艦これ×ガンダム ガンダムビルド艦隊これくしょん 深海の言葉『上巻』 作:黒瀬夜明 リベイク
その翌日、深海たちの平穏は去ってしまった。
ピリリリリリリリリ―――
時刻は朝の5時。深海の起床時間の大体2時間前だ。
「う~ん…なんだ?」
室内に鳴り響いていたスマホの着信音で目を覚ました深海は、時雨と一緒に寝ていたベットからもぞもぞと這い出ると、スマホの画面を少し寝ぼけた目で確認した。そこに映っていた文字は「白河提督」だった。
(白河提督から?いったい何だろう)
電話の相手は「
「もしもし、深海です」
「おはよう深海。早朝にいきなり電話をかけてすまないが、至急お前に伝えなければならないことがある」
「はい?」
「電話で伝えることは難しい内容でな。すまないが、
「……わかりました」
深海は少しだけ間を開け、少し嫌そうなと口調で返事をしたのだった。そしてスマホの着信音で目を覚ましていた時雨は深海に尋ねてきた。
「白河提督からかい?」
「ああ。10時に海軍本部に来いだと…すまないが、朝食後に出かけてくる」
「そっか…じゃあ、もう少しだけ寝ておいてもいいんじゃない?」
「そうだな、海軍本部なら1時間くらいで着けるからそうする」
深海は再び時雨が待っているベットへと戻ったのだった。
そして朝食後、深海も出撃ドックに向かった。深海を見送る為に時雨と長門も出撃ドックへと来ていた。
「じゃあ行ってくる。あとを頼むぞ長門」
「ああ。任せておけ」
「提督、気を付けてね」
「ああ。今日は大鳳も帰ってくる、あいつが帰ってきたら伝えておいてくれ」
「うん、わかったよ!」
そう言って深海は「出撃」と書かれた踏み台を踏んだ。すると、天井から鎖によって吊るされた大型の煙突に金属製のスナップリングが取りつけられた艤装が降りてきて、深海の腰より少し上に装着され、右からは単装式の巨大な戦艦砲「試作型38.1㎝単装砲」が取りつけられた肩アーマー、左からは艦載機発艦用のクロスボウが下部に装着された正規空母サイズの航空甲板をアームによって稼働させることの出来る肩アーマーと左肘に装着される「14㎝単装砲」、左太腿部に装着される61㎝5連装魚雷発射管が現れ、それぞれが深海の身体に装着される。最後に、彼のスニーカーに舵状のパーツが取りつけられた。
「重雷装航空戦艦、深海。出るっ………なんてな」
深海は、時雨がかつて使っていた艤装を譲り受け魔改造を施した艤装を纏い、海へと駆けだした。
続く