異世界スッゲーD×D 作:D×D大好きッ!!
エクスカリバー編から統合する気な今日この頃、ちょっと見返してうっかりミスなどを直したりしながら土日を過ごそうかと思っております! もちろん書き溜めもするぜぇっ!
「イッセーさん、皆さん! 頑張ってください!!」
アーシアの声援を受けながら、俺たちはそれぞれが行動を開始した。
同時に後方支援担当として、レーカと三鈴は基本的に旧校舎待機。
その上で、俺とイッセーは補佐も兼ねて小猫と共に、体育館に突入する。
再現度がかなり高い体育館内部をこそこそとしていると、足音が警告のように鳴り響く。
「出てきなさい! あなたたちが入ってくるのは見えてるんだから!」
ま、相手も当然警戒をしてるだろうしな。
俺たちは覚悟を決めると、檀上にたって相手を見据える。
チャイナドレスを着た女性が率いる形で、イッセーの相手をしたロリっ娘と、体操服を着た双子の少女が現れる。
……ジャンルがいろいろだな。ライザーのスケベ根性というか、コレクター精神には一周回って感心するぞ。
「行くぜ、
『Boost!』
イッセーが赤龍帝の籠手を起動させると、俺も静かに
さて、誰が誰を相手するべきか。
「……あの
よし、小猫は実戦における先輩だからな。ここは判断を尊重しよう。
となれば……だ。
「イッセー、第二ラウンド行ってこい。俺は残りの足止めを担当する」
「OKだ! ……決まれば決定打の技がある、それまで二人とも耐えてくれれば……作戦は成立だ」
イッセーの返事に、俺はちょっと眉を上げる。
いつの間にそんなものを。小猫も驚いているようだし、どうやら隠し玉って奴のようだ。
まぁいい。だったら―
「信用してるぞ、イッセー!」
「出す前にやられないでください」
「任せとけっ!!」
一斉に俺たちは飛び出し、そしてそれぞれの相手に向かう。
素早くDツヴァイを構えながら、俺は相手の双子がチェーンソーを取り出すのを……いや待て。
「え、武器それ?」
「そのとーり!」
「解体でーす!」
無邪気な笑顔と共に、チェーンソーで俺を切り刻もうとする双子。しかもロリ。
うわぁ。たまに漫画やアニメであるけど、リアルで相対するとシュールだな、オイ。
だが残念だったな。
「最適なものを持ってきた俺に感謝!」
素早く俺は一つの小さなボトルを取り出すと、Dツヴァイを構える。
具現化されるのは中折れ式の太く短めの筒。そこにボトルを取り出すとともに、ためらうことなくぶっ放す。
その瞬間、放たれたのはいくつもの破片とネット。
一生懸命頑張ってロープを使って作った手製のネット弾。そしてチェーンソーはその性質上―
「あ、絡まった!?」
―少しは時間稼ぎになる!
そして気を取られた一瞬を突き、俺は素早く片方の手を取ると―
「切れる者なら切ってみろ!」
「きゃぁあああっ!」
「わぁあああっ!」
兵士を振り回し、相方を攻撃する。
ふっ。味方の体を攻撃するのは誰だって躊躇する。ましてチェーンソーならなおさらだ。
さらに人体とは体積も面積も大きく、うまく関節など堅い部分に当たれば怪我だって大きい。盾にも使える武器にも使える。敵の体とは集団戦闘における優れた武装なのだ……と、とても胡散臭いがかなり安い通信教育で学んだのだ。
本当に役立つ。特に一撃が致命傷になりかねない武器を使ってくる相手に対してはな。
一方小猫も相手の戦車と熾烈な争いを繰り広げている。炎を纏った打撃をうまく回避しながら、重い一撃で反撃を試みる戦いだ。
そしてイッセーも、すでに素早く相手の棍をへし折り……あれ、軽いタッチで終わったぞ?
