20話では、『グラメント』でしたが『ミシガン』で宜しくお願いいたします。
どうしてもこの名前でやりたかったんだ……
誤字脱字など有りましたら連絡下さい。
楽しんで読んで頂ければ嬉しいです!!
G-1支部は新世界、レッドラインの麓にある。
新世界から
いくら海軍、政府の人間と言えど聖地マリージュアへの通行許可は日数がかかる。
そこまでしてG-1ミシガン中将はコチラに来た。
……その理由は一体……。まさか、僕らがメインのはずは無い。
カープさんと同行している所を考えると……思う節は一つだ。
「ミシガン中将……。新世界では…海賊が多くなったと、僕のジジィから聞いてます。第一支部と海軍本部の転移。元帥と、そのような打ち合わせをしたのですか?」
「ほぉ?良く判ったな?」
「まぁ……。ミシガン中将あたりの世代は……天竜人の事を……」
芳しく思っていない、そう言おうとした。
だがそれを越されて中将は口を開いた。
「クズにもクズなりの……クズしか出来ん仕事も有る……!!我々海軍の資金。それは天竜人への献上金……その一部で成り立っている…!!故に我々海軍は、より多くの民を守らなければならんのだ」
「……」
クズしか出来ない仕事……。確かにそうなのかもしれない。
献上金。つまり多額な税は、天竜人の面子があってこそだ。
今こうしてお給料を貰っているが、それはどこかの貧しい国からの徴収金なのかもしれない……。
「そういえばゼラ…貴様!!とある海兵からの情報で、海軍の金でメシを喰らっていると聞いた!!この行為は立派な横領!!今回、新世界の海にて海賊狩りを行うが……貴様は最前線送りだ!!!!」
だぁあああぁぁあああぁあああぁぁ!!??
誰だ!?この情報をリークした野郎は……!!!
まさか……
僕は首を横に向ける。
顔面蒼白で冷や汗を少し流すエレナが居た。オメェか!?コノヤロウ……
「ではガープ……この出来損ないどもを借りていくぞ」
「おう、しごいて来い」
煎餅をボリボリ食うガープはミシガンに言った。
すんません、その菓子。僕と同じ横領の範囲では???
「そうだゼラ。貴様には空きが出たラッキーナンバー。
「えっ…はっ……。が、G13!!!」
◇◇◇◇
聖地マリージュア経由で新世界に入った。
通行許可はとんでもない位にスムーズに進んだので船の甲板に立つまでは、三日と掛からなかった。
しかしまぁ……。
海は荒れに荒れている。
凡そ五分間隔で天候が変わっており、雨→晴れ→雪→雷雨→晴れ……
僕もある程度の航海術を学んでいるが、無に帰した。
通用する、しないの話では無い。
『分からない』。ただこの一言で片付く程だ。
この海でアインさんは、僕のジジィと共に戦っている。
改めて彼女の凄さを学んだ。
そしてジジィ……オマエの底なしの体力もな。
『三時の方向!海賊船発見しました!!』
船と船を繋ぐ電電虫。その拡声された報告が甲板に響く。
それに応えるようにミシガンは言う。
『良し征くぞ!!楽しい遠足のはじまりだ!!』
今回、G-1からは三隻の船で海賊狩りを行う事となった。
その先頭を走る軍艦。そこに僕は居る。
『歩く地獄』と敵味方から恐れられているミシガン中将と共にしている。
船員も新世界を戦い抜いた者たちなので少々目つきが怖い。
だが……やることは変わらない。
海賊の討伐。とてもシンプルだ。
いつも通りに戦うだけだ。
『よし!!敵船に突っ込むぞ!!』
「はぁ!!??」
ミシガン中将のアナウンスに反応した。いや、反応しない人間などいないだろう。
なんだよ『突っ込む』って!!そんなこと実戦ではやらなかったぞ!!!
荒狂う海の中、戦艦は更にスピードを上げた。
幾ら正面に分厚い装甲があるとしても……やり過ぎだ!
敵船との距離が五十メートルを切り始めた。
勢いは衰えず、グングン風を巧みに捉え突き進んで行った。
「なんだあの軍艦は!?まさか…コッチにぶつかる気か!?」「よく見ろ!!!アイツだ!!G-1の歩く地獄だ!!オマエ達!!剣を抜けぇ!!!」「船長!!!」
海賊船から怒号の悲鳴が聞こえてきた。
アッチも予想外の出来事で乱れているようだ…
「おうおう、新世界に初めて入った野良犬の世話をしなければならんとは……。精々俺に迷惑をかけないように立ち回れよ?」
G-1支部ミシガン中将には、彼専用の部隊がある。
『レッドガン』。レッドライン周辺を警備している集団の名だ。
その部隊。特に能力が秀でている者には、ミシガン中将直々に
今僕に話しかけた嫌味な男は、
小麦色の肌に短い金髪。顔には複数の傷跡と、鋭い目。
本当に、この手のヒトは少し苦手なんだ……
嫌味に皮肉で返す程、己惚れてはいない。イグアスと比べ僕は劣っている。
見聞色で自然と分かってしまうのだ。
このイグアス。それ以前に、甲板に居る乗組員の洗練さに──
「分かりました…!!背中は任せて下さい!!先輩!!!!」
「!?チッ……調子狂うぜ……」
『衝突するぞ!!!役立たずどもぉ!!舌を噛み千切りたく無いのなら備えておけ!!!!』
僕は姿勢を低くしてマストから延びる縄を腕に巻く。
海賊船まで目と鼻の先……!!!
「ぶつかるぞぉぉぉ!!!!????」
ドゴォォォ!!!!
戦艦の厚い装甲の前では木造の船は無力であり、凄まじい音を鳴らし衝突した。
飛び交う木片と鉄片。
衝撃により海に落ちる海賊。
そして──
「突入しろぉ!!役立たずども!!!」
「死ぬなよ?野良犬が」
「はい!!」
僕は、剣同士が交わる音。銃声が幾度も響く敵船に向かって走りだした。
お疲れさまでした。
いかがでしたか?
今回は蛇足を書いて終わりにします。
ミシガンの名前の修正。
20話時点では僕は、AC6が3週目序盤でした。
ですので、日和ってました。
今はSクリアだけですので、もういいだろうと……。
浅はかですみません。でもレッドガンを書きたかったので……。
イグアスについては、僕の願望も入ってます。
アレコイツ……僕より主人公してないか??
以上蛇足でした。
ここまで読んで下さって有難うございます!!!
では、また~