ヒロイン戦隊ガルガールズ!   作:アノマロ9世

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第二十六話 白か黒か、迫り来る時。

「うっ...私、何してたんだっけ...」「久しぶりのお目覚めね、く•れ•あ•ちゃん。」白い服の來亜と、黒い服のクレアが向かい合っている。

「あなたは確か...」「うふふ。思い出した?そうよ、私はもう一人のあなた。そしてここは、」「私の精神世界、でしょ。」「せいかーい。」「今日こそあなたを倒して、私は...」

「まあまあ、落ち着いて。」「何よ!」「あなたを、ちょっっっとだけ自由にさせてあげる。」「騙されないよ!どうせ、後で私を眠らせて「そんなことしないよー。会いたいよね、だーいすきな柚葉ちゃんに。ね?ね?」

「...」

 

「クレアが消えたというのは本当⁉︎」「ああ、間違いない、セノー。」「ウラリバー!アンタ何をヘマしてるのよ!」「あぁ?オバサマは口が減らねぇなぁ!」「誰がオバサマよ!いい加減にしな!」

「まぁまぁ落ち着きな、二人とも。」「兄さん!」「トキシミックス獣を作って、追わせればいいだろう。なぁ、アパマーダ?」「名案だな。折角だ、セノー、ウラリバー、お前達でやってみろ。」

「はぁ?私はこんなブラコン野郎とはごめんよ!」「これは命令だ。やるだろ、弟よ!」「もちろん!兄さんのためなら、何でもするぜ!おい始めるぞ、セノー!」「仕方ない...」

「「出でよ、トキシミックス獣、ダウジングアカマント!」」

 

「みーさーき!公園、綺麗やな!」「そうだねももちゃん。でも、そろそろ疲れたかな。」「あ!あのカフェいいんじゃない?」「確かに!ナイス、都愛!」今日は気分転換も兼ねて、三人で大きな公園へ。すると

「あれ?あの子って、もしかして...」

「「「來亜⁉︎」」」

「...」こちらに気づいたのか、立ち去ろうとする來亜。

「ねえ!ちょっと!」「逃げへんでよ!どうしたんや?」

「いつもと、様子が違う?」「もしかして、元に戻ったのかも!」「じゃあ、ゆずに会わせてあげんと!」

「って、來亜は?」

 

「あーー!追いかけないと!」

 

「はぁ、はぁ...來亜!」何とか來亜に追いついた。

「私に構わないで!また、迷惑かけるだけ。」「そんなこと言わんでや!」「ゆずちゃん、來亜ちゃんのこと待ってるよ!」

「あなた達に頼らなくたって、私一人でも「いいからいいから!」「ちょ、ちょっと!」「何?都愛?」「いいから、ももちゃんはそのまま!」「?分かった。」

 

「絶対、私達を騙すつもりだよ!いきなり元に戻るわけないじゃん!」「そんなことないよ。あの來亜は、私が初めて会った時と同じで優しい雰囲気がするんだ。」「そんなの証拠にならないじゃん!」「都愛は知らないでしょ!」少し言い争っていると、

 

「フアッフアッ!見つけましたで、クレア様!」「トキシミックス獣⁉︎」

「まいど、お世話になってます。わしの名前は、ダウジングアカマントと申します。よろしゅうな、フアッフアッ!」

「何しに来たんや!」「簡単な話や、クレア様をこっちへ渡してくれへんか?」「いや...みんな、助けて...私、もうあんなことしたくない...」

「分かってるよ、來亜。行こう、二人とも!」「美咲ちゃん!騙されちゃダメだって!」

 

[CHANGE №1/3] 「しょうがないなぁ...」[6]

 

『『『ガルガルチェンジ!』』』

 

「フン!」「りゃあ!」「てい!」ポイズン兵を蹴散らしていくと、

「クレア様を渡せゆうとるやろがい!」ダウジングアカマントがいきなり大鎌で攻撃を仕掛けてきた。

「キャ!危ないじゃん!」「來亜!早く逃げて!」「そのためには...」

[2271 オーズ] 「ハァァ!」「ウッ...眩しいがな、これ...」ブルーがオーズのラトラーターコンボの力で強烈な光を出し、目くらましした。そして、

「これでどうだーー!」グリーンはガタキリバコンボの力で何十人もに分身し、一気に攻撃。

「今のうちに逃げよう!」「せやな!」「お、おい、待ちなはれ〜!」

 

