戦姫絶唱シンフォギア 絶望の巨人【未完】   作:1052667

11 / 37
ウルトラマンデッカーが最終回近い!!
楽しみ!


絶望の傍観

 

二課の基地の模擬戦ルーム。

そこではシノビラーと翼が手合わせしていた。

翼とシノビラーは出会った日から意気投合し、今回3回目の手合わせをしていた。そして今一勝一敗である。

まあ、簡単に言えば似た者同士である。

その光景を見ているのは弦十郎と緒川だった。(その場には奏たちもいて、響はいない。)

 

「彼女の素性に関して調べてみたら君の遠い親戚だったよ。緒川くんは彼女のことを知っていたのか?」

 

「いえ、正月に会う程度です。まさか彼女が異星人関係者だとは思いませんでしたが。」

 

「それもそうか...お、終わったようだぞ。」

 

「引き分けですね。」

 

翼とシノビラーはお互いに褒めあった後、司令室に戻って来る。

 

「シノビラー君、残り2人の怪獣娘について聞きたいのだが。」

 

シノビラーに弦十郎が話しかける。

 

「あ、1人はビルガモ。監視対象の少女のこともあるから交代交代になってる。もう1人の方は何も知らされてないんだ。問題児じゃなければいいんだけど。」

 

「へぇ〜、ビルガモか。外部協力者から正規入隊だな。」

 

「あと1人、気が合えばいいな。」

 

その時、シノビラーの携帯(ソウルライザー)から電話の着信音がなった。

 

「ダダからの電話だ。もしもし?」

 

『もしもし?シノビラー、二課に派遣される3人目の怪獣娘なんだけど、リディアン学園の前についてるとの連絡を受けた。大学生でサンゴのTシャツ着てるやつだ。後はそちらで頼む。』

 

「一方的に切られた。もう1人の怪獣娘がリディアン前に来てるってさ。」

 

「そうか、すぐに緒川君を向かわせる。彼女の特徴は?」

 

「大学生。サンゴのTシャツ着てるって。」

 

「よし、パーティーの準備だ。」

 

 

 

 

 

さて、そのもう一人の怪獣娘は、リディアン学園前にいた。

 

 

「ここがリディアン音楽院か。にしてもでかいな。」

 

彼女の名前は異次 美沙(いじ みさ)。宇宙人地区評議会から二課に派遣された怪獣娘だ。

 

「ダダ議員に連絡っと。」

 

美沙はダダに連絡を入れ、一服する。

すると後ろから声をかけられる。

 

「すみません。」

 

「ん?政府の方?」

 

「はい。私は二課所属の緒川慎二です。基地まで案内します。あと、それ(タバコ)をしまってください。」

 

「わかった。」

 

美沙はタバコを携帯灰皿に入れると、そのまま緒川についていく。

校舎内のエレベーターに案内され、乗り込むと、

 

「少々危険ですので手摺りに掴まってください。」

 

「え?グルァァァァ!!

 

美沙は悲鳴をあげながら手すりに掴まる。

 

「つきましたよ。」

 

「心臓が止まるかと思ったよ〜。」

 

2人はエレベーターを降りると、1つの扉の前に移動する。

そして扉が開くと

 

「ようこそ!特異災害対策機動部二課へ!!」

 

と、クラッカーの音と共に歓迎された。

 

「ナニコレ?」

 

「歓迎会らしいよ。ま、楽しんで。」

 

「シノビラーじゃん。ってことはもう1人はビルガモか。」

 

「ああ。」

 

「さて、俺は二課の司令、風鳴弦十郎だ。」

 

そして各自自己紹介していく。(了子は用事でいない。)

 

「評議会より派遣された怪獣娘、異次美沙といいます。今日よりよろしくおねがいします。」

 

美沙が自己紹介したと同時に、シノビラーの携帯(ソウルライザー)に電話が来る。

 

「失礼します。」

 

シノビラーは周りに断って電話に出る。

 

 

 

 

 

さて、場所は変わる。

ビルガモは監視対象を見失っていた。

 

(やばいです。監視対象の未来ちゃんを見失ったのです。シノちゃんに怒られるです。)

 

焦っている。しかしいい考えがないため、シノビラーに電話するのであった。

 

