ヒロイン戦隊ガルガールズ!   作:アノマロ9世

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前回のあらすじ
トキシミックス獣が仕掛けた偽者作戦を見事な連携で打ち破ったガルガールズ。次はどんな活躍を見せてくれるのか!?


第十二話 日本で一番熱いヤツら

「はぁ〜。やっと秋が来たね!」「そうやな、ゆず。今年の夏は長くて、暑くて、たまらんかったわ!」「外に出るのも嫌になるくらいだったもんね。」確かに、言われてみれば十月も半ば。夏は長かった。

「よし!私のやる気も復活!食欲の秋、楽しむぞ〜!」「柚葉さん、勉強もですよ。」「そうだった...」

 

「イワーイ。私も一暴れしたくなってきたんだけど。」「やっとその気になったか、セノー。泣く子も黙るお前の力なら、ガルガールズも一捻りだな。」「その慢心がこの前の負けを招いたんでしょ。今回はアイツらを確実に倒せるトキシミックス獣を作るわよ。」「了解。」

『『出でよ、トキシミックス獣、ソウジキハヌマーン!』』

 

「ゆず、食べ過ぎじゃない?」「何言ってんの美咲!冬はすぐそこ、今のうちに食欲の秋を満喫しなきゃ!」「柚葉さーん。勉強は?」「ちょっと待ってて!」その時、

『トキシミックス獣が現れたぞ!出動だ!』「柚葉、後で食べよ!」「はーい...」

 

私達が現場に行くと、街の人がみんな倒れ込んでいた。

「ウィヒヒ!このソウジキハヌマーン様の力にひれ伏せ!」「街の人達に何をしたの!」「おっと心外な。オイラは彼らを天国に導いてあげたのさ。」

「そんなわけないでしょ!私のもぐもぐタイムを邪魔して、ただじゃおかないんだから!」「そんな事を言う気力もオイラが無くしてやろう!」「みんな、行くよ!」

 

 

『『『『『ガルガルチェンジ!』』』』』

 

 

「ハッ!」「エイ!」私達はGARUの隊員と協力してポイズン兵を倒していくと、

「お前らの熱いハート、素晴らしいナァ。オイラに寄越せ!」するとソウジキハヌマーンは、右手の掃除機を起動させた。

 

「未渚美危ない!」「ももちゃん!」私とバイオレットは二人をかばった。すると私とバイオレット、スカイブルーから何かが飛び出し、掃除機に吸い込まれていった。私はそこから意識を失ってしまった。

 

「美咲さん!」美咲さんが倒れてしまったので、ここから語りは私、未渚美が務めます。

「美咲さん、ダイジョウブですか!」「うーん、未渚美?」「よかった!さあ、アイツを倒しましょう!」

 

「だっるーい。」「え?」「だから、私はなーーんにもしたくないの。未渚美、頑張ってねー。」どういうこと?明らかにいつもの美咲さんと違う。よく見ると、

 

「ゆず!どうしたんや!」「もう戦うのやだー。私ここで寝てるね。」「桜花、何とか言ってや!」「zzz...」「もう寝とるやないかい!」

 

「教えてやろう!オイラが吸い取ったのはコイツらの気力!オイラのおかげで、コイツらはなーーんにもしなくていい天国へ導かれたのだ!」

「ふざけんな!みんなを元に戻せ!」ブルーがソウジキハヌマーンに向かってガルランチャーを発射する。しかし、

 

 

「やめてちょうだい。私の可愛い部下に何してくれるの?」突如現れた女性が、攻撃を打ち消した。

「アナタ、何者ですか?」「教えてあげるわ。私は...」女性はそう言うと、翼が生え、右手がムチのようになり、髪の毛が蛇のような怪人態となった。

 

 

「私の名前はセノー。ポイゾニック帝国幹部で、アナタたちに吠え面かかされたイワーイの同僚よ。」「セノー様、お美しいです!セノー様万歳!」「うるさいわね。とにかくアンタは他の所で任務をしなさい。二人の相手は私がするわ。」「了解しました!ではお前ら、また会おう!」

 

