ヒロイン戦隊ガルガールズ!   作:アノマロ9世

11 / 30
前回のあらすじ
桜花は美咲の言葉で真の強さに気付き、ガルガルバイオレットとなった。
五人になったガルガールズは、どんな活躍を見せてくれるのか!?


第十一話 アナタは味方?それとも...

「もう五人も戦士が集まったの⁉︎」「ああ、そのようだな、セノー。」「私達もうかうかしちゃいられないじゃない!やっぱりあの子を派遣しましょう。」「落ち着け。まだ奴らが集まってからそう日は経っていない。必ずしも一枚岩ではないことが考えられる。」「さすがイワーイ。そこを狙うのだな。」「どうだアパマーダ、私の考えは?」「面白い。乗った。」

『『出でよ、トキシミックス獣、カメレオンオーブン!』』

 

 

 

「ねえねえ、私達五人でさ、仲間の証みたいなの作らない?」「どうしたの、ゆず。グループLINEならもう作ったじゃん。」私が言うと、

「いやー、それもあるけど、何かそれだけじゃ足りないなぁって。それに、みんなでお揃いのもの持ってた方が、戦隊って感じしない?」「そうかなぁ...」「と言うことで、ミサンガ作ってきました〜!」話が早すぎる。しかし意外と他のメンバーには好評で、「可愛い!ゆず、ほんまにありがとうな!」「ダンス部のみんなにも作ってあげたい!柚葉さん、作り方教えてください!」「やったー、友情の証!これでズッ友だね!」私も仕方なくもらうことにした。

 

 

「ミサンガかぁ、懐かしいね。自分もサッカー部だった時、チームメイトとお揃いのを付けてたよ。」「そうなんですね、スバにぃさん!」「じゃあ、今度スバにぃの分も作ってあげよっと!アイクさんやたいくくんのも!」そんな話をしていると、突然、GARUの本部のサイレンが鳴った。

「トキシミックス獣が出現したようだ。みんな、出動!」「了解!」

 

 

 

「出てこいガルガールズ!我が名はイワーイ様とアパマーダ様から任務を仰せつかったカメレオンオーブンであるぞ!」トキシミックス獣、カメレオンオーブンは、街を燃やしながら暴れ回っていた。

「早く止めないと!」「みんな、行くよ!」

 

 

[CHANGE No.1/2/3/4/5] 『『『『『ガルガルチェンジ!』』』』』

私達はガルガールズに変身した。

 

「やっと来たかガルガールズ!燃えてきたぜ!行くぞ、ポイズン兵!」

「返り討ちにしてあげる!」私達はそれぞれの武器を取り、

「ヤァ!」「フン!」「おりゃあ!」ポイズン兵をどんどん倒していく。

「なるほど。これならどうダァ!」カメレオンオーブンは、周りの景色に溶け込んだ。

「これじゃどこにいるか分からないよ!」「桜花、落ち着いて、キャ!」私は後ろから攻撃を受けてしまった。

「グッ!」「ウワッ!」他のメンバーも次々攻撃を受けている。

「こうなりゃこれを!」[209 スーパー1] バイオレットが装着したのは、仮面ライダースーパー1が使うファイブハンドの一つ、レーダーハンド。

「発射!」レーダーハンドから放たれたロケット弾は、自動で追尾を行ってカメレオンオーブンに命中する。

「グワァァァ!」「やった!」「ありがとう、桜花!」

「フン、作戦を立て直す必要がありそうだなァ。失礼!」カメレオンオーブンは、またも透明化し、撤退した。

「美咲!アイツを追わなきゃ!」「そうだね。手分けして探そう!」私達は一旦別れ、一人ずつで捜索に出た。

 

 

 

「どこだー?出てこーい!」柚葉がカメレオンオーブンを探していると、

「あ!美咲!」美咲と偶然出会った。

「美咲、どう?アイツは見つかった?」「いや、まだだよ。ゆず、それより...」「?」

「前から思ってたんだけど、アンタってホントに生意気。口を開けばいつも特撮のことばかり。だから学校のみんなにもウザがられるんじゃない?」「なんて事言うの、美咲!最悪!」「アンタにどう思われようと関係ないの。じゃ。」美咲は行ってしまった。

「美咲、次会ったら許さないんだから!」

 

 

 

