戦姫絶唱シンフォギア 絶望の巨人【未完】   作:1052667

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暗影の誘拐

 

二課の潜水艦の廊下。

響と未来が一緒にいると、たまたま通りかかったバキシムが話しかけてきた。

 

「あれ?ガーディー?」

 

「あ、バキシムさん。これから響と一緒にスカイタワーに行くところです。」

 

「早く行こう!」

 

「そうか。響、もしノイズが現れてもガングニールは使わないでよ。」

 

「わかってますよ。」

 

「それともう1つ。ガーディー、今度はお前が響を守る番だ。」

 

「はい。命に変えても。」

 

(響LOVEだな。)

 

バキシムは2人を見送る。彼女は2人の後ろ姿を自分の妹達の姿と重ねた。

 

『バキシム、ブラックキング、司令室に起こし下さい。』

 

「えっ、なにかしたっけ?」

 

バキシムは司令室に行くと、響、未来、以外のメンバーがいた。

 

「司令、全員揃いました。」

 

「よし、会議を始めようか。」

 

「「会議?」」

 

シノと弦十郎のの言葉にブラックキングとバキシムは首をかしげる。

 

「ルルイエやFISといった敵に対抗するために怪獣娘を8人増やすことになったんだ。」

 

「それで人選をどうするかなんだが資料がありすぎてな。」

 

「なるほど、誰を選ぶかですね。」

 

「この中から8人ね...」

 

試料は沢山あり、ノイズと戦闘可能の怪獣娘の数に驚く。

それから数時間が立った。

 

「やっと8人決まった...」

 

「疲れた...」

 

「デスクワーク辛いです。」

 

「戦いたい...」

 

上から翼、クリス、ビルガモ、恐竜戦車である。シノは選んだ8人の資料を見る。

 

「これを議長に提出するんですね。まあ、5人は音楽好きなので...」

 

「ああ。元々は奏者候補の子達だったがまさか怪獣娘だったとは。」

 

「こいつら表舞台でアイドルグループやってたからな。にしてもここには事務作業苦手なやつが多いな。」

 

「ああ、シノくんと緒川くんがほとんどやってくれたな。」

 

そんな会話をしていると、警報がなる。

 

『スカイタワーにノイズとシビトゾイガーが現れた!』

 

そのアナウンスと同時に力尽きていた奏者や怪獣娘が起き上がった!

 

「スカイタワーといえば響とガーディーが一緒に行ってるじゃないか!」

 

「早く行かないとまずいです!」

 

「よし、ヘリを出すぞ。出動だ!」

 

弦十郎の指示を聞いた奏者と怪獣娘はすぐに移動を開始する。

 

「ん?クレージーゴン?君は非戦闘員だな。何処へ行くのかな?」

 

「あ、いやぁ〜、この騒ぎを利用して響さんの身体を手術(改造)しようかと...」

 

「はぁ、持ち場に戻れ。」

 

 

================

 

 

二課の出動から少し遡る。

響と未来はスカイタワーで楽しんでいた。

 

「ねえ、あの2人って。」

 

「ああ。間違いない。」

 

すると後ろにいた男女が響達を見て反応をしていた。

 

「どうする?」

 

「ここは人目が多い。人間の数が少なくしてからだ。」

 

「了解。」

 

男女はそう会話し、響と未来を尾行する。

響と未来は久しぶりにデートしていた。しかし、その楽しい時間は長くは続かなかった。

 

「あれ?なんか私たち以外の居なくない?」

 

「確かに。さっきまで沢山人いたのに。」

 

「彼処のカップル以外いないね。」

 

するとその場に残っていた男女が響たちに近づく。

 

「立花響さんと小日向未来さんですね?」

 

男性が2人に聞く。

 

「そうですけど、あなた達は?」

 

未来は疑いの目を向ける。

 

「あら?シビトゾイガーですよ。」

 

女性がそう言った瞬間に、男女は怪鳥の姿になる。

響はシンフォギアを纏おうとするが、未来に止められる。

 

「ここは私が。ソウルライド、ガーディー!」

 

未来は怪獣形態となる。

 

「イグジット、お前は響を狙え。」

 

男性だった怪鳥は女性だった怪鳥[イグジット]に命令をだす。

 

「させないっ!」

 

「グェッ!」

 

未来は尻尾でイグジットを叩き落とす。

 

「響!先に逃げて!」

 

「でも...」

 

「お願いだから逃げて!私だって戦える!」

 

響は納得はしなかったが、未来に言われるがままに逃げることにした。

シビトゾイガー達は人間態になる。

 

「残って良かったの?」

 

「勿論。響を守りたい。だから逃したの。」

 

「フッ、あの女が逃げた先には3体のシビトゾイガーとイーヴィルがいる。それに今俺たちがお前を食えば、あの女に絶望を与えられる。」

 

「響に、絶望なんてさせないっ!」

 

その時、ものすごい爆発音がした。それと同時に地面が揺れる。

 

「これはっ!」

 

「ノイズかっ!」

 

「ここに来たのは私たちだけじゃないの!?」

 

すると天井が崩れ、男性のシビトゾイガーは瓦礫に押しつぶされる。イグジットの方は窓をかち割り、怪鳥となって脱出した。

 

「嘘でしょ...」

 

 

================

 

 

一方、響は戦闘禁止命令を破り、3体のシビトゾイガーとイーヴィルを相手にしていた。

 

「た、立花響さん!こちら側(ルルイエ)につけ!」

 

「嫌ですよ!」

 

響は抵抗するが、人間態のシビトゾイガーに捕まってしまった。

 

「離して!」

 

響が捕まったことを確認したシビトゾイガー達は人間態になる。

 

「で、では帰りますよ。」

 

イーヴィルが帰ろうとしたとき、無数のレーザーや弾丸がイーヴィルに被弾する。

 

「ヒャッハー!!血祭りだぁぁぁ!!」

 

恐竜戦車が放った攻撃により、イーヴィルはふっ飛ばされる。

それと同時に響を掴んでるシビトゾイガーの首が飛ぶ。翼だ。

 

「ちょ、どうすんのコンシーティド!」

 

「退却に決まってるでしょ!ターボ、イーヴィルを運べ!」

 

「まったく、やられ役なナンバー2だな!」

 

ターボと呼ばれたシビトゾイガーは怪鳥形態となり、倒れているイーヴィルを前足で掴む。ルルイエ組が姿を消した後、二課のメンバーは未来を探していた。

シノはスカイタワーの監視カメラのデータをハッキングし、未来とシビトゾイガーの戦いの映像を見つける。

 

「響、未来の消息がわかった。スカイタワーの瓦礫で身動きが取れなくなった所をマリアに連れ去られたようだ。」

 

「そんな...」

 

「自分を攻めるな。」

 

「とりあえず潜水艦に戻るぞ。」

 

「未来ちゃんのソウルライザーの反応を探るです。」

 

シノと翼に慰められる響。響はそれでも自分のせいだと思っていた。クリスとビルガモも心配する。

 

 

================

 

 

シビトゾイガーのコンシーティド、ターボ、イグジットが拠点に向かっていた。イーヴィルはターボの前足に鷲掴みにされている。

 

「また任務失敗でティガ様に怒られますよ。」

 

「同族が2人もやられたしね。」

 

「状況最悪。」

 

「にしてもなんで響が計画に必要なんだろう?」

 

暗井に計画は部下ですら知らなかった...

 





怪獣娘達からの393の呼ばれ方

シノ、バキシム、ガラオン、恐竜戦車
→ガーディー

ビルガモ
→未来ちゃん

クレージーゴン
→未来さん

ブラックキング
→未来
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