ヒロイン戦隊ガルガールズ!   作:アノマロ9世

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前回のあらすじ
人の恋心を断ち切る悪質なトキシミックス獣を倒し、後輩の恋を守ったガルガールズ。次はどんな戦いが待ち受けているのか!?


第二十九話 ついにキタ!黄色と赤の最強戦士

「すまない、兄さん。今回も、作戦が失敗した...」

「構わないさウラリバー。悪いのはお前じゃない。あのトキシミックス獣が能無しだったからだ。さーて、それは誰のせいかなー。」

 

「ふざけるんじゃないわよ!私一人が戦犯だっていうの!?生意気な...」

「あれ?誰もセノーのせいとは言ってないじゃないか。」

「チッ...アンタ「仲良しこよしはそこまでにしておけ、二人とも。」

「アパマーダ...!」

「今までは回りくどいことをしてネガティブオーラを集めようとしたから、失敗してきたんだ。つまり...」

「ハナっから地球人をネガティブにさせるトキシミックス獣を作る、ということか?」

「その通り、ウラリバーくん。」

「アパマーダ、俺と一緒にそれ、作らねぇか?」「いいだろう。」

「「出でよ、トキシミックス獣、エノグフクロウ!」」

 

「ねぇたいくくん、ガルブラスターの8番、9番のボタンあるじゃん?」「え?そんな当たり前のこと言うて、どないしたんや桜花。」

 

「いやー、8人目と9人目用のスーツがあったりして?なんか思ったんだ。」「確かに!」

「いやー、桜花も美咲も、言いたいことは分かるけどな...」「どしたんですか?」

「な、何でもないで!」「教えてよ~!」

 

「こらこら、わがまま言わないのよ。」「みゆきさん!気にならないんですか?」「うーん、私はそんなに...ど、どう、池崎くん?」「まあ、僕もそんなにですね...」

「8号9号スーツの話なんて、初耳ですよ。」

みゆきさんも池崎さんも亮吾さんも、どこか白々しい。そして巻島さんは、

「...」

何か言いたそうだが、押し黙っている。

(何で正直に言ってくれないの?)私がツッコむか、桜花がツッコむかしたそのとき、

 

『トキシミックス獣が現れた!至急出動してくれ!』

「えー、このタイミングで!?」「今日は、」「私、桜花、都愛、來亜、未渚美だよ!」「了解!」

 

 

 

 

「ホーホー!何とも素晴らしい!地球人の絶望に染まる姿は!」

「そこまでよ!」「ホ~、ガルガールズ。私の名はエノグフクロウ。お前たちも絶望させてやろう!」

「そう簡単にはいかないよ!」都愛がけん制する。

「みんな、行こう!」

 

 

[CHANGE №1/4/5/6/7] 『ガルガルチェンジ!』

『GO GO GIRLS GO!!!!!』

 

 

「ハァァ!」「エイ!」「フン!フン!」「我の邪魔をするな!」ポイズン兵たちをみるみるうちに蹴散らしていく。

すると、

「ええい!これでも食らえ!」「どこにいるのよ!」エノグフクロウの声が。

 

 

「私はお前らの上じゃよ!」そう言うとエノグフクロウは上空から、

「ほいさ!」カラーボールのようなものを発射した。

「キャ!」「何をする!」それはピンク、バイオレット、ホワイトに命中してしまった。

すると、

 

 

「私なんて、皆さんの足手まといなだけ。今すぐ消えたい...」

「あーあ、私、ダッサ。何でモデルなんかやってんだろ。やめちゃいたい...」

「私なんて、友達もいない、どうでもいい人間。もう生きてくのがつらいよ...」「來亜、すまぬ。私のせいで...消えなければならぬのは、私だ!」「來亜が悪いのではない。私の霊がいらぬのだ。すまぬ、すまぬ...」

 

「みんな、どうしたの!?」

「私の出す絵具を浴びたものは、心を絶望に塗りつぶされるのだ!そうして生きる希望を失い、我々に始末されることもなく己から消えていくのだ!」

「そんなこと、許されるわけがないでしょ!」「お前たちがどう思おうが関係ない!ネガティブオーラを効率的に集める、最善の方法なのだ!フクロウだけに、ホーホー!」

 

「笑えない...ぶっ倒してやる!」グリーンがエノグフクロウに向かっていこうとするが、

 

「都愛、もうやめようよ。どうせ勝てないよ...」「桜花ちゃん!?離してよ!」「桜花さんの言う通りです。諦めましょう...」ピンクとバイオレットがまとわりついた。

「愉快愉快!それでは、また会おう!」その隙にエノグフクロウは逃げてしまった。

 

