先日は本当にご面倒お掛けしました。
この件とは別ですが、一部の話にて、挿絵の差し替え・追加を行いました。
改 マークが7月8日又は7月9日付になっているお話が該当します。
前にも書いている通り、私が現地で撮影した写真をアプリで少々加工したものになります。現地を訪れたことの無い方に少しでも参考になれば幸いです。
この写真撮影の為だけに、土曜日仕事が終わってから、雨の中車を浜松まで走らせたのは内緒ですよ(←書いたら意味ない)。
目覚ましセットしてあった6時に起きる。
何か、懐かしい夢を見たような……。まあ、良いか。
外は寒いはずだから、しっかり着込む。
一旦ここへ戻ってきてから浜松へ向かう予定なので、最小限必要な荷物だけを持って家を出る。
預かっている鍵で施錠し、ガレージのビーノのもとへ。
\アケオメ、コトヨロ/
「今年もよろしく。寒かっただろう?」
普段は囲まれたガレージの中に止めているから、風雨をしのげるし、多少の寒暖も大丈夫(勿論、空調は無いので、ある程度)。
それに対し、ここはカーポートこそあれど屋外だ。風は当たるし、雨が降れば濡れるだろう。
まあ、エンジンの掛かりも問題ないし、大丈夫だと思う。
叔父さんの家を出て、国道150号線を西へ走る。
40分位で
えっと、バイクはどこに停めれば良いんだろう……あ。リンちゃんのビーノが停まっている。もう来ているのか。
俺のビーノをリンちゃんのビーノの隣に停め、歩いて行く。
おお。結構来ているな。この中にリンちゃんが居るのか。
まあ、後で探そう。
しかし。普段は何もないはずの砂浜に鳥居が立っている。ちょっと不思議な雰囲気だ。
おっと、風向き次第で焚き火の煙が流れてくる。立つ場所に気を付けよう……。
日の出まで10分少々。
今頃、
お。段々と明るくなって……。
来た。
日の出だ。
初日の出。そういえば、こうやって初日の出を見たの、初めてかもしれないな……。
お。ラインだ。
リン:あけおめ。
リン:【画像】
大垣:みんなー! あけおめー!
大垣:【画像】
ここからの日の出の写真と、山頂からの日の出の写真が送られてきた。
犬山さんからは連絡が無いが、大垣さんと一緒にいるから省くとしても、各務原さんからの連絡が未だ無い。
何処に居るんだろう?
……もしかして、まだ日の出前の場所か?
んー?
あんなところに
……餅投げをやっているらしい。
まあ、今から参戦しても遅いだろう。拾える気がしない。
焚き火に当たって暖を取ってから帰ろうか。
あ、リンちゃんにも声を掛けていこう。でも、何処に居るんだろう……?
結局、リンちゃんは見付からなかった……。
帰ろう。一旦、叔父さんの家に戻ってから、綾乃の家に向かおう。
そう思ってビーノのところまで戻ってくると、何やらバイクで四苦八苦しているリンちゃんを発見。
「リンちゃん?」
「えっ? あ、
声を掛けると俺に気付く。
おっと、まずは。姿勢を正し、改めまして。
「明けましておめでとうございます」
「こちらこそ、おめでとうございます。本年もよろしくお願いします……」
年始の挨拶、一礼。
「何か困ってるみたいだけど、どうしたの?」
「あ。実は……餅投げに参戦したら、想像以上に取れてしまって……。積むのに一苦労です」
なるほど餅投げか。やっているのは見えたけど、俺は参加しなかった奴だな。
「あ。先輩、幾つか要りますか?」
「貰って良いの?」
「むしろその方が助かります」
「それなら……」
分けて貰った餅を積み込む。
「リンちゃんは、このあとの予定は?」
「キャンプ場に戻ってゆっくりします。チェックアウトしたら、内陸回って帰る予定です。3日に祖父が来るので……」
なるほど。
「先輩は?」
「俺はこれから浜松に向かうよ。綾乃と約束してるから」
「なでしこの幼馴染みの子ですよね?」
「うん。綾乃もバイク乗ってるらしいから、ツーリングの約束をね」
「ツーリング……。良いなぁ……」
声漏れてるぞ、リンちゃん。
「今度誘うからさ。またの機会にね」
「……分かりました。では、失礼します」
リンちゃんのビーノのエンジンが掛かり、ゆっくりと走り出す。
「気を付けて」
\マタナー/
\タッシャデナー/
……。
見えなくなるところまで見送った。
さてと。
「お前、あのビーノと何話してた?」
\ヒミツダヨ!/
「なんでだよ!」
\ツカレタ、ハヤクカエリタイッテ/
まあ、50CCだし……。長距離は大変だろう。
運転するリンちゃんはそうでもないみたいだったけど。
「そういうお前は大丈夫なのか?」
\ビワコ、イクッテイッタ/
勝手に……。誰が琵琶湖まで行くかよ。遠すぎる。
まあ良い。そろそろ出発しよう。
ん? 再びライン。
今度は……各務原さんからだ。
各務原:みんな! 明けましておめでとうございます!
各務原:【画像】
各務原:
そうか。各務原さんは高下に行っていたのか。
ダイヤモンド富士初日の出は、富士山の火口から昇る日の出で、標高の分日の出も遅い。
だから連絡も遅かったんだ……。
しかし、綺麗だな。写真がこれだけ綺麗なんだから、実際に現地で見られれば最高だろう。
さて。今度こそ帰ろう。
「それでは。一晩お世話になりました」
「気を付けて」
「また来てくださいね」
「安全運転で!」
皆に見送られながら、叔父さんの家を出発する。
さっき走った道を、また同じ方向へ走る。
好き勝手に細い道とかを走っていたら、一本南側の道に入っていた。これも国道150号線らしい。
えっと……? この先には有料道路があるのか。
ビーノでも走れるよな? 自専道*1じゃないから大丈夫だな。
遠州大橋。えっと、……二輪車は100円。
料金所で一旦停止。
「お願いします」
係員に100円を渡す。
「はい。100円ですね」
さて、それでは発進……。
「ちょっと! お兄さんちょっと待って!」
えっ? 慌てた様子で呼び止められる。
「お釣! 90円」
「えっ? お釣ですか?」
「それ、原付二種でしょ? 通行料金は10円です」
あ! そうか。
「すいません。つい数日前まで普通二輪乗ってたので、つい」
「そういうことですか。はい、お釣と領収書です」
お釣90円。
「ありがとうございます」
それなら最初から10円出しておけば良かった。財布が膨らんでしまった……。
10円ということは、うまい棒でも通して貰えるのだろうか。
\ソンナワケアルカ!/
だよね。*2
国道150号線から301号線へ。こちらはかつての国道1号線の方。海沿いの浜名バイパスは一部自専道になるため、このビーノでは走れない。
さて、今日は元日。只今11時半。
コンビニバイトには盆も正月も関係無い。綾乃は今日もお仕事、ということで、今すぐ家に行っても仕方無い。
そもそも、当初予定では今ぐらいの時間に家を出る予定だったから、時間はたっぷり余っている。
……せっかくだし、少し先まで行ってみるか。
ここまで来れば、一つ山の向こうは、愛知県豊橋市。渥美半島もそんなに離れていない。
夕方に行くと言ってあるから、渥美半島一周するくらいの時間はある。
……もちろん、そんな無茶はしないが。