戦姫絶唱シンフォギア 絶望の巨人【未完】 作:1052667
オルタナティブティガはキリエロイドに掴みかかる。
「キリキリキリ」
「デェアッ!」
オルタナティブはキリエロイドの腕にチョップを入れ、腹に蹴りを入れる。
「キリッ!」
(私はマイクリエイターに蘇らせてもらった。今まで自分がやったことも正しいことだと思ってた。でも違ったんだ。記憶を取り戻してから今までの後悔がつきなかった。だから私は罪滅ぼしをしたい、自由になりたい、正しいことをしたい!)
オルタナティブはブレードを出してキリエロイドの身体に突き刺すと、距離をとり、必殺技の赤い光線[オルタナティブショット]を放つ。光線を受けたキリエロイドは爆発する。
「ぐぁぁぁぁ!」
キリエロイドはキリエの姿に戻り、オルタナティブもセレナに戻る。
「貴方は生きすぎました。楽にしてあげます。」
セレナは手から虹色の光線を出してキリエに当てる。
キリエロイドはキリエル人という生命体がキリエという死体に乗り移っている状態である。そしてキリエル人の魂が浄化され、キリエはただの死体に戻ったのであった。
「さて、ウェル博士。貴方を唯一英雄視していたキリエロイドは居なくなりましたよ。」
「こんな所で終われるものかぁ!」
マリア、響、セレナを前に逃げ出すウェル博士。しかし逃走を遮る者がいた。
「逃しませんよ、ウェル博士。」
そこにはFISに潜入していたダダが1人の人物を横抱きしていた。
「ダダさん!それとその人は...?」
「ナスターシャ教授です。この人は安全な所に運びますので皆さんは
その光景を見てマリアは安心から涙を流す。
その空きにセレナが絶句していたウェル博士に近づき、手刀で気絶させる。
「フロンティアの動力はネフィリムの心臓、それを停止させれば... お願い、戦う資格のない私の代わりに、お願い!」
その時、床に穴が空き、穴から弦十郎と緒川が出てくる。
「師匠!」
「弦十郎さん!」
「弦十郎殿!」
「ああ、構わん。そっちも任せてもらっていいか?」
「ウェル博士ですね。構いません。」
「ウェル博士達は俺たちに任せろ、だから響君は――」
「ネフィリムの心臓を止めます!」
「私はマイクリエイターの所に戻ります。敵同士なのを忘れてました。」
セレナはウェル博士を緒川に渡すと、どこかへ行く。
それに続いて響もネフェリムがいるであろう場所に行く。
「弦十郎殿、宇宙人地区は反重力光線を使って月の落下を遅らせています。」
「わかった。俺の合図で解除できるか?」
「はい。」
「ん?マリア君はどうした?」
「やることがあるそうですよ。あの様子だと何か考えがあるかもしれません。」
それを聞いた弦十郎は携帯を開く。
『私の名はマリア・カデンツァヴナ・イヴ。月の落下がもたらす厄災を最小限に抑えるため、フィーネの名を語った者だ。』
マリアは全世界に何やらメッセージを送っているようだった。その画面に写っているマリアの表情は覚悟を決めた顔になっていた。