ヒロイン戦隊ガルガールズ!   作:アノマロ9世

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前回のあらすじ
ガルガールズの秘策により、ダークネスから解放された來亜。再びガルガルホワイトとなり、圧倒的な強さを発揮!個性豊かな來亜の別人格たちも加わり、ガルガールズはさらに強くなる!


第二十八話 恋路の沙汰もゆずくれ次第⁉︎

「え?どういうことですか?」「すまない、今度から出動はこのガラポンで五人を選ぶことになったんだ。」

「七人一気に出動すると、本部の負担が大きくなるからね。コストとかもいろいろたまらんからね...」

「うーん..でも、仕方ないよね。」「余程の緊急事態は、全員出動だけどね。」「それじゃ早速やってみたい!」

「そうだね都愛。まずはやってみよう!」

「じゃあ、いくぞーー!」スバにぃがぐるぐるとガラポンを回していく。そして-

 

「それ!」飛び出したのは、オレンジ、水色、青、紫、白。

「やったー!最初に当たるなんて、幸先よし!」「なんでー!なんで私じゃないのー!」「まあまあ都愛さん。私たちはスバにぃとお留守番しましょ。」

「來亜!一緒に頑張ろ!」「うん!」ギュー「來亜ー!」

「來亜、そんなことしてる暇ないぞ。」ミルキーの人格になり、急にハグがほどけた。「ちょっとー!」

 

「まさか來亜を奪還されるとは...」「失策だったな。まあいい。獲物が増えたと考えれば、逆に滾ってくるな。」

「そんなことよりヴァーラン、アンタいつまでその椅子でふんぞり返ってるつもり!さっさと仕事しなさい!」

「セノー、生憎俺もウラリバーもこの銀河の環境に慣れてなくてね。それに、

  俺は司令官だ。指示を出すことだって、仕事じゃない?」

 

「くっ...」「早速仕事をしようか。セノー、ウラリバー、いい作戦を思いついたんだ。トキシミックス獣を作ってくれ。」

「任せとけ、兄さん!」「チッ。」

 

「「出でよ、トキシミックス獣、シザースインキュバス!」」

 

ガラポン制が始まってから数日。

「意外と慣れたね!」「多分、スバにぃ回数に差が出ないよう調整してるよね。ま、それが一番!」

 

そんなことを話していると、

 

「あ!柚葉さん!來亜さん!」「もしかして、かのんちゃん?」「はい!柚葉さん、大学合格おめでとうございます!來亜さんも、お久しぶりです!」

 

二人に話しかけたのは、後輩のかのんちゃん。柚葉の一年後輩だ。

 

「あ〜、最近どうなの〜、細田くんとは!」「あ、それが... まだ告白できてないんです。」「え!もっとグイグイ行かなきゃ〜!」

 

「ゆず、細田くんって誰だっけ?」「覚えてないの⁉︎バスケ部のエース、細田くん!一年のときから都の選抜に選ばれてたじゃん!」

「あー...分かったかも。私たちの学年でも、結構モテてたし。ってかのんちゃん、もうそんなとこまで⁉︎」

「はい...でも、中々踏み出せなくて..細田くんもあんまりこういうのに興味がないのか、気付いてくれなくて..」

「私たちにも、何かできることないかな?」すると、

 

『トキシミックス獣が現れた!至急現場に急行してくれ!』「今日の当番は?」『美咲、柚葉、百花、桜花、來亜の五人だ!』

「了解!かのんちゃん、また今度ね。行くよ、ゆず!」「うん!」

 

「フハハ!ではやるとするか!」シザースインキュバスが現れたのは、『恋人の聖地』と呼ばれる場所の近く。多くのカップルが集まる場所で、

 

「フン!お前たちの恋心、このオレがカッティングー!」シザースインキュバスはカップルに向けて斬撃を飛ばす。二人は怪我などはないが...

