注意!
しつこいようで言いますが、五条ファンの方、本当に申し訳ございません!!
五条ファンの方々は見ないことをお勧めします!
それでもいい方はどうぞ
前世ではアニヲタだった彼には他人の目には見えないものが見えていた。
それはテレビでは放送出来ない程のグロテスク、醜悪さ、超危険を誇る化け物の存在。
この世界ではその目には見えない化け物のせいで何万人もの命が失われており、うじゃうじゃいるらしい。
もし、彼が普通の人間であるならば真っ先にその化け物に殺されていただろう。だがこの世界に生を受けた彼は普通ではなかった。
「──ゴールド・
後ろから輝きと共に、長身で黄金の人型が現れた。
元々、テントウムシがモチーフでスマートな機械的なデザインで、瞳がないライト状の眼をしていたが、「矢」が関係しているせいで脱皮する様に現れた。容姿は全体的に変化しており、手首から内部に進入した「矢」の矢尻部分が額に浮き出ているのが特徴を持つ。
ある世界ではそれを"スタンド"と呼ぶ。
何故、自分にこのようなスタンドがあり、使えるのか分からなかったがこのスタンドの存在を認知したのは自分がまだ赤ん坊の時だった頃に始まる。
それは同時に自分が前世の記憶を持つ人間だったという事を発覚させるきっかけでもあった。
このスタンドはある主人公が最終決戦で使用していたスタンドだ。仲間達の死と引き換えに「スタンドの矢」に選ばれた主人公が自身の持つスタンドに磁石のように引っ張られ貫かれた事により進化した。
「スタンドを超えたスタンド」だと人はそう呼ぶ
しかし、真命の持つ
それもさっき説明した通り、真命が赤ん坊の時から既にレクイエム化したゴールドエクスペリエンスが目の前にふわふわと浮いていた。
本来、
ここはジョジョの世界なのか?と疑問に思った彼はインターネットを通じてスタンドに関するワードを検索したが、それに関連するものは存在しないという結果に繋がった。
その代わりにいたのが目の前にいる化け物だ。最初に遭遇した時、余りの気持ち悪さについ、反射的に「無駄ァ!」と殴り飛ばしてしまったが、今では何度も遭遇しているせいか徐々に慣れてきており、遭遇しては戦うか逃げるかどちらか2つの戦法を取っている。
戦う場面では近距離パワー型でスピードも早いが故に殴ってはボコボコにしたり、指先からレーザーを飛ばし化け物の身体を貫通し、その後ろにある電柱を粉砕し、その粉砕された柱の破片から強力なエネルギーを纏った危険生物へと変化させ襲わせるといった戦法を編み出した。
最も、生き物か分からない相手に何故通じるのかも分からなかったが……
逃げる場面では地面に向かってパンチを繰り出し、巨大な大木へと変化させ、木の上に乗りながら逃げていた。
追ってきた化け物は叩き落とすつもりだったのか木自体を攻撃するものの、ダメージが入らず逆にその衝撃が自分に丸々と返ってくるという特性があり、その衝撃に耐えられなかったのか木っ端微塵に消し飛んだ。
これらの戦法を用いて化け物達を難なくフルボッコにすることが出来た。
そして今も……
「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄
無駄ァッ!!」
容赦のないゴールドエクスペリエンスレクイエムの無駄無駄無駄ラッシュ。
そもそも
しかも全ステータスが不明である。まさにスタンドの範疇を超えた規格外の存在だ。
吹っ飛ばされた化け物もこれから無間地獄を味わう事になるだろう。
「多分、向こうにとっては初めての相手かもしれないが、俺はお前らと同じような化け物を何度も見ているし、何度も言っている……
襲ってくるなんてのは……考えない方がいい。
本当はいっぺんで良いことを二度言うのは嫌いなんだ。
何故なら面倒臭いし、無駄だからね」
