戦姫絶唱シンフォギア 絶望の巨人【未完】   作:1052667

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怪獣の出撃

 

響達が現場に着くと、そこには驚く光景があった。

血を流して倒れているバキシム、大剣を突き刺されているブラックキング、バラバラになっているビルガモ、ビルガモの腕を持ってる親友。地獄絵図だ。

 

「未来。」

 

「響。」

 

「なんで戦うの?このままじゃ死んじゃうんだよ?」

 

「未来を助けたいから!」

 

「響ちゃん、気をつけるです!未来ちゃんのビームには聖遺物を分解する力があるです!」

 

頭だけのビルガモが忠告する。

 

「なんでなんでなんでなんでなんでなんで!!」

 

未来の撃ったビームが周囲の鏡で反射して頭上にどんどん収束していく。しかし響は無視して未来に抱きつく。

 

「ひ、響?」

 

「大丈夫、私は大丈夫だから。ありがとう未来。」

 

頭上のビームが2人に落ちてくる。

 

「―――だから笑って。」

 

響はそう言って気絶した。ビームの影響で響の身体からガングニールの結晶は消え、未来も正気に戻る。

 

「あああああああ!?私のモルモット()がぁぁぁ!?」

 

バキシムの応急処置をしているクレージーゴンがなんか言ってるが無視。ブラックキングはガラオンに応急処置されてる。

 

「響ちゃんも身体が戻ったです。未来ちゃんも正気に戻ったです!」

 

「よかった...」

 

 

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時は流れ...

 

「バキシムとブラックキングは治療中。幸いにも命に別状はありません。ビルガモは...ほっておいても大丈夫でしょう。響さんの身体からは聖遺物が消えてます。ガーディーは特に怪我はありませんが疲れが溜まってるようです。」

 

「なるほど。それで調君と言ったね。詳しく聞かせてもらおうか。」

 

調の話を簡単に言えばこうだ。

 

アメリカが月の軌道がおかしいのに気づくが隠蔽する。

それに気づいたFISはなんとかしようとアメリカから離反して活動開始。

それで月を正しくする装置がフロンティアで、ネフィリムを核としてそれを使って世界を救う予定。

しかし途中からウェル博士が暴走を開始、それで調は離反。

マリアと切歌は世界を救うためになりふりかまってられないとウェル側についたとのこと。

 

「FISはフロンティアを浮上させてしまったわ、本当にの戦いはこれからよ?」

 

「FISの企みなど私が止めてみせる、心配は無用だ。」

 

「しかし翼、こちらの戦力は少ないぞ。バキシムとブラックキングとビルガモと響さんが戦線離脱。現在の戦力は翼、私、クリス、恐竜戦車の4人だ。ガーディーも回復すれば行けると思うが...」

 

「それなら私に考えがあります!」

 

響が声を出す。

 

「ギアの無い響君を戦わせるつもりはないぞ?」

 

「私にはギアが無くても、怪獣娘として戦います。」

 

「よせっ!響さんは怪獣娘として戦ったことはない。暴走のときに変身しただけだ!」

 

「大丈夫です!それと捕虜の調ちゃんに協力してもらいます!」

 

「捕虜に出撃要請って、どこまで本気なの?」

 

「もちろん全部!」

 

「あなたのそういうところ、好きじゃない、正しさを振りかざす偽善者のあなたが。」

 

「若いねぇ〜。」

 

突然の声に全員振り向く。そこにいたのはメトロン星人メル(仮釈放)だ。

 

「監視対象!なんでここにいる!?」

 

「普通に入った。セキュリティ甘いんだよね〜。」

 

シノが刀を構えるが、翼に止められる。

 

「ああ、ごめん。話の途中だったね。続けて。」

 

(空気ぶち壊しやがったな...)

 

「俺たちの目的はフロンティアを止めること、そっちは仲間の暴走を止めたい。過程はどうあれ結果的には同じだ。君はこの後どうしたい?」

 

「みんなを助けるためなら、手伝ってもいい。だけど信じるの?敵だったのよ?」

 

「敵とか味方とか言う前に子供のやりたいことをやらせてやれない大人なんてカッコ悪くて叶わないんだよ。」

 

「師匠!」

 

弦十郎は調にギアを返す。

 

「私も協力してもいいか?若いのに頼りっきりなんて年寄りの面が汚れるよ。」

 

「誰がお前なんかにっ!」

 

「いいぞ。」

 

「なんでっ!?」

 

「シノ、司令の性格忘れたか?」

 

「そうだった...」

 

「・・・相変わらずなのね」

 

「甘いのは分かってる、性分だっ!?」

 

「どうしました?」

 

「いや...なんでもない。」

 

「シノ、未来の様子はどうだ?」

 

「もう少し身体の調子を見たら前線に戻れる。」

 

その時、シノのソウルライザーに連絡が入る。

 

『聞こえますか?』

 

「え?アダドさん?」

 

「店長?」

 

『今FISに潜入してるんだけど、シビトゾイガーの群れに襲われている。敵はノイズだけじゃない。気をつけて。』

 

「わかった。」

 

シノは連絡を切る。

 

「アダドさん、スパイだったんだ...」

 

「調ちゃん、ハッチまで案内してあげる。急ご!」

 

「では、私はこの子達の援護に行ってくるよ。」

 

「恐竜戦車、シビトゾイガーとノイズを頼む。」

 

「クリス、援護しろ。ガーディーが来たら我々も出撃する。」

 

調、響、メルがハッチに移動する。

 

「Various shul shagana tron」

 

「ソウルライド、ゴルバー!」

 

「行くぞ!」

 

3人は飛び出す。さあ、戦いだ!

 




ブラックキング、バキシム「出番終わり?」
恐竜戦車、ガラオン「セリフあった?」
ダダ、メル「久しぶりの登場だ!」
シノ、ビルガモ「通常運転。」
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