「こちらファルコン1、シノちゃん応答するです。」

 

『普通に電話もかけられんのかお前は。で、要件は?」

 

「監視対象を見失ったのです。」

 

『は?』

 

「だから、監視対象を見失ったのです。」

 

『・・・・すぐに見つけ出せ。私も探す。』

 

電話が切れた。

 

「怒ってたです。」

 

 

 

 

 

そして再び二課の基地。

 

「ビルガモが監視対象を見失った...少し外出します。」

 

「アイツっていつも仕事増やすよな。」

 

「というわけでちょっとビルガモを手伝ってきます。ここのモニタールーム借りてもいい?」

 

「いいぞ。」

 

説明しよう!シノビラーの能力には、コンピューターの中に入ることが可能なのだ!

シノビラーはモニタールームのコンピューターにアクセスし、コンピューターの中を通って外に出る。ちなみに普通に外に出ればいいのだが、シノビラーはエレベーターに乗るのが嫌なのである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、一方響は親友の未来と一緒にお好み焼きを食べ終わり、帰路についていた。

 

(最近はびっくりすることがいっぱいあったなぁ。シンフォギアでノイズと戦うことになったし、宇宙人の存在も知っちゃったし、挙げ句自分が人間じゃなくて怪獣娘だったこととかショックだったなぁ。)

 

「響?」

 

「あ、いや、なんでもないよ。」

 

「そう?最近暗いよ。」

 

「いやぁ、ははは。」

 

響は誤魔化す。その時、ノイズが表れた!

 

「しまった、あいつの他にもいたのか・・・」

 

鎧の少女は響だけを狙ったのか、そんな事を言う。

未来は吹き飛ばされ身動きが取れずにいる。攻撃で吹き飛んだ残骸が未来に迫るが、響は未来を助けるために未来に秘密にしていたシンフォギアを纏う。

そして未来と残骸の間に入り残骸を弾き飛ばす。未来は響のシンフォギアの姿、残骸を弾き飛ばす人間離れした力を目の当たりに唖然とする。

 

「ごめん未来、後で説明するから逃げて。」

 

響はそう言うと、人気のない森の中に入っていく。

 

「響!」

 

未来は響を追いかけようとするが、

 

「未来ちゃーん!!」

 

「井口さん!?」

 

突然あらわれた井口(ビルガモ)によって止められる。

 

「速く逃げるです。」

 

「でも響が!」

 

「あの鎧があるのです。心配しなくても大丈夫です。」

 

井口(ビルガモ)の言葉に未来は聞くしかなかった。

2人はノイズから逃げて行く。

 

(とはいってもどうすればいいのです?私も未来ちゃんがいる前では力を使いたくないです。とはいってもd――)

 

「危ないっ!」

 

「ゑ?・・・って、あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!。」

 

井口(ビルガモ)は考え事をしていたが、その空きにノイズが近づいてきて驚く。井口は未来を横抱き(お姫様抱っこ)するとジャンプして、建物から建物へ移動する。未来は井口の絶叫と身体能力に驚く。

 

 

 

 

一方二課では、

「ネフシュタインの少女と響ちゃんが交戦中!」

 

「翼、奏、異次くん。すぐに出撃だ!」

 

「「了解!」ってあれ?」

 

翼と奏が返事するが、異次の姿はなく、奏の背中に張り紙が残っていた。

張り紙には[先に行きます]と書いてある。

 

 

 

 

 

 

 

 

響と鎧の少女の戦いはなおも続いていた。

 

「鈍臭ぇのがやってくれる!」

 

「鈍臭いが名前じゃない!私は立花響、15歳!誕生日は9月13日、血液型O型!身長はこの間の測定では157㎝!体重は・・・もう少し仲良くなったら教えてあげる!趣味は人助けで、好きな物はご飯&ご飯!後は彼氏いない歴は年齢と同じ!!」

 

「な、何を急にトチ狂ってんだ、お前!?」

 

突然の自己紹介に鎧の少女は動揺する。

 

「私達は、ノイズと違って言葉が通じるんだから、ちゃんと話し合いたい!!」

 

「だったら大人しくあたしに付いて来な。そしたら話でも何でもかんでも聞いてやるよ。」

 

