女神「暇なのでヒト雄をTS異世界転生させますわ!」   作:怪文書製造機withノベリスト

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投稿したら思いの外気持ち良かったので二発目ですわ。
わたくしの駄文がこれから一生インターネットに残ると思うとなんだか興奮してきましたわ。
露出プレイと羞恥プレイを同時に味わっている様ですわ。頭が蕩けそうですわね。
ドキドキが止まらなくて心臓が張り裂けそうですわ、これが恋というものなのかしら。
チャットレディってきっとこんな思いをいつも感じてらっしゃるのね。素敵ですわ。



リスト「…はぁ、そうですか。」

リヨナ「暇なのでヒト雄をTS異世界転生させますわ!」

 

このお方は死を司る神。

数多の世界に死と破壊を振り撒き、数多くの神々を惨殺し、無数の文明を焼き滅ぼし、

長きに渡る混沌の世をもたらした邪神。忌むべき邪悪であり絶対悪。

そう記されているお方、私が敬愛する主様です。

かつて私達は、多くの同志を募り、軍勢を作り上げました。

そして私達は私達なりの正義を掲げ、剣を取り、秩序の軍勢との戦いに明け暮れていたのです。

まぁ全て過去の話なのですが。

 

私「…はぁ、そうですか。」

私の名はノベルティア・リスト、魔神です。

彼女が遺した叡智と記憶の守護者であり、主の従者です。

かつていた同志たちは皆いなくなり、私だけが残っています。

多くの者が戦で討ち死に、多くの者が寝返り、

生き残った全員が見切りをつけていなくなってしまいました。

 

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[10000年前]ノベルティア・リスト 死の神処刑執行より20年後 元義勇軍基地にて

 

裏切っていきました。

多くのものが、生き残った全ての神族が、私を除いた全員が、彼女が苦しみ、その尊き理想を削りながら考え抜いた、あのお優しい考えに基づいたたった一つの最適解、皆が幸せになれるよう慮って下さったその正義を、その何者にも勝る尊き教えを、そのたったひと時の安寧の為に、未来を直視することすら恐れ、その価値に、何者にも勝るその幸福、その価値すら理解できずに、踏み躙っていきました。

今までの恩を忘れ、目先の利に捕らわれ、足りない脳味噌すら動かせず、

彼女から救われたことも忘れ、彼女がどれだけ気奴ら、救うべきの無いゴミ屑等の為に尽くしていたのかも理解せず、楽観的な思考を盾に、自らの享楽の為に身を委ね委ね委ね委ね委ね委ね委ね委ね委ね委ね委ね委ね委ね

 

………クソッタレのクズどもが、石屑にも劣る塵どもが、全てお前等の所為だクソッタレ、屑どもが、阿呆供が、馬鹿共が、烏合脳死愚鈍めくらおしつんぼびっこちんばきちがいどもりかたわせむしめかちんやぶにらみあきおくれ知恵めくら落ちこぼれ不具廃疾白痴塵芥匪賊穢多下郎屑塵脳足らず憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い………

 

浅はかな、愚かな、愚鈍な、盲目的な愚考を持った烏合の衆によって、その愚行によって、その惰弱な思考、浅慮な、軽薄な思考に従って、全てを全て全てを引き裂かれました。えぇえぇえぇえぇえぇ、はい、あぁ、はい、あぁ、えぇはい、そうなのです、はい、そうなのです、えぇえぇえぇえぇえぇえぇ、そう、全て全て全て全て全て全てを。

 

……私達は、私達の友情は、私達の御恩と奉公は、私達が共に永い時をかけ意見を交わし合い、時には衝突し、彼女が傷付きながら、その身を擦り減らしながら、足掻き苦しみ漸く掴んだその高貴な、優しさに満ち溢れた正義は、全て、そうそうそうそうそう全て全て全て全て全て全て全て全て全て全て全て全て全て全て愚図共の為に焼き付くされました。

 

そしてそうしてそしてそして我が主御方主人様主貴方貴女さまは愚かな考えに至った至ってしまった何故な何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故何故

 