「待ちなさい!」「お嬢ちゃん、アンタ達の相手は私よ!」セノーが私をムチで打った。

「キャアアア!」「未渚美!」「アンタも逃がさない!」セノーは蛇のような髪の毛を伸ばし、ブルーも攻撃した。

「グッ!」「さて、どうしてあげましょうかね?」「ここは逃げなくちゃ!」

[104 デンジマン]「デンジシャワー!」私はセノーにデンジマンの技を浴びせ、その間に隊員さん達とみんなを撤退させた。

「フン。次は容赦しないわよ。」

 

「ゆず!まだフルーツ残ってるで!」「えー。食べるのだっるーい。」「あんなに勢いよかったのに...」

「桜花さん!マネージャーさんから電話ですよ、お仕事行かなくちゃ!」「お仕事?だっるーい。他の子が何とかしてくれるでしょー。」「桜花さん、最近お仕事頑張ってたのに...」

「どうやらかなり気力を奪われてしまったようだね。セノーも動いているし、二人だけじゃ不安だ。巻島隊長と池崎隊長と一緒に行動してくれ。」

「でも、私達だけじゃ...」私がそう言おうとしたとき、

 

「はぁ〜なーーんにもしたくない。このままずっとずっーーとゴロゴロしてたーーい。」だらけ切ってしまった美咲さんが目に入った。

「いや、私達がやるしかない!ももちゃんさん、みんなを元に戻しましょう!」「せやな、未渚美!」

 

「ガルガールズを三人も無気力にするとは!ソウジキハヌマーン、使えるではないか!」「そうね、後二人も、ソウジキハヌマーンと私でだらけ切らせてあげるわ。」

 

翌日。「百花さん!未渚美さん!ソウジキハヌマーンが現れました!セノーも一緒です!」「ありがとうございます、巻島さん。行くで、未渚美!」「はい!」キラキラしてるみんなを、取り戻すんだ。

 

「やって来たわねガルガールズ!今度こそ始末してあげる!」「お前らも、なーーんにもしたくないようにしてやる!」「そうはいきません!」

 

[CHANGE No.3/4]

『『ガルガルチェンジ!』』私達はガルガールズに変身した。「うちらの気力、見せたるで!」

 

「フン!」「ハァ!」二対二の戦いが繰り広げられる。

「無駄よ!貴方達もだらだらしてれば、戦わなくてもいい!それで幸せじゃない!」「人間どもの気力を上乗せしたオイラには、敵わないのだ!」

 

 

「何言ってるんですか...あんなの、幸せでも何でもない!」「せや!本当の幸せってのは、みんながキラキラ輝くことや!それを奪うなんて許せへん!」

 

 

『『私達は、絶対に諦めない!』』二人の連携で、セノーとソウジキハヌマーンを押し返した。

 

「ウッ!」「今や!もっかい連携、いけるか?」「もちろんです、ももちゃんさん!」

まずはブルーが、[1422 パトレンジャー]「掃除機は使えんようにしたる!」ソウジキハヌマーンの掃除機に触れる。

「飛んで火に入る夏の虫!お前もだらだらさせてやる!」しかし、

「何?掃除機が動かない...」パトレンジャーの力で、掃除機が起動するのを防いだ。

「今度は私!」[1421 ルパンレンジャー] ソウジキハヌマーンの背後に回り込み、

「みんなの気力、返してもらいます!」ルパンレンジャーの力で、掃除機のタンクを解錠した。

「グワァァァ!」気力がみんなの元に戻っていく。

「やったな!未渚美!」「よくもやってくれたわね!」セノーが私達に蛇の髪で攻撃しようとする。しかし、

「イヤァ!」いくつもの銃弾がセノーを迎撃した。

「やりましたね二人とも!三人も元に戻りました!」「百花、未渚美、ありがとう!美咲、大復活!」-ここから語りは美咲に戻ります。

 

 

「私達のやる気、見せてあげる!」

 

[CHANGE No.1/2/5]

 

『『『ガルガルチェンジ!』』』

 

『時を駆けるソウル!一気に魅せるよ止めてみな!ガルガルオレンジ!』

 

『闇に向かいて暴れるぜ!刃の心、ガルガルスカイブルー!』

 

『追跡撲滅いずれもダッシュ!果てなきトップギア!ガルガルブルー!』

 

『燃えるハートでポップに戦う!実力行使、いざ参る!ガルガルピンク!』

 

