戦姫絶唱シンフォギア 絶望の巨人【未完】   作:1052667

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暗影の激怒

 

路地裏。そこで未来とバキシムが女性を捕まえていた。

 

「放せ!私は食事をしていただけだ!」

 

女性はそう叫ぶが、そこには死体があった。死体には所々えぐれている。食事とはこのことだ。

女性は二課の職員に連行される。

 

「ティガが本格的に動き始めたことによってシビトゾイガーが野に解き放たれてる。」

 

「人間を食べる怪鳥...食べた人間に化けられるなんて。」

 

「幸いにもシビト達は銃で太刀打ちできるから大丈夫だが、数が増えると大変なことになる。」

 

すると弦十郎から連絡が入る。

 

『旧リディアン跡地でノイズ反応が出た!そこからじゃ遠いが急いで来てくれ!』

 

未来とバキシムは二課の職員が乗る車に乗って急いで旧リディアン跡地に向かうのであった。

 

 

================

 

 

旧リディアン跡地では響、翼、クリス、シノ、ビルガモ、ブラックキング、恐竜戦車がいた。

 

「ここでベロクロンが死んだんだよな...」

 

シノが悲しそうに言う。

 

「レーダーに反応ありです!人間2名とネフェリムです!」

 

全員がその方向を見ると、そこにはマリアとウェル博士、ネフェリムがいた。

 

「ネフェリム...」

 

「切歌ちゃんと調ちゃんは!?」

 

「あの二人ならお留守番ですよ、勝手なことをした罰でね。」

 

「それ組織としてどうなんです?」

 

「あなた方に言われたくありませんよ。こちらで調べさせてもらいましたがサボり魔(ビルガモ)に言われたくないですよ。」

 

「どこで調べたんです?キモいです。」

 

「それよりこのネフィリム、完全聖遺物でして活動のエネルギー源として他の聖遺物を食べるんですよ。そしてちょうどいいことにそこには聖遺物との融合症例が!」

 

「まさか、このバカを食べる気か!?」

 

「さあ?もしかしたら他のギアを食べるかも知れませんよ?」

 

「それなら怪獣娘の私たちが相手です!」

 

「いえ、あなた達の相手なら別にいますよ。」

 

するとウェル博士の後ろから誰かが出てくる。キリエロイドだ。

 

「キリキリキリキリ。」

 

「キリエロイド!」

 

「久しぶりだな小娘たちよ。」

 

「では、行きなさい!ネフィリム!キリエロイド!フィーネ!」

 

ネフェリムは響を狙い、マリアはクリス、翼、シノの3人、キリエロイドはビルガモ、ブラックキング、恐竜戦車を相手にする。

ネフェリムと響の戦いは響が優勢に見えたが、ウェル博士の言葉によって戦況は変わってしまう。

 

「なかなかやりますね、『人殺し』さん。」

 

「え?」

 

「そうやって君たちは、誰かを守るための拳で、僕と多くの誰かを、ぶっ殺しに来るわけだ!」

 

響の動きが止まる。その空きにネフェリムは響の腕を食べる。

 

「ヒャッハァ!パクついたぁ!!!」

 

ウェル博士は興奮している。

 

「立花!マリアそこを通せぇ!」

 

「おい、バカ!しっかりしろ!」

 

「気を確かにするです!」

 

そこで響に変化が起こる。

 

「グルル、ガァァァァァァ!」

 

響の叫びと共に、シンフォギアが解除され、怪獣形態になる。そして腕は再生されて全身真っ黒に。ここまでなら前の暴走と同じだが、今回は背中に羽が生えている。

 

「響ちゃんが暴走してるです!」

 

「いつもの怪獣形態じゃない、羽が生えてるぞ!」

 

暴走した響はネフェリムに向かって攻撃を仕掛けていく。ネフェリムは押されている。

するとそこに紫の光弾が飛んできて響はふっ飛ばされる。

 

「そ、そのネフェリムは私の獲物だ!」

 

イーヴィルティガがやってきた。しかし目が血走ってる。

響は起き上がるが、イーヴィルに鳩尾を蹴られてダウンする。

イーヴィルは巨人に変身すると、必殺技のイーヴィルショットを放ち、ネフェリムを爆殺させる。

ウェル博士はこれを見て、爆発の中からネフィリムの心臓を回収。

 

「撤退しますよ、フィーネ!」

 

「わかってるわよ!」

 

イーヴィルは無言でマリア達を追うが、起き上がった暴走響に殴られる。

人間態に戻ったイーヴィルは響に向かって銃を向ける。

 

「よせ、イーヴィル。私がやる。」

 

その声と共に金色の光線が響に当たり、響は眠りにつく。

声の主は元外部協力者の暗井だった。

 

「マ、マイクリエイター!どうしてここに...」

 

「199697からお前の境遇を聞いてな。こっちのことも終わったし、様子を見に来た。そして二課の諸君、久しぶりだな。」

 

シノと翼は無言で刀を向ける。

 

「今回は争いに来たわけではないよ。」

 

「それでもお前を捕まえる理由はある。」

 

「4体のシビトゾイガーが人間に化けていた。人間を食べることによってその人間に化けることができる奴らをお前はこの地球に持ち込んだ。抹殺対象として切る!」

 

「ここで争っても意味ないよ。」

 

「なぜだ?」

 

「双方無傷で済ませられるのに。お前達も戦力を減らしたくないだろう?」

 

「くっ...」

 

緊張感が漂う。

 

「フッ、じゃあ我々は拠点に帰るとしよう。111697の親友を作ってあげなくちゃいけないしね。」

 

暗井はイーヴィルの方に触れるとテレポーテーションで消えていった。

その後、バキシムと未来が遅れてやってきて、響は二課の医療科学ルームに連れて行かれた。

潜水艦の中でシノはビルガモが落ち込んでるのを見て心配で声をかける。

 

「どうした?」

 

「いやぁ...ティガダークとは友達なのです。敵とわかっていても辛いです。」

 

「そうか。・・・・・私の過去は知ってるよな?」

 

「えっ?まあ。私が対処したです。」

 

「あの事件は私のせいでお前に弟と親友を殺させた。上の命令だから仕方がなかったが、お前も同じことになるってことだ。」

 

「・・・・・・・・・・」

 

「だが今我々は二課に所属している。司令は寛大だから生け捕りにするかもしれない。二度と誰かの友達を失わせたくない。」

 

「・・・・・・・ありがとうです。私はいい親友を持ったです。」

 

「?、親友?誰のことだ?」

 

「相変わらずです。」

 

『司令、翼くん、奏くん、シノくん、医療科学ルームに起こし下さい。』

 

船内のスピーカーからアサヒトの声が聞こえてきた。

 

「すまん、行ってくる。」

 

シノは医療科学ルームに向かった。

 





響はゴルザからゴルバーに進化したぞ!
ちなみに111697はファイヤーゴルザ。
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