戦姫絶唱シンフォギア 絶望の巨人【未完】 作:1052667
二課の本部
奏の退院パーティーが行なわれていた。
「無事に怪我が治って良かったな。」
「ああ、それでこの後なんd[purururu]わりぃ旦那、電話だ。」
奏の携帯から電話がかかってきた。どうやら非通知のようだ。
「もしもし?どちらさん?」
『ティガダークだよ。』
「!!」
突然ティガダークからの電話に奏は驚くが落ち着いて携帯の音声をスピーカーにし、二課の人達に聞こえるようにする。
「で、なんの用?」
『明日の午前中暇?』
「暇だけど。」
『ちょっと相談したいことがあって。他に頼れる人いないし。』
「いいけど。」
『やったー!じゃあ明日の午前10時にふらわーってお好み焼き屋に来て。待ってるよー!』
そう言って電話は切れた。
「なんであたしの携帯の番号しってんだよ。」
「奏、まさか本気で行くのか?」
「もう行くっていちゃったしなぁ。」
「緒川くんに後をつけさせよう。そのほうがいいな。」
次の日
奏はふらわーに入ると、奥の席から手を振られた。
「やっほー。待ってたよー!」
「・・・・・」
奏は席につくと、早速本題に入る。
「で、あたしを呼んだ理由は?」
「それなんだけどさぁ。名前を考えるの手伝ってくれない?」
「へ?」
「戸籍を作るんだけど、ティガダークじゃまずい気がするから。」
「なるほど。じゃあ.....暗井 闇とかどうだ?(ソッコーで考えた)」
「!!! ありがとう! 今日から私の名前は暗井闇だ!」
ティガダークこと暗井は大はしゃぎ。そんな暗井を見ながら奏は心の中で
(意外と子供っぽいな。)
と思っていた。
そんなこんなで雑談しながらお好み焼きを食べる2人。食べ終わってお会計をすませて店を出たとき、暗井が口を開く。
「そうだ!渡したいものがあるから家まで来てくれない?」
「家って拠点のことか?」
「いや、拠点と家は別。拠点に住むと死と隣り合わせだから。」
「そんなにやばいのか?」
「やばいのだ!」
2人は大きな川にかかる橋の下に来た。
「ようこそ、マイホームへ!!!」
「橋の下じゃねぇか!」
橋の下には古くてボロボロのプレハブ小屋があり、ドアがないため出入り口にはカーテンがついていた。
暗井がプレハブ小屋のカーテンを開け、中から妙な注射器を出す。
「お前それをどこで!」
「いきつけの酒場でよく賭けで使われているのをもらってきたんだ。」
(なんでもありか。)
暗井のだしたものはLINKERというものでシンフォギアの適合率を上げるものだ。
こんないいものをもらってもいいのかと思いながら奏はLINKERを受け取る。
「なぁ、やっぱり二課に入らないか?」
「ん〜。前の青い子にも言ったけどいずれ敵になる組織に行くバカがいると思う?」
「いないな。」
「今日は付き合ってくれてありがとう。」
「次も楽しみにしているよ。」
「じゃあね。私は拠点に行ってくる。」
そう言って暗井はテレポーテーションを使い、拠点につく。
拠点に戻った暗井は実験室に行き、実験体の情報を見た。
「この2人は闇と絶望が頂点に達しているのに闘争心がない。変身はできそうにない。」
暗井はカプセルに入っている2人の人間を見つめる。
「ゴルザとガーディーのDNAを埋め込んでも闘争心がなくては意味がないのかぁ。とりあえず私関連の記憶を消して自由にするか。結局実験は失敗になったけど計画は着々と進んでる。全てはあの御方のために...」
・・・しかし2年後、実験の結果が間違いであることがわかるのだが、それは別の話。