異世界スッゲーD×D 作:D×D大好きッ!!
その場合はいわゆるショートエロ的な物を話に組み込みながらになると思います。……長いエロ話とか書いたことないし、こっちの方がよさそうだな……。
特訓開始からあくる日。俺たちはまた座学をすることになった。
そして今度の講師役……なんとアーシアだった。
「……では、
「よっ! 待ってましたぁっ!」
イッセーは拍手をするな。
授業参観でテンションを上げすぎる系の親か。子供は絶対恥ずかしがるぞそれ。
ほらアーシアも顔真っ赤だし。そういうところはかわいいけど、話が全然進まない気がしてきたぞ。
とはいえ時間は有限だし、アーシアも我に返ったので講義が進んでいく。
「で、では
ふむふむ。
俺は忘れないようにノートを取りながら、アーシアの語る
「一つはテレビなどでも出てくる、聖書を読み、聖水を使って人々に取りついた悪魔を祓う表側の方々。そしてもう一つの裏側の方々こそ、悪魔の皆さんにとっての脅威です」
ふむ。
となるとあれだな。レイナーレが率いていた神父服の連中。あれははぐれだが、メンタルはともかく基本は同系統だろう。
と、そこでシルヴィアがコホンと咳払いをしてから説明を引き継いだ。
「ま、依然戦った連中の正当系ってところだねぇ。神や天使、もしくは堕天使の加護を受けた連中は、訓練も相まって人間離れした身体能力を誇り、光を齎す武装をもって悪魔を滅ぼすんだ」
俺はあまり戦ってないが、確かにアイツらも人間離れしてたな。
普通にハリウッドのアクション映画、それもアメコミ系で主人公たちをてこずらせるだろう。
あんなのが軍勢規模で存在しているんだから、正直頭が痛くなりそうな世界だよ。
と、そこでアーシアがカバンから水が入った瓶を取り出す。
部長は何やら汚い物みたいに指でつまむが、シルヴィアは面白そうに手でもてあそんで中身を揺らしている。
「次に聖水と聖書の特徴をお教えします。この聖水は悪魔の方が触ると大変なことになります」
具体的にどうなんだろうか。
ちらりと周りを見ると、朱乃さんはニコニコ笑顔でイッセーのほうを振り向いた。
「うふふ。硫酸とかそういったものを考えてくださいね? うっかり触るとお肌が大変ですから、イッセー君もお気をつけて」
「マジですか!? やっべ、俺ちょっと触ろうかと思った!」
なるほど、分かりやすい。
「悪魔って面倒ごと多いな。頑張れよ、イッセー」
「畜生、他人事だと思って!」
俺に茶化されたイッセーがそう吠えるけど、実際太変装ではある。
「……なるほど。つまり聖水をかぶって悪魔に抱き着けば倒せるんだ」
三鈴がそんなことを言ってくるが、まぁ聖水をかぶった奴が突進してきたら悪魔はビビりそうだ。実際、何人かはちょっと引いている。
「ちなみに人間が触った時は?」
「大した危険はないねぇ? それに作ろうと思えば私たちでも作れはするよ?」
俺の質問にシルヴィアが応えるけど、それはそれで神聖さが薄れるな。
しっかり十字架や光や聖水とか、悪魔は基本性能は高いが弱点も多いな。
とはいえ、人間である俺なら使いようは十分にあるな。あとでたくさん作って何かしらで用意するか。
「次に聖書です。小さいころから毎日読んでいましたが、悪魔の方が読むと一説でも頭痛がするそうです」
「悪魔だもの」
「悪魔だからね」
「悪魔だからねぇ」
「……悪魔」
「うふふ。だから私たちの前では語らないでくださいね?」
「ううう。聖書について語るぐらいしたいですぅ」
連続指摘にアーシア涙目。
ま、まぁ俺達しかいないときはちょっとぐらい聞いてやってもいいか。……いいんだろうか。
俺別に信仰心は日本人のそれだからなぁ。
「じゃ、じゃぁスピーカー片手に聖書読みまくってたら、ライザー眷属全員ボコれるとか!?」
「三鈴ちゃん。それ
イッセー。うちの妹が物騒なことばかり思いついて……ゴメン。
たまにだが、眠れない日という物は来るものだ。
特に今回、あと数日でライザーとのレーティングゲームだ。
リアス部長の将来がかかっている以上、やはり俺も責任で重くなる時はある。