 

 

「なるほど、そういうことか...」「どうしよう。かなり戦力が削られちゃったし」「でもさ美咲、まだゆずとももちゃんがいるよ!4人でアイツを倒したら、結果オーライじゃん!」

「...そうだよね!」

 

「さすがアパマーダだな。既に大量のネガティブオーラが集まっているぞ。」「フン。ウラリバーのおかげだよ。」「ありがとな、アパマーダ!」

3人の笑い声が艦内に響く中、

「何よ...!」ひとり、怒りに震えるセノーがいた。

「エノグフクロウには、まだまだ仕事をしてもらわなきゃいけないね。」

「ああ。ガルガールズを全滅させる時も近いな。」

 

「來亜...」「ダイジョウブや。絶対倒すで!」「わざわざありがとう、2人とも。」「当然や!」その時、

『エノグフクロウが現れた!出動だ!』「了解!」

 

「また懲りずにやってきたか!」「アンタを倒してみんなを元に戻す!」

[CHANGE No.1/2/3/6] 『ガルガルチェンジ!』

 

「ここで絶対倒す!いくよゆずちゃん!」「オッケー、都愛!」

[2392 タイクーン] [2393 ナーゴ]

 

「さあ、こっからが本番!」グリーンはナーゴの武器、ビートアックスをかき鳴らす。

「ぐおぉ!耳の奥に響く...!」エノグフクロウが怯んだ隙に、

「おりゃおりゃー!」タイクーンの力で高速移動するスカイブルーが、ニンジャデュアラーで連続攻撃を与えた。

「グハァ...」「どんなもんだい!」

 

 

「フフフ...甘かったな。ネガティブマイン、発動!」「?」

エノグフクロウの掛け声と共に、

「「キャァァ!!」」2人の真下の地面から、黒い絵の具が噴き出した。そして、

 

「私が無敵?馬鹿らしい。無理に決まってるじゃん...」

「どうせ私のオタ活なんて、誰にも分かってもらえない...消えたい...」

「2人とも!」「ホーホー、後はお前らだけだ!特別に十分いたぶってから絶望させてやる!」

エノグフクロウはそう言うと、「ほれほれー!」色つきの羽爆弾を私たち2人に向かって無数に撃った。

その時、

 

「美咲!」ブルーが私の前に立ち、

「アァァァァ!」爆弾をもろに全弾食らってしまった。爆風に巻き込まれ、ブルーと共に私も変身が解除されてしまった。

 

「ももちゃん!」「ええんや...美咲を守れたんやからな...」百花は意識はあるが、動けない状態。まき散らされた羽爆弾で、他の隊員の皆さんもダメージを受けている。私ももう一度変身して戦える体力は...

「さあ、お前らも心の底から絶望しろ!」

エノグフクロウがカラーボールを放とうとした瞬間だった。

 

 

 

 

「待ちな!」どこからか声が聞こえた。その方を向くと、

 

 

黄色と赤の、GARUのものによく似た隊服を着た2人の女の子が。

 

「何だ、お前たちは?」「名乗る必要もないでしょ。アンタはここで、私たちに燃やし尽くされるんだから。」先ほどの声とは別の、黄色い服の女の子が言った。

「始めるよ。」

 

[BURNING GARU BLASTER]2人は、赤と黄色のガルブラスターのようなものを取り出した。そして、

 

[CHANGE №8/9] 『ガルガルチェンジ!!』

 

黄色い服の子はタカをモチーフにしたアーマーを、赤い服の子はオオカミをモチーフにしたアーマーを身に纏い、変身したのだ。

 

「どういうこと...8号9号のスーツはないって言ってたのに...」

 

「特別に、私たちの戦士としての名前なら、教えてあげる!」

 

『キラリ輝く天の道!私の本能をなめるなよ!ガルガルイエロー!』

 

『銀河を貫く勝利の切り札!正義の叫びを今高らかに!ガルガルレッド!』

 

『情熱のヒロイン!』

 

『『ガルハンコック!!』』

 

「業火に抱かれて燃えな!」

 

「小癪な...やれ、ポイズン兵ども!」エノグフクロウは再びポイズン兵を大量に呼び出したが、

 

「こんなの、相手にもならない。」

『カモン!ガルデュランダ!』イエローとレッドは専用武器の長剣、ガルデュランダを召喚すると、

 

「ふん!」ポイズン兵に向けて一閃。すると、

「グガァァァ!」一瞬にしてすべてのポイズン兵を退けたのだ。

「なんて強さ...」

 

