ヒロイン戦隊ガルガールズ!   作:アノマロ9世

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前回のあらすじ
美咲と柚葉は、高いヒーロー指数を持つ歌手志望の少女、百花をガルガールズに誘うも、断られてしまう。さらに、トキシミックス獣の影響で、街から音楽が消えてしまった。一人歩く百花を見かけた美咲は…




第六話 彼女のブレーキを壊すものは何か

「うちな、元々陸上選手を目指してたんや。」一緒に入った喫茶店で、唐突に百花さんは切り出した。

「そうだったんですか!?だから足が速いって言ってたんですね。」「せや。でも、中二の時に怪我してもうてな。今は治ってるけど。」「そしたらどうして、」「うちはあの時、地獄を見たんや。」百花さんは、自分の中学校時代を語り始めた。

 

- うちが怪我して1週間経った頃。うちは学校に行けるぐらいに回復して、久しぶりに登校した。でも、今までみたいにみんな話しかけてくれんかった。まるでうちがおらんみたいやった。その日の放課後、うちは仲が良かった子に呼び出されて、近くの公園に行った。そしたらその子と学校でバリバリヤンキーやってた子が合わせて五人ぐらいおってな。そこでうちは言われたんや。

『今まであんたは陸上でいい成績とってたから仲良くしてやってたけど、今のあんたはただの雑魚や。もう友達なんてやめよ。うちらのしもべになれ。』『なんでそんなこと言うん?あんだけ仲良くしとったのに...』『あんたは足が速いんと歌が上手いんだけでみんなにちやほやされて、正直むかつくんや。やけん、こいつらに頼んで百花としゃべったらボコすってみんなに言ったんや。』『そんなこと言わんと、もう一回仲良くしようや!』『うるさい!』その子は私に思いっ切り水をかけた。その後うちはヤンキーにボコボコにされた。家に帰っても、怪我の理由は言えんかった。

 

その後もいじめは続いた。逃げたら弟に手出すって言われて逆らえんかった。お金盗られたり、上靴に画びょう入れられたり。ここでは言えへんようなこともたくさんされてきた。やからうちは親に頼みこんで、東京に行ってオーディションに合格して、あそこから逃げてきたんや。-

 

「ここに来てから、うちには音楽しかないと思って生きてきた。やのに、あの変なやつのせいで弾き語りもできん...うちはもう、終わりや。」百花さんは涙ぐみながら私に話してくれた。

「百花さん、その生きがい、一緒に取り戻しましょう?百花さんなら出来るはずです。」「無理や。今でもちょっと気合い入れて走ろうとしたら、あのことを思い出すねん。あの歪んだ笑顔を...」

 

「百花さん、キラメイジャー知ってますか?」「うん、知っとるよ。」

「キラメイレッドの充瑠は、ヒーローになる前はみんなにからかわれてた。本人も自分に自信が持ててなかった。でも、戦いの中で自分の本当の力に気付けた。百花さん、あなたのキラメンタルならきっと変われるはず。自分の本当の力に気付けるはず。『変わる、変われる、変わりたい!』って、強く思うんです。」私は百花さんにガルブラスターを差し出した。「今度の戦い、来てください。百花さんが変われるって、信じてます。」

 

「ハハハ!どうだねアパマーダ、私の作戦は?」「チータースピーカーの能力で楽器を兵器に変えるだけでなく、その影響で人々の音楽に触れる機会を奪う…考えたな、イワーイ。』『地球人のネガティブオーラがどんどん溜まってくわ!美しい…」「さて、アイツにはそろそろ邪魔者を始末してもらおう。」

 

「フハハハハハ!ガルガールズ、今度こそ俺の魂のグルーヴ聴いてもらおう!」

『トキシミックス獣が現れた!隊員は現場に急行せよ!』私や柚葉、GARUの隊員たちは現場に駆けつけた。

「ねぇ美咲?ホントに百花さん来てくれるの?」「きっと来るよ。百花さんを信じよう。」「でも...」

「今日こそ二人まとめて消してやる!」「あんたの相手は三人や!」その声は、『『百花さん!!』』

「あれから考えたんや。美咲さんの言う通りや。うちは過去にブレーキ踏まれてた。もうあのこと考えるんは止めや。全部振り切ったった!」百花さんは思いっ切りもも上げする。

「相手が何人だろうと関係ない!俺は無敵だ!」「その大口、いつまで叩けるか試したるわ!」

 

 

[CHANGE No.1/2/3]『『『ガルガルチェンジ!!!』』』私はオレンジ、柚葉はスカイブルー、そして百花さんはこの前見たF1カーがモチーフのブルーのスーツを纏う。

