戦姫絶唱シンフォギア 絶望の巨人【未完】   作:1052667

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GX編
術師の雑音


 

地下数百メートル。

そこにはゲオザークがいた。その内部。

 

「準備は整った。この星を絶望に染め、ゾーア様を蘇らせるときが来た!」

 

「いえーい!」

 

「やっとね。」

 

「時間かかりすぎでしょ。」

 

「たしかに。」

 

「ハラヘッター。」

 

暗井の演説にシビトゾイガーが口々に言う。

 

「攻撃開始は明日。セレナにもここに来るように伝えて。」

 

「了解。」

 

すると1人のシビトゾイガーが挙手をする。

 

「どした?」

 

「フィーネ、FIS。これらのように奴らのような第三勢力が出てくるかもしれません。それに関しては何か?」

 

「対抗策は考えてる。」

 

「ふーん。」

 

「さて、私はロンドンに行く。明日に備えてな。コンシーティド、フール、ついてこい。」

 

「はーい。」

 

「何をするんで?」

 

「風鳴翼。こいつに強い絶望を与えようと思う。彼女の心を絶望に染めるのだ。長女!お前たちは響捕獲作戦を頼むよ。」

 

「あいよー!」

 

 

 

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ロンドン。

そこでは明日行われるツヴァイウィングとマリアのスペシャルライブの準備が行われていた。

楽屋の1つでマリア、翼、奏、メル、そして新メンバーの怪獣娘、異次元列車がいた。

 

「若いの、気持ちはわかるよ。」

 

「同情しなくても大丈夫よ。」

 

マリアは[国連所属のエージェントで聖遺物を悪用する者の野望を食い止めるために潜入捜査を行っていた]という設定のもと、アイドルを()()()()()()()

マリアは不満を持つが、言うことを聞くしかなかった。

 

「平和には象徴が必要なんだ。裏に何があるか、知らないほうが幸せなことだってある。」

 

「理不尽な世の中ね。」

 

「ま、しょうがないさ。お二方はどうした?」

 

翼と奏はネットニュースを見ていた。フロンティアの1件で宇宙人地区の存在を暴露しなくてはなくなり、ネットでは宇宙人や怪獣娘について賛否両論。怪獣娘の存在も明るみになった。ただ、日本で二番目に人気のアイドルグループのメンバーが全員怪獣娘だったこともあり、否定的な意見は少数派だ。

 

「怪獣娘は人間として見られてるのが嬉しくてな。」

 

「響と未来も怪獣娘だから少し心配していたんだ。」

 

「そりゃ良かった。宇宙人はともかく怪獣娘が迫害受けるなんてとても耐えられないな。」

 

「怪獣娘の3分の1の原因はお前だろ。」

 

メルの言葉にツッコむ異次元列車。

メルは昔、商売のために多くの人間をさらって怪獣娘にしていた。そんな彼女がS.O.N.G.に入隊したということに多くの宇宙人と怪獣娘が不満を抱いだいていた。

異次元列車もその1人で、メルのことを嫌っている。

そこにシノが楽屋に入ってくる。

 

「マリア、私はこれから日本に帰るが、セレナに伝えたいこととかある?」

 

「そうね。『しばらく会えてなかったからライブが終わった後にご飯でも食べに行こう』って伝えて。」

 

「了解。伝えとく。」

 

「シノ、司令によろしくな。」

 

「はい。」

 

シノはそう言って楽屋から出ていき、外に停まってあるシャトルに乗り込む。

シャトルは浮いて発進する。日本に向かって...

 

 

 

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日本。

セレナは橋の下で考えごとをしていた。

 

「姉さんのライブを見たいけど... ここテレビ通じないし、切歌ちゃんや調ちゃんに頼もうかな?」

 

そこに、ゴルザともう1人がやってきた。

 

「イーヴィルちゃーん。ティガ様から集合命令が来たよ!」

 

「え!?もう?」

 

「そだよー。」

 

「わかった。準備するからちょっと待ってて。」

 

セレナは荷物をまとめる。そしてとあることに気づく。

 

「えっと... 誰!?」

 

ゴルザの隣にいる人物。その人物の外見は小日向未来にそっくりで、髪の毛が赤色で目が金色だった。

 

「この子はメルバ!友達が欲しいって言ったらティガ様が作ってくれたの。」

 

「マイクリエイターが!?」

 

「うん。未来ちゃんのクローンだって。」

 

「え、えっと。よろしく。」

 

「・・・・・・・・」

 

メルバは無言。

 

「ごめん。メルバちゃんは私以外とは会話したくないらしいの。」

 

「そ、そうなんだ。」

 

「さ、行こう。イーヴィル。」

 

「あ、それなんだけどセレナって呼んで。」

 

「なんで?」

 

「人間だった頃の名前よ。マイクリエイターから聞いてない?」

 

「聞いてない。じゃ、よろしくねセレナちゃん。」

 

 

 

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海の上空。シャトルが日本に向かって飛んでいた。

そのシャトルの内部。

 

「私もライブ見たかったなぁ。」

 

バキシムが言う。

 

「我慢しろ。仕事や任務は真面目にするべき。」

 

「私が年上なのわかってる?」

 

「上司は私。」

 

その時、シャトルが突然揺れた。

 

「何かしら?見てくる。操縦おねがい。」

 

バキシムが席を立ち、ドアを開ける。するとその先の光景に驚く。

 

「ノ、ノイズ!?」

 

バキシムの言葉に操縦していたシノもその方向を見る。

そこには全滅したはずのノイズがいた。そして1人の少女がノイズに紛れていた。

 

「死んでもらうぞ、怪獣娘。」

 

バキシムは怪獣形態になると手からミサイルを出し、ノイズを攻撃する。

ノイズはミサイルによって怯むが、灰にならずにバキシムたちに近づく。

 

「これでもくらえ!」

 

バキシムは頭部の角をミサイルにして飛ばす。ノイズはふっ飛ばされるが倒せなかった。

 

「ダメージは与えられるけど倒せない!?」

 

バキシムの周りにノイズが集まってくる。

 

「うわぁぁぁ!!」

 

バキシムはノイズ触れてしまい、赤い塵になって死んだ。

それを見たシノはシャトルを自動操縦に切り替えて反撃を開始する。

洗脳光線をノイズにあて、操ろうとしたが効果はなかった。

ノイズの1体がシノの手に触れ、塵にさせる。シノはすぐに腕を再生させる。

 

「再生能力か...」

 

(不味い!この事を皆に知らせないと!)

 

シノは操縦席のコンピュターに振れる。

しかしノイズが突進してきて、腕と足が塵になる。

 

「興味深いな、怪獣娘。」

 

「私の名は緒川忍、怪獣名はシノビラーだ。」

 

シノは腕と足を再生させるが、再生させた所からノイズが触れてくる。

 

「貴様!何が目的だ!」

 

「世界を分解、万象黙示録を完成させる。」

 

「そうは... させんぞ!」

 

その後、シャトルは海上に墜落した。

 

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