『創造するのは私!勇気の力でショータイム!ガルガルバイオレット!』

 

『ヒロイン戦隊!』

 

『『『『『ガルガールズ!』』』』』

 

『『『『『GO GO GIRLS GO!』』』』』

 

「何人いたって同じよ!」「オイラの如意棒テクニック、見せてやる!」

「やる気全開の私達には、これがピッタリだね!」[117 ダイレンジャー]

私とスカイブルー、バイオレットのもとにはダイレンジャーの武器、ダイレンロッドが召喚された。

「気力ダァァァァ!」私達は如意棒を押し返し、

「気力ボンバー!」ブルーとピンクはセノーにダイレンジャーの必殺技、気力ボンバーを食らわせた。

「後は任せたわよ、ソウジキハヌマーン。」セノーは撤退した。

「そんな、セノー様、グハァ!」ダイレンロッドがソウジキハヌマーンに命中した。

「トドメや!」

 

『『『『『ガルガルオールスターフィニッシュ!』』』』』

 

「オー、情熱的...」ソウジキハヌマーンは爆散した。

 

「セノー、まだ仕事が残っているぞ。」「はー、仕方ない。ポリューションシステム、起動!」

 

「オイラもまだ諦めんぞ!」ソウジキハヌマーンが巨大化した。

『ガルガルガーディアンズ、出動や!』今回はティラノ、フォーミュラ、サムライが出動した。

 

『『『ガルガル合体!』』』右手足にサムライが、左手足にフォーミュラが合体する。そして、フォーミュラのタイヤが足に付き、サムライの鎧が全身に付く。

 

『『『完成!ガルガルクイーン!』』』

 

「オイラの掃除機はやる気を吸い取るだけじゃないゼ!」ソウジキハヌマーンはものすごい吸引力でガルガルクイーンを引き寄せ、

「トりゃあ!」如意棒で滅多打ちにした。

「キャァァァ!」「ダイジョウブ、美咲さん。あの掃除機を封じれば!」[2321 ゴースト]

「これでどうだ!」出現した巨大な目玉のようなアイテム、眼魂を蹴りつける。仮面ライダーゴーストの技の一つ、オオメダマだ。

「こんなもの!」ソウジキハヌマーンは眼魂を吸引したが、

「グハァ!」巨大な眼魂が詰まり、掃除機が破壊された。

「一気に決めるで!」

 

『『『ガルガルクイーン・ブレイブフラッシュアドベンチャー!』』』

 

「これでオイラも、GO TO HEAVEN...?」ソウジキハヌマーンを完全に撃破した。

 

「みんなのやる気が戻って、良かったです!」「うん。百花、未渚美、ありがとう。」「私も怠けちゃったぶん、明日のお仕事頑張るぞー!」「私は食欲の秋、満喫しなきゃ!」「ゆず!勉強もやで!」

いつも通り仲良く帰る私達。その様子を、

 

「...」黒い服の誰かが少し遠くから見つめていた。




ご覧いただきありがとうございました!美咲ちゃん達を見つめていたのは誰なのか...次回もお楽しみに♪
本日の先輩ヒーロー
[電子戦隊デンジマン] 3000年前に地球にやって来たデンジ星人の力を受け継ぐ5人が結成した戦隊。地球をヘドロで覆うことを目論む『ベーダー一族』と戦った。
[快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー] 失った大切な人を取り戻すためにルパン家の執事・コグレの支援で結成された戦隊と国際警察日本支部のエリート隊員によって結成された戦隊。アルセーヌ・ルパンが集めた『ルパンコレクション』を奪って悪用する『ギャングラー』と戦った。
[五星戦隊ダイレンジャー] 『気力』を操るダイ族の子孫が結成した戦隊。邪悪な『妖力』を操る『ゴーマ』と戦った。
[仮面ライダーゴースト] 天空寺タケルがゴーストドライバーとオレゴースト眼魂を用いて変身した姿。人間世界を完璧へと導こうとする『眼魔』と戦った。
本日のトキシミックス獣
ソウジキハヌマーン 『掃除機』と『ハヌマーン』の要素を併せ持つトキシミックス獣。右手の掃除機で人のやる気を吸い取ることが出来る。吸い取ったやる気はタンクに集められ、ソウジキハヌマーンの原動力となる。
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