美咲達は新たなヒーロー候補の人気モデル、桜花に出会うが、彼女の本性は高飛車なイタ女だった。さらに、美咲達は桜花に関するとあるネット記事を目にし...
桜花さんが炎上したことの引き金は、変身して行ったインスタライブだった。GARUの活動はポイゾニック帝国の侵攻が活発化したことで世間一般にも周知されており、桜花さんの行動に対し『ヒーローとしての自覚に欠ける』などの批判が噴出したのだ。さらに、プライベートでのファンへの対応のひどさについてや素行の悪さが次々とリークされ、来週の『真無双クラス』も放送差し替えとなった。既にモデル契約を打ち切ったブランドもあるという。
「ほんまに自業自得やな。美咲の言うた通りになったわ。」「これで桜花さんもおしまいですね。」「うん。でも、ここまで炎上するとちょっと可哀想かな...」SNS上には、批判を通り越した誹謗中傷もたくさんあった。
「私、桜花さんの所に行ってきます。ガルブラスターも回収しなきゃだし。」「ちょっと待って美咲!あんな人に肩入れするの?」「ゆず、そういうんじゃないよ。私はあの子に大事なことを教えに行くだけ。」そう言って私は、桜花さんの家に向かった。
「愉快だな!まさかガルガールズが人々のネガティブオーラを集めるのに一枚噛んでくれるとは!」「紫の子、相当炎上してるみたいね。あの子みたいにウチに入ってくれないかしらね~。」「そう上手くはいかんだろう、セノー。もう少し様子を見るとしよう。ジョロウグモシルフィも、まだ暴れ足りんようだからな。」
近くにたむろしていた報道陣の波を潜り抜け、私は桜花さんの家の玄関までやってきた。(報道陣には、GARUの隊員手帳を見せて通してもらいました。)家がお金持ちだということはテレビで言ってて知っていたが、ここまでの大きさとは...インターホンを鳴らすと、家政婦と思わしき方がドアを開けてくれて、
「お嬢様の部屋までご案内いたします。」と桜花さんの所まで連れて行ってくれた。
「桜花さん、失礼します。」「何しに来たの?ガルブラスター取って、さっさと帰ってよ。」「そんなわけにはいきません。」「何がしたいの?一人にさせてよ!」「桜花さん、どうしてあんな態度を取るようになったんですか?」「あなたには関係ない。」「話すまで帰りませんよ。」「...仕方ないわね。」そう言って桜花さんは話し始めた。
- 私は小学生の頃からモデルをしてた。最初は可愛い服を着れて、みんなが褒めてくれて、お仕事がとっても楽しかった。
でも中学生になってから、今の私みたいに二面性を持つ子が周りに出てきた。その子達の方が、いろんな人に媚を売って、いっぱいお仕事をもらっていた。その時私は、『ああいう風にしなきゃ生き残れない』と思った。
それから私は、さっき言ったような子達とつるむようになった。たまにちょっとヤバいかなと思うこともあって、自分が歪んでいくような気がしたけど、強くなれたような気がしてやめられなかった。ファンの子への対応も雑になって、でもお仕事はどんどん増えてった。私はこのやり方が正しいとずっと思っていた。 -
「今回の一件で私のイメージはガタ落ち。このまま消えてもおかしくない。純粋だったあの頃に戻れたらなぁ...」桜花さんは、諦めの籠った口調で話した。
「桜花さん、本当の強さって知ってますか?」「今の私には、そんなの分からない。」
「本当の強さは、力が強いことや影響力が強いことじゃない。本当に強い人は、強い心を持っているんです。私の仲間もそう。桜花さんも、隠れているだけでそれを持っているはず。」「私に、そんな力は...」「桜花さん、今からでも遅くはありません。今度こそ、一緒に戦いましょう?」
「美咲さん、遅いですね。」「まさか桜花ちゃんに逆恨みされて、何かされてるんじゃ...」その時、
『ジョロウグモシルフィがまた現れたぞ!みんな出動だ!』「了解しました、スバにぃ!」
「ホーホッホッホ!今度こそガルガールズを始末して、この星をもっと美しくしてあげるわ!」「そうはいかないよ!」
[CHANGE No.2/3/4] 『『『ガルガルチェンジ!』』』三人はガルガールズに変身し、ポイズン兵を蹴散らしていく。しかし、
「アタシの能力があれだけだと思わないでちょうだい!」ジョロウグモシルフィは、背中から蜘蛛の足のようなものを展開して三人を攻撃した。
「キャァぁ!!」ジョロウグモシルフィの連続攻撃に、三人は変身を解除してしまった。
「フフフ、まずは貴方達からよ!」その時、
「ハァ!」紫色の斬撃が、ジョロウグモシルフィの蜘蛛足に命中した。「これって、もしかして!」
「その通りよ!」柚葉達が振り向いた先には、美咲と- 桜花がいた。
「桜花さん!どうして⁉︎」「美咲に言われて気付いたの。本当に大事なモノに。私は、二度と同じ過ちは繰り返さない!」「みんな、桜花のこと、信じてくれる?」私がそう言うと、