化け物を吹っ飛ばした方へ顔を向けながら、自分が好きだったキャラに尊敬の意を込めながら警告した後、家へと帰っていく。
─────────────
学校からの帰宅。
いつものように現れた化け物に遭遇しては無駄無駄ラッシュを叩き込み、吹っ飛ばしながら帰路を歩いていく。
「はぁ……もう~あの化け物達何処から湧いてくるんだか…倒しても倒しても次から次へとやってくるし……コンテニューしてくる○リボーかよ」
毎日が化け物と戦う事なので、流石に精神的に疲れてきたが、その溜まりに溜まったストレスを
「木っ端微塵にしてはまた遭遇……
まさに終わりのない終わりだわ」
最早、自分自身がG.E.Rに殴られたような気分だった。どれだけ倒しても増え続ける化け物、一体いつになればこの地獄は終わるのだろうか?と思っていた時だった……
「やっほー、初めまして。凛音真命君だよね?」
帰路を歩いていく彼の行先を阻んだ1人の男が見えた。
容姿は190cmを超える長身に加え、白髪に黒い布で目隠しといった異質な人物。
フレンドリーに話しかけてくるのがまた気味が悪い。
「誰ですか?」
「僕は五条悟。東京の方で教師をやっているよ」
絶対にありえない。誰がどう見たって不審者に見える。目隠ししている教師だなんて聞いたことも無い。自分が通っている学校に白髪で教師をやっている人は何人かいるが目隠ししている人なんて居ない。
それにこの男性は名前も明かしていないのに自分の名を知っている……新手のストーカーか?
「俺に何かようですか?」
「そう構えないでよ。僕は
今の所……それを聞いた途端、脳裏に浮かんだ単語をそのまま口に出す。
「今の所?……という事は、
殺されるというワードを言葉を発し、防衛本能が働いてしまったのか
「そうなるね。何せここら一帯って等級問わずに呪霊が大量に祓われているって話が出てて、4級とか3級なら問題ないんだけど、それ以上ってなると問題になる。しかも、祓っているのは呪力の無い君。だから、こうして僕がやってきた訳……」
「呪霊?」
「あっ、そっか知らないか。呪霊っていうのは恨みや後悔、恥辱など、人間の身体から流れた負の感情が具現し意思をもった異形の事だよ」
あの化け物の正体が「呪霊」である事が判明した。
スタンドとは違う別の何かか……
「それで?本題に戻りますが俺を始末しに来たんですか?」
「うん。本来、呪霊というのは呪力が無いと見えないし、呪術が無ければ祓う事はできない。
けど、君は異例だ。見たところ呪力も無いし祓う力は持っていない。なのに呪霊を祓っている……よって危険人物と認定されこうして僕が出向いた。君を本当に始末するべきかを見定める為に」
呪霊……というのは本来、呪力のあるものにしか見えないし、呪術という特殊な能力が無ければ祓う事は不可能だと言うことがわかった。
じゃあ何故、俺は、G.E.Rは攻撃できた?
スタンドであるからか?
色々と考えたい事はあるようだが、まずは目の前の状況を何とかしなくてはならない
「そこで、提案なんだけど……君、呪術高専に来ない?」
「呪術高専?」
「僕が教師をやっている東京にある学校のことさ。君みたいに呪術のない子も通っていてね、もし良ければ来てもらいたいんだけど……」
いきなり違う高校を通えだなんてそんな無茶苦茶過ぎる。
と言うよりこの人の事を信用できるか分からない。突然として現れては俺を始末しようとしている人物だ。
「申し訳無いですが、俺は今通っている高校がいいので、断らせて頂きます。そもそも貴方のような目隠ししている変人を信用してませんので…それでは」
「そっかぁー、それは残念………でもまぁ
君に拒否権は無いんだけどね」
「ッ!?」
距離はあった筈だ。しかし瞬きした時にはもう目の前に現れ、その手が眼前に迫ろうとした次の瞬間………
───ガシッ!!!!