「ここにもおらんな...」こちらは百花。百花もまた、

「あ!桜花!」桜花と偶然出会った。

「桜花、アイツ全然見つからんで。」「そうだね、ももちゃん。でも...」「?」「アンタがチンタラ探してるから見つかんないんじゃない?そっかー、陸上選手のなり損ないだもんねー!」「桜花!アンタ反省したんちゃうんか!?それに、あれはうちのトラウマやねん!気安く言うな!」「うるさーい。もっと頑張りなよ、ももちゃん♪」桜花は行ってしまった。

「桜花、許さへんで...」

 

 

 

数時間後。五人は待ち合わせの場所で再会した。しかし、

「私、そんな事言ってないよ!というか、ゆずにも会ってないよ!」「嘘つき!美咲は私のことあんな風に思ってたの?」

「違うよ。それより、百花!私のこと『へっぽこリーダー』なんて、よくも言ってくれたわね!」

「うちもそんな事言うてへん!うちは桜花に『陸上選手のなり損ない』って言われたんや!」

「私、そんなの言ってないもん!私は未渚美に『オワコンタレント』って言われたのよ!酷い!」

「言ってません!私は柚葉さんに、『年下のくせに』ってばっかり言われました!」「私だって言ってない!」

「もういい!みんなのことなんて知らない!」「私も!」「うちもや。」そう言って私達は、その日は別れた。

 

 

「はっはあ!見事だな、カメレオンオーブンは!」「そうだな、カメレオンと名にあるのだから擬態するのは当たり前。そして、実はあのオーブンには人間の怒りを増幅させる装置がある。人の怒りも燃え上がらせる、ということだ。」「なるほど。では、ガルガールズを一人ずつ始末してもらおう。」

 

 

翌日。「全く、ゆずったら!」と若干怒りながら歩いていると、

「ヤッホー。美咲。」柚葉がやって来た。

「ちょっとゆず!昨日のはどういうこと!」「うるさいなぁ。そんなんだからへっぽこリーダーって言われるんだよ。」「はぁ?」

「アンタみたいなのは、ガルガールズにいらないのよ。何ならももちゃんも、未渚美も、桜花も。私一人で十分よ。」

「もう我慢できない。」私はガルブラスターを柚葉に向けた。

「ちょ、ちょっと待ってよ美咲!そんなつもりで言ったんじゃないんだよ、許して!」「いいや、許さない!」

 

 

「私達を弄んだ偽者のアンタ、そう、カメレオンオーブンは!」

 

 

「グワァァァ!」カメレオンオーブンはガルブラスターの一撃を受け、擬態が解けて倒れ込んだ。それを見て、私以外の四人も傍から出て来た。

「何故だ...何故俺の擬態が分かった!」「だってアンタ、ミサンガ付けてなかったもーん。」桜花が答える。「そもそも私達、位置情報アプリも共有してたから、本物じゃないことなんてすぐに分かりました。」「うちら、ずっと喧嘩してる演技してたんや。うまいこと騙されたな!」「ま、最初にカメレオンって言ってたから、こんなことしてくるなんてすぐに分かったけどね!」

 

 

「そういうこと。私達の絆をナメすぎたわね!みんな、行くよ!」

 

[CHANGE No.1/2/3/4/5]

 

『『『『『ガルガルチェンジ!』』』』』

 

『時を駆けるソウル!一気に魅せるよ止めてみな!ガルガルオレンジ!』

 

『闇に向かいて暴れるぜ!刃の心、ガルガルスカイブルー!』

 

『追跡撲滅いずれもダッシュ!果てなきトップギア!ガルガルブルー!』

 

『燃えるハートでポップに戦う!実力行使、いざ参る!ガルガルピンク!』

 

『創造するのは私!勇気の力でショータイム!ガルガルバイオレット!』

 

『ヒロイン戦隊!』

 

『『『『『ガルガールズ!』』』』』

 

『『『『『GO GO GIRLS GO!』』』』』

 

「ハッ!」「ヤァ!」私達がポイズン兵と戦っていると、

「美咲!うちのとこポイズン兵が多いから、手伝って!」ブルーがやって来た。

「分かった。さ、行くよ!」(ちょろいな。まずは司令塔のこいつから...)

