戦姫絶唱シンフォギア 絶望の巨人【未完】 作:1052667
二課のメンバーは新たな基地、潜水艦に戻っていた。
『奏、医療科学ルームへ。シノビラー、武器のメンテナンスを。』
アナウンスが響く。
マリアのテロ宣言によって二課は騒がしくなっていた。
「シノ、緒川くん、君たちはマリアたちの行方について調べてくれ。」
「了解しました。」
「これが私の新開発だ。」
「奴らをぶっ飛ばせそうだな!」
「友里さん、今回の資料です。」
「旦那ー!悪いニュースがある!」
本当に騒がしかった。
そこに未来がやってくる。
「あ、未来ちゃん。響ちゃんになにか言うです。帰ってきてから沈んでるんです。仮眠室にいるです。」
ビルガモにそう言われた未来は響のところに向かっていった。
「奏、悪いニュースというのは?」
「それが、アサヒトに調べてもらったらあたしのギアはいつ壊れてもおかしくないらしい。」
「本当か!?」
「2年前から無理してたらしい。これからは戦力にならないと思うんだ。」
「そうか...」
今二課にいるノイズを倒せるのは13人。そのうち非戦闘員が2人、そして戦力外になった奏も入れると10人になる。
10人もいれば多い方だが、相手はソロモンの杖をもっているため油断はできない。
「敵はマリアたちフィーネだけではありません。ティガダークの部下であるイーヴィルが宣戦布告してきたこと。」
「響ちゃんを勧誘していたです。恐らく響ちゃんが計画に必要と考えるです。」
「響のクローンも作っていたわけだしな。」
そう、敵はマリアたちだけではない。絶望を好む暗井ことティガダークの部下が宣戦布告をしてきたのだ。
「とりあえず今は次に備えて置かないとな。」
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一方、マリアたちは...
「突如現れた第3勢力、イーヴィルと名乗ったあの子...」
「マリアも同じこと考えてるデスか。」
「そうだよね。」
マリアと翠ギアの少女[暁切歌]とピンクギアの少女[月読調]は同じことを考えていた。
イーヴィルの姿が彼女達に関係のある人物と瓜二つだったのだ。
「他にもシンフォギアじゃないのにノイズを倒せていた人がいるデス。」
「自分のことを生物兵器って言ってた。」
「生物兵器...」
そこに謎の人物がやってきた。
「彼女たちのことは専門家に聞きましょう。」
「専門家って誰デス?」
「私だ。」
そこに現れたのは全身ボロボロでフードを被った少女であった。
「私の名はキリエロイド。協力者だ。生物兵器の少女やイーヴィルティガについて説明しよう。」
キリエロイドはまず怪獣娘や宇宙人地区、ルルイエ人、ティガダークについて説明した。
「・・・怪獣娘。」
「では次にイーヴィルティガについて説明する。」
キリエロイドはイーヴィルティガについて説明し始めた。
「イーヴィルティガはティガダークのクローンに死んだ人間の魂を植え付けて生まれた存在。簡単に言えば[人外に生まれ変わった少女]だな。記憶はリセットされているが容姿や性格などは人間だったころに近い。」
「死んだ人間の魂...」
「まさか...」
「それにイーヴィルはティガダークが生きてる限り何度でも蘇る。もしかしたら記憶が蘇るかもしれないな。」
キリエロイドの説明を聞いて、マリアたちはとあることに気づいたのであった。
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ここは地下数百メートル。そこにはゲオザークがいた。ゲオザークはロボットであり、イーヴィルの移動基地でもあるのだ。
「あー!!お姉さまに会いたーい!!」
ゲオザーク内部ではゴルザが駄々をこねていた。
「お、落ち着いて。さ、作戦がありますからそれに従ってください。」
イーヴィルがゴルザをなだめる。しかしゴルザは駄々をこね続ける。
「会いたい会いたい会いたい会いたい〘中略〙会いたい会いたい!!」
「お、落ち着いて。」
「会いたい会いたい会いたい会いたい〘中略〙会いたい会いたい会いたい会いたい!!」
「だ、だから落ち着いて!」
「会いたい会いたい会いたい会いたい〘中略〙会いたい会いたい会いたい会いたい!!」
「落ち着きなさいよ。」
「!!」
突然イーヴィルの口調が変わったため、ゴルザは驚く。
「私達はマイクリエイターのために働く道具ですよ。プライベートは控えて。」
「あ、はい。」
「で、では作戦について説明しますよ。」
(口調が戻った!?)
「ま、まず二課の反応を見ましょう。それから――」
ゴルザは作戦を聞かされていたが、別のことを考えていたため、何回も聞き返すことになった。