 

『時を駆けるソウル!一気に魅せるよ止めてみな!ガルガルオレンジ!』

 

『闇に向かいて暴れるぜ!刃の心、ガルガルスカイブルー!』

 

『追跡撲滅いずれもダッシュ!果てなきトップギア!ガルガルブルー!』

 

『ヒロイン戦隊!』『『『ガルガールズ!!!』』』

 

「行くぞポイズン兵ども!」戦闘が始まった。

 

「テヤッ!」「フン!」私たちが隊員たちと一緒にポイズン兵と戦っている間、

「あんたが奪ったうちの生きがい、返してもらうで!」ガルガルブルーはチータースピーカーとの一騎打ちに出た。

「お前も俺の叫びを聴け!」チータースピーカーは音波を繰り出すが、

「遅いで。」ブルーの姿はアイツの真後ろにあった。ガルサーベルで思いっ切り斬りつける。

「バカな...ならば、俺の速さを見ろ!」負けじとチータースピーカーも全速力で応戦するが、

「うちはあんたを許さへん!」明らかにブルーの方が速く、音波をよけながら攻撃している。「知っとるか?チーターってそんなに長いことダッシュ出来んねん。やから、」チータースピーカーが息切れを起こしている。

「今や!」[138 トッキュウジャー]ブルーがチータースピーカーにガルブラスターを撃つと、アイツの前後に白線が出てきた。『白線の内側に下がってお待ちくださ~い!』「これでは、動けぬ...」

『カモン!ガルランチャー!』ブルーの固有武器-ガルランチャーが召喚される。

[03 FINISH ATTACK]『ガルガルスプラッシュブレイクバニッシュ!』ガルランチャーからの一撃は、アイツの肩のスピーカーを破壊した。「俺の叫びが...」

「これでとどめよ!」[01/02/03 FINISH ATTACK]『ガルガルオールスターフィニッシュ!!!』

「グァァァァ!」チータースピーカーは爆散した。

 

「セノー、チータースピーカーが倒れた。あれを使え。」「オッケー。港区女子もビックリのポリューションシステム、見せてあげる!」

 

突然謎の光がチータースピーカーを包み、

「ウォォォォ!俺の叫びをもっと聴けーーーーー!」アイツが巨大化した。

「巨大化なんて聞いてないよ!」『安心せぇ!』「たいくくん!?」『今こそどえらいもんを使う時や。ガルガルガーディアンズ、発進!』

たいくくんがそう叫ぶと、ティラノザウルス、忍者、F1カーを模したマシンがやってきた。

 

『それはガルガルガーディアンズ。巨大戦用に開発したんや。左からティラノ、ニンジャ、フォーミュラや。』

「ほんまもんの巨大マシンや!」「みんな、それに乗り込んで合体させるんや!」私達はそれぞれのマシンに乗り込み、

 

『『『ガルガル合体!』』』三つのマシンが合体する。胴体部はティラノ、右手足はニンジャ、左手足はフォーミュラ。最後に両足にフォーミュラのタイヤが付く。

 

『『『完成!ガルガルクイーン!』』』

 

「すごーい!テレビで観てたのと同じだ!」「みんな、行くよ!」

ガルガルクイーンは武器-ニンジャ一閃刀でチータースピーカーを斬る。

「グッ!」「スピーカーの壊れたあんたはもう敵やない!」

「だったら速さで!」しかし、

「逃さへんで!」フォーミュラの力ですぐに追いつき、パンチを浴びせる。

「今度は私達のグルーヴを食らいなさい!」

『『『ガルガルクイーン・ブレイブストームアドベンチャー!』』』強烈な一撃。

「テンポが速すぎたんダナァ...」チータースピーカーを完全に撃破した。

 

後日。百花さんは正式にガルガールズに加入した。駅前での弾き語りもできるようになって、とっても嬉しそうだ。

「百花さんってのは堅苦しいから、百花かももちゃんって呼んでな!」「うん!ももちゃん!」「よろしくね!百花!」

こうしてガルガールズは三人になったのでした。




ご覧いただきありがとうございました♪巨大ロボの登場、いかがでしたか? 次回は四人目が登場!
本日の先輩ヒーロー
[烈車戦隊トッキュウジャー] 光の路線『レインボーライン』が高いイマジネーションを持つ子供達を大人の姿にして結成した戦隊。闇の路線『シャドーライン』と戦った。
本日のトキシミックス獣
チータースピーカー 『チーター』と『スピーカー』の要素を併せ持つトキシミックス獣。圧倒的なスピードと音波攻撃を組み合わせた戦術をとる。
『ロッケンロール』がポリシー。
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