「って引っかかるとでも思った?」私はブルー、いやカメレオンオーブンにガルクローの一撃を浴びせた。

「何故二度も!」「アンタの行動パターンはこの力でラーニング済みよ!」[2361 ゼロワン]そう、仮面ライダーゼロワンのスーツに搭載されているAIの力を借りたのだ。

 

 

「グォォォォ!仕方ない、真っ向勝負といこう!」カメレオンオーブンは火球を発射して攻撃する。しかし、

「アイクさんから聞いたで。アンタの力は騙した人の怒りを増幅させて、縁を切るよう仕向けるもんやって。」「でも私達は騙されなかった。ということは、」「怒りの矛先は、みーんなアンタに向いてるのよ!」

『ガルガルミラクルタイフーンソニック!』

『ガルガルスプラッシュブレイクバニッシュ!』

『ガルガルファントムフィーバークルセイド!』

『ガルガルコズミックブライトストライク!』

四人の怒りを込めた大技が、次々とカメレオンオーブンに命中する。そして、

『ガルガルカーニバルグランドシュート!』私も強烈な一撃をお見舞いした。

「ここでやられてたまるか!」カメレオンオーブンは透明化した。「私が何とかします!」[2161 クウガ]

「往生際が悪いですよ!」クウガのペガサスフォームの超感覚でカメレオンオーブンの居場所を捉え、斬撃を食らわせた。

「一気にとどめよ!」『『『『『ガルガルオールスターフィニッシュ!』』』』』

「加熱しすぎたようだな...」カメレオンオーブンは爆散した。

 

「セノー。頼んだぞ。」「何?冷や飯食わされちゃったカンジ?だったら尚更温めてもらわなくちゃ、ポリューションシステム、起動!」

 

「もっともっと熱くいこうぜ!」カメレオンオーブンが巨大化した。

『ガルガルガーディアンズ、今回はこの三体や!』今回出動したのは、ティラノ、ニンジャ、ドラゴン。

私とスカイブルー、バイオレットが乗り込み、

 

『『『ガルガル合体!』』』

ニンジャが右手足、ドラゴンが左手足となり、ニンジャの鎧とドラゴンの翼が最後に付く。

『『『完成!ガルガルクイーン!』』』

 

「同じ力ならどうだ!」カメレオンオーブンはガルガルクイーンに擬態した。

「ハァァァ!」「トリャァァ!」ニンジャ一閃刀どうしが激しくぶつかり合う。

「確かに同じ力...」「美咲。もしかしてこれは真似できないんじゃない?」[118 カクレンジャー]「ロボット分け身の術!」カクレンジャーの力で、本物のガルガルクイーンを三体に分身させた。

「どうだぁ!」三体で一気に攻撃し、カメレオンオーブンの擬態を解いた。

「偽者なんかに、私達は負けない!」

 

『『『ガルガルクイーン•ブレイブグレートストーム!』』』

 

「アツアツで、お幸せにーー!」カメレオンオーブンを完全に撃破した。

 

「まさかゆずのミサンガが、私達を助けることになるとはね。」「そうだね。やっぱり仲間の証!」「ゆず、スバにぃさんの分はどうしたの?」「そうだったね、桜花!よーし、張り切っちゃうぞ〜!」

私達は、より強い絆で結ばれたのでした。




ご覧いただきありがとうございました♪次回もお楽しみに!
本日の先輩ヒーロー
[仮面ライダースーパー1] 沖一也が仮面ライダーに変身した姿。世界の支配を目論む『ドグマ帝国』やその後を継いだ『ジンドグマ』と戦った。
[仮面ライダーゼロワン] 飛電或人が飛電ゼロワンドライバーとライジングホッパープログライズキーを用いて変身した姿。人類を滅亡させようとする悪の人工知能『アーク』と戦った。
[仮面ライダークウガ]五代雄介がアークルを用いて変身した姿。殺人ゲーム『ゲゲル』を行う種族『グロンギ』と戦った。
[忍者戦隊カクレンジャー] 伝説の忍者の子孫達が結成した戦隊。封印を破って蘇った『妖怪軍団』と戦った。
本日のトキシミックス獣
カメレオンオーブン 『カメレオン』と『オーブン』の要素を併せ持つトキシミックス獣。カメレオンの擬態能力と、体のオーブンの中の怒りを増幅させる装置を用いた戦法を得意とする。他人の能力まではコピーできない。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。