「あれ?おかしいな…確かに君に触れる筈なのに
どうして……止まってるんだ?」
五条は彼に触れようとした途端、見えない何かによってそれは阻まれてしまう。
「(
それは真命に宿るスタンド【
「彼には指一本触れさせない」……そう思わせるような握力で五条の腕を掴んでいた。
「?おかしい……他に呪霊はいない筈なのに……もしかして君が関係しているのかな?」
見えていない……先程、一瞬で距離を縮めてきたからてっきりスタンド使いかと思っていた。
けど、この変人には見えていない。
スタンドは本来一般の目では認識する事は出来ず、同じスタンド使いにしか見る事はできない。
この世界ではスタンド使いは真命だけであり、彼でしか認識する事はできない。
「へぇ~、呪術じゃない別の何かを持っているか……興味深い。益々僕の生徒にしたくなってきたよ」
「ここで、暴れたりしたらご近所迷惑なので人気のない所に移動しませんか?」
「おっ、僕とやる気?いいねぇ~」
─────────────────
流石に住宅街で暴れるのはまずい。そう思った真命と五条は近くにある人気のない森林地帯へ移動した。
移動した真命は鞄を木の陰に置き、
「じゃあ、もう一回言うけど、君が負けたら呪術高専行き確定ね」
「分かりました。逆に勝てば今後は俺に関わらないと約束してください」
「うん。いいよ~、君が僕に勝てればの話だけどね~」
余程、自信がある。まぁさっきの瞬間移動がいい証拠だ。これまで戦ってきた
「凄い自信ですね……それほど余裕があるという事は覚悟もしてきている人ですよね?」
「ん?どういう事?」
「貴方はさっき言っていた。『始末するか否か』仮に人を始末しようとするって事は逆に「始末」されるかもしれないという危険を常に『覚悟してきている人』って訳ですよね?」
真命はスタンドを宿してから常に命のやり取りをしてきた。
毎回毎回、呪霊と戦闘する前、「これが最期になるかもしれない。だから、全力で戦う」そういう覚悟を持ってここまで生き残ってきたのだ。
この人はその覚悟はあるのか?と見定めるような言い方で質問する。
「大丈夫大丈夫~♪僕は
最強だから…」
聞いた俺が馬鹿だった。この人は自分が負けるだなんて微塵も思っていないんだろう。
まぁ、でも瞬きする間に瞬間移動する超人だ。
さっき言ったが戦闘には自身があるのだろう?
「じゃあ、早速始めようか。折角だから、最初僕はここから1歩も動かないから好きなように攻撃していいよ」
ゲームで言う完全な舐めプだ。
だが、真命はどんな相手だろうと油断せず、覚悟を決めて【
そして………
ボゴォッ!!!!!!
「ッッッッッ!?」
真命の放ったストレートパンチは五条の左頬に命中し、その勢いを留まらせる事無く殴り飛ばす
「『無駄ァァッ!!』」
原作主人公が殴る度にかけるあの雄叫びを上げ、五条を数メートルまで吹っ飛ばす。
「ッッ!?」
殴り飛ばされた五条は受身を取り、態勢を立て直すものの、何故こうなったか現状分析する。
「(待て待て待て…殴られた?…僕が?そんな筈は……)
五条悟自身には「無下限呪術」という術式が常時発動している。それは五条家相伝の術式。収束する「無限」を現実にする術式。自身の周辺には術式によって現実化させた「無限」があり、自身に近づく程低速化し接触出来なくなる。
簡単に言えば絶対に攻撃が届かないという事だ。
だが、今間違いなく自分の頬に彼のパンチが命中した。絶対に届かないはず、ましてや呪力や呪術の「じゅ」の字も知らない高校生に殴られるだなんて予想出来ただろうか?
悟はズキズキする頬を抑えながら、目隠しでは見えないが初めて信じられないような目を見始めた。
(この子……何者?)
真命は殴った右の拳を見せつけながら、
「本当は一遍で言う事を2度言うのは苦手なんですが、敢えて言います。
貴方、覚悟してきている人で良いんですよね?」
一瞬、五条の瞳にソレは映っていた。
彼の後ろに立つテントウムシのような黄金の人型が悟自身を見つめている姿が
五条ファンに刺される覚悟決めておこう