しかも流れるように組合になっていた相手の戦車に再びタッチをすると、そのまま俺たちの方に―
「三矢投げろ!」
「え、ああ」
思わず投げると、そのまますれ違うようにタッチして、その勢いのまま残り一人にもタッチ。
そして振り返るとともに、なぜかちょっと得意げな表情で指を鳴らす。
「
その直後、敵眷属の全員が全裸になった。
具体的には、服がきれいにはじけ飛んだ。
……とりあえず、五秒でしっかり脳内に保存させてもらいました、
「なぁ、もしかして魔力で野菜の皮をむいていたのって―」
「ああ、朱乃さんにこの技のアイディアを相談したら、練習として持ってきてくれたんだ」
何考えてんだあの人は。
俺は思わず額に手を当てて天を仰いだ。
さすが悪魔というべきか、神よもうちょっと仕事しろというべきか。
というか、これってゲームのルール的にどうなんだろうか。朱乃さんたちはそれなりに知識があるだろうし、とりあえずセーフであってくれることを願う。
「見たか! これぞ俺の必殺技、女の子の服を破壊して丸裸にする奥義! 俺のごくごくわずかな魔力全てを、女の子の裸を見るためだけに注ぎ込んだのだ!」
すごく勝ち誇った表情だし、実際女性陣動けなくなってるけどなぁ。
「もうちょっとほかに使ってくれ」
「……見損ないました」
呆れまくりの俺と、冷徹な結論の小猫。
まぁ使える技だとは思う。いきなり全裸にされたら混乱するだろうし、動きも止まるとは思う。
ついでに言うと眼福だ。それも認める。
だけど他に何かなかったのか……っ
『うっひょぉおおおおおおっ! イッセー、イッセーってば本当に……今度私にもして! リサイクルショップで服買いまくるから!』
「お前そういうところだぞ馬鹿妹!」
三鈴の興奮しまくった声に、俺は素早くツッコミを入れる。
お前は女だろうがと言いたい。
そしてその声を放っているのは、特訓時に出していた光る球体。
なんでも
これによる緊急時のオペレートが三鈴の担当だが……お前このためだけの声出すか普通。
『……あ、準備完了。フェーズツーだよ♪』
あ、そっちが本命か。
とりあえず、ならもうここに用はない。
俺たちは一目散に体育館から脱出する。
「この重要拠点から逃げる気!?」
ああ、だが大事なことを忘れている。
フリーの重要拠点ってのは、つまり
当然だが、もともと自分たちの者でないなら取られさえしなければ失っても損はない。つまり―
「
―引き寄せてもろとも粉砕という、そういうからめ手ができるということだ。
これが俺たちの作戦の一つ。
体育館という構造上確保したくなる地点を餌に、敵を誘引して朱乃さんの上級悪魔クラスの火力で吹き飛ばす。これでごっそり敵を倒すという戦術だ。
『ライザー・フェニックスさまの
よし、撃破できた。
「やったね、小猫ちゃん!」
「……触らないでください」
「小猫下がれ。俺の後ろに」
功労者のイッセーはこの際無視だ無視、まともに相手するとメンタルが壊れる。
ふぅ。だがこの先制点は、メンタル面でも実際の戦力面でも大きい。
できればこのまま敵の撃破を進めていきたいが―
『ライザー・フェニックス様の
―よし、さらに削れた!
さすがにこれはテンションが上がるというか―
『お兄たち、右側!』
―その瞬間、悲鳴じみた三鈴の絶叫が飛んだ。
判断は一瞬。位置的に一番近く、なおかつ
全力で蹴り飛ばして距離を開けさせ、その上で俺は小猫と抱えて走ろうとし―
「あら残念。位置が悪いわね」
―その瞬間、強力な爆風が俺たちに襲い掛かった。
『リアス・グレモリー
よし、まだこれなら何とかなるか……っ
一方その頃、その声を聴いた二人はそれぞれ反応を示す。
「……プランデルタだったかしら。厄介ね」
「そうだねぇ。ふふふぅ、レーティングゲームは視認がほぼ出ない以上、わざと撃破させる戦術がとりやすい。なまじ自分が不死だからなおさらこういう戦術も取りやすいのかな?」
すでに三人の
すでに壮絶な爆音と雷鳴が響く戦闘が起きており、その戦いは壮絶なものであることを理解させた。
「どちらも上級悪魔クラス。朱乃副部長と……敵
「先方から
そこまで言葉を交わし、二人は小さくうなづくと駆けだした。
この作戦の伏札ともいえるプランデルタ。これがすでに発動した以上、自分たちも油断はできない。
ここからが……本番だ。
二人はともに駆けだしながら、合流してくるだろうイッセーを待つ。
運動場から見回りの
敵はおそらく様子見の
だからこそうかつに出てくることは避けるべきだ。できることなら相手がしびれを切らすのを待つのが最適解。
そしてイッセーを見つけ、二人は素早く引っ張り込んだ。
「やぁイッセー君。頑張ったようで何よりだね」
「シルヴィア、それにイングリッドも」
シルヴィアたちの登場にほっとしたのか、イッセーは思った以上に大きな声を上げようとする。
それを手で口を掴んで防ぎながら、イングリッドはまっすぐな目を向ける。
「プランデルタはもう始まってる。ここからは演技力も重要だと覚えておきなさい」
その言葉にイッセーはうなづき、シルヴィアも微笑む。
その上で、イングリッドは一瞬だけ目を伏せ―
「―この戦い、勝つのは私たちよ」
―勝利を掴むと、宣言した。
さて、次回からオリキャラの戦闘スタイルを詳しく説明する話になっていきます!
まて、月曜日っ!!