ヒロイン戦隊ガルガールズ!   作:アノマロ9世

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前回のあらすじ
柚葉に連れられて行った特務機関GARUの本部で、美咲はスバにぃ司令にヒーローの素質があることを指摘されるが、戦うことを拒否。しかし、未知の敵の前に倒れた柚葉を助けるため、美咲はガルガルオレンジに変身したのであった!


第三話 最強!ガルブラスターの秘密!

『私は、 時を駆けるソウル!一気に魅せるよ止めてみな!ガルガルオレンジ!』

とは言ってみたが、恥ずい。とりあえず柚葉が言ってた恐竜モチーフの戦隊やライダーの決め台詞を合わせてみたが、恥ずい。脳から羞恥心を感じる部分を切除したい気分だ。

そんなことを思っていると、ガルブラスターから人の声が聞こえてきた。

『よお!君が新しいガルガールズの美咲ちゃんか!俺はGARUのメカニックチーフの岡崎宏明!たいくくんって呼んでな!』いやいや、名前に体育の要素皆無なんですけど。

「たいくくん、何の用ですか?」

『俺がこのガルブラスターの使い方教えちゃるから、言う通りに使ってーな!』

「何をごちゃごちゃ話している!そっちが来ないなら我から行ってやる!行くぞ、ポイズン兵ども!」

ヤバい!私は柚葉が戦ってた時の記憶を探りながら、ポイズン兵に向かってガルブラスターを乱射する。すると、

「ギャァァァァァ!」あっという間にポイズン兵の大半を倒してしまった。

『やるやん!でもそれだけじゃあのトキシミックス獣は倒せへん。こういう時こそ、先輩方の力を使うんや!』

「どういうことですか?」

『このガルブラスターには、俺が全仮面ライダー、全スーパー戦隊のデータを入れたんや。せやけん、あいつを倒すんに必要な歴代ヒーローの力を借り!』

幸い、私は柚葉から特撮ヒーローのことを嫌というほど聞かされてきたので、多少の知識はある。だから、

「これを使おう!」[233 エグゼイド]私がコードを入力してガルブラスターを発射すると、頭上にいろいろなメダルのようなものが現れた。これは確か、エグゼイド達が使うエナジーアイテム。これを使えば強化出来るはず。

「我の一撃を食らうがよい!」ボクシングタウロスが私に強烈な一撃を与えた。しかし、

「な、何故だ...拳が、酷く痛む...」当然だ。私が取ったエナジーアイテムは『鋼鉄化』。ボクシングタウロスの攻撃も、これなら痛くも痒くもない。そして、

「柚葉や巻島さん達の分、お返しだよ!」もう一つ取ったのは『マッスル化』。これにはさすがのボクシングタウロスも、「グァァァァ!」と悲鳴を上げて吹っ飛ぶ。

『すげぇ!ただでさえ強力な恐竜の力に、マッスル化を上乗せした一撃!美咲ちゃん、あんた天才やな!』

「いやぁ、それほどでも...」

『そんな美咲ちゃんに、もう一つプレゼントや!』

たいくくんから転送されてきたのは、柚葉も使っていたガルサーベル。これを使って私は、

「ギャァァァァァ!」残っていたポイズン兵も一掃した。そして、

「もっかい使っちゃお!」[137 キョウリュウジャー]私の両手にはキョウリュウレッドの武器、ガブティラファング。ボクシングタウロスに向かって、『ガブティラ岩烈パンチ!』再びアイツを吹っ飛ばす。

「何故だ...何故ポイゾニック帝国の兵士である我が、こんな小娘に...」

「答えは簡単よ。私には守りたいものがあるから。思いの強さの違いよ!」

『よう言うた美咲ちゃん!ガルブラスターとガルサーベルを合体させたガルバスターソードでとどめや!』

私はたいくくんに言われた通り、ガルバスターソードを完成させた。そして、

[01 FINISH ATTACK]『ガルガルカーニバルグランドフィニッシュ!!』渾身の一閃はボクシングタウロスに命中し、

「モ~TKOとは...無念!」と辞世の句的なことを言ってボクシングタウロスは爆散した。

『やったな美咲ちゃん!負傷した隊員たちは医務班が何とかしてくれるはずや、スバにぃ司令のとこ行っといで。』とたいくくん。私は柚葉に駆け寄り、「ダイジョウブ?柚葉?」と呼びかけると、

「美咲先輩が助けてくれたの...やったね、美咲先輩もヒーローじゃん。」と柚葉。何だか心の奥の方がむずがゆかった。

 

 

「トキシミックス獣がやられただと?やはり奴らを侮りすぎたか...」

「こちらが強力な駒を出したのですから、向こうも戦力の拡張に躍起になるはず。より強力なトキシミックス獣を作るためにも、我々は地球のことをもっと知らなければなりませんねぇ。そうですよね、セノー?」

「ふん!イワーイ、お前に言われんでも分かっておるわ。」

「全ては皇帝ポイゾニック様のために...」

 

 

「いやぁ~美咲ちゃんがガルガールズに入ってくれて嬉しいよ!あ、僕のことスバにぃって呼んでいいからね。」

あれから一夜明け、私は回復した柚葉と一緒に、正式にガルガールズに入ることを報告しに行きました。

「美咲先輩がいれば百人力、いや万人力だよ!」

「おだてても今度のランチはおごんないんだからね!...あと、もう一緒に戦う仲間なんだから、先輩っていうのは止めてほしいな。」

「うん!美咲!これからもよろしくね!」

こうして、私のガルガールズとしての戦いが幕を開けたのでした。

 




本日の先輩ヒーロー
[仮面ライダーエグゼイド] 宝条 永夢がゲーマドライバーとマイティアクションXガシャットを用いて変身した姿。ゲームキャラクターをモチーフとし、人に感染する怪人『バグスター』と戦った。
[獣電戦隊キョウリュウジャー] 恐竜が進化した機械生命体『獣電竜』に選ばれたブレイブな戦士達。かつて恐竜を滅ぼした『デーボス軍』と戦った。
本日のトキシミックス獣
ボクシングタウロス 『ボクシンググローブ』と『ミノタウロス』の要素を併せ持つトキシミックス獣。牛のスタミナと強烈なパンチ力を誇る。好きな映画は『ロッキー2』。
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