突発的な時は時で負荷が大きいが、ある程度時期が離れているのもじわじわとくる負荷があるな。やはり少し気がめいりそうになるものだ。
なので、どうしても眠れなくなったらナイトキャップとしてこっそり酒を飲みに来た。
手製{もちろん違法}の蒸留酒。安く売っていた砂糖を作って作った自家製ラム酒といったところだ。味は間違いなく悪いが、自己責任だ自己責任。
とりあえず水で割りながら、俺は別荘の外で適当に酒を飲んでいる。
そんな時間をニ十分ほどしながらうろついていた時だ。
「……私は、グレモリーなのよ」
その声に、俺は思わず足を止めると静かにかがんで耳を澄ます。
すでに神器の使い方にも慣れてきていたので、思わずそこにも力を入れてしまっていた。
今の声はリアス部長のだな。
「えっと、意味が分からないんですけど」
お、イッセーもいたのか。
「えっと、そりゃ部長はリアス・グレモリー先輩ですよね?」
「自分の名前を言ったわけじゃないわ。ただ、私はどうしても
なるほど。
確かに貴族に生まれると、どうしてもそういう箔がついてしまうことはあるだろう。
親の七光とはよく言うものだ。そうでなくても優れた成果を遂げた人物の子供となると、同じ分野で成果を出せると思ってしまうのは人情。
それはそれで苦労するのは俺も理解できる。
「いやなんですか?」
「誇って入るの。でも同時に縛られているわ」
イッセーにそう答える部長は、複雑な感情がきくだけでわかる。
「冥界では私のことを誰もがグレモリー家のものとみる。そういう意味では人間界は私にとってかけがえがないわ。だって悪魔グレモリーを知らない人間界だけが、私をリアスという
その言葉に、どれだけの感情が込められているのかを、俺は悟ることはできないだろう。
「私は、私をリアス個人としてみてくれる人と一緒になりたい。それが私の小さな夢」
だからこそ俺は此処で出て言って何かを言うことはできない。
「でもライザーはそうじゃない。彼は私をグレモリーのリアスとして愛することがわかっているから」
なぜなら、俺はまだそこまで理解できるわけではないのだから。そんな俺で、責任を持って発言することはできないだろう。
「……グレモリーの誇りは大事だけれど、それはどうしてもいやなのよ」
その悩みは、俺みたいな考える奴では、どうしても今いい言葉を言えるわけがなくて―
「―俺は、部長の事を部長として好きです」
―そうだな。
「難しいことはちんぷんかんぷんですけど、俺にとって部長はリアス・グレモリー先輩でしかないです。そんな部長が、俺はとっても大好きです!」
お前はそういうやつだ。
馬鹿だし考えないところも多々あるが、だからこそ言えることもある。
ダメなところも数多く、中にはとんでもない物もある。
だけど、それを補えるだけのいいところがそこにある。
「ライザーとの戦い、俺がどこまで役に立てるかわかりませんけど……頑張ります!」
そう、イッセーは自分自身も元気づけるように言い切った。
「頑張ります。俺を助けてくれた俺の大好きなリアス部長を、俺だって助けたいですから!」
そう、そんなことがあった。
だが、だ。
「……これやりすぎだろ」
「んなこと言われても」
俺が文句じみたことを言うと、イッセーも途方に暮れていた。
今俺たちの目の前には、少し離れたところの山の、山頂部分がごっそりえぐれている光景が広がっていた。
そう。イッセーが倍化を限界まで溜めてからぶっ放したオーラが、まるでインフレ系バトル漫画のように山に大きな被害を出してしまったのだ。
「ふふふ。今のあなたの力を限界まで溜めれば、上級悪魔クラスの威力は十分出せるということよ」
リアス部長はそういうけど、これで上級悪魔クラス止まりなんですか。
俺、これほどじゃないけどかなりやばい
頼もしい気持ちになると同時に、俺は心から気を引き締める。
俺は俺の
そしてこんなものは、赤龍帝の本領の一割にも満たない。
割とジャンプ漫画でもなかなかないレベルでインフレ激しいですよねぇ、D×D……。