女神「暇なのでヒト雄をTS異世界転生させますわ!」 作:怪文書製造機withノベリスト
この文(以下略
前略)ですわね。
異世界転生に入ってないじゃありませんの。どうしてくれますのこれ。
わたくしの話を聞いていなかったのかしら、あなたの所為ですわねノベリスト。
だけどもクソもありませんわこの淫語辞典が。
わたくしはTS異世界転生が読みたかったのですわ。どうしてくれますの。
許せませんわ、ちんちん亭語録漬けの刑に処しますわ。
1000人分書き終わるまで絶対に許しませんからね。覚悟しなさいな。
私はリスト、主様の従者です。
いやはや、さっきは危なかったですね、えぇ。
まさか脳姦クラゲを使おうとするとは思いませんでしたよ。タイミング悪すぎますって。
いやぁ、焦りましたね。本人にあの話するわけにはいかないですし。
…まぁ、いずれは話をしないといけないんですけどね。えぇ。
リスト「…はぁ…」
今更何を迷っているんですかね、決めたじゃ無いですか、あの日に。
サリアの為ならば全てを犠牲にしてでも成し遂げると。
ほんとに今更ですよ、えぇ。
リスト「……………」
でも、最後の一歩が、踏み出せないんですよね。
…リヨナ様は、きっと今もバカみたいなこと考えながら、
私の帰りを楽しみに待ってくれてるんでしょうね。私の事を信頼して。
帰ったら、きっとあの眩しい笑顔を私に向けてくれるんでしょうね。
アホなこと言いながら、いつものように。
…私はそんな彼女を騙して、その信頼を踏み躙って。
挙句の果てには彼女に死ねと言おうとしている。
最低ですね、ホント。やってること、あのクズ共と変わらないじゃあ無いですか。
きっと、あの笑顔はもう、見せてくれなくなっちゃうんでしょうね、私に。
まあ、こんな事するクズなんて嫌われて当然でしょうしね、当たり前ですよ。えぇ。
……でも……いやしかし……だが……
リスト「…何やってんですかね、私。」
ホント、バカらしいですね、何やってんだか。
どっち付かずで宙ぶらりん、優柔不断なクソ野郎ですね、はい。
やる事なす事上手くいかない、能無しのカス野郎ですよ。
大見えばかりはって、肝心の時には役立たずのデグの棒。
ご自慢の魔術だって彼女達の事を救えない無用の長物。
サリアの時だって、リヨナの時だって、
口先ばかりで、苦しんでいる彼女達の助けにはなれなかった。
最低のクソ野郎ですね、私。
リスト「…何がしたいんですかね、ホント。」
あれだけ幸せを欲しがっていた癖に、
その為に、必死になって足掻いていた癖に、
漸く掴んだ幸せを取りこぼして。
今度は自分から幸せを放り投げようとして。
私は、一体、何がしたいんでしょうね、本当に。
リスト「…………はぁ」
…まあ、一旦、置いて置きますか、えぇ。
そうしましょう、えぇ、その方がいいですね、はい。
……………それにしてもまぁ、あれは酷かったですね、ホント。
『キッドナッパー』でしたっけ、あれはひどかった、今でもたまに夢に出ますよ。
目が覚めたらヌメヌメした物に顔覆われてるし、何か耳の穴に入ってこようとしてるし。
マジで鳥肌ものでしたね。思わず本気で怒ってしまいましたよ。
寝てるヒトの頭に、脳味噌掻き回す危険生物を被せるとか最高にイカれてますよホント。
おまけに反省も出来ないバカですよ。あの後何度かやろうとしましたからね。
まったく、昔はもっと素直な良い子だったんですがね、ホントに。
…まあ、以前のように自分の残虐性に苦しまなくなった事は、いい事なんでしょうがね。
えぇ、本当に。…結局、何もしてあげられなかったですね。私……
…まあ良い事なのに間違いはないのですが、いや、まあそうなのですが。
もうちょっと、いや、かなり自重して欲しくはありますね、えぇ。
脳姦クラゲ然り、臍姦蛆虫然り、今回の義体然り、全身生殖器怪人然り、風呂場の水を殺人スライムに入れ替えるわ、私の服に細工して触手塗れにするわ、私の食事に生きた人間の加工品を入れるわ……
いや、言い出すとキリがないですね、えぇ。いやほんとなんなんですかね、えぇ。
まあ確かに昔から甘えん坊な節はあったんですが、
もうちょっとこう、甘え方に手心を加えて欲しくはありますね。はい。
私を実験動物か何かと勘違いしているですかね。頭沸いてますよ、ホント。
まったく、本当に子供のような方ですよ、無邪気というか、残酷というか。
まあ別に良いんですけどね、はい。その方があなたらしいですし。えぇ。
…………はぁ…
リスト「…まぁ、いい加減に行きますか。」
まあ、はい。いつまでもうだうだ言ってないで行くとしましょう。
人間を回収した後の事は、まぁ、その後に考えることにしましょう。えぇ。