【完結】本栖高校吹奏楽サークル   作:小林司

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お待たせしています。

いよいよ本作クライマックスの 伊豆キャン 始まります。


今回は繋ぎの回なので、本当に短いです。ギリギリ1,000文字です。



伊豆キャン
 出発前日の夜


 

いよいよ明日が『伊豆キャン』スタートの日。

 

今日は金曜日で、普通通り学校があったので、学校で俺が持っていく予定のテントを鳥羽(とば)先生に預けた。これで俺のトリシティに積むべき荷物が減った。途中、修善寺(しゅぜんじ)駅で(なぎ)と合流して、下田までタンデムするので、バイクに積む荷物は少ない方が有り難い。

 

明日は朝早くに出発する予定なので、準備を整えたら早めに寝る。

 

鳥羽先生の車で行く『車組』(鳥羽先生・大垣(おおがき)さん・各務原(かがみはら)さん・恵那(えな)ちゃん・犬山(いぬやま)さん・あかりちゃん)は、運転する先生以外は寝てしまっても問題ないから、『遠足前の……』で寝不足でも差し支えはない。

 

しかし、俺は運転する人間なので、寝不足では駄目だ。自分一人だけなら居眠り運転でも自滅して終わるが、そもそもその事故に誰かを巻き込んでしまったら、一生続く問題になり得るし、第一 凪 を乗せる。寝不足というわけにはいかないのだ。

 

 

まあ、長々と語ったが、そろそろ寝ようと思ったタイミングでラインが鳴った。

 

 

 

綾乃:お兄さん、まだ起きてます?

 

 

 

綾乃(あやの)か。このタイミングで?

 

 

 

純一:もう寝てます

 

綾乃:おお! お兄さんのラインには、自動返信機能が!

 

純一:嘘だよ嘘。今から寝るところだけど

 

純一:どうしたの?

 

綾乃:お兄さん、明日から伊豆キャンですよね?

 

 

…………。あれ?

 

 

 

純一:は? 何故それを?

 

綾乃:なでしこから聞きました

 

綾乃:二泊三日。下田の浜辺と駿河湾の見える山の上でキャンプするって

 

純一:ほとんど知ってるのな

 

綾乃:めちゃくちゃ楽しそうな声で教えてくれましたよ

 

純一:電話だったのか

 

綾乃:はい

 

綾乃:あたしの家もそうでしたけど、浜松から伊豆って、同じ県内でも遠いんですよ。だから、滅多に行けないんでなでしこも楽しみだと思います

 

綾乃:私も行きたかったんですが、一緒には行けません

 

綾乃:私の分まで楽しんで来てくださいね

 

綾乃:満身創痍の綾乃より

 

純一:オッケー

 

 

 

満身創痍? バイト頑張ったからだろうか。

 

これはあれだな。綾乃にも何かお土産を買ってあげた方が良いな。宅配便で送れば良いし。

 

あ……。住所が分からない。家の場所は知ってるんだけど、それでは宅配便は使えない。

 

まあ、後で確認しよう。幸いなことに(?)、綾乃のご両親の連絡先さえ知っているんだから。事情を説明すれば教えてくれると思う。

 

 

さてと。今度こそ寝よう。明日の朝は早い。

 

 

 





1ヶ月間、お待たせしました。執筆時間をいただき、ある程度進んだ……と、思われるかもしれませんが、実は。

大して進んでおりません……。


この1ヶ月。色々ありました。

ゴールデンウィークの繁忙期があり、その直後に職場の人間関係で揉め、仕事を辞め、その間に体重が3キロ落ちまして(汗)。転職活動の後、新しい仕事の内定を貰い……。

そんなわけで、もう1ヶ月程多忙の日々が続きます。それ故更新も不定期になると思いますので、宜しくお願いします。
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