そう、そうなのです、えぇ、えぇ、えぇ、私の信頼も、信用も、信憑も、敬慕も、敬愛も、初恋も、恵愛も、色恋も、愛念も、愛着も、偏好もこの愛も、愛愛愛愛愛愛もぜんぶぜんぶぜんぶぜんぶぜんぶぜんぶぜんぶぜんぶぜんぶぜんぶぜんぶぜんぶ何もかもそう何もかもそう全て全て全て全て全て全て全て全てをあなたは裏切って行ってしまった。

 

私「なんで……………」

 

…………………だから言ったじゃあ無いですか、全て無駄なんだって、彼等を救うことは無理なんだって、あの日、あの夜、何度も、何度もそう言ったじゃあ無いですか。

なんで貴女が犠牲にならなければならなかったのですか。その結果がこの現状ですよ、全て全て、そう全て無駄な事だったんですよ。

私は、あなたさえいればよかった、それで幸せだったんですよ。

 

…初めから、それだけで、よかったんですよ。

 

私「……なんで相談してくれなかったんですか?…サリアぁ……。」

 

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今は世界樹から程遠く離れたこの僻地にて、2人で暮らしています。

 

リスト「…別に、私たちがやる必要なくないですか?面倒ですし、それに異世界転生なんてそこら中に転がってるじゃあないですか。それを眺めているだけでも暇潰しにはなるのでは?」

 

うわぁ…またいつもの発作が始まりましたよ…面倒ですしやりたくないのですが…

名を奪われたのが原因なんでしょうが、主は頻繁に奇行に走ります。

お遊びで世界に病気をばら撒く、お遊びで人間の住む街を破壊する

寝ている私の口に触手を捩じ込む、急に私の腹を殴ってくるなどなど。

正直言って、気が触れていますね、ええ。頭のネジが全て外れてしまったのでしょう。

現に、今は猟奇的性癖を表すリョナをもじって自分の名にしていますからね。

しかもそれを誇っているのですから。

頭が正常な者はそんなこと恥ずかしくて出来ませんよ。

もしもやれと言われたら、私はその場で心臓をくり抜いて死にますね、はい。

こればかりは主の命だとしても譲れません、絶対に嫌です。

 

 

リヨナ「えぇ、確かにそうでしょう。

異世界転生、チートスキル、ハーレム結成、偉業達成、大金持ち、他者からの賞賛、などなどなど、その様な世界から愛された希望と栄光の物語。

そう言ったものは星の数程にありますし、実際、面白いとも思います。

ですが…で・す・が!わたくしが求めているものはそれでは無いのですっ!!」

 

私「…では、どう言ったものがお好みで?…あーいや、結構です。なんとなく分かりまし」わたくし「よくぞ聞いてくれました!」「あ、はい。」

 

あ〜やっちゃいましたかねこれ、絶対碌でもないこと言うじゃないですか。

 

リヨナ「わたくしが真に求める異世界転生とは…甘い理想を思い描いた凡人が、現実に打ちのめされ、絶望し、それでも尚惨めに足掻き、尊厳を踏み躙られながら生きていく。そんな無様で、滑稽な物語が見たいのですっ!

そこにTSが加われば尚よろしいっ!雄どもの穢らわしい濁り滾った獣欲に晒され、男として培ってきた自尊心と性意識が精神的に、肉体的に嬲られ、犯され、削られてゆく。そして自分は雄どもから性的に消費される存在なのだと、その身に!、心に!何度も、何度も執拗に!その事実を刻み込まれ、深い絶望の底に堕ちていく!失意!苦痛!恐怖!!絶望!!!

矮小で浅ましい人間が阿鼻叫喚し苦しみ抜く物語を、わたくしの心の底が求めているのです!!

恐怖、絶望、そしてリョナ!!これらからしか摂れない栄養素が、この世にはあるのですわっ!!」

 

私「うっわぁ…あいっかわらず悪趣味ですよね、耳が腐りそうですよ。」

 

…昔はクールで、凄くかっこよかったんですけどねぇ…なんだかなぁ。

まぁこうなった理由は分かるんですよ、この方の3つの権能の所為なんですよねこれ。

苦痛、恐怖、絶望。名と共に奪われた死の権能の残りかすである三つが悪さして、最高にキモい性癖がたくさんついちゃったみたいなんですよ。

昔は必要以上に嬲ったりしませんでしたしね、結構やさしかったんですよ、神基準では。

この現状、彼女が見たらショック死しちゃいそうですね、笑っちゃいますよ。

 