「何で私を狙うの!」

 

「お前に答える義理はねぇッ!!」

 

お互い一歩も引かない状況。その時、空間がガラスのように割れた

 

「っ!なんだよ!」

 

「え!?なんですか!」

 

突然のことに驚く2人。割れた空間から出てきた女性は鎧の少女に飛び蹴りし、響の近くに着地する。

 

「あ、あなたは?」

 

「立花響ですね。私は異次美沙。評議会より派遣された怪獣娘です。始めまして。」

 

「こちらこそ、よろしくおねがいします。」

 

「てめぇらあたしを無視すんじゃねぇ!」

 

響と美沙が呑気に挨拶を交わしていると、鎧の少女がキレる。

 

「美沙さん、少し時間を稼いでもらえませんか?」

 

「わかった。久しぶりに暴れられるんだ。これ以上の喜びはないよ。」

 

異次は鎧の少女に向かって走っていくと、

 

「ソウルライド、ベロクロン!!」

 

怪獣形態になる。

 

(なんだコイツ、新手の人外か?)

 

まずは手始めに血祭りにしてあげる。

 

美沙ことベロクロンは両手を鎧の少女に向けると、指先からミサイルを出す。突然のミサイル攻撃に鎧の少女は被弾する。

 

「痛ってぇっ!なんだよお前は!!」

 

生物兵器。私、生物兵器だよ。

 

(生物兵器!?おいおい嘘だろ!?)

 

テリブルスラッシュ!!!

 

「ぐはっ!!」

 

ベロクロンは及爪型の光弾を出し、鎧の少女に命中させる。

鎧の少女はすぐに立ち上がるが、ベロクロンが近づいてきて思いっきり殴られる。

鎧の少女も鞭で反撃するが、ベロクロンは鞭に当たっても怯まず更に近づいていく。

 

(コイツ、痛覚がない!?生物兵器ってのは本当なのか!?」

 

そう考えてるとベロクロンに両腕を掴まれる。鎧の少女はベロクロンを睨むと、とあることに気づいた。

 

(口の中にミサイルが入ってやがる!!まさかっ!!)

 

鎧の少女の予想通りベロクロンは口からミサイルを出す。ゼロ距離でミサイルを受けた鎧の少女はふっ飛ばされる。

 

次、威力上げるね。半殺しにしてあげちゃう。

 

鎧の少女は心から恐怖を感じた。

 

「お前みたいな...お前みたいな奴がいるから...」

 

私、あなたを壊す。殺さない、壊すだけ!!!

 

ベロクロンは威力を上げたミサイルを連射する。ミサイルの攻撃で鎧の少女は更にふっ飛ばされる。

 

「美沙さん、後は任せてください!」

 

響はふっ飛ばされた鎧の少女に近づくとエネルギーを握りこんだ拳を鎧の少女に打ち込む。それと同時に腕の伸びていたギアがパイルバンカーの用に衝撃を与え、その衝撃に完全聖遺物であるネフシュタンの鎧が砕け鎧の少女は吹き飛ぶ。

 

「バカな!?ネフシュタンの鎧が!!」

 

鎧の少女は驚きを隠せない。

 

私、もっと暴れたい。けどしょうがない。だったら、応援する!!頑張れぇ!響!!

 

ベロクロンは時間稼ぎが終わったことを理解すると、響を応援する。

 

「お前ら、バカにしてんのか!このあたしを![雪音クリス]をッ!!」

 

鎧の少女、否、雪音クリスは自分の名前を叫ぶ

 

「そっか・・・クリスちゃんて言うんだ。ねぇクリスちゃんこんな戦いもうやめようよ。ノイズと違って私達は言葉を交わすことができる、ちゃんと話をすればきっと分かり合えるはず!(それにピースさんたちとも友好関係にあるし、暗井さんたちもいずれ戦うことになるけど今は仲良くなってるんだ。)」

 

私、生物兵器。だけど、人間と仲いい。友達いっぱいいる。人外だって言葉通じる。仲良く出来る!