 

「あんたのファッション、前からずっとダサすぎるんだけど!」「ああ?いきなり何だよ!毎回俺がおごってるのに、そんなことがよくいえたもんだなぁ!」先程まで仲睦まじかったカップルたちが、急に喧嘩を始めてしまった。

 

 

「え?何が起きてるの?」「みんなケンカしてる..」「ゆず!桜花!たぶんアイツが原因だよ!」來亜が指を指した方向に、シザースインキュバスはいた。

 

「お!来たかガルガールズ!オレを止められるなら止めてみろ!ハッ!」シザースインキュバスは投げキッスを飛ばしたが、

 

「マジないわ...望むところや!」

 

 

[CHANGE No.1/2/3/5/7] 『ガルガルチェンジ!』

 

「おりゃー!」ユリちゃんの人格になったホワイトは、ガルコンバットを召喚し、シザースインキュバスに正面から向かっていく。

「バカめ...終わりだ!」ハサミが振り下ろされるが、

 

「そんなのお見通しだもんねー。それ!」「グアァ!」見事に見切り、側方からナイフモードで一撃を与えた。

 

「クソォ...ん?お前たちもカップルか!」「やばっ!バレた!」

「お前たちの恋心も、カッティングー!」シザースインキュバスがゆずくれの間の空間に斬撃を。しかし、

 

「闇に、還りたまえ!」[2377 カリバー]

小町の人格になったホワイトが、カリバーの力で発生したブラックホールにそれを吸い込ませた。

「おのれ..」「よそ見しないで!」隙をついてオレンジ、ブルー、バイオレットが反撃する。

「グムム..ここは不利。次は覚えておけ!」「あ!待て!」シザースインキュバスは消えてしまった。

 

「來亜!」「あ、そうだったね。どうしようか、あれ?」

「私、いい考えがあるんだ!」

 

 

「どうかな?」「さっすが來亜!」

 

その後のある日。

「かのんちゃ~ん!」「先輩!わざわざありがとうございます。」「いいのいいの!明日、決戦の日でしょ?しっかりおしゃれしないと!」「早速、行ってみよー!」「ちょ、ちょっと!」

 

 

 

 

「ど、どうですかね...」「うん!すっごい似合ってる!」「普段あんまりこんな明るい色着ないから、新鮮です。」

 

「これとか、どうですか?」「うんうん!プレゼントにピッタリじゃん!」「あと、自分で手作りのものも作りたいんです。お菓子とか..」「いいね!」

こうして、決戦の日?に向けて着々と準備を進めていった。

 

 

そして、当日。

「ダイジョウブ。自分を信じて!」「はい!」

 

「ま、待たせてごめん!」「いいよいいよ。今来たばっかりだし。行こっか。」

「く〜!最高のスタートダッシュ!」「ゆ、ゆずうるさいよ、聞こえちゃう...」「あ、そうだねアイリス。静か〜に、見守ろう。」「心配です...」

 

そして、

「今日は、楽しかったね。」「そうだな。色んな所行けて、よかったよ!」

「あ、あの、細田くん..」「何?」「こ、これ受け取って!」「かのんちゃん..」

 

その時だった。

「あの時は邪魔をしおって..許さんぞ、ガルガールズ!」

「シザースインキュバス!?なんでこのタイミングなの!」「と、とにかく行こう!」

 

しかし、

「ん?あそこにいい雰囲気の奴らがいるな。まずはアイツらからカッティング!」「危ない!」

シザースインキュバスの斬撃オーラが、細田くんに当たってしまった。すると、

 

 

「こんなもん、誰がいるんだよ。ダッサ。」「そんな...」「いらねぇよ。どうせゴミだしな。」そう言うと細田くんは、かのんちゃんの目の前でプレゼントのクッキーを踏み潰した。

「どうだかのん、これで満足だろ?な?」「ひどいよ...何で...」

「ハハハ!素晴らしいネガティブオーラだ!きっとヴァーラン様もお喜びになられる!」

 

「何言ってんの...ふざけないで!」「何を言う、ガルガルホワイト。見ろ、あの絶望の涙を!美しい限りだ!」

「あれが効いたってことは、細田くんだって...恋する気持ちを弄ぶアンタは、絶対に私たちが許さない!」

 

「ゆず!來亜!」「みんな、行こう!」

 

[CHANGE №1/2/3/5/7] 『ガルガルチェンジ!』

 

『時を駆けるソウル!一気に魅せるよ止めてみな!ガルガルオレンジ!』

 

『闇に向かいて暴れるぜ!刃の心、ガルガルスカイブルー!』

 

 

『追跡撲滅いずれもダッシュ!果てなきトップギア!ガルガルブルー!』

 

『創造するのは私!勇気の力でショータイム!ガルガルバイオレット!』

 

『目覚める力はこの星のため、この手で決める私の運命!ガルガルホワイト!』

 

『ヒロイン戦隊!』

 

『『『『『ガルガールズ!!!!!』』』』』

 

 