「仕方ないね。次はないんだから。」「呼び捨てにするほど、腹割って話したってことやろ。信じん方がおかしいわ。」「分かりました。後で桜花さんブロ解しときますね。」
「みんな...」「さあ、行くよ!」
[CHANGE No.1/2/3/4/5』『『『『『ガルガルチェンジ!』』』』』
私達五人はガルガールズに変身した。
『時を駆けるソウル!一気に魅せるよ止めてみな!ガルガルオレンジ!』
『闇に向かいて暴れるぜ!刃の心、ガルガルスカイブルー!』
『追跡撲滅いずれもダッシュ!果てなきトップギア!ガルガルブルー!』
『燃えるハートでポップに戦う!実力行使、いざ参る!ガルガルピンク!』
『創造するのは私!勇気の力でショータイム!ガルガルバイオレット!』
『ヒロイン戦隊!』
『『『『『ガルガールズ!!!!!』』』』』
『『『『『GO GO GIRLS GO!!!!!』』』』』
『カモン、ガルドリル!』バイオレットが召喚したのは、固有武器、ガルドリル。「ポイズン兵は一気に片付ける!」
[05 FINISH ATTACK] 『ガルガルコズミックブライトストライク!』目にも止まらぬ速さでドリルを回転させ、その勢いでバイオレット自身もポイズン兵に突っ込む。
「ギャァァァァ!」「大成功!」
「これでも食らいなさい!」ジョロウグモシルフィが蜘蛛足を伸ばしてきた。
「あの足を何とかしないと!」「そうだね桜花。この力を使えば!」
[127 アバレンジャー] [140 ジュウオウジャー] 私とバイオレットはそれぞれ、アバレンジャーが使うアバレモード、ジュウオウジャーが使う野性解放の姿になった。
『『ハァァァァァ!』』繰り出される蜘蛛足を、猛烈な勢いで捌いていく。
「これで終わりよ!」[206 アマゾン] 『大•切•断!』ジョロウグモシルフィの全ての蜘蛛足を叩き切った。
「あぁぁぁ、アタシの足に何してくれるザマす!」「とどめよ!」
[01/02/03/04/05 FINISH ATTACK] 『ガルガルオールスターフィニッシュ!!!!!』
「貴方達、なかなかアメイジングじゃない...」ジョロウグモシルフィは爆散した。
「セノー、時間だぞ。」「言われなくても分かってるわよ。ポリューションシステム、起動!」
「もっともっと、アタシは美しくなれるザマす!」ジョロウグモシルフィが巨大化した。
『桜花ちゃん!ちょっとはヒーローらしくなったやないか、ご褒美や!』たいくくんは、ティラノ、フォーミュラ、そして新たなガルガルガーディアンズ、ドラゴンを出動させた。「今回はこの三体で合体や!」
『『『ガルガル合体!』』』
左手足にはフォーミュラ、右手足にはドラゴンが合体する。そして、足にフォーミュラのタイヤが、背にはドラゴンの翼が付いた。『『『完成!ガルガルクイーン!』
「アタシの邪魔をしないで!」ジョロウグモシルフィは竜巻を発生させる。しかし、「そんなもの、お返しよ!」ドラゴンの翼を羽ばたかせ、竜巻を押し返した。
「ヒィィィィ!」「まだまだいくで!」胸についているティラノの口から、炎を発射する。「アタシ、炎は苦手だって言ってるでしょうがぁ!」
「そんなの聞いてないわよ!」
『『『ガルガルクイーン•ブレイブグレートアドベンチャー!』』』炎と風の力を纏った拳を浴びせる。
「早めに蜘蛛の子散らして逃げるべきだったザマす...」ジョロウグモシルフィを完全に撃破した。
あの後。桜花は先日の戦いのことがSNSで拡散され、一転して本物のヒーローとして賞賛されるようになった。本人も悪友と縁を切り、気持ちを新たに芸能活動を再開した。
「こんなに一緒にいて居心地がいい友達は、みんなが初めて。本当にありがとう。」「またフォロワーも増えてるみたいやし、よかったな、桜花。」「うん。これからはファンのみんなにも感謝して頑張るよ!」よかったよかった。桜花だけに。なんてね。
「これからも、手を取り合っていこう、みんな!せーの、」
『『『『『GO GO GIRLS GO!!!!!』』』』』
ご覧いただきありがとうございました!しばらくはこの五人で話を進めていきます。もちろん來亜ちゃん、綺羅ちゃん、都愛ちゃん、蘭ちゃんも登場する予定なのでお楽しみに♪
本日の先輩ヒーロー
[爆竜戦隊アバレンジャー] 強いダイノガッツを持つ者達によって結成された戦隊。もう一つの地球『ダイノアース』を征服した『邪命体エヴォリアン』と戦った。
[動物戦隊ジュウオウジャー] 一人の人間と動物の特徴を持つ種族『ジューマン』の四人が結成した戦隊。惑星を滅ぼす『ブラッドゲーム』を運営する『デスガリアン』と戦った。
[仮面ライダーアマゾン] 山本大介が仮面ライダーに変身した姿。インカ帝国の秘宝『ギギの腕輪』を狙う『ゲドン』やそれを裏で操っていた『ガランダー帝国』と戦った。
本日のトキシミックス獣
ジョロウグモシルフィ 『女郎蜘蛛』と『シルフィ』の要素を併せ持つトキシミックス獣。糸玉による攻撃や風起こしを得意とするが、最大の武器は背中に隠している蜘蛛足。本気になった時だけこれを使う。