 

「お前らくせぇんだよ!嘘くせぇ!青くせぇ!!吹っ飛べよ!アーマーパージだぁ!!」

 

響たちはクリスに戦いを辞めるように言うが、クリスは鎧を響に弾き飛ばし響の視界を遮る。

そして聖詠を歌い、シンフォギアを纏う。

 

「見せてやる、イチイバルの力をなッ!!」

 

クリスは両手にボウガン型のアームドギアを展開し響に弓を射る。響は被弾しそうになったが、ベロクロンが猛スピードで響を抱きかかえ、攻撃を避ける。

 

響、ごめん。手ぇ出した。許してほしい。

 

「いえ、助かりました。」

 

クリスは容赦なくガトリングガンを撃つ。ベロクロンは響を抱きかかえてるために攻撃ができない状況だった。

 

うー。ガトリングずるい。

 

「ハッ、てめぇが言うかよ!!」

 

その時、翼と奏が現れてクリスを攻撃する。

 

「翼さん!奏さん!」

 

そこにシノビラーも現れる。

 

「すまない、遅れた。」

 

「いや、私達もいま来たところだ。」

 

「響、美沙、無事か?」

 

「大丈夫です。美沙さんに助けてもらいました!」

 

私、痛覚ない。死ななければOKだ。

 

状況は5対1。ネフシュタインの鎧がない今、クリスが勝てる確率は少ない。

 

「命じたこともできないなんて、貴女はどこまで私を失望させるのかしら。」

 

その時、謎の声が聞こえた。全員が謎の声がした方を向くとソロモンの杖をもった謎の金髪女性がいた。

 

「フィーネ!」

 

クリスがその名を叫ぶ。

 

「もう貴女に用は無いわ。」

 

フィーネはネフシュタインの鎧を回収する。

ベロクロンはミサイル、シノビラーは手裏剣を使ってフィーネを攻撃するが、フィーネは自分の前にノイズを出して盾にして姿を消す。

 

「待てよ!フィーネ!!」

 

クリスはフィーネを追いかける。二課のメンバーは残ったノイズが街に行かないようにノイズを攻撃する。

ノイズがいなくなった事を確認すると、ベロクロンが口を開く。

 

金髪女逃した。私の責任。

 

「いや、こちらこそ遅れてすまない。」

 

奏者組はシンフォギアを解除し、怪獣組は人間態に戻る。

 

「あのフィーネという女性が黒幕なのか?」

 

「わからないけどクリスを送り込んできた奴なのは間違いない。」

 

「単独なのか、組織なのか。」

 

「クリスちゃん...」

 

「彼女の事を見つけ出さないと他国の連中に狙われるかもしれないしな。とりあえず基地に戻ろう。」

 

(美沙さん、戦ってる時と口調が全然違う...)

 

その後、未来は二課の人に説明を受け、見たことを言わないようにと警告と書類を書かされる。そしてビルガモはシノビラーに怒られるのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

町外れにある廃墟。フィーネはキリエロイドと話をしていた。

 

「いいのか?クリスを捨てて。」

 

「ええ。欲しいものは手に入ったし、命令の1つや2つ遂行できない奴など興味ない。それより怪獣娘や宇宙人は厄介な存在ね。」

 

「まさか評議会もベロクロンを送り込んで来るとは正気とも思えないな。」

 

「怪獣娘の中でも強者の奴と言っていたな。しかも無痛覚の戦闘狂とは。まあいい。キリエ、クリスを殺して。口封じよ。」

 

「キリキリキリキリ。」

 

キリエロイドはその命令を聞いて動き出す。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

橋の下、暗井の家。

 

「そうか、ベロクロンか。」

 

「ど、どうしますか?」

 

「とりあえず様子見で。二課とフィーネが争って全滅するのを待つ。」

 

「わ、わかりました。」

 

「それともう1つ、雪音クリスを捕まえてこい。彼女の身体にメルバのDNAを植え付けようとおもう。」

 

「り、了解。」

 

 

 

3つの勢力がクリスを探す。一体どうなるのか、それは誰もしらない。

 

 

 

 




暗井の出番が少なくなってる気がする...

新キャラクター

異次 美沙(いじ みさ)
ベロクロンの怪獣娘(超獣)
大学生で20歳。法学部で頭はいいが、戦うときは知能が低くなり闘争本能が高くなる。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。