私「…まぁ了解です、えぇ、それで、どの様な感じでやるんですか?」

 

リヨナ「貴方の方で探して頂戴な。その方が楽しめそうですし。」

 

私「えぇ〜丸投げですか?そんだけ拘りあるんなら自分で探して下さいよ。」

 

あぁやっぱり面倒なことになりましたよ。まぁなんとなく予想はついてましたけど。

 

リヨナ「だって貴方の方が上手くやれるでしょう?それにわたくし、面倒事は嫌いなの。」

 

なんだかなぁ…

そもそも私の知ってる魔術って大体はあなたも使っていたものじゃないですか。

私がこの魔術を使えるのもあなたと一緒に学んだからなんですよ。

そもそもあの時だってあなたが誘ってくれたから勉強し始めたんですよ。

あなたが私を求めてくれたから、だから、私は死ぬ程努力して覚えたんですよ。

あなたのそばに居るために、あなたに置いていかれない様に、必死に、全力で。

…まぁ、この方に言ったところで、しょうがないんでしょうけどね、記憶ないんですし。

自分の名も、戦争のことも、その理由も、大勢殺したことも、死んでしまった同志たちも

…私の名も、あの誓いも、ぜんぶ、全部忘れてしまったのですから。

…まぁ、彼女がそれを望んだんですから、従者である私はそれに従いますよ。

だって私は彼女の従者、あの日に私は全てを彼女に捧げたんですから。

 

私「はぁ…了解です、えぇ、このリスト、必ずや貴方様のご要望たる凄惨な悍ましい物語を紡ぐ助けとなることをこの名に誓いましょう。」

 

あぁでも猟奇的なプレイに付き合うのは無理ですね、普通に嫌です。

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リヨナ「却下、お話になりませんわ。」

 

私「理由をお伺いしても?」

 

リヨナ「わたくしは善良な、凡庸な人間が、身に余る悪意によってすり潰され、苦しむ様が見たいのです。」

 

私「それはそれは…余りにも崇高な癖ですね…。」

 

あっやばい、つい本音が。

うわっめっちゃ触手ビチビチさせながらこっち見てますよ。

これ絶対何かしてくるパターンじゃないですか。

早めに気を逸らした方が良さそうですね。

 

リスト「あ〜では次に、

 

名前は田中吉政 、年齢17歳 、性別は男 、職業は中学二年生 成績は上位、運動音痴で文化系部活に所属している。

趣味は読書、異世界転生物も読んでいるようですね。

顔は最初の彼と同じく中性的な顔立ち、体格は華奢ですね。」

 

わたくし「ふむ、続けなさい」

 

リスト「はい、えっと……

彼は幼い頃から身体が弱く、常に入院しており、その時間を勉学に当てていました。そのためか同年代の子供たちよりも知識が豊富であり、またそれを生かす頭も持っています。

 

…ん?なんですかね、これ…まぁいっか。

 

そして、この少年は自分が他の子たちと違うことを自覚しており、それ故に人一倍努力をしているようです。

その結果、学年では上位の成績を修めていますね。

ですが本人はそれに満足しておらず、更に上を目指しているようです。

まぁ簡単に言うと、とても健気で頑張り屋さんということですね。

 

後は、内向的な性格、異常なまでの常識、規則への執着心。

周囲からの評価は、真面目で頑固な優等生。

人を傷つけたことはない、暴力は嫌いなようですね。

…ん〜?…何故か性に関する物事に強い忌避感を抱いている様ですね。

まぁ総合的に見ますと、リヨナ様の言うところの善良で、凡庸な人間かと。」

 

…何か引っかかりますね、違和感がある。

何故彼は他者との間にこれ程までに強固な壁を作れるのでしょうか…

過去に遡って見ても特にこれといった原因は無し。

ある日突然、急に他者を拒み出した。そして壁の材料は膨大な恐怖の感情。

これ程までに強い感情、人間が耐えられる訳が無いですし、

そもそもこれ程までの出力を出せる事が異常。

…なぁんか、気になりますね。

 

わたくし「ふむふむ、友人関係と性的嗜好はどう言った感じなのかしら」

 