「はあ、はぁ...ここまで来れば安心だよ。」「う、うん。ありがとう...」「ゆずにも会って、ちゃんと話しなきゃね!」「美咲...」「何?」「どうして私に、そこまで優しくしてくれるの?私達は敵同士。まともに話したことも、一回しかないのに。」

 

「何でって...仲間だからに決まってるじゃん!」「私が、仲間..?」

「そうだよ。來亜だって、ガルガールズなんでしょ?だったら仲間じゃん。仲間だったら助け合って当然でしょ?」

「...」

「あ!ゆず!」「え?ゆず...ゆず!会いたかったよ..」

「來亜!本当に、來亜なの?」「うん。私だよ。」「嬉しいよ。來亜、これからはずーーっといっしょ!」「うん!私もゆずのこと、離さないよ!」「ふふ、ありがとう!」

 

「ほら、見てみ、都愛。來亜の言葉、嘘じゃないやろ?」「そうだね、ももちゃん。私、悪いことしちゃったな。」「これから仲良くなればええんや!」「うん!」

 

それから数日経った。來亜は私達と出かけることもあり、その度に笑顔を浮かべていた。ずっと苦しい思いをしてきたのだろうと思うと、胸が痛かった。でも、今の來亜はとても幸せそう。

 

しかし、その幸せはまたしても崩れてしまった。

 

ある日のこと。

「來亜!この服、どうかな?」「似合ってるよ、ゆず。最高!」

「二人とも嬉しそう。」「來亜ちゃんの笑顔、かわいい〜!」私と都愛も、見てるだけで幸せになってくる。

 

その時だった。

突然大きな破壊音がお店に響いた。そして、

「おのれ!わしのダウジングがイカれてしもたがな!ヴァーラン様にも怒られて、散々や!」

「ダウジングアカマント!?」「今日こそクレア様を返してもらうで!」

「そんなこと、絶対させない!」「みんな、行くよ!」

 

 

[CHANGE No.1/2/3/4/5/6]

 

『ガルガルチェンジ!』

 

『時を駆けるソウル!一気に魅せるよ止めてみな!ガルガルオレンジ!』

 

『闇に向かいて暴れるぜ!刃の心、ガルガルスカイブルー!』

 

『追跡撲滅いずれもダッシュ!果てなきトップギア!ガルガルブルー!』

 

『燃えるハートでポップに戦う!実力行使、いざ参る!ガルガルピンク!』

 

『創造するのは私!勇気の力でショータイム!ガルガルバイオレット!』

 

『予告する!ここから煌めく夢のステージ!ガルガルグリーン!』

 

「ヒロイン戦隊!」

 

『『『『『『ガルガールズ!』』』』』』

 

 

『GO GO GIRLS GO!』

 

「絶対に、來亜は渡さない!フン!」「グハァ!やってくれたな...」ダウジングアカマントが私に攻撃しようとしたが、

「アンタの相手は一人じゃないよ!」スカイブルーがガルクナイで鎌を受け止め、反撃した。「グガァ!」

 

(みんな、戦ってくれてる...私にも、前みたいに力があれば...)

「そうだよね~、みんなが羨ましいよね♡」來亜の精神世界には、再びクレアの姿が。

「あなた...何よ!約束が違うじゃない!」「來亜ちゃん、もう十分楽しめたでしょ?私とお話しない?」

 

「アパマーダ、ちょっと言わせてもらうぞ。」「どうした、ヴァーラン?」

 

 

「あのクレアってやつ、お前洗脳なんてしてないだろ。」

 

「ハ...ハハハ!よく気付いたな!さすがだよ。」「どういうこと?」「ああ、セノー、話していなかったね。教えてあげよう。」

 

 

 

 

「クレアは、私の能力で創り出した、いや、彼女の負の感情から創られた、もう一人の彼女だよ。」

 

 

「そういうことだったの...」「そうだ。しかし彼女もヒーローだ、元の人格を抑えつけるためにチップを入れさせてもらった。」「なんだよ、急にべらべら喋って、どういうつもりだ?」

「察しがいいねぇ、ウラリバー。作戦を変更する。

 

クレアを、真の仲間として迎え入れる時が来たんだよ。」

 

 

 

 

「あなたは本当に柚葉ちゃんが大好きね。」「当然でしょ。」「どこが好き?」

「好きなことに、真っすぐなとこ「でも真っすぐすぎてうざったい。」「邪魔しないで!」

「いいじゃん。あなたは私。気を遣う必要なんてないもん。他には?」

 

