ヒロイン戦隊ガルガールズ!   作:アノマロ9世

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前回のあらすじ
敵幹部セノーと対峙したガルガールズであったが、百花と未渚美の連携でピンチを突破し勝利を収めた。次はどんな活躍を見せてくれるのか!?


第十三話 謎の少女 來亜

今日は久しぶりに、一人でゆったりとカフェを巡っています。

「はぁ~。どこのコーヒーも美味しかったな~。そうだ、次のお店でケーキでも買って、みんなに差し入れしようっと。」そう言ってたまたま見つけた公園の中を歩いていると、

 

 

「...」ベンチに一人黙って座っている、全身真っ黒なコーデの女性を見つけた。年は私と同じくらいだろうか。

 

 

(あの人、どうしたんだろう...)気になった私は、

「ここで何されているんですか?もしかして、待ち合わせ?」その人に話しかけた。

「...あぁ、ごめんなさい。待ち合わせをしているわけではないの。」顔を上げたその人は、とっても美しかった。まるで、全身からマイナスイオンが出ているかのような癒しのオーラも感じた。

 

「じゃあ、何を?」「緑が見たくなって。ここに座ってたら、何だか忘れていたことが思い出せそうになって、ついぼーっとしちゃってたの。」「それって、どんなことですか?」「うーん...大好きだった人のこと。どんな人だったかは、まだよく分からない。」

その後も私達は、色んな話をした。どうやら彼女は、昔ここの辺りに住んでいて、急に懐かしくなって訪れたそうだ。

 

 

「あ!そろそろ行かなくちゃ。そういえば、お名前は何ですか?私は、誠 美咲です。」「私は、來亜。月読(つきよみ)來亜って言うの。よろしくね。呼び捨てで構わないよ、美咲。」「分かった。またね、來亜!」

 

その後。GARUの本部にケーキを持って行った私は、みんなに來亜の話をした。

「そんな可愛い子、いっぺん会ってみたいわ~。」「私も。モデルにスカウトしちゃおっかなー。」

 

しかし一人だけ、「どうしたんですか、柚葉さん?」「いや、何でもないよ。さあさあ、早くしないとみんなのケーキも食べちゃうぞーー!」何で柚葉だけ、あんなに神妙な感じだったんだろう?

 

「お腹いっぱい!」「あの、ゆず、さっきはどうして、」私が切り出そうとしたその時、

『みんな!ポイズン兵達が街に現れた、出動だ!』「了解、スバにぃ!」「ちょ、待ってよゆず!」

 

五人で街に出ると、ポイズン兵しかおらず、巻島さんや亮吾さん達によってほぼ倒されていた。

「トキシミックス獣もいないし、私達来なくてもダイジョウブだったんじゃない?」

 

『ちょっと待ってくれ!』「たいくくん、どうかしたんですか?」『美咲ちゃん、そこからえげつないネガティブオーラを検知してるんや。トキシミックス獣を作るのに必要とされている量より、何倍もや。』「どういうこと?」私達が困惑していると、

 

 

「グアァ!」巻島さんと亮吾さんがこちらに吹き飛ばされてきた。

「ほんまに何が起こってんねん!?」「みんな、ポイズン兵の後ろから...」「巻島さん!亮吾さん!」二人はそのまま意識を失ってしまった。医務班の人たちが駆けつけてくる。

私達が言われた通り向こうへ目をやると、確かに誰かが歩いてくる。それは、

 

 

「來亜...?」「気安く私の名前を呼ばないで。てゆうか、あなた誰?」さっき見たのと全く変わらない服装の來亜だった。私と話したことも、何故か忘れているようだ。さらに驚くことには、

 

「來亜!会いたかったよ、どうして?」柚葉が來亜に向かって語りかけたのだ。

「あなたも、誰?」「覚えてないの?柚葉だよ!來亜の彼女!」え?彼女?ますます混乱してきた。

「私達、何があっても一緒って約束したじゃん!」「柚葉...美咲...痛い...」來亜は苦しそうに頭を抱え、

「ゆず...ごめんね...私...キャァァァァ!!!」数秒叫んだ後、急に黙り込んだ。そして、

 

 

 

 

「あなた達ね。皇帝ポイゾニック様の計画を邪魔する厄介者は。」「來亜!」「そんな...來亜...」「クレアクレアうるさいのよ。そうよ、何で知ってるかは知らないけど、私の名前はクレア。皇帝ポイゾニック様の、忠実なるしもべよ。」「噓だ...嘘だそんなこと!來亜はガルガールズの、ガルガルホワイトだったじゃない!」