『『『『『GO GO GIRLS GO!!!!!』』』』』

 

「麗しき恋心を汚した罪、償うがよい!」ホワイトはガルコンバットでシザースインキュバスに襲い掛かる。

「ハァ!」「グガッ!」

 

「これでも食らっておけ!」シザースインキュバスが泡のようなものを放つ。

「なんか気持ち悪いの来たー!」「桜花、ここは私が!」

[105 サンバルカン] 「どうだ!」

スカイブルーが手をかざすと、

 

「何だとぉ!?」熱い光が放たれ、泡がみるみるうちに蒸発していく。

「そんなバカな!」

「よそ見すんなよ!」[112 ライブマン] 「青春は爆発だー!」

ホワイトがガルブラスターを撃つと、

 

「あ~。何だこれは~。青春の、輝きが~。」シザースインキュバスの目の前がキラキラとした光に覆われ、動きがスローモーションのようになった。

 

「今や!」「ハァァ!」その隙を狙い、ブルーとオレンジがそれぞれガルクローとガルランチャーで攻撃した。

「ギャァァ!」

 

「一気にとどめよ!」

 

 

[FINISH ATTACK 01/02/03/05/07]

 

 

『『『『『ガルガルオールスターフィニッシュ!』』』』』

「長いようで短い、それが青春...」シザースインキュバスは爆散した。

 

「セノー、頼んだよー。」「チッ。(いつまでも大人しくしてると思ったら大間違いよ。)ポリューションシステム、起動!」

 

「夢の続きを、見たくないかー!」シザースインキュバスが巨大化した。

 

「みんな、ここは私に任せて!」『ガルガルガーディアンズ、出動!』

ホワイトはガルガルガーディアンズ・ユニコーン&ペガサスを召喚した。そして、

 

 

『ガルガル合体!』

ユニコーンとペガサスが背中合わせに合体。翼が両側に移り、頭部が出てきて

『完成!ガルガルカイザー!』

 

 

「今度こそ、お前もカッティングしてやる!」シザースインキュバスは両手のハサミを合わせ、

「高速ドリル戦法、とくと見よ!」ドリルのようになって突っ込んでくる。

 

「そんなの効かねぇぜ!」[2332 ライブ/エビル]

「どうだ!」ウィゴの人格の來亜は、シザースインキュバスの影にエビルの力で潜り込む。そして、

 

「おらおらー!」ライブの力で光を集め、シザースインキュバスに放った。

「ヌァァァ!」

「まだまだ!」地上に戻ったガルガルカイザーは、槍でシザースインキュバスを突き、ダメージを与える。

 

 

「あなたの青春、今度こそ終わりよ!」

 

『ガルガルカイザー・クリティカルセイントプロビデンス!』

 

「地元じゃ負け知らずの俺が、何故...」シザースインキュバスを完全に撃破した。

 

 

 

後日。

「かのん、この前は...ごめん!せっかく作ってくれたのに..」「いいんだよ。あの時は、しょうがなかったじゃん。」

「だからさ、これ、作ってきたんだ。」細田くんの持つ袋には、手作りチョコが入っていた。

「ホントに!?嬉しい!」「あ、あとさ、」「何?」「うん、な、何でもないよ!」

 

 

 

「細田くん、興味がないんじゃなくて、恥ずかしいだけだったんだね。」「そうみたい。両想いだったんだ。」

「「実りますように...」」




ご覧いただきありがとうございました!作者の自分はこのような経験が一切ございません(笑)
皆さんも、大切な人といる時間を大事にしてください!
次回もお楽しみに♪

本日の先輩ヒーロー
[太陽戦隊サンバルカン] 国連が設置した地球平和守備隊に所属する戦隊。機械で地球を支配しようとする『機械帝国ブラックマグマ』と戦った。
[超獣戦隊ライブマン] 『科学アカデミア』で宇宙空間開発スーツの開発を行っていた学生たちが、その技術を応用して変身した戦隊。天才でない人間を滅ぼそうとする『武装頭脳軍ボルト』と戦った。
[仮面ライダーライブ/エビル] 『仮面ライダーリバイス』に登場する、五十嵐大二と彼の悪魔、カゲロウが変身した姿。
本日のトキシミックス獣
シザースインキュバス 『ハサミ』と『インキュバス』の要素を併せ持つトキシミックス獣。腕の刃から繰り出す斬撃オーラで、カップルの仲を引き裂く。ハサミを合わせればドリルにもなる。
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