「ぐぬぬ...こうなれば私が!」エノグフクロウは、2人の方を向き、

「音速飛行で、葬ってくれるわ!」猛スピードで突っ込もうとする。

 

「そんな手は通じない!」[2312 マッハ]

[シグナルバイク・トマーレ!] 「ハァ!」イエローがバーニングガルブラスターを発射すると、

 

「な、なんだと!?」エノグフクロウの動きが止まってしまった。

「次は私たちよ!」[シグナルバイク・キケーン!] 再びイエローが弾丸を撃つと、

 

「ひ、ひえー!なんじゃこりゃー!」弾丸は巨大なサメのようになり、

「ぐは!ぐは!ギエーー!」エノグフクロウに何度も何度も噛みついて攻撃した。

「ハァ、ハァ...しかし、私にはまだアレが!」

 

「そんなのお見通しよ!」[2379 最光]

「光あれ!」レッドのガルデュランダから眩い光が発される。すると、

 

「何だとぉ!?ネガティブマインが、すべて消えたァ!?」

 

「これでとどめよ!」

[FINISH ATTACK 08/09]

『『ガルガルビッグバンフィニッシュ!!』』

ガルデュランダから放たれた斬撃がクロスし、エノグフクロウに命中する。

「お前たち...強すぎ、何者...」エノグフクロウは爆散した。

 

「あれ?私、何してたの?」「よかった!元に戻った!」

 

「何なのよアイツら!いきなり現れて..」「まあそう熱くなるなよ、セノー。いつもの、頼むよ。」「わかりましたー。ポリューションシステム、起動!」

 

「なんかよくわからんが、今度こそは作戦を成功させる!」エノグフクロウが巨大化した。

[美咲!ごめんね、迷惑かけて!] 「來亜!」[ここは私たちに任せて!]

「美咲ちゃん!ももちゃん!私も行く!」「ありがとう!」「ありがとうな!」

 

『『ガルガル合体!』』

マジーン、ニンジャ、ドラゴンが合体し、『完成!ガルガルロイヤル!』

ユニコーンとペガサスが合体したガルガルカイザーに、サムライが追装し、『完成!ガルガルカイザーサムライ!』

 

「空で勝負といこう!」「望むところよ!」

3体は飛翔した。

「ほれ!ほれ!」エノグフクロウは羽爆弾を飛ばして攻撃するが、

「2回も引っかからないよ!」グリーンの言う通り、ガルガルロイヤルとガルガルカイザーはそれをすべて避け、

「フン!」「ハッ!」それぞれ剣で羽を切り裂いた。

「ぐへ!何という失態...」「これで最後!」

『ガルガルロイヤル・グレートストームダイナミック!』

『ガルガルカイザー・クリティカルフラッシュプロビデンス!』

「この景色の中に、美しさを見た...」エノグフクロウを完全に撃破した。

 

「あの、ありがとうございました!助けてくれて...」「勘違いしないで。私たちはあなたたちと馴れ合うつもりはない。」

「でも、名前は教えてあげる。また会うことになるだろうから。」

 

「私は夏木綺羅。」「私は、万丈蘭。」

「私たちは、ガルガールズを超える存在。それだけ覚えておいて。」

そう言って2人は、去ってしまった。

 

「ガルガールズを、超える...?」




ご覧いただきありがとうございました!
長らくお待たせしてしまいましたが、ついに9人全員が登場しました!
超強力なきららんコンビの狙いは...次回もお楽しみに♪

本日の先輩ヒーロー
[仮面ライダータイクーン] 『仮面ライダーギーツ』に登場する、桜井景和がデザイアドライバーとタイクーンのIDコアを用いて変身した姿。ニンジャレイズバックルを使い、ニンジャフォームとなる。
[仮面ライダーナーゴ] 『仮面ライダーギーツ』に登場する、鞍馬祢音がデザイアドライバーとナーゴのIDコアを用いて変身した姿。ビートレイズバックルを使い、ビートフォームとなる。
[仮面ライダーマッハ] 『仮面ライダードライブ』に登場する、詩島剛がマッハドライバー炎とシグナルマッハを用いて変身した姿。
[仮面ライダー最光] 『仮面ライダーセイバー』に登場する、ユーリが光剛剣最光と金の武器銀の武器ワンダーライドブックを用いて変身した姿。

本日のトキシミックス獣
エノグフクロウ 『絵の具』と『フクロウ』の要素を併せ持つトキシミックス獣。フクロウの鋭い眼差しで相手を分析し、確実に攻撃を撃つ。発する絵の具に触れた者は、心を絶望に染められ、生きる気力を失ってしまう。
人間の1,000,000倍の色彩感覚を持っている。
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