 

 

「え...」「そんな...」私達が驚くのもよそに、

 

「何言ってんの?私は真っ黒の方が大好きなの。」そう言って來亜、いやクレアは真っ黒なガルブラスターを取り出した。

 

[POLLUTION BRASTER]「今すぐ消えてお・ク・レ・ア。」

 

[CHANGE DARKNESS] 『ヴェノムチェンジ。』クレアはポリューションブラスターを撃つと、悪魔がモチーフのスーツとアーマーを纏った。

 

 

『世界の光を閉ざす、暗黒の死神。ガルガルダークネス。』

「來亜!今戻してあげる!」柚葉はガルガルスカイブルーに変身し、一心不乱にダークネスに向かっていく。

「私達も行こう!」私達も変身し、スカイブルーの援護に向かった。

 

「來亜!お願い、目を覚まして!また大好きって言ってよ!」「馬鹿なこと言わないで。私は生まれた時からポイゾニック帝国の戦士として育てられてきたの。それに、ポイゾニック様の邪魔をするあなたは、大嫌いよ。」すると、ダークネスは、[ゲンム]「ハァ!」スカイブルーに弾丸を撃った。

 

「体が、動かない...?」恐らく仮面ライダーゲンムの力で、バグを発生させたのだ。

「アハハ!どう?だーい好きな私にやられる気分は。」「させない!」[2221 カブト]私は仮面ライダーカブトの能力、クロックアップを発動させてスカイブルーを救出しようとした。しかし、

[ザビー]「二人まとめて倒してあげる!」ダークネスも仮面ライダーザビーの力でクロックアップを発動させ、

「クッ!」「キャッ!」一気に二人を攻撃した。

「よくも二人を!」ブルーとピンク、バイオレットがガルバスターソードを使い、

 

 

[03/04/05 FINISH ATTACK] 『『『ガルガルオールスターフィニッシュ!』』』

 

 

「やったか?」だが煙の中からは、無傷のダークネスが出てきた。そして、

[カリバー]ガルサーベルに似た、ポリューションサーベルから闇の斬撃を浴びせた。

「キャァァァ!」「まるで私達の攻撃が跳ね返ってきたみたい...」「仮面ライダーカリバーの能力ですね。私達の攻撃を、あの剣で吸収してカウンターしたんです、きっと。」

 

「まだまだいくよ。」[アバレキラー]ダークネスのもとにアバレキラーの武器、ウイングペンタクトが召喚される。そして、

「食らいなさい。」ミサイルのような物を描いて発射した。

「キャアアア!」なす術もなく、大ダメージを受けてしまった。

 

[FINISH DARKNESS]『ガルガルヴェノムエクセキュージョン。』

 

「グァァァァ!」全員の変身が解除される。

「つまらなかったなぁ。じゃあね。」「待って...來亜...」柚葉の振り絞った声にも聞く耳を持たず、クレアは行ってしまった。

 

「ねぇ、ゆず、どういうこと?來亜の彼女とか、來亜がガルガールズだったとか。教えてよ。」「うん。話さなきゃいけないよね。」「自分も黙っていてすまなかった。」「スバにぃ...」「美咲、百花、未渚美、桜花、聞いてくれ。かつてのGARUのことについて。」




ご覧いただきありがとうございました♪柚葉と來亜、そしてGARUの過去とは...次回もお楽しみに!
本日の先輩ヒーロー
[仮面ライダーカブト] 天道総司がカブトゼクターを用いて変身した姿。隕石によって地球に飛来し、人間に擬態する地球外生命体『ワーム』と戦った。
本日のダークヒーロー
[仮面ライダーゲンム] 『仮面ライダーエグゼイド』に登場する、檀黎斗がゲーマドライバーとプロトマイティアクションXガシャットを用いて変身した姿。
[仮面ライダーザビー] 『仮面ライダーカブト』に登場する、矢車想がザビーゼクターを用いて変身した姿。
[仮面ライダーカリバー] 『仮面ライダーセイバー』に登場する、上條大地が邪剣カリバードライバーと闇黒剣月闇、ジャアクドラゴンワンダーライドブックを用いて変身した姿。
[アバレキラー] 仲代壬琴が変身した、悪のアバレンジャー。邪命体エヴァリアンに協力した。
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