を彼に見られたらどうなるか…

「マズイな」

何か危惧すると、ものぐさにカウンターから出た。

「早く…早く片付けないと~」

木箱片手に隠滅作業に入った。隠滅と言っても埋めるとか燃やすとか地味なことをするわけではない。単に隠すだけ。手前の剣から乱雑に箱へ放り込んだ。どうせもう商品にならないのだから気にはしない。

その時、ふとすぐ横に気配を感じた。

「何を早く片付けないとかね?」

空耳か、何か別の声が聞こえたがスケルトンは気にせず作業を続けた。

「もう一度聞こう、何を早く片付けないとかね?」

「そりゃあ剣だよ」

なんとなく空耳に返事をする。

「何故商品を片付けるのだ?」

「廃棄にしたからね~」

口は動かし作業は止めない。

「どうやって?」

「そりゃああっしがライフルで撃ち抜いて穴開けたから」

「ほお、ワシの作った剣を…こっち向け‘白波‘!」

空耳がいきなり大きくなった。スケルトン―白波は恐る恐る横を向く。

「うわ!‘黒崎‘!何時の間に!黒くて見えにくかった!」

視界に見慣れたウィザースケルトンが写った。―あっしの相棒、黒崎である。

「何が見えにくいだタコ!お前の目は節穴か!店で何をしていた!」

真っ黒な顔をこちらに降ろして問い詰める。片手には自分の身長に合わせて鍛えられた‘大太刀‘が握られている。勿論抜き身で。

「せ、接客ですよ~」

視線を逸らし、白波は話した。

「接客か…ではワシが帰る道中なぜ‘コレ‘が飛んできたのだ?」

開いた手にはライフル弾が乗っている。縦に割れ、真っ二つになっているが。二人の前で撃った奴がそのまま外に飛んで行っていたのだろう。

「あはっははは」

「おいワレェ!危うくワシに当たるとこやったぞ!とっさに斬ったから事無きを得たんじゃが…」

「当たったところで黒崎なら跳ね返すだろ~」

「出来るかボケ!鉄の身体やないからな!」

「そうでしたそうでした、アンタの身体は防臭炭でした~」

「んだとゴラァ!木っ葉喰らわすぞ!」

「警官隊さ~ん、助けてェ~」

「サツを呼ぶな!」

こうして鍛冶屋の本日の稼ぎは、剣の損害額でなくなったのであった。めでたしめでたし。

 




以上になります。

え?実銃ってそんなに高くないだろ?嫌ですね~今回出た銃にはパワードレールの素材で金が使われちゃっているじゃないですか~高くなりますよぅ

ちなみに前回酒呑童子とアレックスが話していた『異端』は鍛冶屋のスケルトン二人のことです。彼らが経営する鍛冶屋で取り扱っている武器は規制ギリギリライン、ヤバイ世界ですよ。

この時期になると自分の好物のみかんが親戚から届くはず!ヤッホー!ビタミン補給だ!
…ここで話すことではないですね。みなさんみかんは腐らせない様に

ご意見、ご感想おまちしております。

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