「いつも私を頼ってくれる「たまには自分で何とかしたら?」「...だから邪魔しないで!」「もっと聞きたいな♡」

 

「周りを明るくして「落ち着きなくて、うるさいなぁ~。」「しつこい!」「続きは?」

 

「戦いのときは全力で「私よりも強い。柚葉のくせに。」

 

「さっきから、うるさいのよ!どういうつもり?」

「分かんないの?私は、あなたの本音を代わりに言ってあげてるの。感謝してほしいぐらいよ。」

「そんなの嘘よ!」

「嘘じゃない。私はあなた。あなたはホントは柚葉なんて好きじゃない。

ウザくて、憎らしくて、消したくてたまらないの!」

 

「違う...違うよ...」「美咲達だってそう。生意気に思ってるんでしょ?」

「そんなこと...ないよ...」「嘘つきー。」

クレアがそう言うと、何と、來亜の服も黒くなってしまった。

「ほらね!やっぱりそうなんだー。」「違う...違うのに...」

「ね?あそこにいるみーんな、倒しちゃおうよ。」「そんなのできないよ...」

「チッ。」クレアは舌打ちすると、

「じゃあ私が代わりにしてあげる。」「させない...」「うるさいなぁ。アンタはもう用済みなのよ!」

    

 

 「私と、一つになるの。これからは、私が本当のあなた!」

 

「分かったんだよ。今のガルガールズの強さじゃ、当初の作戦は無理がある。彼女にはまだまだ利用価値がある。今こそ、彼女が覚醒する時だ!」

 

「アァァァ!やめて、やめて...」クレアは黒いオーラとなって來亜を包んでいく。

「さぁ、解放しなさい!あなたの怒り、妬み、恨み、憎しみ、ぜーんぶ!」

 

 

「決めるよ、みんな!」

 

『ガルガルオールスターフィニッシュ!』

 

「わしが、やられるんか..?ホンマや...」ダウジングアカマントを撃破した。

「やったね!」「でも、また巨大化を...」

 

「その心配はいらないよー。」

 

「あなたは...」「クレア!どうして!」

「これからは、私が本物。よろしくねー。」

「そんなわけないでしょ!」「私達の仲間は、あなたじゃない!來亜を返して!」

「返すわけないよ。この体は、2度とあの子には渡さない!」

すると、

「キャッ!」「何...あれ...」クレアの体から、真っ黒な衝撃波が放たれる。

「私はクレア。ポイゾニック帝国の、最強の戦士!」

 

 

[POLLUTION BLASTER] 『ヴェノムチェンジ!』

 

クレアが纏うアーマーは、いつもより禍々しさが増している。

 

 

 

 

『すべてを喰らう漆黒。この闇にひれ伏しなさい。ガルガルダークネス、ハイジャックス

タイル!』

 

 

 

 

「來亜!」「元に戻ってよ...お願いだよ!」

 

「じゃあね。」ダークネスは巨大な波動弾を撃ち、

「「「「「「キャァァァァァ!」」」」」」六人全員を巻き込む大爆発を起こした。

「この星は、私にひれ伏すのよ!アハハハハハ!」クレアの笑い声が、高く響いていた。




ご覧いただきありがとうございました!果たしてガルガールズは、來亜ちゃんを救えるのか...次回もお楽しみに♪
前回&本日の先輩ヒーロー
[仮面ライダーファイズ] 乾巧がファイズドライバーを用いて変身した姿。死者が蘇った人間の進化態『オルフェノク』と戦った。
[仮面ライダーライア] 『仮面ライダー龍騎』に登場する、手塚海之がエビルダイバーのカードデッキとVバックルを用いて変身した姿。
[ジュウオウゴリラ] ジュウオウイーグルの強化形態。マッシブになった拳を武器にした荒々しい戦い方を得意とする。
[ガタキリバコンボ•ラトラーターコンボ] 仮面ライダーオーズのコンボ形態。ガタキリバは雷属性、ラトラーターは光属性。
前回&本日のトキシミックス獣
トビウオネクロマンサー 『トビウオ』と『ネクロマンサー』の要素を併せ持つトキシミックス獣。死者を甦らせる力を持つ。また、高いジャンプ力も武器の一つ。
ダウジングアカマント 『ダウジング』と『赤マント』の要素を併せ持つトキシミックス獣。高い索敵能力を持つ。何故か関西弁で、某大物芸人を彷彿とさせる語り口である。
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