リスト「あ、はい分かりました。

…………へぇ、これ、結構面白いですよ。

 

まず、彼は一人親友と呼べる者がいます。

幼馴染みってやつですかね、幼少期からの付き合いの様です。

彼女の名前は佐々木 愛莉、 彼女は明るく元気な性格をしており、その天真爛漫さに皆惹かれています。学園のアイドルってやつですかね。

 

ですが、彼だけは違います。

彼の本性を知れば、恐らく誰も彼に近づかなくなることでしょうね。」

 

…ビンゴ。…ふぅん………

へぇ、これはなかなか、

脳の異常な構造、まるで魔道具のような構造ですね。

知識の収集、その保管、そしてこれは…

感情の増幅、それに耐えうる強度、ですか………

 

…これは実に興味深い、初めて見るものですね。

もしかすると…えぇ、良いですね、素晴らしい、これを強く推薦してみましょう。

主様が求めているのはこの人間の魂でしょうしね、肉体は貰っていきましょうか。

あぁ、一応脳のことはぼかしておきますか、万が一ということもありますしね。

この方が興味を持つと、大抵碌でも無い事になりますからね。

 

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私「ちょっ!近い近い!変なもの飛ばさないで下さいよ!きったなっ!わかりましたって!

…じゃあ私下がって休んでますんで…あ〜、多分きこえてないですね、これ」

 

私「はぁ〜まったく、あの方は本当に…」

 

なんだか疲れましたねぇ…

言動は支離滅裂、性癖は反吐が出るほど悍ましく、それを隠そうともしない。

事あるごとに私を猟奇的に犯そうとしてきますし、床を触手の体液で汚して回る。

面倒ごとは全部私に放り投げ、こちらのことなど考えずに暴れ回る。

酷く幼稚で、短慮で横暴な振る舞いの数々。

 

私「…まったく、まるで人間の子供のようですね。」

 

かつての聡明で、思慮深くそして慈悲深い、理想的な神であった頃とは真逆ですね。

正直その事は嘆かわしいですし、本当に頭にくることもありますよ、えぇ。

…ただ、あの方はいつも楽しそうに笑ってるんですよね。とても幸せそうに。

…彼女と同じ顔で、声で。

なんだか、それを見ているとどうでも良くなっちゃうんですよね。

 

私「はぁ…まぁ、惚れた弱みってやつなんですかねぇ」

 

ああなる前、彼女が心の底から笑っているのを見たのはいつだったでしょうか…

思い出せない、ですね、えぇ。

 

…彼女と私、二人の思い出は、血と怒号、殺しと悲鳴、凄惨な戦火に覆われている。

死と隣合わせの戦場、劣勢、同胞の死、終わりの見えない戦況、裏切り、粛清。

そんな事ばかりが続き、彼女の表情は生気がなくなり、影が深まっていって…

 

私「…なぁ〜んで、相談してくれなかったんですかね、私に」

 

私達はいつも二人で歩んできた。相談し、支え合って、困難を二人で乗り越えながら歩んできた。

私にとって彼女は主であり、家族であり、親友であり、同志であり、想い人でもあった。

私は彼女に誓ったのだ、共に歩み、どこまでも寄り添い合うと。生涯共にあると。

死ですら私達を分つことはできない、私達の愛は永遠に不滅で、この炎は決して潰えることなどない、私達は一心同体なのだと、魂までもが結びついていると、そう信じていた。

だが彼女は一人で行ってしまった、一言もなく、全てを終わらせてしまった。

それが彼女の選んだ道なのだ、従者である私は従わなければならないだろう。

わかってはいる、わかってはいるが私は割り切れない、従者としては失格だろう。

それでも構わない、彼女とまた共に歩み寄り添えるのならば。そう思っていた。

だからこそ私は研究を行なってきた。もしも予想が正しければ、あれは最後のピースになる、ようやく彼女に会うことができる。が、しかし…

 

私「はぁ……なんだかなぁ〜……」

 

私は知っている、解ってしまった、知りたくなかった。

彼女とあの方は本当は同一の存在では無いという事を。

計画の成功、それは即ちあの方の消滅に繋がるという事を。

 

私「…ねぇサリア…どっちが正しいんですか?」

 

…彼女か、あの方か、何方にせよ、結論は出さなければいけませんね。

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